走ル

走ル

605円 (税込)

3pt

なんとなく授業をさぼって国道4号線を北に走り始めただけだった…やがて僕の自転車は、福島を越え、翌日は山形、そして秋田、青森へと走り続ける。彼女、友人、両親には嘘のメールを送りながら、高2の僕の旅はどこまで続く?21世紀日本版『オン・ザ・ロード』と激賞された、文藝賞作家の話題作。

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走ル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年06月10日

    羽田圭介の出版作品として3作目にあたる作品。

    東京八王子に住む、高校二年生で、陸上部に長距離ランナーとして所属する
    本田は、小学生のころにもらって放置していたイタリア・ビアンキ製の
    ロードレーサー(競技用自転車)を見つけ、そのままでは乗れないので自力で整備し、
    次の日の、学校での朝練に向けて自宅の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月25日

    グーグルマップを片手に、道を目で追いながら読んでいきました。実在する道路や市町村名が出てくる度に新たな発見があり面白い読書体験ができた。
    高校生男子の若さ故の冒険心、一方でどこかで現実から道を外れることへの恐れ、等大人になりきれない気持ちがリアルに描かれていると思った。自分を取り巻く日常世界の狭さを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月03日

    自分とBianchiとの出会い。
    高校2年は誰でも旅に出たくなる時期。
    -何かから逃げるように家を飛び出した。

    当時、紹介してくれた親友に感謝。

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    Posted by ブクログ 2023年09月20日

    どす黒かったり、ザワザワするような読後感であったりすることの多い作家という印象ですが、本作は羽田圭介の小説にしては、「素直」な作品であるという印象を受けました。

    文庫解説にもありましたが、「自転車で旅をしているのに、主人公が成長していない」ということが、そして旅のなかで触れる風景や自転車の挙動など...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月31日

    青春だなぁ。って、僕の高校生の頃は、こんなことする度胸も体力もなかったけれど。でも、通学するのに駅まで自転車で行こうとして、思い立って学校まで直接、1時間以上かけて行ってみたことはあったなあ。男子はとかく、自転車で遠くに行きたがる。無計画にどこまで行けるか、やってみたくなる。

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    Posted by ブクログ 2023年04月29日

    初めて自転車を買ってもらった日、これに乗ればどこまででも行けるような気になった。いまでも、一旦サドルに跨ると中々降りられない。本田君の気持ちがよく分かる。(*^_^*)

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    Posted by ブクログ 2020年11月09日

    一人旅って結局家族とか恋人のしがらみを強く感じてしまうんだよね。非日常と安易な感傷より日常と肉体を描いているのが好き。

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    Posted by ブクログ 2017年02月17日

    ようやく分かってきた。自転車の小説はつまらない。サクリファイスのシリーズや石田ゆうすけさんの本は例外なのだと。山岳小説は読み応えがあって面白い作品も多いが自転車の本は本当につまらない。とりあえず買った本だけはしょうがないから読むけどもうやめよう。

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    Posted by ブクログ 2014年09月20日

    【本の内容】
    なんとなく授業をさぼって国道4号線を北に走り始めただけだった…やがて僕の自転車は、福島を越え、翌日は山形、そして秋田、青森へと走り続ける。

    彼女、友人、両親には嘘のメールを送りながら、高2の僕の旅はどこまで続く?

    21世紀日本版『オン・ザ・ロード』と激賞された、文藝賞作家の話題作。...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年05月18日

    物置にあった古いロードレーサーを引っ張り出した高校2年生の陸上部員がひょんなことから学校サボってロードレーサーで北へ走り出す。福島から山形、日本海に抜けて秋田、青森へ。
    高校生が無謀な旅をするロードムービー的な小説だが、旅先で人とふれあうわけでもなく、もっぱら友人とのメールや携帯での通話でのやりとり...続きを読む

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