高橋源一郎のレビュー一覧

  • だいたい夫が先に死ぬ これも、アレだな

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    ラジオや著者関連で聞いたり知ってることもあるけれど、重ね確認出来たり、保管出来たりと楽しめました。

    マンガや映画の話も多いけれど、この2つに関してはまず積極的に見ることがないから、表面的にでも知識が得られて助かります。

    そのかわり、紹介されている古典や化学系書籍などは読んでみようと思ってます。

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    2023年09月05日
  • 誰にも相談できません

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    人のお悩み相談とその回答を読むのが好き。
    新聞に掲載された人生相談から選ばれたもので構成されている。
    著者の高橋源一郎さん自身の遍歴もなかなかのもので、そんな著者からの回答は、興味深いものがあった。
    人の悩みを読みながら、十人十色、人生色々だと自分を勇気づけていた。

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    2023年08月22日
  • この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた

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    ネタバレ

    30年毎年、ではない。
    毎年はせいぜい4年で、あとは刊行直前に30年ということにするためにレンジを広く取った。
    そして選書自体が「そういう傾向」のものなので、そうなるだろうなという放談に過ぎないが、まあまあ面白い。
    文芸誌を集中的に読んでいた時期とも重なるので。

    @以下、コピペして、【 】で追記。

    2011年から令和まで、計6回おこなわれた本をめぐる対話から、日本社会が浮かび上がる。思いもよらない解釈や、意外な作品との繋がりなど、驚きと発見に満ちた、白熱の対談集!

    目次

    はじめに

    ●第一章 震災で小説が読めなくなった
    ブック・オブ・ザ・イヤー2011

    生存にかかわるリアリズムは最強

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    2023年08月17日
  • こどものころにみた夢

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    12人の作家による夢や思い出のアンソロジー。
    堀江敏幸氏の「ハントヘン」、長野まゆみの「衣がえ」が良かったです。

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    2023年08月02日
  • ジョン・レノン対火星人

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    『さようならギャングたち』と同じ様で実は意を別にする作品。(やはり作者もあとがきで触れていた)
    直線的なエロとグロの洪水が様々な言葉で襲いかかってくる。ナンセンス系は割と冷めた目で読んでしまうが、あまりにおかしすぎて笑ってしまった箇所もある。
    主題以上にもっと理解してあげたい楽しい作品だった。

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    2023年07月28日
  • さようなら、ギャングたち

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    非常に評価が難しい一冊。
    作品を個で見ていくと完全に詩だが、読後の感覚は小説だった。
    取り止めのない言葉遊びや纏まりの無い文章が約350pも続くが、いつの間にか読み終わりしかも一種のカタルシスと寂しい読後感を味わえる。
    絶賛は出来ないが、他作で作者の別の顔を見てみたくなった。

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    2023年07月23日
  • こどものころにみた夢

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    【収録作品】「男」 角田光代 絵/網中いづる/「ガラスの便器」 石田衣良 絵/松尾たいこ/「さよなら、猫」 島本理生 絵/鯰江光二/「水の恵み」 阿川弘之 絵/木内達朗/「タイムリミット」 辻村深月 絵/吉田尚令/「ヘビ」 西加奈子 絵/西加奈子/「ふたり流れる」 市川拓司 絵/いとう瞳/「ハントヘン」 堀江敏幸 絵/中村純司/「雲の下の街」 柴崎友香 絵/田雜芳一/「衣がえ」 長野まゆみ 絵/望月道陽/「おしっこを夢から出すな」 穂村弘 絵/ささめやゆき/「さらば、ゴヂラ」 高橋源一郎 絵/しりあがり寿

    夢だけにシュールな感じを引きずる。続き…はないのかな。

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    2023年07月20日
  • こどものころにみた夢

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    「こどものころにみた夢」をテーマにしたショートショート・アンソロジー。色々な作家さんの作品を楽しめます。夢の不思議さや、ならではの不条理を受け入れてる感じが好き。現実なのか、まだ夢の中なのか、分からないような書き味のものも。
    個人的には西加奈子さん、長野まゆみさんの作品が好きでした。

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    2023年05月31日
  • 高橋源一郎の飛ぶ教室 はじまりのことば

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    ラジオで毎回聴いているはずなのに、1年前以上のものはすっかり忘れている。
    聞いた当初は、心に残っているというのに。

