羽田圭介のレビュー一覧

  • 御不浄バトル

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    それなりにテンポよく読めて面白かったんだけどトイレで飯食う描写はちょっと受けつけられなかった。
    しかもウンコした後じゃ臭いが残ってて飯どころじゃないだろ。まぁトイレが落ち着ける空間だってのは共感できるんだけど。
    話全体としては面白かったんだけどトイレに拘らなくても良かったんじゃないかと思った。

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    2020年02月04日
  • 羽田圭介、クルマを買う

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    これは面白かった。
    芥川作家の羽田圭介が様々なクルマに突撃(でもないけど)、いやアポなしでディーラーに行って試乗しまくり、それぞれの車の特徴を分析して、最後にとあるクルマを購入にいたる実際のお話。
    小説家だけだけに文章がしっかりしていて小説を読んでいるかのように楽しめた。
    買う気のないクルマも乗ってみたら良かったり。
    商談の際にメーカーの個性が出て、高級外車と日本のメーカー(これも悪くない)のセールスの違いも納得感。
    そして最後に選んだのがとある会社の中古車でした。
    これと「ポルシェ太郎」を一緒に読むと最高に楽しいです。
    私もディーラー巡りをすることになってしまいました(笑)

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    2020年01月03日
  • ポルシェ太郎

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    背伸びをしてポルシェを買ったことによって、仕事・異性関係についてもどれだけ豊かにできるか挑戦するも、結局は“足るを知る”境涯に辿り着く。

    羽田さんは初読み。
    奇をてらうこともなく読みやすい文章だった。

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    2019年07月23日
  • ポルシェ太郎

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    中古1500万の911カレラカブリオレそれもシルバーATはステイタスとしてのポルシェのベストなチョイスであり目の付け所に思わずニンマリ。
    そしてそれが中くらいの会社の社長に収まり女優の卵の中くらいの女を手に入れ中途半端にリスキーな投資や闇社会に手を出して行く太郎のサクセスしきれない ストーリーの小道具として見事に活きている。
    結末は案の定ポルシェもろとも多くを失い痛い目にもあって自分の身の丈を思い知らされるのだが夢よもう一度の儚い決意になぜだかスッキリとした清々しさすら感じた。
    納得出来る人生ならS660にハゲ頭のじーさんでいいじゃない、なぁ太郎くん

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    2019年07月18日
  • ポルシェ太郎

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    淡々とした日常にポルシェが入ってくる。著者が日常感じている、高級スポーツカーに老人が乗っている様は面白い。そしてやはりかっこいい奴が乗るべきだ、と自分がポルシェオーナーに。
    零細企業の社長としてビジネスの難しさや行き詰まりは共感されるが、それで「なんでポルシェ?」という疑問を抱かせることも目的なのだろうか。
    もしかしたらありがちなポルシェオーナーなのかもしれない。自分が年齢的にポルシェを乗っても格好つかない、ということも実感したりして。

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    2019年07月01日
  • ポルシェ太郎

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    羽田さんの作品は初めてだが、意外と読みやすかった。
    主人公の太郎に少し共感してしまうところもあったが、やはり欲まみれなのは客観的に見るとイタイのだなぁと思った。自分らしく生きることが大事だということを再認識させられる一冊だった。

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    2019年06月15日
  • ポルシェ太郎

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    ー怠け者たちはポルシェを買えずポルシェの良さが理解できないから嫌いだ。

    太郎のポルシェ愛を感じる言葉。力強くて好き。


    僕はポルシェに魅力を感じないのでポルシェポルシェうるさいのは苦笑いだけど、ストーリーにはぐいぐい引き込まれた。

    蛇足だけど、帯にかいてあるホリエモンの推薦文、全く的外れな気がするのは僕だけだろうか?

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    2019年06月02日
  • 黒冷水

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    うーん、エグい?眉間にしわ寄せ読むところもありましたが……最後、あ~そうなのって思い……。まあ、読んでみて下さい

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    2019年05月26日
  • ポルシェ太郎

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    成功者Kとちょっと似た感じだった。個人的には好き。やたらポルシェポルシェ言ってる太郎が愛らしくなるほど、ポルシェって言ってます笑。身近にいたらうざったいだろうなーこういう起業家。羽田圭介の言葉は読者どこかに連れてく。不快なほどに、それが止まらないからやめられないんだなー。ハードボイルド系でも面白かったです。

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    2019年05月24日
  • ポルシェ太郎

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    ホリエモンの書いた小説かと思った。1500万のポルシェを買ったことで、自分が何か別人のようになったとでも錯覚したのか。金で女を買うように女優の女を恋人にし、まわりの貧乏人を馬鹿にし、ヤクザっぽい奴らの手先にまでなる。これを上昇気流というのなら、俺はいらんと思う。こんな虚業というか、虚構のような人生は辛いだけでおもしろくない。結局、ポルシェは売り、恋人は去り、ヤクザたちから殺されかける。何なのかな。

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    2019年05月05日
  • メタモルフォシス

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    解説が島田雅彦さんだったので読んでみました。
    率直な感想としては、「気持ち悪い」というのが正直な感想です。

