【感想・ネタバレ】誰にも相談できませんのレビュー

あらすじ

あなたのお話
聞かせてください
小説、論壇で活躍する作家、高橋源一郎氏による「毎日新聞」の人生相談、待望の書籍化!
恋愛や結婚、仕事や家族、生きる悩みなど、老若男女、いつの時代も悩みは尽きない。新聞掲載時に話題となった「中絶した過去と向き合えず」や「別れた息子と孫を会わせたい」ほか、100のままならない悩みにタカハシさんが向き合った!
人生相談なんてものがはじまる、はるか前から、 おそらく人間というものがこの世界に誕生して以来ずっと、 人は悩み、それだけでなく、誰かのその悩みを、 苦しみを打ち明けてきたのでしょう。(本文より)

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Posted by ブクログ

悩み相談の本は世にたくさん出ているけれど、これはなんだか今まで読んだものとは少し違うような。

元の相談文はもっと長いそうなのですが、編集の都合で数行にまとめられており、筆者の回答も結構短めです。

でも、なんというか、回答が美しいです。

相談内容は家族やお姑さんとの関係から老いの恐怖、ニート生活が続き今後どうすればいいかなど様々。

筆者は離婚歴が4回ほどありお子さんもいらっしゃるので、浮気や子供への接し方のアドバイスに説得力がありました。(浮気相手はあなたを愛しているのではなく依存相手を求めているだけ、など)
子供の教育方針よりも愛をたくさん与えることが1番大事だというのは納得。
不登校の子やニートの方への回答が優しくて泣けました。もっとこの方の本が読みたいな。

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

在学時に存在を知っていれば、授業を履修していたのに。とWikipediaを読みながら何も考えていなかった大学生活を悔やんだ。

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2024年10月06日

Posted by ブクログ

高橋源一郎さんって難しそうだなあ、って
もじもじしちゃう方もいらっしゃるかと思うのですが、
コレ、とってもオススメです。

源ちゃんが毎日新聞で向き合っている人生相談の一問一答。
グサグサとほっこりが、程よく織り混ざっています。

源ちゃんも、吉本隆明さんも、ひとは「孤独」と言い切られるところに
る種の救いを感じます。


【本文より】

・家族は永遠に続くものでも、何があっても守られるべきものではないと思います。
それに参加する者が、互いに誠実であるときだけ持続できるものです。

・わたしは、コンプレックスを抱くことは、傷でも闇でもなく、「常に謙虚であるように」と神様が贈ってくれた能力だと思うようになりました。

・あなた方の「悪いのは自分じゃない、相手だ」という自信はどこからくるのでしょう。

・二人で家庭を作るということは、想像を絶する難事業です。だというのに、非協力的な第3者をその中に入れるなんて、自爆以外のなにものでもありません。

・人はなぜひきこもるのか。それは「建前」ばかりの社会の裏が見えてしまって、そんなところにいたくないからなのだ。/吉本隆明の考え

✳︎花の拠点”はなふる”センターハウスの蔵書です。

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2022年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

毎日新聞にて連載中の、高橋源一郎の人生相談が書籍化された一冊。

「正しく」ではなく、「善く」生きること、他者に対して何らかの感情を持つこと(または持たないこと)を押しつけないこと、孤独を自覚しその豊かさと自由とを知ること…。
実存を見つめた真摯な生き方について、力強く、しかし軽妙な語り口から伝えられる文章が心地良い。

人生相談としては、これらの回答は、心に強さを持つ人々にしか理解できない、変わったものなのかもしれないとも思いつつ、今の時代に、これが新聞に連載されているというのは良いことだな、としみじみ感じる。

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2021年05月29日

Posted by ブクログ

多様性が重要視され、個人を尊重する風潮が高まっている昨今。しかしながら私たちはその中で正解を求めて日々窮屈な思いをしている。

本書は正解を求める相談者に対して、著者が独自の視点で答えていった新聞での「人生相談」をまとめたものである。

何か明確な正解があるわけではない。
著者も「正解はないのですから」と述べている。
その言葉がとても深く、そして安心できる一言のように感じる。

自分という人間が間違っているのではないか、他人に非難されてしまうのではないか。
心のどこかで溢れる不安に対して、「自分であることを認める」ことの大切さを教えてくれるる一冊。

落ち込んでも、間違えても、立ち止まってもいい。
自分を受け入れて、認めてあげられるのは自分しかいないのだから。

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2021年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

印象的とこメモ。
◆家族に不幸が続き怖い

『事故に巻き込まれ、妻子を失った知人がいます。彼に過失は一切ありませんでした。病院のベッドですべてを知った彼は、生きる気力を失いかけていました。そんな彼に医者はとどめを刺すように、「お気の毒ですが、大きな障害が残るでしょう」と宣言したのです。その時彼がどう感じたと思われますか。あまりに悲惨な運命を呪い、希望を完全になくしたと?

