高橋源一郎のレビュー一覧

  • ゆっくりおやすみ、樹の下で

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    ネタバレ

    すっぴんで紹介されてからずっと読みたいと思っていた。
    これを連載で読めた子は幸せですね。
    やさしくて、哀しくて、しあわせな温かいおはなしでした。だいすき。
    ラジオでの源一郎さんの語り口がとても好きなのだけれど、この本の語り口もなんだか源一郎さんっぽい。
    夏休みの楽しい思い出ってのはたしかにおばあちゃんちのイメージ。こどものころのそーゆー体験ってのはとても大切。ちょっと大げさかもだけど、人生でのお守りみたいなもんだ。
    作家のお父さんはどうしても源一郎さんをイメージしてしまいますが、そのへんは計算されてるのかしら?
    遠い昔の人の言葉が今の私を救ってくれることがあるように、今の私があのつらい時代の人

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    2018年12月19日
  • 別冊NHK100分de名著 メディアと私たち

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    この本の元となった「100分deメディア論」が面白かったので読んだ本。本の中で紹介された本の話がどれも面白かった。マスコミ関係で働きたいと思っている人に薦めたい本。本の中で紹介された本の中で1番読みたくなった本は『一九八四年』。

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    2018年12月09日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    中高生に『ミライの授業』と併せ読んで欲しい。

    本書は、大人が読んでも考えさせらえるものである。
    「転換期を若い人が生き延びるための知恵と技術」について、親子で一緒に考えてみてはどうだろうか?

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    2018年10月12日
  • さようなら、ギャングたち

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    映像的でしばらく眼窩に留まっていて、一度読んだら癖になってしまいました。もう何度も読んでいます。唯一無二の小説。

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    2018年09月17日
  • ゆっくりおやすみ、樹の下で

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    ネタバレ

    この夏の、ベストな一冊。

    「いい本を読んだなあ。読み終わるのが惜しいな」

    本気で思いました。幸せな夏休みが終わるのが残念な気持ちと似ていて。

    朝日小学生新聞に連載されたこのお話、まず表紙の美しさに惹かれ、次いで著者名を拝見して驚きました。

    高橋源一郎さんが児童文学を?

    過去、一冊、高橋さんが大学でお講義をなさった記録を、ご本として読んだだけなので、小説は拝読しておらず…最初の一冊をいつか読もうと思っていた私。

    見事に大ヒット!と相成りました。

    小学生のミレイちゃん、鎌倉のさるすべりの花が美しい館で、バーバとひと夏を過ごすことになります。

    そこには、美しい緑と花。かつて豪奢だった

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    2018年08月14日
  • ゆっくりおやすみ、樹の下で

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    ネタバレ

    11歳の女の子が、夏休み、おばあちゃんの家で、過去と現在を行き来して、ある人の手助けをする。何かを経験して知ることで、自分の幸せが実感されたり、周りの世界の見え方がかわる。

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    2018年07月16日
  • ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

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    ああ、これは高橋源一郎版、21世紀的『君たちはどう生きるか』だなあ、と思いながらわくわくして読み進めたら、最後のあとがきにそれを意図して書いたってあって、少し自分の読書経験に自信がついた次第(笑)。

    もう少し違うタイトルにならなかったの?
    文庫で出版できなかったの?
    もっと多くの人に読まれる可能性の高い流通形態をとることができなかったの?
    という疑問が出るくらいいい本だと思う。
    もしかしたら怒るような人がいるのかもしれないけれど、こういう形でしか表現できないことも確かにあると思う。
    それに著者自身がこの本の内容すべてに諸手を挙げて賛同してもらうことを期待はしていないと思うし。
    この本を読んで

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    2018年07月09日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    『日本の反知性主義』の続編。うんうんうん、と頷きながら読んでました。そしてしみじみ、今は時代の転換期なんだなぁと思いました。

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    2018年05月18日
  • ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

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    つながっている。
    みな、つながっている。
    どこかでつながっている。
    全てにおいてつながりがある。
    関係がないとは言えない。
    自分が出きる小さなこと、
    深く考えられること、それが世界。
    大きくとも小さくとも。

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    2018年04月14日
  • ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

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    これは、高橋源一郎さんが書いた寓話です。山梨県にある「がっこう」に通うランちゃんたち4人が「くに」をつくるというプロジェクトをはじめて建国するまでが描かれますが、こうやってできる「くに」に私も住みたいと思います。
    それにしても、アイちゃんの一家が背負っている責任の重さを思うと、2019年が来るのが怖くなりますが、それだけに応援したくなりますね。

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    2018年02月26日
  • ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

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    新書の体裁をとった小説。やっぱり高橋源一郎の論ずる国家論は響きます。小説の形態をとることによって、普遍性を持たせることにも成功している感じ。ところで、今流行りの『どう生きるか』って、こういう内容なんですね。著者のあとがきでも触れられていたけど、同じ時期に発刊されたのは偶然だったみたい。件の作品は未読だし、漫画になって読みやすそうだし、そっちも試してみようかな。

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    2018年01月20日
  • さようなら、ギャングたち

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     再読。
     再読、とはいっても今までは単行本、及び講談社文庫で発売されていたものを読んでいた。
     今回は講談社文芸文庫として出版された版で読んでいる。
     うちには三種類の「さようなら、ギャングたち」があるということだ。
     
     もっとも多く読み返した作品がこの「さようなら、ギャングたち」だろう。
     二桁、までは到達していないだろうけど、七、八回は読み返したと思う。
     それほどまでに読み返すほどの魅力がこの作品のどこにあるのだろう。

