羽田圭介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルからは予想しない話だった…言われてみればなるほどという感じで。身体が悪く、自分なんて死んでしまったらいいという発言を繰り返す祖父を見て、主人公はそれを叶えてあげたいと思う。最初は、残酷な話になってしまうのかと思ったが意外な展開になっていく…主人公は、祖父の望みを叶えるために、過剰な介護で能力を奪うという方法で早期の死を実現させようと考える。そういう逆転の発想もあるなと私が感心していたところ、主人公はそのような祖父を観察するうち、祖父と真逆の行動を取れば、祖父の逆(能力を失い弱体化し死に近づく)を行けば、人間的に成長できると考える。自分に負荷を与えれば与えるほど成長ができると考えるようになる。その象徴となる行為が筋トレであり、主人公は筋トレを始めるのである。ここが少し笑ってしまうのだけれど、主人公は大いに真面目にやる。これこれそがスクラップ・ビルドのタイトルの正体。主人公は離職中で少し精神的に不安定なのかもしれないが、このテーマに基づいて行動し続ける。それが興味深く少し笑ってしまうところでもあった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2025/09/20予約4
ミニマリスト的生き方は好き。引越が好きなので冒頭の主人公冴津のコンパクト軽量、引越対応、を重視するのはとてもわかるし、そうしている。でも食べ物をそのまま捨てるのは…と驚く。確かに無駄な肉が体に付く、それもミニマリスト的な考え方で言うと望ましくないので捨てる。物も執着する前に捨てる。行き過ぎると恋愛でも同じ状況になり、考え方も自分以外を下に見る。それを疑問に思わない冴津が恐ろしい。過去の悪事も後悔や反省でなく、あるがままに受け入れてる。ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)的に言えば満点だと思う。行く末も面白かったが冴津や、周りのミニマリストの話題が興味深く、同じようなことをみんな主張するなあ、と納得。
すべて捨てたい、究極は布2枚、だったのに見えないハードディスクに想い出を大量かつ無くならないよう念入りに保存していた、というのが一番伝えたいメッセージなのかな。
とても面白かった。 -
Posted by ブクログ
これ凄い好き。
私なんか全然本読んでないなーって思った。
若林さんがそもそも繋がっている、なんなら飲み仲間作家さんとの鼎談から始まって。初めましての作家さんも登壇してくるんだけどこんな会話繋がって凄いなー掘り下げてるなー面白いなーってのが連続するんだから。
タイムリーにみたかったなー。もっと対談して欲しい作家さんいるなー。私が好きな作家さんの本がお勧めされてて嬉しいなー。
もう紹介されてる本片っ端から全部読みたいっ!!すべての回でその時話題に上がったテーマでお勧めの本を作家さんが紹介するんだが、これが垂涎なんです。紹介の仕方にも唸る、だってどれもこれもすっごく読みたくなる。
沢山の本の中からキラっと光る物を探し当てた気分。