高橋源一郎のレビュー一覧
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「サンデー毎日」連載の46回文のエッセイ。
軽妙な語り口で思わずクスッと笑えて共感できるのもある。
おじさんは、いずこに?の中でもやはりすべての始まりは、『おっさんずラブ』というのもそうだった〜。
最初から目が釘付けになったなぁ…と。
『おじさんはカワイイものがお好き』も『私の家政婦ナギサさん』も観たなぁと懐かしむ。
鬼滅の刃・無声慟哭篇の書き出しに最終巻を読み終えたばかりなので、原稿なんか書かずに、静かに泣かしてほしい……。とそうだろうと状況が目に浮かぶようだ。
この頃が、コロナ禍中だったな。
ネットフリックスを家族で見る。とあると自分は遅れているんだろうなと思う。
「hulu」「NE -
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東日本大震災前後の時事対談たが、あまりにも状況が変わってなくて驚く。
震災後は日本は変わる、変わらねばと言っていたが、その後の安倍政権の下、そのままの状況が続き、深化しただけだったのか。
この本で評価されているシールズなど影も形もなく、ローンウルフ型犯罪ばかりが目につく。父がいなくなったと盛んに言っているが、安倍氏はとても父というタイプではなかったが、その戯画化または代用だったのか。
維新の会も伸びは止まったが、維新と安倍は同根だし、トランプ型の大きなうねりの一つの流れ。明らかにグローバル化にストップはかかり、ローカルになってきたが、内田や高橋の予想や希望とは異なる方向と思う。 -
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例えば「カレンの台所」を読んで、この本に似たものをどこかで読んだことがあるぞ、と感じ、谷崎潤一郎の「美食倶楽部」だと発見する。
そして「これ」は「アレ」だ、という理由を述べるという本。
なのですが、私にとっては読んだことのない本が多くて、「これ」も「アレ」も両方知らないものばかりであまり楽しめなかった。
「鬼滅の刃」はグリム童話の「兄と妹」だ、と言われてもピンとこなくて脳内 ??? ですから。
「これ」とか「アレ」とかの作品の説明に、少しだけ興味を引かれたのは、吉本ばななのデビュー作「キッチン」で、
文中では「キッチン」でなく「台所」が使われ、最後に1回だけ唐突に「夢のキッチン」と出てく -
Posted by ブクログ
年取ってくると、何か新しいものを見ても「これはあれに似てるな」と思うことはよくあり、そしてこれとあれをつい比べてしまう。若い人は全く新しいと感動するけど、本当に斬新であることはほとんどないんだよなあ。こういうのが長生きのつまらなさかもしれない。
しかし、それを逆手に取って面白い文章にできるというのが素人とプロの違いですね。
「飛ぶ教室」聴いてるので既に知っていたり読んだりした本も多かったのだけど、同じ本の紹介でも切り口が違えばまた違った魅力を感じる。一粒で二度美味しいってやつ。高橋さんがヘビーな読書家を長年続けているので比較対象する作品にも事欠かないね。
ご本人は書くのは大変とおっしゃっていた -
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Posted by ブクログ
凄い訳業だと思う。
自身を孔子の門下に入門した弟子であると夢想して、論語を先生が弟子に語った血肉の通った言葉として現代語訳する。
言葉は、その言葉が発せられた背景にある時代背景や、誰に向かってどんな場面で言った言葉かを踏まえていないと正しく理解できない。考えてみれば当たり前のことである。
そうして理解した論語の内容を現代語訳に落とし込んでいる。
なんて書いてもちっとも伝わらないのだが、とにかく一読すればこの翻訳に傾けた著者の情熱がすぐに伝わってくる。
ただ悲しいかな。
未熟な私には、4章まで読んでも殆ど孔子の言葉はピンとこずに、投了となった。
私には論語が染みるほどの器量がまだないようだ。