羽田圭介のレビュー一覧
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老祖父を介護する若者の物語。認知症老母を同居介護している身として、介護問題を考えつつ読む🤔この物語の老祖父も我が家の老母も、常々「死にたい」旨を口にする。しかし、両名ともに内心では「まだまだ自儘に生きたい」と思っているようだ。尊厳死選択の難しさを想う😓また、親子介護は嫁姑介護より惨況になるという。被...続きを読む
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本の内容はもちろん面白かった。
それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。
たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。Posted by ブクログ -
祖父は自分より弱い存在として若者の
誇りを語り手に与えてもくれる。その
祖父が泣き言の他に時折見せる
大人らしさはどの程度本物なのだろうか。
帰宅時の素早い動きの主は謎だが、
まさか祖父だったのだろうか?
この謎は極めて興味深いと思う。
語り手の彼女は性欲の対象として以外
書かれていない。この後もう...続きを読む -
三十代の初体験が面白くて、彼のエッセイをもっと読みたくて買った。
本当に面白かった。雑誌の企画ということもあるのだろうけど、60台近い車を試乗して、あれこれ悩んで、自分に合う一台を買うというエッセイ。
確かに高い買い物だからそれくらいしてもいいはずなのだろうけれど、不思議と多くの人はそんなこと...続きを読むPosted by ブクログ -
オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。Posted by ブクログ
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同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。Posted by ブクログ
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面白すぎてあっという間に完読。
物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。
勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が
【諦め】ということ。
対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわか...続きを読むPosted by ブクログ -
羽田さんが数々のディーラーをめぐり何台も試乗を経て車を買う。自分自身車の知識が多いわけではないし、大きな展開があるわけでもないけど、人が悩みながらものを選ぶときの頭の中が覗けたようで面白かった。
自転車でディーラー行くのとか、アポ無しで試乗しまくるのとか、羽田さんの臆せず大胆な行動できるところが好き...続きを読むPosted by ブクログ