羽田圭介のレビュー一覧

  • スクラップ・アンド・ビルド

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    ネタバレ

    実はじいちゃん、全然心配するほど弱ってなかったんじゃないか?健斗が弱いと思い込んでた説ある。
    さようならの時も、送り出してた。
    本当にボケてくると叫び出すし徘徊する。孫が誰だかわかってるし、全然認知症ではない、、。
    お見舞いした時、周りの病室と比べなかったのか、見て見ぬふりしたのか。

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    2025年02月03日
  • Phantom ファントム

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    面白かったけど、分量に対しての中身は薄かったような気がする。
    リアルに描こうとしているのか分からないが無駄な描写とか話が多かったような。主人公の感情というか内面をもっと深く描いてほしかった。それぞれの人物にあまり愛着はわかなかった。

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    2025年02月02日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    祖父の本心も過去も、真実は何も明かされない。
    でも、生に執着した。それだけは事実。

    健斗のやり場のない怒りがひりひり伝わってくる一冊。

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    2025年01月29日
  • 滅私(新潮文庫)

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    ミニマリストいいなって最近ちょっと思ってました。
    生活のいろいろなノイズを消していきたい人がミニマリストだって学べました。
    でもミニマリストは最終的に焼死するならやめとこうと思います。
    ほどほどがいいのかもしれませんね。

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    2025年01月16日
  • Phantom ファントム

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    インフルエンサーが起こしてるムラの話と聞いてこの現実の世界のどこかで行われてるやつだなと思い手に取ったが、展開に意外性はなかった。期待しすぎたかなぁ

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    2025年01月16日
  • Phantom ファントム

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    最近お金の勉強を初めて、投資に興味を持ち出して色々やっている上で、友達や家族にその話をした時に自分のどこかうさんくささを感じ、投資に否定的な小説と聞いてぜひ読んでみたいと思った。
    月極今を大切にするか、将来を大切にするかの話だと思うが、健康には気を遣うべきだなとは強く感じたし、お金は手段であって人と人との人間関係こそがより、人間の本質的なものになるのではないかという示唆には共感できた。ただやっぱり私は一人が好きで、人間関係を強固にしたいとは思えない。 

    お金を貯めることに意識しすぎて目の前の楽しみを奪わないようにしようとは思った。

    ただそれ以上のメッセージ性は感じなかったかな...。

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    2025年01月04日
  • Phantom ファントム

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    ネタバレ

    YouTuberが絶賛していたのでどんなものかと読んでみた本。
    主人公は高配当株への投資により、自分と同じだけの収入を稼ぐ「システム(分身)」を作ることを目論んでいるが、投資セミナーで知り合った資産家である高齢者たちの生活ぶりに衝撃を受ける。彼らは日々の倹約により資産1億円以上を築いたが、その生活レベルは生活保護受給者と同じようなもので、主人公は将来このような生活を送るために今節約や投資に励んでいるのかと疑問を抱く。

    健康で文化的な最低限度の生活レベルであったとしても、生活保護受給者と資産家では心のゆとりが違うのだろうし、服装に興味がなく、株主優待を活用することが彼らの幸せなのであればそれで

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    2025年01月03日
  • タブー・トラック

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    ページ数もだけど、中身もずっしりなボリューミーな一冊。体調の良い日じゃないとお勧めできない。ちょいちょいクスッと笑えるネタがあるのが羽田さんらしいな

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    2024年11月22日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    ネタバレ

    仕事をやめて無職の28歳の主人公と、要介護3認定の87歳の祖父。物語でありながらも、どこで起こっていてもおかしくないようなリアリティのあるストーリーだった。毎日天からのお迎えを待つしかないという地獄を生きる祖父を楽にしてあげるため主人公は行動を起こす。それが彼自身の生活に弾みをつけ、彼自身が変化するきっかけとなる。

    筋組織を破壊して再構築することを繰り返し、ストイックに自分を追い込んでいく主人公。トレーニングに限らず、生活習慣やものの考え方、所有物に関してもスクラップ&ビルドの姿勢はある程度必要なものだと感じた。

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    2024年11月17日
  • タブー・トラック

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    ネタバレ

    後半はまったく別の話になって、伏線が全然回収されないまま作者の書きたいことだけ書いて終わった感じ。
    前半は、中松優一のくだりが面白かったが、いつのまにか消えてたし。

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    2024年11月11日
  • タブー・トラック

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    厚みもあったがそれ以上に読むのに時間を要した。
    「その時々の価値観が普通になる」等
    共感できるとこもあって群像劇のような前半から一転、後半は急に突き放されたような展開。
    やけに「トイレで用を足した」という描写が多かったのには何か意味はあったのだろうか。

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    2024年10月23日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    たまに思い出す小説。読んでる間は介護がベースの小説だからしんどかった。読み終わったら読んでる間の淀みがなんか昇華されてて、あ、これは良い小説かもと思った

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    2024年10月07日
  • Phantom ファントム

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    ネタバレ

    将来のためにお金を貯めることと、今を楽しむためにお金を使うこと。これらのバランス?考えさせるというテーマはとても面白かったし、ところどころ考えさせたれた。
    一方、途中でそんなに好きでもなかった彼氏を助けるために大金を使ったり、元彼に連絡して助けてもらうところは、少し理解できなかった。
    後半はお金とは別の話になっていて、それはそれで目が離せなかった。

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    2024年09月16日
  • タブー・トラック

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    ネタバレ

    私たちは常識や他人の目に縛られて生き過ぎなんだろうかとも思えた。しかし、最後の方のロシアから進攻されているパートは唐突すぎて、頭に入ってこなかった。

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    2024年09月08日
  • 成功者K

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    芥川賞を取った小説家Kがテレビに出て有名になり何人の女性と付き合ったりした。最後の終わり方はインパクトが弱いが!実話なのか?小説なのか?作者は割とイケメンだから、実話だと思おうwww

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    2024年09月02日
  • 御不浄バトル

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    トイレでの描写は面白い。高い教材を売りつける悪徳企業の経理が会社を会社都合で辞めるために証拠作りを行う。色々と伏線的なものがあり、同じく掲載されている短編で伏線回収かと思ったが、特にそれもなく期待はずれ?

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    2024年08月31日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    ※表題作のみのレビューです。
    153回(2015年上半期)芥川賞受賞作

    ストーリー  4
    登場人物   4
    世界観    4
    構成力    3
    文章力    3
    メッセージ性 4
    ※5段階

    リアルな描写と、主人公に感情移入しやすい話で、すいすいと読めました。
    ただ、最後はこれで終わりなのという感じでした。
    短編小説として余韻を残したということかもしれませんが、打ち切りのドラマを見たような印象でした。

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    2024年08月12日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    修飾語を多用し、一つの文にありとあらゆる情報を盛り込んでいます。さすが賞をもらうだけの文章力だなあと思いました。

    主人公は祖父のことを慕っているのかそうでないのか…長生きしてほしいのか、そうではないのか…ずっと疑問に思いながら読んだけど、最後にわかりました。

    人はこうやって老いていくのかと学びながら自分の生に果敢に生きていく…的なことがテーマなのかな。

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    2024年08月06日
  • タブー・トラック

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    タブー・トラック題名からすると改造トラックの話かと思いきや人間関係、群像劇、無差別殺人事件ミステリー要素もあり読み応え充分、タブートラックは問題を乗せて走り回ります。あなたも読んでハラハラドキドキ堪能して下さい。

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    2024年07月29日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    死にたいという祖母と重なり、どこまで本気でどこまで冗談なのか。直接手をくださず弱る老人の補助をする。決して生きることに前向きにさせない。

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    2024年05月13日