高橋源一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルの「非常時」であるが、直接的には大震災のことを指している。そして、非常時には「空気」に抗い、借りものでない自分自身のことばを必要とされると説く。その自分自身のことばを得るためには、そのことばの内容がどうであれ「考える」ことが必要になる。そこで、それまで「考え」てなどいなかったことに気が付くのだ。まずは非常時にあたって絶句してみるべきではないかというのだ。
実際のところ津波被害にせよ原発の問題にせよ、多くの人は自分自身の明確なことばを持ち合わせていない。これまでに何も向かい合ってきていないからだ。
そういうふうに言われるととてもレビューが書きづらいのである。
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本書の構成は -
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Posted by ブクログ
最近はまっている高橋源一郎。
そんな彼の代表作と言っても過言ではない2002年伊藤整文学賞受賞作。
全編日本文学に対するパロディ。超パロディ。
高橋源一郎にしか出来ない芸当。
なぜか森鴎外に「たまごっち」をねだる夏目漱石。
伝言ダイヤルにはまり、ブルセラの店長になってしまう石川啄木。
啄木が超貧乏だったのは、女子高生と援助交際しすぎだからって設定になってたり。
私小説の極みに自著『蒲団』をAV映画として監督してしまう田山花袋。
花袋はカメラマンにこう言われる。
カメラマン「でも先生は『露骨なる描写』をやりたいとおっしゃった。先生がほんとにやりたかったのは『露