羽田圭介のレビュー一覧

  • 御不浄バトル

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    トイレでの描写は面白い。高い教材を売りつける悪徳企業の経理が会社を会社都合で辞めるために証拠作りを行う。色々と伏線的なものがあり、同じく掲載されている短編で伏線回収かと思ったが、特にそれもなく期待はずれ?

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    2024年08月31日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    ※表題作のみのレビューです。
    153回(2015年上半期)芥川賞受賞作

    ストーリー  4
    登場人物   4
    世界観    4
    構成力    3
    文章力    3
    メッセージ性 4
    ※5段階

    リアルな描写と、主人公に感情移入しやすい話で、すいすいと読めました。
    ただ、最後はこれで終わりなのという感じでした。
    短編小説として余韻を残したということかもしれませんが、打ち切りのドラマを見たような印象でした。

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    2024年08月12日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    修飾語を多用し、一つの文にありとあらゆる情報を盛り込んでいます。さすが賞をもらうだけの文章力だなあと思いました。

    主人公は祖父のことを慕っているのかそうでないのか…長生きしてほしいのか、そうではないのか…ずっと疑問に思いながら読んだけど、最後にわかりました。

    人はこうやって老いていくのかと学びながら自分の生に果敢に生きていく…的なことがテーマなのかな。

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    2024年08月06日
  • タブー・トラック

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    タブー・トラック題名からすると改造トラックの話かと思いきや人間関係、群像劇、無差別殺人事件ミステリー要素もあり読み応え充分、タブートラックは問題を乗せて走り回ります。あなたも読んでハラハラドキドキ堪能して下さい。

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    2024年07月29日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    死にたいという祖母と重なり、どこまで本気でどこまで冗談なのか。直接手をくださず弱る老人の補助をする。決して生きることに前向きにさせない。

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    2024年05月13日
  • スクラップ・アンド・ビルド

    身体と幸せはつながっているらい

    健斗は失業中。花粉症もひどくて心の状態も最悪だった彼はふとしたことで自分の体を追い込むことから心にエネルギーがみなぎる経験をする。体についての知識を持ち、鍛えていくことが人生を切り開くことに繋がる、という作者の信念が伝わってくる。

    でもどんなに健斗がこの先身体を鍛えていっても、いつの日か身体は祖父の様に老いるだろう。身体の調子が悪い、何も人の役にたてない、そんな老人期の長い時間をどうやって耐えていくべきなのだろう。


    家族の介護って大変だ。健人も、健人の祖父にに毒づきながらも健人の母も、結局やることすごくよくやっ

    「確かに卑屈はひとをイラつかせる」みたいな言葉がどこかにあったな。慰められ

    #タメになる #シュール #ドロドロ

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    2024年04月19日
  • 黒冷水

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    ネタバレ

    信頼できない語り手ではあると察していたが、かなり特殊な構成をしていて純粋に驚いた やや不自然な会話や稚拙な表現に関しても、伏線に捉えられるように作っており面白い
    私自身はこういう性的表現が露骨に使われる文章はあまり好きでは無いが、高校生と中学生という多感な思春期の不仲な兄弟感をリアルに描いているように感じた

    構成上か(または作者自身が17歳だったためか←関係ないけど作者の性別や年齢で文章どうこう言うのは失礼な気もするし、思い込みも多く発生すると思うのでよくないと思う)、やや不快に感じる部分も多く存在した一方で、大きなオチはあるがカタルシスを感じさせるものではなくやや微妙な気持ちは残る

    テニ

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    2024年04月18日
  • 黒冷水

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    兄弟がいないので自分と比較はできないが、切っても切り離せない存在に対して抱いてしまったら圧倒的に生きにくくなる感情を抱いて、深めていくのが痛々しかった。
    どちらの視点で見るかで同じ出来事も歪んで見えてしまうのがよくわかるし、どの方向から見ても主観が入るので客観視なんてないというのがよくわかった。
    最後の最後に考えるのが結局それかと、なんだかやるせなくなった。

