高橋源一郎のレビュー一覧

  • ジョン・レノン対火星人

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    何度読んでも泣けます。

    ボリス・ヴィアンの「うたかたの日々」と読後感が似てるけど、
    こっちの方が更にせつない。。。

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    2009年10月04日
  • ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ

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    高橋さん、ひさしぶりの秀作。
    どんぐりと山猫なんか重層的でこりゃまたよろしい。
    宮沢賢治からの冒険と、高橋さん独特の「書くべきこと」の融合は、ほんとすばらしいです。
    ガンバレ!生きろ!

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    2009年10月04日
  • 日本文学盛衰史

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    ネット恋愛にはまる横瀬夜雨。黒いミニのスリップから、ピンヒールをはいた形のいい脚をのぞかせタバコをふかす樋口一葉。現代文化を背景にすることで、文豪たちの人物像がより身近になる。理想の文学を追い求めた、彼らの時代は確かに在ったのだ。そして現在、「僕らの時代」もここに在る! 

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    2009年10月04日
  • ぼくらの戦争なんだぜ

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    戦争の報道が毎日のように続く。「いくつの砲弾が飛ばなければならないのか あまりに多くの人々が死ぬ前に」。

    あの大国の大統領の顔が毎日のように画面に映し出される。いい加減にしろよ。お前はどれだけの人を殺せば気が済むのか。戦争の親玉よ。

    ・・・

    コロナ禍がようやく終息に向かおうとした頃、ロシアがウクライナに侵攻した。続いてガザでの泥沼の戦争にまた火が付いた。そして2026年、アメリカとイスラエルがイランを攻撃し始めた。日本では武器輸出を認める方針が出された。またもや世界は、戦争が日常になってしまった。

    かつて日本は戦争の反省に立ち、新しい出発を遂げたのではなかったか。憲法「改正」は、戦争を

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    2026年05月09日
  • 読んじゃいなよ! 明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ

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    なんか卒業生の寄せ書きみたいなところが若干、本当に若干煩わしいのだが、高橋源一郎がセレクトしたということで取り上げられた三冊を全て読んでから読みはじめた。当然それは読書会に参加しているような楽しさはある。ただ参加者が大学生ということでどうにも若いので、その質問自体が青臭くて当然それは若い頃の自分が思っていたことでもあるから共感性羞恥でつらいこともあった。ただ普通の書評では得られない浅くも深くもある意見をに触れられることが独特でよかった。講演はやはり伊藤比呂美のそれがとにかくすさまじく「女の一生」に匹敵するショックを受けた。

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    2026年05月07日
  • これは、アレだな

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    話題のコンテンツ(主に書籍)に触れ、「これは、アレだな」と既視感を覚えること、確かにあるかも。そんな「これ」の「アレ(ルーツ)」を紐解く1冊です。
    初回が滝沢カレンの奔放なレシピ本「カレンの台所」のルーツを谷崎潤一郎に見たところからなんだか楽しい。
    ここまで掘り下げられる著者の知見にも脱帽です。ルーツ本も沢山紹介されていて読みたくなりました。

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    2026年04月29日
  • だいたい夫が先に死ぬ これも、アレだな

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    博識で多分野からの見識
    chatGTPまで網羅しており色々な分野に、これ一冊でとっかかりができる
    ブラックジョークのようなコメントもあり飽きさせない
    楽しいランチセットのようにデザート付き

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    2026年03月10日
  • ラジオの、光と闇 高橋源一郎の飛ぶ教室2

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    「ラジオは光と闇が争う場所」、現代はラジオだけでなくすべてのメディアがそうだろう。「闇」に呑み込まれないようにしたい

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    2026年03月07日
  • 別冊NHK100分de名著 メディアと私たち

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    どの名著のエッセンスも面白かった。特に空気の研究は改めて名著だと思った。人を簡単に動かしてしまう空気や世論の怖さ。自分で判断できる多面的思考を身につけないといけない。

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    2026年03月21日
  • ぼくたちはどう老いるか

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    まさにこれからの指針だ。
    自覚だけでなく、この本を読むことで広く見渡せる。

    耕治人の話は、ラジオでも聞いていたにも関わらず、さらに胸に響いた、はたしてこんな境地になれるであろうか・・・いやできない、凄い人である。

    この先、ここに書かれたことを体験できる楽しさを胸に生きて行こうと思える良本です。

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    2026年02月27日
  • ぼくたちはどう老いるか

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    自分の老いについて考えようと思い、老いの本を読むのだが、読んでいるといつも親の老いについて考えてしまう。母が1年前に亡くなり、父はまだ生きている。父が亡くなって初めて、自分の老いが、死が、グッと迫ってくるような気がする。親が生きてくれている間は、自分の老いや死をちょっと遠くのものに考えられるとするなら、親は最後までありがたい存在だ。
    鶴見俊輔、耕治人、谷川俊太郎。
    弟さんとの思い出。
    老いの続きが死であることを改めて気付かされた。え、いまさら⁉︎
    母の死を経験してるというのに、老いと死があまり自分の中でつながってないようで変だ。ものすごく鈍感。老いは認めざるを得ないが、死はまだ認めたくないって

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    2026年02月27日
  • 「書く」って、どんなこと?

