丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ(2)
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丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ(2)

ビジネス・実用
858円 (税込)

4pt

人間はろくでもない。ここをきちんと認めているからこそ民主主義はすごいし、ぼくらに必要なんだ。ギリシャから現代まで試行錯誤してきた民主主義についての決定版。朝日新聞論壇時評、紀行文など危機の時代を見通すエッセイ20。10万部突破ベストセラーの続編!

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 政治
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    朝日新書
  • タイトル
    :
    ぼくらの民主主義なんだぜ
  • タイトルID
    :
    318774
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年11月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ぼくらの民主主義なんだぜ の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ぼくらの民主主義なんだぜ
    858円 (税込)
    日本人に民主主義はムリなのか? 絶望しないための48か条。 「論壇時評」はくしくも3月11日の東日本大震災直後からはじまり、震災と原発はこの国の民主主義に潜んでいる重大な欠陥を炙り出した。若者の就活、ヘイトスピーチ、特定秘密保護法、従軍慰安婦、表現の自由……さまざまな問題を取り上げながら、課題の解決に必要な柔らかい思考の根がとらえる、みんなで作る「ぼくらの民主主義」のためのエッセイ48。 大きな声より小さな声に耳をすませた、著者の前人未到の傑作。 2011年4月から2015年3月まで、朝日新聞に大好評連載された「論壇時評」に加筆して新書化。
  • 丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ(2)
    858円 (税込)
    人間はろくでもない。ここをきちんと認めているからこそ民主主義はすごいし、ぼくらに必要なんだ。ギリシャから現代まで試行錯誤してきた民主主義についての決定版。朝日新聞論壇時評、紀行文など危機の時代を見通すエッセイ20。10万部突破ベストセラーの続編!

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丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ(2) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ここ最近で読んだ中で、圧倒的に1番感動した。
    この本のことを誰かに紹介するとしたら、一言で済む。
    「民主主義って、文学のことなんだよ」

    「『ことば』に殺される前に」の感想にも書いたが、高橋源一郎さんの文章は、いつも知性と節度に満ちている。いつもそこに感動する。

    「Ⅰ 自分の足で歩く」に収められた文章は、どれも哀しみが、それも怒りと戸惑いと混乱を通過した後の、だけど諦めることに抵抗した哀しみが通底している。そのことは僕に、radioheadのアルバム"KID A"を聞いた時のbjorkのコメントを思い出させた。
    『あのアルバム(Kid A)は、もの凄く酷い光景を目撃してしまった人が、それを何とか克服した後に作ったような音楽よね』

    「Ⅱ 彼と彼女と彼らのことば」は、一転して、振り幅の大きな文章が収められている。
    安倍元首相と百田尚樹のことばに対するツッコミは、絶妙な抑えの効いた英国的ブラックユーモアが最高だ。僕も「ねじれ国会」を問題視する政権やメディアの感覚を疑問視していた(それこそ正しい民主主義の状態では?)ので、ここまで明快に書いてもらえるとスッキリする。
    その文章の中で書かれていた通り、文学とは「複雑なものを複雑なままで理解しようとする試み」であり、また「最初から最後まで、その対象と共感しようとする試み」であるなら、オバマ元大統領の広島での演説に「私」が存在しなかったことに違和感はあれど否定する気持ちにはなれないし、「美智子妃のことば」で紹介された美智子妃殿下の文章はまさに文学の金字塔とすら言えるものだと思う。特に、ことばを信じことばに生きる作家である高橋さんは、僕が感じる何倍も、この美智子妃殿下の文章の凄さを感じているであろうことが、高橋さんの文章からヒシヒシと伝わってくる。

    「Ⅲ 丘の上のバカ」は、これまでより直接的に民主主義を論じる。高橋さん自身の、痛々しいほどのごく個人的な体験を通して。
    齢65歳(くらいかな。もっとか。)を迎え、無意識に蓋をしていた若き日の出来事が、その意味を変えて再び意識の前景に現れた時、今頭の中にある思考と結びついて、ふと答えの断片を産み落とす。それを、静かに大切に、消えないように文字にした、そんな感じを受けた。

