櫻井祐子のレビュー一覧
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「「タンパク質欲」を満たすまで私たちはとまらない。」という帯に惹かれて読んでみた。
様々な仮説を作り、いろいろな実験から膨大なデータを取得して検証し、論理的に分析するというサイクルを長年回し続ける姿には頭が下がった。
脂肪と炭水化物の摂取を制御する能力よりタンパク質欲が強いから食べ過ぎてしまうということは知らなかった。今回得た知識をダイエットに活かしたい。
<印象に残った点>
・ヒトはバッタ同様、ターゲット量のタンパク質を摂取することを優先させる。このターゲット量を達成するために、炭水化物と脂肪を過剰に摂取し、肥満のリスクを負っている。
・「低タンパク質/高炭水化物食」で飼育されたハエが -
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生命を維持するために欠かせない食。食を科学的に分析し改善しするアプローチー提示する一冊。
昆虫、動物実験では本能的に食べたいものを食べることでバランスをとっている。しかし人間は超加工食により欲求に任せて食べると健康を害すること、故に健康を意識した食べ方を強いられている状況を認識できた。
健全な体を保つにはタンパク質を年齢に応じて適性な摂取料を考慮して摂る必要性や、脂肪や炭水化物とのバランスを保つことの重要性を学べた。換言すれば超加工食品を極力避けた上で本能のまま食べると健康を維持できるとも解釈できるが現代の食品環境においては難しいとも感じる。
超加工食品を避け、タンパク質や食物繊維を積極的に取 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ少し前に話題になっていたので読んでみた。
35年以上の研究を経て、食欲の謎に迫った本。
結論から言うと、もっと早く読んで食生活を改善しておけばよかった。
本の9割はさまざまな事実の解明とそれに至ったあらゆる実験について書かれてあるので、途中で少し飽きてしまったけど、根拠を示すという意味では重要だし、科学的なアプローチに興味がある人には面白いのかも。
結論だけ見たい人は、最後の1割読めば実生活に活かせそう。
★一番のポイント
タンパク質は大事だけどとにかくたくさん摂ればいいというものではなく、ターゲットを決めて摂るのが大事。また、人生のフェーズによってターゲット分量も異なる。低タンパク・高 -
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権力を良いことに使うためには、良い人に権力を与えなくてはならない。これが始まりの言葉です。
分析とデータを活用し続けることで、権力を手に入れることができます。権力は万能なツールであり、政治的スキルの有無によって今後の出世が左右されます。この本では、それらを身に付けるための法則が紹介されています。
まずは自分の物語を書き換えることから始めます。何が何でも成功すると言う決意、権力から逃げないことを肝に銘じ、自分自身をブランディングしていくことが大切です。
たまに、自分らしさやオンリーワンを主張する人がいますが、唯一や希少性と言うものは、集団の頂点に位置するものこそが、真のオンリーワンを意味しま -
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●=引用
●フェスティンガーは、このすべてをどう解釈したのだろう? 人は何かの信念に傾倒すればするほど信念のために犠牲を払えば払うほどその信念が誤っているという証拠をますます受け入れがたく感じる。だから信念を捨てたりしない。ますます傾倒するのだ。
●ハリスは反発した。ことさらに一般市民を狙ったわけではない。ドイツ軍の戦争継続を可能にしていたすべてものの生産体制を狙ったのだ。それが爆撃のそもそもの目的だった。今言ったように、ドイツ全土の潜水艦建造施設や軍需産業、そこで働く人々を破壊することが目的だった。私に言わせれば、彼らは全員が現役兵だった。軍需物資の生産に携わる人々は、現役兵として扱われ -
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新しいものごとは
要素を組み合わせる方法が新しい
ブレストは創造的ではない。
参加者の域を出ない箱の中の思考になる
Think Biggerは箱の外で広げる
アイデアを考える前に
課題を考え抜いてそれで本当に合っているのか?を徹底的に問うべき
※階層分析
UP 環境に害をなすあらゆるものを減らすには?
UP あらゆる汚染を減らすには?
課題 プラスチック汚染を減らすには?
DOWN 国内のプラスチック汚染を減らすには?
DOWN この市のプラスチック汚染を減らすには?
多くの領域にまたがって探索し
先行事例の戦術を収集し
それらを組み合わせて新しいイノベーションを生み出す能力と好奇心が -