    ただ、島田さんが好む小説(2人は似たもの同士?)なのは
    よく分かった。

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    2018年01月22日
  • 隠し事

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    ネタバレ

    尿意で起床時間をコントロールしたり、爆弾処理を思わせる慎重さで携帯を盗み見たりする(そしてアクシデントが発生し慌てるお約束)滑稽さが面白かった。本人は大まじめにやってるところが特に。
    主人公の男は自分を客観視できない。せっかく良いアドバイスを貰っても、自分の捉え方を変えることができない。身につまされますね。二人が上手くいく未来が見えません。

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    2017年01月11日
  • 走ル

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    ネタバレ

    物置にあった古いロードレーサーを引っ張り出した高校2年生の陸上部員がひょんなことから学校サボってロードレーサーで北へ走り出す。福島から山形、日本海に抜けて秋田、青森へ。
    高校生が無謀な旅をするロードムービー的な小説だが、旅先で人とふれあうわけでもなく、もっぱら友人とのメールや携帯での通話でのやりとりばかりというのが今の時代っぽいなと感じた。
    自転車の走行シーンの描写は疾走感があってとてもよかった。

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    2016年05月18日
  • 隠し事

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    ブックパスで無料だったので、暇つぶしにと読んでみたら止まらなくて最後まで読んじゃった。
    臨場感あって面白かった。
    終わりかたが想像の余地があっていいような、白黒つかず物足りないような。

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    2016年04月13日
  • メタモルフォシス

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    グロい描写も主人公がストイック過ぎて逆に笑える、みたいな。
    SMとは高度な心理戦であるということが分かったような気がした。
    芥川賞受賞作も是非読んでみたい。

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    2016年04月05日
  • 御不浄バトル

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    初めて買った羽田氏の本。
    会社内でのこと、それを御不浄という場所を絡めて上手く描かれている、という印象。
    すごく読みやすい。
    他の作品もぜひ読みたい。

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    2016年02月15日
  • メタモルフォシス

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    「メタモルフォシス」の描写が過激すぎて
    想像力が追い付かず、ぼんやりとした
    映像しか頭には浮かんでこなかった
    無意識の自主防衛なのかも(笑)
    こういう趣味って男性だけなのかなぁ
    全く共感はできないけど
    女性版のお店ってあるのかしら
    素朴な疑問。

    過激なSM描写のあいまに
    証券マンやアナウンサーの内実が
    リアルに描かれていて興味深かった。

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    2016年01月30日
  • 御不浄バトル

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    ◎静かに繰り広げられるバトルが日本の縮図。
    御不浄=トイレ。
    トイレの中で行われるバトルを中心に据え、主人公渡辺が過ごす街が描かれている。
    渡辺が勤めるのは電信教育センターという、教材を高く買わせるいわば悪徳ブラック企業。営業職ではなく事務職として新卒で入社した。

    とにかく、トイレで過ごせるあの時間が何とも言えないのだ。とはいえ、朝のトイレは戦争だ。ちょっと遅ければすぐ他の人が使ってしまう。
    会社のトイレも天国のように感じる。横で聞いていると息の詰まるような、電話での指導。その裏には何人の母親たちが泣かされてきただろう。耐え切れず逃げ込む先はトイレだ。
    それでも嫌になった渡辺は、元同僚(だったらしい)山城に声をかけられ、後輩の直樹からもアドバイスもあり会社都合で辞められるような証拠を集め始める。すると・・・

    渡辺の抱える悩みはまさに日本の縮図。思わず入った会社がブラック、同僚ともまともに話せないからトイレにこもる。古市氏も解説で言っているように便所飯という言葉が近年流行っていることを先駆けで書いたような小説だ。
    そういう意味では社会の動きに敏感な羽田氏がまっすぐにぶつけた小説だと感じる。(羽田氏の特徴でもある気がするが)出てくる性描写がやや生々しく、でも若者らしいと言えばらしい感覚がある。

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    2016年01月17日
  • メタモルフォシス

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    SMクラブに耽溺するマゾ男性のお話二編。

    刺激的な描写も多かったけど、アイデンティティを確認するのに必死になる主人公に思わず自分自身を重ねてしまうのは、私だけではないはず。

    証券会社やテレビ局といった舞台の描かれ方も興味深かった。

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    2015年12月21日
  • メタモルフォシス

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    ネタバレ

    最近有名な人の本だ。へぇ、SMを描いた本か、おもしろそうだな。
    そんな感じで手にとって購入。
    メタモルフォシスは死にかけることで生への執着を取り戻すというか、それほどの痛みや恐怖を感じないと生を実感できないというか、そんな人の話だった。一人の同志の死をキッカケにじわりじわりと崩れていき、構築されていく主人公の人生観。マゾヒストって難しそうだな。
    トーキョーの調教はマゾヒズムという自己を確率していくことで元々あった自身のアイデンティティーを失っていく話。

    一貫して思ったのはSMの女王様ってほんとサービス業なんだなってこと。
    すっっっごい尽くしてるよね。そしてマゾヒストは自分のことばかりでめんどくさそうだ。

    知らない世界でおもしろかった。書き方も好きです。

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    2015年11月21日