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    2024年04月15日
  • スクラップ・アンド・ビルド

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    主人公の健斗を通し、日本が抱えるあらゆる社会問題を取り上げた作品。しかし、どの問題に対しても結論に触れずぼやっとした終わり方をしている。そのスッキリしなさが、リアルな日本を表現している。読後、答えのない『その後の健斗や祖父の人生』を想像してみている。

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    2024年02月18日
  • ポルシェ太郎

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    若くして起業し、ポルシェ911カレラカブリオレを買ったが、会社の資金繰りが悪化して手放すことに。どうせ自分が見て欲しいと思う姿ほど、人からは見てもらえない。自分が思いもよらね姿を、人は見ている。

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    2024年02月09日
  • 走ル

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    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    とにかくただただ「走ル」こと自体を書くことに
    テーマを置いている作品

    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)
    なんとなく授業をさぼって国道4号線を北に走り始めただけだった…やがて僕の自転車は、福島を越え、翌日は山形、そして秋田、青森へと走り続ける。彼女、友人、両親には嘘のメールを送りながら、高2の僕の旅はどこまで続く?21世紀日本版『オン・ザ・ロード』と激賞された、文藝賞作家の話題作。

    ⚫︎感想
    ロードノベルといって想像するのは、旅先でのあれやこれやが走る者の心情に変化をもたらし、成長する的な先入観だが、これは全く違う。ほぼ無計画に、無目的に、嘘をつきながらひたすらに走る

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    2023年11月21日
  • ご本、出しときますね?

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    最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。
    この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!

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    2023年08月26日
  • メタモルフォシス

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    「快楽」を求道的、哲学的に捉えたことがなかったので、興味深く読めたものの、生理的不快感は最後まで残った。

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    2023年08月25日
  • ご本、出しときますね?

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    ◆心に刺さったワード◆
    ⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
    ⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
    ⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
    ⚫強い心は強い肉体に宿る
     

    ◆読んでみたい本◆
    ⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
    ⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
    ⚫世界の実相

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    2023年08月18日
  • 黒冷水

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    作者17歳の時のデビュー作。文藝賞受賞。
    一気読みするほど面白かった。‥‥が、誰かに薦めたくはないかも‥‥

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    2023年07月16日
  • 御不浄バトル

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    羽田圭介、初読み。
    文章も読みやすくて面白かった。
    えっ、これで終わり?って感じで、話がプツッと途切れるように終わるところもなんだか不思議なあと味を残して良かった。
    ただ便所飯だけは、共感できず・・・でした。

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    2023年06月08日
  • ご本、出しときますね?

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    若さま一人のエッセイのほうがだんぜん面白い。
    暗くて、ネガティブで、面倒臭い部分がいいのだ。
    聞き役にまわると、気を使う感じが透けてみえるから

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    2023年06月07日
  • 御不浄バトル

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    ネタバレ

    トイレを舞台にしているというのが、斬新で面白かったです。ただ単にトイレの争奪戦だけでなく、休息の場としてのトイレの面も見せてくれて新鮮でした。トイレという一瞬の場でも個々の人の人間性が垣間見えるのが興味深いですね!段々と変態じみたトイレの使い方になっていくのはご愛嬌…ですかね笑

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    2025年12月21日
  • 走ル

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    初めて自転車を買ってもらった日、これに乗ればどこまででも行けるような気になった。いまでも、一旦サドルに跨ると中々降りられない。本田君の気持ちがよく分かる。(*^_^*)

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    2023年04月29日
  • 黒冷水

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    第40回文藝賞、受賞作品。
    17歳が書いたとは思えない筆力に驚き。
    兄弟喧嘩というには生温い程の憎悪劇が最初から最後までスピードを落とすことなく続いている。気持ち悪さが纏わりつく独特の読後感。

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    2023年04月13日