自分でも驚いたことに、彼にやって来たのは、凄まじい怒りでした。彼は、自分を奈落に突き落とした「運命」に向かって、こう叫んだそうです。

「人間というものが、そんなことでダメになると思ってるのか?なめてんじゃねえぞ。俺をひざまずかせたったら、もっともっと不幸をもってこい」

彼は恐るべき克己心でリハビリに励んで、仕事に復帰し、後に新しい伴侶を得ることになりました。

不幸や不運は誰にでもやって来ます。そのとき、慌てふためき、恐れおののく者たちは、さらに、不幸や不運の餌食となるのだと思います。

自分への不当な扱いを許してはなりません。人や組織はもちろん、それが運命であろうとも。あなたは憤るべきなのだと思います。運命に嘲笑されたくなかったら。』

◆高2の息子、視力を失う恐れ

『数年前、イギリスにある「子どもホスピス」を訪ねた時、数百の子どもたちの生命を見守ってきた女性園長が、不意に、わたしにこう尋ねました。「自分の生命が残り少ないことを知る子どもたちが何を心配するかわかりますか?」「わかりません」と答えると、彼女はこう言ったのです。「残される親のことです。自分がどれほど親を悲しませてきたか、そして、死んでしまったらどれほどの悲嘆にくれるのか、それが彼らを苦しめるのです」

わたしは、そんな、限界に近い場所に置かれた子どもたちを取材して、彼らの愛は、おとなよりもはるかに大きく、深いのではないかと思うようになりました。彼らこそ、ほんとうは親なのかもしれませんね。だったら、あなたのやるべきことはひとつしかありません。息子さんに負けないような愛を』

◆恋をしたことがありません。

『人間としてやらなければならない経験などないと思います。わたしたちはみんな「わたし」という、誰にもできない経験をしているのですから。いまいちばん楽しいと思うことをしてください。それで十分です。』

◆姉のと比べられコンプレックス

『わたしは、コンプレックスを抱くことは、傷でも闇でもなく、「常に謙虚であるように」と神様が贈ってくれた能力だと思うようになりました。コンプレックスがない人間なんかと、つきあいたくもいですよ!』

◆義母の介護にやりきれない

『作家の佐野洋子さんは、自らの「老い」に前にして、こう書きました。「私達はおびえている。自分達もまた、家族にとって、ストレスだけの存在になるのだ。いやもうなっているかも知れぬ。核家族に、老人は支えきれないのだ。」』

◆友達をつくらない息子。見ていて切ない。

『漫画家のしりあがり寿さんが、わたしたちは「友だちの呪い」にかかっているとおっしゃっています。小中学校など、そもそも偶然クラスが一緒なだけで、卒業してしまえば一生会わない、ただの「他人」なんだと。

いま、わたしには「友だち」といえる存在は数人です。彼らとは会う必要さえありません。わたしにとって「友だち」は、お互いの「孤独」を理解し合える者のことだからです。逆にいうなら、「孤独」を共有できない相手は、「友だち」ではなくただの「知人」にすきません。』

◆やる気がないけど、どうしよう

『あなたの理想的な一日とはどんなものですか」と質問されたら、ぼくは「なんの予定もない日」と答えます。

ある、高名な学者が、定年で大学を辞めた日、もう行かなくていいんだと思い、ふと空を見上げて、「空というのはこんなに青かったんだ」というショックを受けたそうです。

家庭生活を頑張る。子育てを頑張る。仕事を頑張る。自分を成長させようと頑張る。うーん、実は、頑張っているとき、ぼくたちの視野は確実に狭くなっていると思います。それは危険だ。そして、そんなとき、からだの方から「気をつけて!」と信号を送ってくる。その「信号」が「面倒くさい」という気分なんだと思います。休みましょう。ダラダラしましょう。それができない?じゃあ「頑張って」ダラダラしてください!』