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    昼間の自分(考えて書いている)と夜の自分(考えずに書きたがっている)のところはわかりやすかった。多分このことも考えて書いた時、それを表す言葉があるんだろうけど(理性的とか)、考えずに書いたことで読み手も感覚的に伝わるんだということを体験できる一節だと思った。
    自分が考えずに思うままに書いた時、どんな文章ができあがるのだろうとワクワクできた。

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    2026年02月17日
  • 高橋源一郎の飛ぶ教室 はじまりのことば

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    ネタバレ

    落語の枕的お話。
    ここからラジオはどうつながっているのだろうと、
    思うと、聴いてみたくなった。
    が、我が家にラジオの受信機能のある機器なんて、とっくに壊れてなくなっているとおもったら、スマホアプリで機能追加ができるらしい。
    なんでも一つでできるようになっていくのだなあと、実感する。

    この本で一番感激したのは、
    「夢に感染する」のところ。
    これこそがちょうど今聞きたかったところと、手を打った。
    だけど、本当にやりたいことって、その時々で変わるのかもしれない。だから、次々夢に感染していけばいい。

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    2026年02月12日
  • この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた

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    あれ?なんでこの本読んだんだろ?ってことあるよね(あるある)

    いや、この本は三宅香帆さんのYouTubeで批評とは的な話の流れでおすすめされてた本で、それで読んだんだけどね

    高橋源一郎さん(好きな人)✕斎藤美奈子さん(好きな人)が、この30年(2021年発行)の小説を読んで色々話をしたら、なんとなく社会が見えてきたという内容なんですが、ほぼほぼ純文学系の小説の話なんで、100冊以上の本が出てくるんだけど、もう3冊くらいしか読んだことあるやつないのw
    だからもうちんぷんかんぷん

    いやそりゃそやろ!
    高橋源一郎さんと斎藤美奈子さんの対談なんだから、出てくるの純文学系に決まってるだろ!
    分かっ

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    2026年02月11日
  • だいたい夫が先に死ぬ これも、アレだな

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    毎日新聞の人生相談が週一のお気に入りコラム。
    もっと寄り添ったりーなと思うこともあるが、
    大体はそうだよなと、ばっさり切り捨てる姿に、
    同じ感想を思うことが多い。

    共感ついでに、高橋源一郎のエッセイを読んでみた。
    エッセイというよりは、おすすめ本がどっさり出てきて、
    あれも読みたい、これも読みたいと、えらいもん読んでしもたというのが、
    喜ばしくもあり、辛くもあり…

    読んでいる量とその記憶にはひたすら驚き。
    古典もあれば、漫画もあり。形態にとどまらず、分野にもとどまらない。
    最終のAIについては、笑わせられた。

    また別の本も読んでみよう

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    2026年02月04日
  • ぼくたちはどう老いるか

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    *人生の上り下がり 上りしか評価しない社会 鶴見俊輔へ下りこそ「もうろく」 という 下りの老人は必要ないとされる
    *吉本隆明の長女マンガ家ハルノ宵子 家族にとっての「老い」
    * 有吉佐和子 偉大な老い『恍惚の人』
    *耕治人 老夫婦の最後を描く私小説

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    2026年01月30日
  • これは、アレだな

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    オーディブルで最初から最後まで読んだというか聞いた。というよりもやはり読んだという感覚がより強いのは何故だろう。高橋源一郎の文章が意図的にしゃべりことばに近い文体で書かれていることが大きい。ほかのものだと同音異句の単語はいくらでも出てくるのだがこれはほとんどそのストレスはなかった。まさかそれを意識しているとは思えないのだが。ただ玉に瑕なのはエッセイの主幹の意図であるところの原典からの引用が度々出てきてそれがさすがに参照することが難しいということだ。

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    2026年01月06日
  • 君が代は千代に八千代に

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    一回の読書で一、二編読めば変な満腹感に襲われる。エログロナンセンスをポップでサイケにゴテゴテに盛り込んだ作り…と、思い浮かんだ言葉を書き連ねてこれを見返せば、映画「オースティン・パワーズ」シリーズ(ジェイ・ローチ監督/1997~2002年)を連想してしまったが、そういう感じではない…けれども、この変な満腹感は似たようなものという気もする。
    登場人物に孤独感、疎外感が与えられているかどうかといった辺りに、両者の違いはあるわけで…と考えるも、しかし、それは(漱石以来の)日本文学か、(徹底してエンタメの)アメリカ映画かというジャンルの違いだけで、やっぱり大して差は無いのかも、とも思えてきたり。脳内堂

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    2025年12月31日
  • 「不適切」ってなんだっけ

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    空耳アワー
    藤本タツキ、1900年代半ばの映画、往年の洋楽から現代アイドルや「推しの子」まで、この方の守備範囲の広さはすごい!
    息子や親せきの子から教えてもらったものを高橋さんならではの視点で読み解いていく姿勢が素晴らしい。どんなものにも「昔は~だったのに」という人生の先輩風を吹かせることなく、純粋に向き合い感じて言葉にする。これって結構難しいことなのに、それを連載しているからさらにすごい。
    この本は実はシリーズものだと知ったので、前の作品も読んでみたいと思った。

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    2026年01月05日
  • ぼくたちはどう老いるか

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    自分が好んで触れる著者が、老いや死について考える年齢に差し掛かったってことか、最近、老いをテーマにした所に触れる機会が多い。自分の中でも、これまでより積極的にそういう書を探しているから、ってのもあろうけど。本書は筆者らしくというか、先人の手になる”老いの書”を紐解きながら、適宜自身の論考を進めていくという結構。とはいえ、半ばくらいまでは鶴見俊輔氏の著作についての言及が繰り広げられ、一冊を通じ、扱われる作品数自体は少な目。

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    2025年12月22日