高橋源一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレななめ読みなんで一部抽出した感想です。
これは著者の文章観を紹介する本だ。
いい文章とは何かを生き生きとした文章を通して感じる事ができた。
-1番うまい現代の作家は、スティーブジョブズだ-
このフレーズに続く「スティーブ・ジョブズのプレゼンの書評」の書評が最も印象に残った。
プレゼンではストーリーを話せ、と会社のSVによく言われる。
聞き手は内容も知りたいが、聞く事自体を楽しみたがっているからだそうだ。
なるほど…。これは仕事に限らずだよな。面白かったことを伝わるように伝えたい欲求は誰にでもあるんじゃないかな。
ならば、日常のカケラを拾い集めてギュッとピシッとできる技術を俺は身につけて -
Posted by ブクログ
メディアの功罪がいくつか語られているが、最も罪深いのが「単純化」だ。ネットの世界も同じだが、単純化しないと新聞が売れないし視聴率も取れない。「わかりやすくお伝えします」というのは紙面リニューアルやニュースの新番組で聞かれる決まり文句だが、それが良いことだという共通理解がある。とんでもない。わかりやすく伝えるという事は、細部を意図的に切り捨てていくことだ。世の中そんなにわかりやすくはできていない。こうして大多数の国民から、どんどん複雑なことを理解する能力や耐性が失われていく。メディアが単純化しているのは彼らに事実を伝える情熱が欠けている事のほかに、それが求められていないからでもある。一方的にメデ
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Posted by ブクログ
4人の論客がそれぞれ一冊ずつ名著を引用しながら議論を展開する。内容はメディアと社会の関係性、その歴史、そして今後のメディアの展望。個人的には近代小説が近代国家の解説に加担したという部分が興味深い。文語から口語へ移ると同時に、文字が知識人階級から大衆へと解放されていく。魯迅の白話運動はその典型だろうか。そういう意味で近代国家は知識人階級と大衆を同等に扱うことによって成立している仕組みとも考えられる。メディアに影響されやすい性質を内在する大衆が中心を担っている社会であるからこそ、メディアによる煽動や忖度など、社会の中に存在する危険性には注視する必要がある。
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