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2020年09月27日

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毎日新聞に連載されている人生相談を筆者が抜粋して加筆、修正されたもの。表題のごとく誰にも相談できない内容に真摯に向き合い応えられ、非常識と一般的には思われる物にも優しく毅然と答えられ、最後に落ちまで用意。筆者ほどにはなれないが、返し技を学ばせてもらった。

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2020年08月19日

Posted by ブクログ

新聞紙上で交わされた、読者と高橋源一郎さんの悩み相談。
ひょうひょうとだったり、スッと真に迫ったりしながら続く問いと答え。
悩み相談はすごく難しい。
受け取って、解釈して、寄り添いつつ、解や違った目線を示す。毎回それが鮮やか。
色々学んだ。

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2020年03月08日

Posted by ブクログ

よく新聞の人生相談のコーナーとか好きで読むのは多種多様な悩みに私ならどう思うか、この人ならどう答えるかなど考える機会が与えられるからなのかな。高橋さんの人生遍歴の方が気になってしまったのは気のせいにしとく

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2021年09月09日

Posted by ブクログ

よくラジオで声をお聞きするからか、とても親しみを感じてしまいます。
でも源一郎さんの本は読んだ事がなかった。
難しそうで。
まずはこれをと手に取った本。
1人1人悩みって必ずあると思う。だから悩み相談っていろんな紙面で見かけますね。

源一郎さんのアドバイスはとてもわかり易い。
寄り添ってくれる時もあれば、ちょっと突き放す感じもあって。
そしてその中に源一郎さん自身のお話も織り交ぜてあって。
うん、なんか面白かった。

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2021年08月14日

Posted by ブクログ

Twitterで流れてきた新聞の書評の辛辣さが面白く、興味を持って読んでみた。
基本的には優しい文調でほっこり。時々グサッとくるものもあり面白い。

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2021年08月14日

Posted by ブクログ

どんな関係でも、更新し続けなければ、根元から枯れ果ててしまうのです。

不安の中にいる限り、現実と直面しないですむのです。

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2020年08月03日

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いろんな悩みがあるもんだなあ。大体人間関係かしら。人それぞれと割り切れれば悩まなくてすむのだろうけど。

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2020年06月30日

Posted by ブクログ

2015年4月27日~2019年12月22日に朝日新聞に掲載された「人生相談」から抜粋、加筆、再編集したもの。
なんか高橋源一郎と人生相談ってあまり結びつかなかったけど、読んでみると意外に面白い。
相談する人は必死なのだろうから「面白い」なんて表現は失礼かもしれないけれど。
時にユーモラスに、時に辛辣に相談にのっている
「あらあら、ここまで書いちゃったらケンカになるんじゃない?」と思わせるような厳しい言葉も随所に現れてきて、著者自身「真剣に相談にのった」とあるように、その真剣さが伝わってくる。
まぁ、人様の相談事なのだから、野次馬的に読み進めればいいのだけれど、時として「ああ、僕に言われているみたいだ」なんて箇所も出てきて、安心はできない。
思った以上に興味深く読むことができた。

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2020年06月11日

Posted by ブクログ

人生相談を読むのが好きだ。
回答者の回答にいつも感心する。自分と比較するのもおかしな話だが、こんな素晴らしい回答、私は人に相談されてもできないと。回答の素晴らしさに感動してファンになることが多い。高橋さんは元からファンだけど。
1章の「恋をしたことがありません」から感動しっぱなし。自分と全く関係のない相談の回答にまで、いちいち感動。もうなんで泣くのかわからないが、泣きながら一気に最後まで読んだ。大丈夫か、私。

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2020年03月07日

Posted by ブクログ

読売新聞の人生相談ほどに親身では無い気がするので、好みが分かれそうですが、問題は相手じゃなく自分自身だよと教えてもらった気がします。
高橋さんの遍歴を知って読むと、説得力があるのか無いのか分からない回答もあるけど、それ含めて面白かったです。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

人のお悩み相談とその回答を読むのが好き。
新聞に掲載された人生相談から選ばれたもので構成されている。
著者の高橋源一郎さん自身の遍歴もなかなかのもので、そんな著者からの回答は、興味深いものがあった。
人の悩みを読みながら、十人十色、人生色々だと自分を勇気づけていた。

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2023年08月22日

Posted by ブクログ

見開きごと、一問一答。恋愛から家庭、仕事関係まで、ドロドロした内容もさっくり答えてくれている。
やったことに対して責任が取れるか否か。自分自身の気持ちが幸せか否か。これが基準なんだな。

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2022年08月07日

Posted by ブクログ

質問は老若男女から、さまざまなテーマで寄せられており、似たような状況で苦しんでいる/いた人の中には、高橋源一郎さんの経験に基づいた他人へのほどよい距離感と具体的な回答に救われる人もいるのではないかな(私もそのひとり)。誰もが「誰にもに相談できないなやみ」のひとつやふたつ…ありますよね!

