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Posted by ブクログ 2023年06月10日
羽田圭介の出版作品として3作目にあたる作品。
東京八王子に住む、高校二年生で、陸上部に長距離ランナーとして所属する
本田は、小学生のころにもらって放置していたイタリア・ビアンキ製の
ロードレーサー(競技用自転車)を見つけ、そのままでは乗れないので自力で整備し、
次の日の、学校での朝練に向けて自宅の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月25日
グーグルマップを片手に、道を目で追いながら読んでいきました。実在する道路や市町村名が出てくる度に新たな発見があり面白い読書体験ができた。
高校生男子の若さ故の冒険心、一方でどこかで現実から道を外れることへの恐れ、等大人になりきれない気持ちがリアルに描かれていると思った。自分を取り巻く日常世界の狭さを...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月20日
どす黒かったり、ザワザワするような読後感であったりすることの多い作家という印象ですが、本作は羽田圭介の小説にしては、「素直」な作品であるという印象を受けました。
文庫解説にもありましたが、「自転車で旅をしているのに、主人公が成長していない」ということが、そして旅のなかで触れる風景や自転車の挙動など...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月20日
【本の内容】
なんとなく授業をさぼって国道4号線を北に走り始めただけだった…やがて僕の自転車は、福島を越え、翌日は山形、そして秋田、青森へと走り続ける。
彼女、友人、両親には嘘のメールを送りながら、高2の僕の旅はどこまで続く?
21世紀日本版『オン・ザ・ロード』と激賞された、文藝賞作家の話題作。...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月18日
物置にあった古いロードレーサーを引っ張り出した高校2年生の陸上部員がひょんなことから学校サボってロードレーサーで北へ走り出す。福島から山形、日本海に抜けて秋田、青森へ。
高校生が無謀な旅をするロードムービー的な小説だが、旅先で人とふれあうわけでもなく、もっぱら友人とのメールや携帯での通話でのやりとり...続きを読む
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