羽田圭介のレビュー一覧

  • メタモルフォシス

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    『メタモルフォシス』は凄みがある。村上龍の同類の作品と比べると粘り気が無い分、真実味をかんじさせる。とっても恐ろしい話しである。ラストも絶妙で落としどころとして最高の選択であった。一般にはおすすめできないので★3つだが、私的には今年のベスト5冊入りはまちがいない笑 追記:『トーキョーの調教』についていまいちでした

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    2018年04月01日
  • 隠し事

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    帯の煽り文句ですかね
    犯罪臭がしたものですから
    読み終わるまで
    いや、まだものすごい事が
    起こるはず
    と思い続けた私の罪は重いです
    すみません

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    2018年03月11日
  • 盗まれた顔

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    見当たり捜査官。
    最近、この設定が登場する作品をよくみかける。

    見当たり捜査官は通常の捜査をしない。数百人という指名手配犯の顔を記憶し、街を歩きながら、手配犯を見つけ逮捕する。その繰り返しだ。

    だから、コツコツ調べ、推理し、犯人を追い詰めるというヒリヒリするような緊迫感や、スピード感はない。

    雑踏の中で、ピンと来た顔を見つけたら、追跡し「声かけ」をする。そうやって逮捕すればそれで終わり。それだけが結果であり、存在する意義。

    それは、ある種、初動捜査が終わったら所轄へ引き渡す、機捜のようなものか。

    白戸を中心とする捜査官3人の見当たり捜査チーム。

    一人も見つけられない日が数カ月も続く

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    2017年09月18日
  • メタモルフォシス

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    SM調教をベースにした2作品。表題作は、読んでてちょっと具合が悪くなるレベルだった。ちょっと理解できない世界かも。サトウは、死を悟って初めて生きる自分の形みたいなものをみつけたようだが、それが人を超えたということなのか、ようやく人に追い付いたということなのか、逆に人から遠ざかったのか、なんとも言えない終わり方だった。
    「トーキョーの調教」の方が多少ソフトだし、テーマも分かりやすい気がして読みやすい。が、表題作を読んだあとだとなんだか物足りなく感じてしまうので困りもの。
    世の中のMの方々はいちいちこんな面倒なことを考えてるのか?そうだとすれば、いちいち理由をつけないと快楽に変換できない、面倒な精

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    2017年09月18日
  • メタモルフォシス

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    ネタバレ

    SMの世界ってこんな風なのかと勉強になった。
    1作目は生きている実感、2作目は実生活で嬢と客が出会ってしまったらや、自分という存在の表現?色々と書きたいことはあるのだろうと感じた。
    終わり方が、どちらもご想像におまかせしますというあまり好きではない終わり方だった。

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    2017年08月16日
  • 盗まれた顔

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    この有名な芥川賞作家の作品を初めて読んだ。最初は、読みながら作家の顔が浮んでくるという不思議な感じに戸惑ったが、物語が進むにつれ気にならない様になった。見当たりという捜査方法が存在することを初めて知りました。

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    2017年08月09日
  • 隠し事

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    鈴木が羽田さんの分身だったら、「こいつ嫌な奴だなー」って思ってしまうかも…。このカップル2人はお互い様だよね。というか、茉莉はケータイ見過ぎ。

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    2017年08月07日
  • 盗まれた顔

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     羽田圭介3冊目、前2作品も少し感じていたんですが、躍動感に欠ける様な、状況の説明のため、更に説明を重ねるとか・・・ストーリーが止まってしまう、読んでいてスーッと物語りに入っていけない、多分、つくり込む事で、その裏側が見え隠れし、読み手が冷めてしまうからなのか・・・解説者の西加奈子とは、タイプがまったく違う作家さんと認識する。

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    2017年10月19日
  • 御不浄バトル

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    冒頭シーンはタイトル通り、御不浄すなわちトイレに走るシーンから。

    教育機関専門の広告代理店だと聞かされて主人公の渡辺丈志が入社したのは、こども向けのペランペランの教材を150万円を超える金額で売りつけるブラック企業。誰もが半年と持たないなか、なぜか丈志は2年目に突入。同社としては前代未聞の大卒で経理部に回されたおかげで、嘘八百並べて教材を売りつける営業職に就かなくて済んだからだ。言い訳禁止、結果至上主義の会社にあって、丈志が憩いをおぼえるのはもはやトイレの個室の中のみ。

    丈志のトイレ内での挙動を事細かに聞かされます。面白いっちゃ面白いけど、下ネタで笑いを取るのは卑怯といえば卑怯。う○こネタ

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    2017年05月10日
  • 隠し事

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    芥川賞作家の羽田圭介、初めて読みます。もっと難解な文章を書く人なのかと勝手に思い込んでいました。なんとも読みやすくてサクサク進む。