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2022年05月04日

Posted by ブクログ

毎日新聞に掲載された「人生相談」。

恋愛について、夫について、家族のことや容姿のこと、会社でのことや自身の性格など…

さまざまな悩みについて、なるほど…と的確な回答。

悩みがあるのか、ないのか、いい加減に暮らしている私でもこれって似ているなぁと思ったりするってことは、悩みを抱えているってこと⁇と思えて回答をしみじみと読んだ。

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2022年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新聞だからか、家族間の悩みが多い。
血縁関係でない家族は、双方の言い分を聞いてみないと
わからないよね。
不倫絡みはおっしゃる通りだと思う。
でも1番印象に残ったのは、恋人がどんどん若くなって不安がる爺さんでした。

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2022年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(2021-07-25 30min)

たいせつなひとに贈りたいと思う、そんな本。

高橋源一郎氏がNHKで配信している「飛ぶ教室」というラジオ番組が好きで、著書を調べたところ、本書が気になりずっとリストの中にあったものを、今日になって引き出してきた。
少し複雑な悩みを持つ友人などに手渡すと、孤独感を和らげる視野の広がりの助けになるのでは。質問の幅が非常に広い。表紙も可愛い。中の薄い和紙のような紙に描かれたイラストも、フォントも可愛らしい。
毎日新聞における1コーナーであったということで、著者自身嘆いているように全文ではないことや、回答も500字の制限で限られてしまうということが無念。質問は書籍化にあたって全文載せてもよかったのではと思うところもあるが、短く簡潔だからこそ、すんなり沁みるような回答があったりする。受け取り手の現状に大きく左右されるものが多いかも。

 肩肘張らない寛容な雰囲気で、和やかに回答していく。強烈に刺さるものはなかったものの、安定感を感じるので、身近にいたら話を聞いてほしくなる。
質問者によって、ここは強く言うべきところ、受け止めるべきところというのを判断して回答しているであろう雰囲気を感じて、心強い。

 自身の家庭環境が芳しくなかったこと。離婚歴が5回もあるということ(最近放送されていた坂元脚本の『大豆田とわ子と三人の元夫』の大豆田にも驚かされたけれど、5回はすごい)。それぞれを生かして回答されていた。

章で7つに分けられているけれど、4章以降はあまり内容と関連はないかな。曲のタイトルをアルバム名にするみたいな…。すべて章の一番初めに来る質問タイトルをそのまま持ってきているようです。

100もの質問がありますが
・夫の心変わりで前向きな気持ちになれない(p.62)
・70歳の夫 同居が辛い(p.64)
・姉と比べられコンプレックス(p.90)
・自分の文章が恥ずかしい(p.184)
・進学の機会を逃しニートに(p.186)
・14年間ひきこもりの自分が嫌(p.188)
・あめをもらってもいいですか(p.198)
・孤独なパート事務 仕事や職場に不満(p.204)
が好きです

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2021年07月25日

Posted by ブクログ

新聞の連載だから仕方がないとは思うけど、相談も回答も短くて残念。せっかく高橋源一郎さんなんだから、もっとたっぷり読ませてほしいなあ。子育てや家族について、そうだよね~と思うことが多かっただけに、物足りなさがつのる。

源一郎さんは離婚4回結婚5回、真面目なのか不真面目なのかわからないが、なんとなく大したもんだという気がする。今も子育て中なだけに、子供について語る言葉に説得力がある。「幼児期に重視したことは」という相談への回答が心に残った。

「わたしにとって子育ては、自分に愛する能力があると子どもたちに教えてもらったことです。愛してあげてください。それだけでいいじゃないですか。他のことなんかどうでも」

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2020年11月16日

Posted by ブクログ

ユニーク。
高橋源一郎さんは、両親の仲が悪く、離婚を繰り返していたとは知らなかった。
ほんと、人には話せない相談ごとばかり。多くの人は助言できないのではないか。世の中には多彩な人がおられる。

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2020年07月18日

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