    ビートルズの「fool on the hill」とは、ガリレオ・ガリレイのことだそうだ。一方、高橋源一郎の「丘の上のバカ」とは、古代ギリシャ、2500年以上前に、アテナイのプニュクスの丘の上に集まった人々のことだ。
    「わたしたちの「民主主義」は、顔のない民主主義であり、わたしたちにできるのは、知らないだれかに、投票することだけだ。そして、投票が終わった瞬間、わたしたちには、もうなにもすることがないのである。
    プニュクスの「丘の上のバカ」は、そこにいるのがだれかを知っていた。反対するものも賛成するものも、その理由も、彼らはよく知っていたのだ。」

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    圧倒的な「正しさ」を前にして、「でも、ひょっとしたら」と、ちょっと立ち止まって、自分の心の中の声に耳を傾けてみること。そして、必要ならばそのことに関する資料なり文献などを読みながら、徹底的に自分の頭で考えてみること。「知性」とは、そんな地道な行いの中から立ち上がってくるものなのである。

    0
    2020年10月16日

    Posted by ブクログ

     副題が「ぼくらの民主主義なんだぜ2」となっている通り、昨年発売された「ぼくらの民主主義なんだぜ」の続編という体裁を取っている。
     前作が2011年4月28日から2015年3月26にかけて朝日新聞に掲載された「論壇時評」をまとめたものだったのに対し、本作はその続きである2015年4月30日から2016年3月31日までを第一部として、また2011年以降に政治・社会について書かれたものを第二部、第三部にまとめてある。
     前作同様に幅広いジャンルの書籍から様々な文章や言葉を引用し、引用するだけでなくそれらの文章や言葉を解説し、さらにそこに著者自身の考えや主張を加えている。
     第一部の「論壇時評」をまとめたものは、枚数や文字数の制限もあり、短い中で全てを書き尽くせてはいないような印象を受けるが、だからといってそれらが欠点になっているようには思えず、むしろここに書ききれなかったことは読者一人ひとりが考えてください、と言われているようでもある。
     第二部、第三部は第一部よりも多くの枚数を割くことが出来ているので、第一部以上に内容の濃いものになっているように思える。
     読んでいて「なんでこうもスイスイと彼の考えが読み手に伝わってくるのだろう」と自問しながら読んでいたのだが、一つには彼の文章にその答えがあるのかな、と思った。
     彼の文章はとても簡単なのだ。
     例えば彼ほどの知識人であれば、読んでいてウンザリするほどに専門用語を使用して、判りづらい言い回しをして、堅苦しくて小難しい論文的な(あるいは衒学的な)文章だって書けるはず。
     ところがここで彼が書いているのは、「小さな子供にでもわかるような」簡単な言葉と簡単な言い回しを使用した文章なのだ。
     そんな簡素な文章でとても深くて広い内容を書いているのだ。
     それと他の書籍からの引用が多いのだが、決してその引用に頼っている訳ではなく、あくまでも「高橋源一郎」の言葉として書かれているように受け取れるのだ。
     かなり赤裸々で、もしかしたら少しショッキングな彼自身の告白も本作には収められているが、そういう箇所も含めて覚悟の座った自分自身の言葉で書かれていると感じられるのだ。
     単純な読み物としても面白く(百田尚樹氏への批判なんて、絶妙でトリッキーで思わず笑ってしまった)、彼の考えに同意出来るにしても、出来ないにしても、いま自分の住んでいる社会、そして政治、最終的には自分自身の生き方に対して、再度思考を巡らす機会を与えてくれる、僕にとってはそんな内容の本であった。

