高橋源一郎のレビュー一覧

  • 誰にも相談できません

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    質問は老若男女から、さまざまなテーマで寄せられており、似たような状況で苦しんでいる/いた人の中には、高橋源一郎さんの経験に基づいた他人へのほどよい距離感と具体的な回答に救われる人もいるのではないかな(私もそのひとり)。誰もが「誰にもに相談できないなやみ」のひとつやふたつ…ありますよね!

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    2022年05月04日
  • 誰にも相談できません

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    毎日新聞に掲載された「人生相談」。

    恋愛について、夫について、家族のことや容姿のこと、会社でのことや自身の性格など…

    さまざまな悩みについて、なるほど…と的確な回答。

    悩みがあるのか、ないのか、いい加減に暮らしている私でもこれって似ているなぁと思ったりするってことは、悩みを抱えているってこと⁇と思えて回答をしみじみと読んだ。

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    2022年04月27日
  • これは、アレだな

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    年取ってくると、何か新しいものを見ても「これはあれに似てるな」と思うことはよくあり、そしてこれとあれをつい比べてしまう。若い人は全く新しいと感動するけど、本当に斬新であることはほとんどないんだよなあ。こういうのが長生きのつまらなさかもしれない。
    しかし、それを逆手に取って面白い文章にできるというのが素人とプロの違いですね。
    「飛ぶ教室」聴いてるので既に知っていたり読んだりした本も多かったのだけど、同じ本の紹介でも切り口が違えばまた違った魅力を感じる。一粒で二度美味しいってやつ。高橋さんがヘビーな読書家を長年続けているので比較対象する作品にも事欠かないね。
    ご本人は書くのは大変とおっしゃっていた

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    2022年04月24日
  • ぼくらの民主主義なんだぜ

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    読みやすいところもあれば、どういうことと言えるところもある。

    インプットする情報がものすごく多く、そこから思考していることが分かる、、

    10年前、自分は24歳で、この本を読もうとは思わなかっただろう。

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    2022年04月05日
  • 誰にも相談できません

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    ネタバレ

    新聞だからか、家族間の悩みが多い。
    血縁関係でない家族は、双方の言い分を聞いてみないと
    わからないよね。
    不倫絡みはおっしゃる通りだと思う。
    でも1番印象に残ったのは、恋人がどんどん若くなって不安がる爺さんでした。

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    2022年03月08日
  • 一億三千万人のための『論語』教室

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    単純な対訳だとあまりに簡素になってしまうのに対して、非常に工夫されて訳されており感心した。ただ、あまりに分かりやすく訳されていて、論語を読んでいるということを忘れてしまうほど軽妙であるとも言える。これはどちらかと言うと著者ではなく自分の問題で、論語を噛みしめて血肉に通すような経験のためには、それこそ著者のように何十年もかけて味わい尽くす、何度も本文を行ったり来たりする必要があるということを痛感させられた。

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    2022年03月08日
  • この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた

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    2011年からの時代も映す書評対談。
    さすがに文章のスペシャリストは対談も興味深く、所々は高等過ぎてついていけないところもあり(笑)

    その年に話題になった小説を時代が違う今、改めて読んでみようと思う本がちらほら。

    暇を見つけて、新刊ばかり読んでいないで、遡って自分独自の時代の検証をしてみよう

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    2022年03月08日
  • 男性作家が選ぶ太宰治

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    趣味を人に合わせてコミュニケーションの手段にしてしまう、ご飯の為に適当に合わせる…つまり〇〇を見れば〇〇は興味を持てない人生を上手く生きるためのものかもしれません
    自分の個性について考えさせられる作品でした。人が冷たくなるってこんな感じなんだと思いマス。

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    2021年11月21日
  • さようなら、ギャングたち

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    イメージ?の断片が飛び交う、浮遊感?漂いまくりの作品だという感想を持った。
    格好つけてなんとなくでも分かった気になろうとしたけど、やっぱりさっぱり分からなかった。
    先に解説を読んでおけば微かにそれっぽい匂いを感じることができたかも知れないが、結局分からないことに違いはなかったろう。

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    2021年09月15日
  • 嘘みたいな本当の話みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    読みやすさ★★★★★
    学べる★
    紹介したい★★★
    一気読み★★★★
    読み返したい★

    ほっこり癒されます。
    調べるとネットでも投稿ストーリーの1部が読めるのですね。
    疲れたときなどに少しずつ読んでいこうと思います。

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    2021年08月18日
  • 一億三千万人のための『論語』教室

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    凄い訳業だと思う。
    自身を孔子の門下に入門した弟子であると夢想して、論語を先生が弟子に語った血肉の通った言葉として現代語訳する。
    言葉は、その言葉が発せられた背景にある時代背景や、誰に向かってどんな場面で言った言葉かを踏まえていないと正しく理解できない。考えてみれば当たり前のことである。
    そうして理解した論語の内容を現代語訳に落とし込んでいる。

    なんて書いてもちっとも伝わらないのだが、とにかく一読すればこの翻訳に傾けた著者の情熱がすぐに伝わってくる。

    ただ悲しいかな。
    未熟な私には、4章まで読んでも殆ど孔子の言葉はピンとこずに、投了となった。
    私には論語が染みるほどの器量がまだないようだ。

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    2021年08月13日
  • 誰にも相談できません

