羽田圭介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この間、『スクラップ・アンド・ビルド』を読んで面白かったので、二冊目。
わあ、これデビュー作ですか。17歳ですか。
弟が、兄の部屋を「あさる」シーンから始まる。
最初は猥褻な雑誌やDVDを期待しての行動だったのだろうか。
兄の恥部に触れたいと思う、弟なりの内的な訣別とも捉えられなくはない。
表では澄ました顔して、裏ではこんなもの隠してんでしょう、仕方ないね、みたいな。
しかし、兄からの密やかで屈辱的な復讐が笑える。
もう、一枚も二枚も上手なわけですよ。
大人気ないな、と思う所もあるけど……割と読んでいて勧善懲悪感がある。なぜか。
弟としては内側で嘲って満足していたのが、表に出されては我慢 -
Posted by ブクログ
見当たり捜査官。
最近、この設定が登場する作品をよくみかける。
見当たり捜査官は通常の捜査をしない。数百人という指名手配犯の顔を記憶し、街を歩きながら、手配犯を見つけ逮捕する。その繰り返しだ。
だから、コツコツ調べ、推理し、犯人を追い詰めるというヒリヒリするような緊迫感や、スピード感はない。
雑踏の中で、ピンと来た顔を見つけたら、追跡し「声かけ」をする。そうやって逮捕すればそれで終わり。それだけが結果であり、存在する意義。
それは、ある種、初動捜査が終わったら所轄へ引き渡す、機捜のようなものか。
白戸を中心とする捜査官3人の見当たり捜査チーム。
一人も見つけられない日が数カ月も続く -
Posted by ブクログ
SM調教をベースにした2作品。表題作は、読んでてちょっと具合が悪くなるレベルだった。ちょっと理解できない世界かも。サトウは、死を悟って初めて生きる自分の形みたいなものをみつけたようだが、それが人を超えたということなのか、ようやく人に追い付いたということなのか、逆に人から遠ざかったのか、なんとも言えない終わり方だった。
「トーキョーの調教」の方が多少ソフトだし、テーマも分かりやすい気がして読みやすい。が、表題作を読んだあとだとなんだか物足りなく感じてしまうので困りもの。
世の中のMの方々はいちいちこんな面倒なことを考えてるのか?そうだとすれば、いちいち理由をつけないと快楽に変換できない、面倒な精