    主人公の「僕」にはつきあいはじめて7年になる同棲中の彼女がいる。お互いを束縛しない関係が気に入っていたが、僕が予定より早く帰宅した日、シャワー中の彼女のケータイに着信が。視界に入った送信者の名前は、もう何年も連絡を取っていない僕の友人。なぜあいつからメールが?ずっと彼女と連絡を取り合っていたのか?一旦気になりだすとどうにも止まらず、僕は夜な夜な彼女が寝入った隙を見計らってケータイを調べるように。

    家庭内ストーキングを描く短編かと思いきや、1冊この僕の話のみで引

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    2017年05月10日
  • 隠し事

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    他人と一緒に住むってむずかしい。
    見たくなかった姿が見えたり、
    知りたくなかったことを知ったり。

    心情や行動がなかなかリアル。
    評価低めだけど私はけっこう嫌いじゃない。

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    2017年04月26日
  • 走ル

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    ようやく分かってきた。自転車の小説はつまらない。サクリファイスのシリーズや石田ゆうすけさんの本は例外なのだと。山岳小説は読み応えがあって面白い作品も多いが自転車の本は本当につまらない。とりあえず買った本だけはしょうがないから読むけどもうやめよう。

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    2017年02月17日
  • 御不浄バトル

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    ストーリーは好きなんだけど、トイレの描写が続くとだんだん嫌悪感が。(笑)

    こういう会社、見極めるのって難しいな。

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    2017年01月29日
  • 御不浄バトル

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     『御不浄バトル』はわりと好きかも、ストーリーの中でトイレのシーンが必ずしも必要かといえばいらないような・・・しかし、題名が『御不浄・・・』ってことは著者はトイレ描写がこの作品の肝であるといってるわけである。このトイレシーンの好き嫌いが評価の分かれ目なのかな。

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    2016年12月31日
  • 走ル

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    ネタバレ

    高校をなんとなくサボって、友人に嘘を重ねて、昔の同窓生の女子に妄想を抱きながら、ただひたすらにロードバイクで北へ走る。
    正直、人と人との心の交わりも無く淡々と走る描写は退屈だし、本田の適当な嘘やごまかしも読んでいて良い気持ちにはなれない。
    でも、これも高校生の頃の、よく分からない孤独や衝動の一つの姿なのかもしれない。
    表紙の絵は、この作品の内容をよく表していると思う。

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    2016年10月20日
  • 御不浄バトル

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    初めての羽田さん本。
    ご飯食べながら読む本ではないです。
    が、トイレにこだわる感じは凄く伝わってきました。
    ブラック会社とかトイレとか小賢しさとか。なんか、『解る』感じの話でした。
    スッキリはしないですが面白いとは思いました。
    男の子が書いた本だなあ、と思いました。

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    2016年09月03日
  • 御不浄バトル

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    悪質な教育教材販売のブラック会社に勤めている主人公が、何とか会社都合での辞職にこぎつけようと、裏で奮闘する話。
    不正の証拠を集めたりと動いていきますが、正義感からという感じがなく、あくまで自分の為というのが逆に清々しい。

    タイトルの通り、ブラック会社の中で疲弊した主人公がトイレに癒しを求め拠点とする為、異様にトイレの中のシーンが多い。
    人と離れて遮断された空間が落ち着くというのはわかる気がするが、ご飯を食べるシーンは少し引いてしまった…。
    うーん、読んでいて気持ちが良くはないが、話の筋はそこそこ面白かった。

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    2016年07月31日
  • メタモルフォシス

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     良い意味で説明過多で面倒な作品。だからこそSMという心理戦の焦燥感が伝わってくる。筋金入りの変態は死への憧れを持っているかと思えば、最終的には自分の言葉でマゾヒストを伝えるために生きたい、それでも尚僕は恥ずかしさを感じているぞ、と。これがマゾヒストか…。
     「エゴマゾ」ではなく、リビドー所以のマゾヒズムが描かれたハードボイルドド変態作品。
     同梱のトーキョーの調教も面白い。自分の首を絞めることに快楽を感じていいのか迷う真面目な変態の作品。
     読んでいると食欲をなくす為、ダイエットにお勧め。

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    2016年06月08日
  • 隠し事

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    読み終わって少ししてから感想を書くが、残った印象が…あまり無い。ただ、先が気になってけっこうサクサクと読み進められた。

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    2016年04月21日
  • ミート・ザ・ビート

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    ネタバレ

    初!羽田さん作品。
    読みやすいけど、別に安易な書き方ではない
    描写が的確で表現がうまい!気持ちや状況を想像しやすい。
    ストーリーはなんてことないかなー
    山場とかも特に感じなかった。
    全体的な雰囲気やキャラはわざとらしくなくてシンプルな感じ。
    ベイダーが自転車こいでる感じとか、一人で車運転してる焦り感覚とか特に面白い。
    どちらかいうと二つ目のマサルがダイエットしてて競馬に行く話の方が記憶に残ってるかも。
    多分、ストーリーは忘れるけど表現の巧みさは理解。
    学生には勧めづらいかな。
    もー1冊くらいは読みたい!かな!

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    2016年03月24日