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    ネタバレ

    (2021-07-25 30min)

    たいせつなひとに贈りたいと思う、そんな本。

    高橋源一郎氏がNHKで配信している「飛ぶ教室」というラジオ番組が好きで、著書を調べたところ、本書が気になりずっとリストの中にあったものを、今日になって引き出してきた。
    少し複雑な悩みを持つ友人などに手渡すと、孤独感を和らげる視野の広がりの助けになるのでは。質問の幅が非常に広い。表紙も可愛い。中の薄い和紙のような紙に描かれたイラストも、フォントも可愛らしい。
    毎日新聞における1コーナーであったということで、著者自身嘆いているように全文ではないことや、回答も500字の制限で限られてしまうということが無念。質問は書

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    2021年07月25日
  • 嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    なんとなく気分が重く、ぱっとしなかった時期に読んだ。
    面白いことは沢山ある。
    拾い上げて、大事にしたい。

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    2021年05月09日
  • ジェイムス・ジョイスを読んだ猫

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    著者の比較的初期のエッセイなどを収録している本です。

    本について書かれた文章が多いのですが、ときには音楽やマンガ、テレビCMにも触れられています。どこまで本気で書かれているのか判別しがたいエッセイですが、現代詩の直面している困難に触れたり、橋本治と吉本隆明の共通性を指摘したりと、ときおり示される鋭い著者の批評眼に目を開かされます。

    「わからない方の現代詩が、世界と自分との関係のわかりにくさを表現していることがわかるのに、わかる方の俳句が、そんなにも直ぐわかってしまう作者の心像がわからない」という鋭い指摘に一瞬虚を突かれたようになってしまいますが、そのあとに「俳句を詠む人口が凄まじい勢いで増

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    2021年05月02日
  • 日本文学盛衰史

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    日本文学史の中で近代の作家たちが実現したかったことを一部切り取って現代の風俗を織り交ぜながら描いた本。つまり近代作家の思想やそれがどんな影響を文学界に与えたのか、をわかりやすく解説している。わかりやすい解説漫画があるように読みやすい解説小説にしたもの。その意味で勉強になるが、ただ軽い。

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    2021年04月03日
  • 一億三千万人のための小説教室

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    積ん読だと思っていたら再読だった。
    源一郎節が楽しいけどこれが果たして「小説教室」なのか。
    「一億三千万人のための」は明らかな誇大広告では。
    源一郎節を喜ぶのは10万人ではないのか。

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    2020年12月05日
  • 誰にも相談できません

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    新聞の連載だから仕方がないとは思うけど、相談も回答も短くて残念。せっかく高橋源一郎さんなんだから、もっとたっぷり読ませてほしいなあ。子育てや家族について、そうだよね~と思うことが多かっただけに、物足りなさがつのる。

    源一郎さんは離婚4回結婚5回、真面目なのか不真面目なのかわからないが、なんとなく大したもんだという気がする。今も子育て中なだけに、子供について語る言葉に説得力がある。「幼児期に重視したことは」という相談への回答が心に残った。

    「わたしにとって子育ては、自分に愛する能力があると子どもたちに教えてもらったことです。愛してあげてください。それだけでいいじゃないですか。他のことなんかど

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    2020年11月16日
  • ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

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    ネタバレ

    普通の評論もしくはエッセイなのかと思っていたら小説だった!だって新書だし!
    あ、いやこれは小説なのかな。違う気もするけど。まあいいや。そういうのは気にしないことにします。と、ランちゃん風です。
    「くに」を作ることにしたランちゃんたちは、なんとほんとに「くに」を作ったよ!作れるんだよ。くに。英国女王から国交樹立のお願いのお手紙には泣いちゃったよ。あとアイちゃんとそのご家族たちの優しさとかねー。くにを背負ってる人たちのせきにんっていうのかな。それの重さがしみじみと深いよね。せいじ家とは違う意味の背負ってる人たちね。くにのことを多分誰よりも深く理解しようと努力しているんだよね。見えないとこで。
    とこ

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    2020年08月01日
  • 一億三千万人のための『論語』教室

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    高橋源一郎が論語を翻訳した一冊。翻訳とはいっても直訳ではなく、現代風に、というか現代に生きている我々日本人にもわかりやすいように意訳も含めての翻訳、といったところか。
    全499本、すべてを訳しているので、500ページを超える厚い本になっているが、僕なんかは原文をスルーして翻訳のパートのみを読み進めたので、思ったよりも早く読み終えた。それでもかなり時間はかかったけれど。
    先にも書いたように「現代風に、というか現代に生きている我々日本人にもわかりやすい」ように訳されており、それはそれで興味深いし、なるほど、と思えることも多かったのだが、「現在の政治家に言い聞かせたい教えだ」的な、今の政府、政治界を

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    2020年07月03日
  • 一億三千万人のための『論語』教室

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    読み下し文と著者による現代語訳が併記されていて、しかも全499節が載っていて大変勉強になった。現代語訳においては著者のセンスで当時の物を今の物に置き換えたりしており、とっつきやすさや理解しやすさを高めるための工夫が感じられた。
    論語の解釈の通説とかを知らないからはっきり言いにくいけど、著者の訳し方に恣意的なものがあるような気がして、そこは差し引いて読んだ。

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    2020年06月30日