この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた

この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた

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2011年から令和まで、計6回おこなわれた本をめぐる対話から、日本社会が浮かび上がる。思いもよらない解釈や、意外な作品との繋がりなど、驚きと発見に満ちた、白熱の対談集!

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この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どちらも好きな作家、評論家でそれぞれの書く文章も好きなのだが、対談となるとまた違った趣を呈する。「この30年」というのは平成の総括であり、最後に現在のコロナ禍の状況についても述べられている。元々は「SIGHT」に掲載されていたものだそうだが、休刊したらしい。これは私自身が高校時代に読み耽った「ロッキ

    1
    2022年05月01日

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで読み流せるかと思ったら、意外と面白かった。
    特にコロナ期の頃はまだ覚えているのと、考察も興味深くて、なかなかよかったです。
    前半は、なぜか、よくわからなかった。忘れかけてるから共感できなかったかな?

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    30年間の間に発表された小説、主に10年間の間に発表された小説を中心に本読みのプロである2人が対談形式で徹底的に語った一冊。世相や日本のみならず世界で起きた出来事と絡めて、日本の文学について語られるが、凡人とは見る視点が違いすぎて、終始驚かされた。
    文学から日本の社会の動向がここまで分かってしまうと

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    ロッキング・オン社長、渋谷陽一責任編集の雑誌『SIGHT』(1991年〜2014年)の年末恒例特集として組まれていた高橋源一郎・斎藤美奈子対談の再録(2011年〜14年)、19年の『すばる』誌での対談、21年の語り下ろしを収録。
    『サイト』誌上の書評対談といえば大森望と北上二郎の「読むのが怖い!

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    「SIGHT」年末恒例企画「ブックオブザイヤー」は愛読していた。雑誌が休刊してしまって残念至極。どこかでまたやってほしいなあ。高橋源一郎さんと斎藤美奈子さん、最強コンビの一つだろう(豊崎由美さんと大森望さんというのも好き)。お二人の場合、小説などを論じつつ、その作品が書かれ読まれる社会的意味に斬り込

    0
    2022年03月04日

    Posted by ブクログ

    時代の大波に呑み込まれないためにも、小説群をライフジャケットとするのも良いと思えた。中動態的なフィルタにも役立つかな。
    ポストモダンも深まっての三十年だあね。社会の包摂も期待できない、今の日本の個々人には、大切なものだな。
    近代的な自我の写像、その反映としての小説の誕生でもあるか。

    0
    2022年02月18日

    Posted by ブクログ

    自分で読むだけでは思いもよらない観点を提供してくれる点で、文学に関する書評はやっぱり読んでいて面白い。ただ、高橋小説を全然楽しめなかった記憶から、どうしても、氏と同じように作品を味わう自信がない。斎藤さんの合いの手も的を射ていて、読み物としてはとても楽しませてもらったんだけど、じゃあ読みたいかとなる

    0
    2022年01月14日

    Posted by ブクログ

    高橋源一郎さんと斎藤美奈子さんが、平成からの約30年間に読んだ本について、その年の時事に絡めての対談をまとめたもの。面白かった。
    「あー、こういう時相だとこのような文学が生まれるんだ」と興味深く読みました。読みたい本が増え、読書の幅が広がりそうです。

    0
    2022年01月02日

    Posted by ブクログ

    紹介した本を褒めていないのが面白い。
    欠点のある作品も含めて
    時代の産物であり、大量に、
    かつ、“考えながら”読むことで
    時代が見えてくる、ということが
    感じられる本

    0
    2021年12月30日

    Posted by ブクログ

    なんリベポストモダン vs なんリベフェミニズム
     高橋源一郎のことはポストモダン小説を評する、どこかすっとぼけたひとだと思ってゐる。読巧者とはまったく思ってゐない。むしろズレてゐる。
     池澤全集の新訳古典のときも、町田康の「宇治拾遺」訳と自分の「方丈記」訳とを比べて、なるほどそのやり方があったかと

    0
    2025年06月02日

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