     すでに内容を知っている状態で読み返すと、始終切ない気持ちで読み通すことになる。
     本当に切ない気持ちになってしまう。
     本当に哀しい気持ちになっ

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    2018年01月06日
  • 銀河鉄道の彼方に

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    ネタバレ

    【ネタバレも含みます】
    髙橋源一郎による、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」のRemix(extended version)。源ちゃん好きな人はぜひ読んでみて。

    源ちゃんに免疫のない人は、「日本文学盛衰史」「ペンギン村に陽は落ちて」あたりを読んで、自分に合うかどうか試してみるのもいいかも?
    とにかく深く読み込まず文章の流れに身をまかせれば、どれも面白く読めると思います。
    ←というくらいしか書けないな。最果タヒによる解説(巻末エッセイ)が腑に落ちた。

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    2018年01月05日
  • 虹の彼方に

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     高橋源一郎の三作目。
     巻末に掲載されている「著者から読者へ」を読むと、著者は「全世界について書いてみたかった」とのこと。
     最終的には、とある理由で編集者から急かされ、急遽完成させたのが、当作品とのこと。
     うーん、実際に読んでみても「全世界」が書かれているのか、あるいは「全世界」を書こうとしたのか、まぬけな僕には良く判らなかった。
     読んでいて感じたのは「著者は小説を信じていないのではないか」「著者は言葉を信じていないのではないか」「著者は言葉の無意味性を無意味な言葉を使って描こうと無意味な行為を繰り返しているのではないか」「そんな無意味な行為を行っている著者自身を描こうとしたの

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    2018年01月05日
  • ジョン・レノン対火星人

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     面白かった。
     面白かったのだが、大きな声で「面白かった」とは叫べない。
     なぜなら「何が書かれているのか」が理解できなかったからだ。
     遠慮がちに「面白かった」とつぶやく程度が関の山なのだ。
     たくさんの暴力にたくさんの死躰(死体ではない)で溢れている作品であり、たくさんの肉体的苦痛にたくさんの精神的苦痛に溢れている作品である。
     そして、たまらなく悲しい作品である。
     全共闘世代の人が読んだら、もっと理解できるのかもしれない。
     まぁ、理解できなくても、感じることはできる。
     だから「面白かった」とつぶやいても、許してもらえると思う。

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    2018年01月05日
  • 「悪」と戦う

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     単行本ですでに読んでいたのだが、文庫化された際に、単行本未収録の「魔法学園のリリコ」が収録されていたので、購入。
     まぁ、この「魔法学園のリリコ」ってのが、20数頁の短編で、書きかけの作品の冒頭部分だけ、というか、次回作の予告編というか、いずれにしても中途半端に終わってしまっている。
     正直、収録されていなくても良かったような……。
    「『悪』と戦う」のほうは、単行本で読んだ時とほぼ同じ感想を抱いた。
     解説の中森明夫氏によれば、この作品が高橋源一郎の最高傑作だそうだ。
     僕としては最高傑作と思えるものは別にあるのだけれど、それでも傑作のひとつには違いないと思っている。
     ただ、こ

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    2018年01月04日
  • ゴーストバスターズ 冒険小説

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     何度目かの再読。
     色々な登場人物が(ブッチ・キャシディ、サンダンス・キッド、タカハシさん、ゴジラ、ぱーざん、はるばあさん、ドン・キホーテ、松尾芭蕉、女子高生などなど)が色々な場所で(アメリカ、俳句鉄道888、ペンギン村、東京近郊のデニーズなどなど)で、ゴーストを介して交錯しあう、といった感じだろうか。
     僕は高橋源一郎の作品を読むと、いつも切ない気持ちになってしまうのだが、今回も例外ではなく、とても切ない気持ちにさせられた。
     特にペンギン村の章は何度読んでも泣けてしまう。
     それはともかく、そもそも「ゴースト」は一体何だったのか、物語の中では白黒はっきりはされてない。
     だから

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    2018年01月04日
  • 丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ(2)

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     副題が「ぼくらの民主主義なんだぜ2」となっている通り、昨年発売された「ぼくらの民主主義なんだぜ」の続編という体裁を取っている。
     前作が2011年4月28日から2015年3月26にかけて朝日新聞に掲載された「論壇時評」をまとめたものだったのに対し、本作はその続きである2015年4月30日から2016年3月31日までを第一部として、また2011年以降に政治・社会について書かれたものを第二部、第三部にまとめてある。
     前作同様に幅広いジャンルの書籍から様々な文章や言葉を引用し、引用するだけでなくそれらの文章や言葉を解説し、さらにそこに著者自身の考えや主張を加えている。
     第一部の「論壇時評

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    2018年01月04日
  • 嘘みたいな本当の話みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    ウェブマガジン「マドグロッソ」に掲載された話をまとめたもの。一般の人たちが書いた、不思議で可笑しな話ばかりが所収されている。選者は、内田樹と高橋源一郎の二人。巻末には、有名人の「嘘みたいな本当の話」が載っている。どれも面白くて「サイコーサイコー」です。
    特に私が笑ったのは、「大事なのはそこじゃないんだ」と、「なんでいるの」です。

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    2017年11月22日
  • 銀河鉄道の彼方に

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    宮沢賢治「銀河鉄道の夜」をこんなにも長編に、こんなにもうまい具合に書き出す人がいることを知りませんでした。

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    2017年10月26日