    著者の有難い言葉でも、深く心に残るのはなかなか難しいし、文章として残ることには意味がある。

    しかし、文章にも残っていない言葉に感銘したり、人生を左右する言葉ってすごい力なんだと、改めて知らしめてくれたこの本は。

    これからも「はじまりのことば」心して耳を傾けます。

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    2023年05月09日
  • この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた

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    雑誌『SIGHT』の年末定例企画「ブック・オブ・ザ・イヤー」に掲載された高橋源一郎と斎藤美奈子の対談を収録した本です。

    高橋はいつものように、同時代の文学や社会状況に対して批評的なことばをさしはさみつつも、やわらかい態度でつい彼自身の気に入った小説にかんしてはわたくしなどはいくぶん好意的にすぎないかと感じてしまうような語り口で、作品の魅力を解き明かしています。そしてあいかわらず、中原昌也に対しては、手放しといっていいほどの賞賛ぶりです。

    単著では舌鋒の鋭さを見せる斎藤も、基本的にはそうした高橋の調子にあわせているようですが、赤坂真理の『東京プリズン』については、「主人公が女の子なのにすごい

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    2023年04月27日
  • 居場所がないのがつらいです みんなのなやみ ぼくのこたえ

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    ・自分は人生相談物が結構好きで良く読んでいる。(最高の人生相談物は橋本治の一連の奴だと思っている)自分が今迄読んだ相談物の中からの印象でこの本を語ると、極めて真っ当、という感じだった。
    ・真っ当過ぎて、全然関係ない他人である読者の自分にとってはあまり面白味にかける…と思ってしまった。今の自分には新しい発見がなかったかな、と思った。
    ・でもまた次に面白そうな人が人生相談本出したら、手を伸ばすだろう。
    ・しかし、何故こんなに自分は人生相談に興味があるんだろう。他人の人生への野次馬根性?否定できない。自分の人生も惑いまくっているから、それもあるだろうな。アドバイス欲しいと思っている。

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    2023年04月22日
  • 高橋源一郎の飛ぶ教室 はじまりのことば

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    高橋源一郎の本は読んだことがないし、放送も聴いたことがないが、なかなか面白そうな番組である。それにしても、波瀾万丈の人生を歩んでいる人なんだなあ。

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    2023年03月30日
  • ぼくらの戦争なんだぜ

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    教科書や小説を通して、日本の戦争がどのように描かれてきたのか、我々庶民の言葉であの戦争を語るにはどうあるべきであったのか考えさせられる本。

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    2023年03月07日
  • これは、アレだな

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    作家を本業としている著者によるエッセイ。
    今起こっていることや流行っているコンテンツ(本、映画、漫画、ドラマなど)と似た過去のコンテンツを比較しながら紹介する形式。

    或る雑誌で連載していたコラムをまとめた本なので、形式やパターンが同じでそこに冗長さは感じた。
    とはいえ、知らない作品も多く、興味深いものもあった。紹介されていた中から幾つかは確認してみたい。

    なにか事件や出来事が起こる。すると、その事件について「それは〇〇だ」という意見が一斉に押し寄せる。その一方で、「まったく違う!」という意見も反対方向に現れる。そして、人々の意見は、「これか、アレか」に分かれ、「これ」派と「アレ」派の間で終

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    2023年02月16日
  • これは、アレだな

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    タイトルで、勝手に想像していた中身と違ったが、これはコレで面白かった。文学に精通している人は、こんな見方をするんだなと思った。

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    2023年01月29日
  • こどものころにみた夢

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    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

    *****

    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

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    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

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    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

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    2023年01月11日
  • こどものころにみた夢

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    各小説家の夢を覗いているような本。

    夢では、めちゃくちゃな展開や風景が不自然じゃないのよね。

    あの現実と夢の境目が分からないような浮遊感が色々なお話に盛り込まれて、共感しつつ読める部分もあった。

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    2022年12月24日
  • こどものころにみた夢

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    感想
    夢を物語ることの楽しさ。子供の頃は誰でも行っていたのに今はしなくなってしまった。楽しさと朗らかさを覚えながらもどこか郷愁を感じてしまう。

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    2022年12月07日
  • 一億三千万人のための小説教室

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    「小説とはなにか?」ということを考えて行く。で、色々読んだり考えたりしたら、最後に小説を書いていこうという話。

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    2022年12月01日