羽田圭介のレビュー一覧

  • その針がさすのは

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    ネタバレ

    まずは女性側で不妊治療を経験した視点からの感想として、、

    男性側が、不妊治療に向き合う上での心情の変化がとてもリアルに感じた。
    上手くいかなかったことを受け入れる覚悟をした矢先。本来は喜ばしい妊娠発覚だが、奥様の心境の変化にもついていけず、取り残されたような感覚に。最後は突拍子もない行動に出るも、結局は変化してしまった世界を受け入れる覚悟をしたのかな?と読み取りました。

    周りの人間に色々な変化・出来事が起こる中で、最後まで回収されないことも多く、どういう感情で読めば良いものか難しいなとも思いましたが、いろんな感情が交錯しよくわからなくなってるところが、人間のリアルだな〜と思い、一気読みさせ

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    2026年02月15日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    内容は良いが伝わりにくいと思った。
    目的のない自重トレーニングをやたら美化して、アスリートのトレーニングより精神的に優っているなどと考えてるところは、まさに自慰行為だった。

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    2026年01月29日
  • 滅私(新潮文庫)

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    ミニマリストで、「身軽生活」というウェブサイトを運営する冴津武士。
    最小限のもので暮らすライフスタイルを推奨するという仕事をしていたが、
    過去の過ちに翻弄されていく物語。

    ミニマリストとして生活していく中、最後に過去の過ちから、
    とんでもないことにという感じですが、なんかよくわからないというか、
    あんまし、最後の方は理解して読めていなかったことが自分の中で残念。

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    2025年12月31日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    【あらすじ】
    ・得意なもの、誇れるものも特になく、5年間続けた仕事もやめ、母と祖父と3人で暮らしている30歳ぐらいの男、健斗が主人公である。メリハリのない日々を送っていく中で、肉体・精神的に弱っていく、「じいちゃんなんか、早う死んだらよか」が口癖の祖父の姿を見て、感じることがでてくるのであった。「日々やることがなく、睡眠と覚醒のはざまをいったりきたりしながら、全身の痛みに悩まされている祖父にとっての生きる意味とはなんなのか」。高齢者にとっての尊厳死が現実味を帯びて感じられるようになり、間接的に祖父の尊厳死をかなえてあげたいと思うようになる。そのために健斗がとった方策は、徹底的に祖父の介助をして

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    2025年12月30日
  • その針がさすのは

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    同世代なのと、馴染みある街中野が舞台なのもあってか吸い込まれて一気に読んだ、個人的にはすごく読みやすくて面白かったな。不妊治療もだし、マッチングアプリで既婚者が…とかも。

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    2025年12月26日
  • 走ル

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    ネタバレ

    八王子に住む高校2年生の本田は陸上部の練習に自転車で向かう。そのまま北に走り続けて、ついに青森へ。
    学校もさぼり、彼女や友達にも風邪と嘘をつきながら、ただ走り続けていってしまう。観光するわけでもなく、ただ走り、走っていることに反応がよかった小学校の時の知り合いにメールを送り、彼女には反応が悪いからと嘘を突き通す。仲間たちとのくだらない会話も嫌いではないんだろうけど、行ったことのないところに気の赴くまま行ってしまう。考え方や会話に知性の高さも感じるが、なぜか帰る方向には進めない。
    やっていることがよくわからないけど、これが高校生なんだろう。

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    2025年11月29日
  • 羽田圭介、家を買う。

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    家の設計とか、インテリア的なことではなく
    資産としての不動産を購入する感じ。

    でも、真剣だから、ローンのことや
    銀行融資の話もバンバン書いてあって
    本当に考えている人にとっても
    How To が役に立つかもしれない。

    私は単に建築として「家」が好きなので
    そこは思っていたような内容ではなかったが
    著者が幼少期から住んできた家についても
    間取りとか載せてくれていて嬉しかった。
    あと、融資通らなかったり
    資産増やそうとして株で失敗したりは
    失礼ながら他人事なので
    大変ね〜くらいの気持ちで読みました〜。

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    2025年11月28日
  • 黒冷水

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    再読でした
    1度目はもうちょい楽しめた気がするんだけど
    私も年老いたということだ

    『壮大な兄弟喧嘩』
    のひと言
    全部の兄弟がここまで陰鬱になっているとまでは思わないけれど
    現実には兄弟にしか分からないいろいろなことがあるのかもしれない

    当時、羽田さんまだ高校生だったというから驚き

    でもおばちゃんはちょっと終盤は流し読みになっちゃったよ

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    2025年11月28日
  • ミート・ザ・ビート

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    薄い。
    表題作は、20歳前後のあの頃の雰囲気をよく描写している。
    表紙の車ビート?
    ビートなら黄色でしょう。

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    2025年11月24日
  • 滅私(新潮文庫)

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    ピンと来なかった。ミニマリスト、という言葉に引き寄せられて読んだ。ミニマリストがテーマだからか、難しい言葉が並ぶ。
    ミニマリストなのに思い出に執着しているのが、どことなく不気味。
    物を減らすことに執着して周りが見えなくなっていたり、自分のやりたいことまで捨ててしまったり。私自身どちらかと言うとミニマリストだけど、これはやや言い過ぎでは、という気もする。
    でもそのノンフィクションそうでフィクションな感じが小説の面白さなのかなとも思った。

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    2025年11月21日
  • 滅私(新潮文庫)

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    主人公がミニマリストというフックに引っかかって本書を手に取ったが、物語自体はどことなくゆるい意味ありげな事象に満ちていて不思議な余韻があった。

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    2025年11月18日
  • ご本、出しときますね?

