【感想・ネタバレ】コンテクスト・オブ・ザ・デッドのレビュー

あらすじ

編集者須賀は作家と渋谷で打ち合わせ中、スクランブル交差点で女の子を襲うゾンビを目撃。各地で変質暴動者=ゾンビの出現が相次ぐ中、火葬されたはずの文豪たちまで甦り始め…。デビュー10年目の極貧作家K、久しぶりに小説を発表した美人作家桃咲カヲル、家族で北へ逃げる小説家志望の南雲晶、区の福祉事務所でゾンビ対策に追われるケースワーカー新垣、ゾンビに噛まれてしまった女子高生青崎希。この世界で生き残るのは誰か?

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Posted by ブクログ

面白い旅番組の人って印象を打ち破ってきた羽田さんの作品。初めて羽田さんの本を読んだけど結構好きだった。ゾンビものって変に重苦しかったり、急に人が死んだり擬音が多かったりするけどこの作品はそうじゃなくて、どうしてゾンビに?なぜゾンビにならない人が?っていう所がしっかり書かれていて読み応えがあった。

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2024年09月07日

Posted by ブクログ

羽田さんのイメージから、ゾンビものを連想しなかったので、衝撃で思わず手にとってしまった。ゾンビとは墓から出てくる生きる屍と思ってきたが、意図的に作り出すことのできるものだと、ここ最近のゾンビ事情からうかがえる。こういった世界があり得ないこともないのではないかと。ゾンビと上手く共存することが当たり前の世の中になったら…身近に感じて怖い。

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2021年05月11日

Posted by ブクログ

初羽田。芥川賞受賞後第一作ということで、羽田さんなりの文学の在り方なんかが語られている…のかな?現代作家(特に若手)には耳に痛いことも描かれていたりで、これに明確な答えを出せないならば直ちに辞めた方が良いでしょう。一番記憶に残っているのは…文壇バーであの大文豪を見かけたところ。このシーンは興奮しましたね(^^ 彼の肉声が聞きたかったなぁ。星三つ半。

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2019年11月15日

Posted by ブクログ

世の中の文脈を汲み取ることへの風刺で突っ走った作品。考えてる風で、空気を読んだ、流された生き方じゃゾンビと変わらんだろと。言いたいことは面白かったけどちょっと強引な展開もあり。

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2018年12月27日

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