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Posted by ブクログ
たまたま偶然出会った本ですが大当たり!
高橋源一郎さんてこんなに面白い方だったんですね。失礼ながらも掘り出し物に当たった気分。
これはアレじゃないかなとテーマごとに本(文化芸術から漫画までも)や映画(昔の名画からアニメまでも)や音楽(ジャズから帰ってきた酔っ払いまでも)作品を比較してあれこれと語るエッセイ。とにかく高橋源一郎さんは大変な読書家であることに驚きと感心するばかりです。好奇心も旺盛であられるのでしょう。色んなことを良く知っていらっしゃる。だから芋づる式に面白い話も尽きないわけですね。ここで紹介されている作品を書き出したらノート見開き4ページになりました。気になる作品が満載。
この本が3作目だとか。1作目2作目も早く読みたい!
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
なんだかどんどん「ヤバく」なる
「AI文学者」「ジャニーズ問題と玉音放送」「ひとしとたけし」「不適切にもいろいろあるが」など、話題に本質に迫るコラム満載!「サンデー毎日」人気連載「これは、アレだな」書籍化第3弾!
「毎回、そのとき話題になった事件や本を「これ」としてピックアップし、その問題をさらに深め、考えるために、どこかの時代、どこかの場所にある、「これ」と相棒の「アレ」を見つけ、それぞれを比較、検討してゆく。その作業をひたすら進めてきた。」(「本文」より)
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週刊誌「サンデー毎日」に連載されている高橋源一郎のエッセーをまとめた本で「これは、アレだな」「だいたい夫が先に死ぬ これも、アレだな」に続き第三弾。
「これは、アレだな」「だいたい夫が先に死ぬ これも、アレだな」は持っているのだけれど積読状態で、いきなり第三弾の本書を読んでしまったのだけれど、差し障りは全くなし(多分)。ほぼ4分の3が2023年に書かれたものなので、今から2年程前の出来事に対しての考察になる。タイトルからも推察されるようにテレビドラマ「不適切にもほどがある」が流行っていた時代だし(僕は観ていなかったです)ジャニーズの性加害問題、映画「さかなのこ」公開、松本人志問題、パレスチナ・ガザ地区問題などなど。未だに尾を引いている問題もあれば、すでに「そんなこともあったっけ」と忘却の彼方に追いやられてしまった問題もある。「あれ、まだあれって2年前だったんだ」と自分の記憶力に自信を失う場面もあったりする。
世間を大いに騒がせた出来事だけでなく、メディア等では全く取り上げられなかった出来事や、(これは高橋さんのエッセイで必ず出てくるのだけれど)メジャーな所では取り上げてくれなかった書籍の書評などが載っており、僕としてはそちらの方が参考になった。但し(これも高橋さんのエッセイでは常識なのだけれど)ここで取り上げられた書籍は全て「面白い!」と絶賛されており、「是非手にとって読んでみたい」気持ちにさせられてしまう。今までに何度もこの勧誘に乗っかって「ああ、そんなに面白くもなかった」という書籍を手にしてきたことか……。その都度「ああ、お金が……」とちょっと後悔を繰り返している。それでも当エッセイを読み終えた後、「ああ、そうか、こういう書籍もあるのか。ちょっと読んでみたいなぁ」とウズウズさせられている本が数冊ある。勿論、高橋さんが紹介してくれる書籍には面白い本が非常に多いのだけれど……そうでないものもそれなりにあったりするのも事実。危険ですね、本書は。
Posted by ブクログ
エッセイとされているが、書評としての印象が強い。たまに映画や漫画も取り上げられているが、だいたいは書籍について。高橋源一郎の書評エッセイは、むかしからだいたいこんな感じの作りである。
小説家だからといって本をたくさん読むとは限らないが、高橋源一郎はよく読んでいる。これもむかしから。そして、批評眼に関しては衰えが見られない。
申し訳ないけれども、高橋源一郎の小説に関しては、一時的にすこし盛り返すことはあれど、初期作以降はずっと低空飛行だと思う。最初の2冊、「ジョンレノン対火星人」と「さようなら、ギャングたち」は、とても良い小説だったけれども、それ以降はちょっと。
ただ、くりかえしになるけど、書評に関してはずっと安定している。古希を迎えても見る目は落ちないものなのかと思う。
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