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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。
    若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

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    2025年11月09日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    介護される老人とその孫の関わりについての話。
    少子高齢化が進む現代、病気でない老人が在宅で尊厳死を迎えるのは難しい。
    思うように動かない身体、楽しみもなくただ生きるだけの毎日に対する精神的苦痛から、生への絶望を感じるのは理解できる。
    だが、祖父の隠された本心は「死にたい」ではなく「生きたい」であった。
    健斗は足し算の介護によって祖父のできることを狭めるはずだったが、祖父の本心を感じ衝撃を受ける…

    健斗は家族には誰も相談せず尊厳死に向けて動くが、何だかんだで一番祖父を大事にしているようにも見え、信頼関係も感じられる。
    誰でも24時間の介護を続けていれば苛立つことはあるし、その中で健斗は懸命にや

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    2025年10月28日
  • 滅私(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あんまりピンと来なかった。ミニマリストがもっともお手軽に自分の人生を変えることができるような手段となる、というのはわかる。人間のわけのわからなさ、俗っぽさにまみれて意味不明な死に方するところが皮肉っぽいなと思った。というか、亡くなる時に読者としての私が全く心を動かされない主人公だったことが最大のメッセージなのかな。

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    2025年10月15日
  • バックミラー

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    著者初の短篇集。オーディブルで。自分にそういったところがないから、「過剰な人」が、わたしは好きなんだと思う。ひと目を気にせず、というか、ひと目という概念が薄く、執拗に何かに拘り続けてしまうような人。羽田さんはその過剰な人で、作品の魅力は、そのおかしみ。まあ、全部読んでいるわけではないけど。

    『バックミラー』一時期脚光を浴びたミュージシャンが、他人の「おっかけ」を意識し、「おっかけ」がいなくなった自分を意識し、元「おっかけ」だった同棲相手に去られてしまう。
    『シリコンの季節』捨てられていたラブドールを持ち帰り、再生して使用している、妻に去られ、リストラにあって仕方なく産廃会社に勤める中年。テレ

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    2025年10月13日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    ちょっと物足りなかったかな。
    もう少しなにかが欲しかったな。
    もっと若い時に読んでたら感じ方が違ったのかもしれない。
    と、思うのは介護経験者だからおじいちゃんの事が気になってしまうからだろうか?

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    2025年09月11日
  • 滅私(新潮文庫)

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    主人公がミニマリストってだけで読み始めた。

    自分もミニマリストだから、ミニマリストの主人公には感情移入できそうなもんなのに、予想以上に感情移入できない設定と性格の主人公だった。

    純文学に登場する主人公の恋人は、大体主人公を振るイメージ。

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    2025年08月16日
  • 羽田圭介、家を買う。

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    やっぱり売れてる小説かって儲かるんだな。
    純粋小説書いてる人がこんなにも愚直に投資に向き合っているのが意外だった。ただ投資で資金を作っているというより、実働(執筆)とローンでお金を作っている印象。
    あとこんなに頭のいい人なのにちょっとしたことで優先順位や家に対する感性が変わるのも意外。
    でも家とか生活とかいうのはそういうものかもしれない。人やお店、仕事との出会い方、出会う順番、好きものや興味の対象の変化で生活や生活の容れ物である家への捉え方も変わっていくのが普通だと思う。
    ただ普通はその価値観の変化に合わせてコロコロ引っ越しはできないけど。さらに言うと、理想の家に辿り着くまでに実験的に家を買っ

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    2025年08月01日
  • バックミラー

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    久しぶりに羽田さんの作品じっくり読んだけどやっぱり面白いなー時期が違うのにバックミラーという単語ちらほら出てくる!

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    2025年07月26日
  • 羽田圭介、家を買う。

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    テレビなどで芸能人が家を買う番組がある。自分で買う訳でもないのに何故か見入ってしまう。やはり家を買うというのは人生最大のイベントだし、自分のこだわりや好みに、家族の同意、立地環境、そして何より金銭面の条件の中でいかに折り合いをつけていくか、まるでクエストをクリアするゲームのように多分にエンタメ要素があると思う。

    この本もまさしくそれで、芥川賞作家の羽田圭介氏が家を手に入れるまでの買い物ドキュメント。この本ではそういったエンタメ要素に家の購入資金を捻出する為の不動産、株などの資金運用も書かれており、その失敗談も赤裸々に書いているのが面白い。

    しかし家探しは本当に難しいと思う。氏のこだわりも

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    2025年07月21日