    0
    2018年01月04日

    復活希望

    朝日新聞の論壇時評をリアルタイムで読んでいたが、改めて読んでみて、高橋源一郎氏の論壇時評が今も続いていれば良かったと思えてならなかった。

    (降板の理由は『小説を書くため』だったと思うので、本人がこのコメントを読んでいたら『勘弁してくれ』と思うでしょうが)
    2016年3月で終了しているけど、その後に起こった英国のEU離脱やトランプ米国大統領誕生のことも論壇時評で扱って欲しかった。

    0
    2017年05月08日

    Posted by ブクログ

    前作が素晴らしかったから、当然のごとく入手した続編。今回は、前回よりも引用が減っていて、その分、筆者の言葉が強く響いてくる。といっても、大声でただ主張している訳ではなく、どちらかというと控え目に、でも徹底的に思慮深く紡がれる言葉の数々は、いちいちが瞠目に値する。タイトルも、最初は”何のこっちゃ?”って思ったけど、民主主義の本質を表すものだったんですね。って、そういう一面的な理解を、恐らく筆者は望まないのでしょうけど。

    0
    2016年12月19日

    Posted by ブクログ

    自分自身、丘の上のバカのひとりであること。
    呼び込むつもりがないものでも、ある環境が整えば産み出される。民主主義とは本当に生き物だ。しかも、最も質の悪い生き物と思える、人間が産み出した生き物だ。この先、どこに行き着くのだろうか。終焉へのスイッチ、もう押されてしまったような気がする。

    0
    2016年11月25日

    Posted by ブクログ

    表題から、軽いエッセイかと思っていて、いい意味で裏切られた。
    いつもの笑えるエッセイじゃない。

    貫かれている考え方は、
    ・むやみなレッテル貼りは嫌
    ・いろいろあっていいんだ
    ということ。

    読んでいると、民主主義の根幹は多様性なんだなと感じる。多様性に寛容であるからこそ、進歩もあるんだろうなと。

    人を見て違っていることを恥ずかしく思うことはない。
    よな。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    昨年発売された「ぼくらの民主主義なんだぜ」の続編、朝日新聞の論壇時評で書かれたものとその他雑誌などで発表された文章に加筆・修正されたものがまとめられています。

    前作に続けて、たくさんのメッセージが読者に投げかけられていました。
    中でも僕が印象に残ったのは、「オバマさんのことば」。昨年、5月ヒロシマを訪れた際のオバマ演説を聞いてひっかりを感じた高橋さんが、演説の中で使われた「私」という言葉の回数を数えた(私たち…75個、私…4個)ところから内容に関する分析をおこなったところ(「私(オバマ氏)は思う」と触れられたのはたった1か所だけ)。政治で使われる「私たち」は、抽象的な囁きで「私」を見失わせていくという指摘はとても考えさせられました。「私たち」といった瞬間にそこに入らないと感じる人たちをつくり、また無意識の内に作り分けてしまう面があることは、社会運動においてもきちんと考えておかないといけないですね。

    障害者運動は、権利条約の策定過程で使われた「Nothing About Us Without Us」(私たちぬきに私たちのことを決めないで)ということをこの間の運動のスローガンにしてきましたが、そのことの意味を深く考えたいと思いました。

    「オバマさんのことば」と対比する形で、本では「美智子妃のことば」が取り上げられています。ほとんど触れたことのなかった僕としては、その内容もとても印象的でした。

    ぜひたくさんの人に読んでほしい一冊です。

    0
    2017年01月09日

    Posted by ブクログ

    政治に「専門家」なんて必要あるのか?
    ホントは政治家は「丘の上のバカ」でなくてはいけないのではないか?
    なぜ政治の専門家の親分が右向け右と言ったら、全員が右を向くような政治になってしまったのか? 私たちにも責任があるんだろうな、こんな政治を行なっているのに内閣支持率は高止まり。
    我々も政治的無関心の「専門家」になってしまっている。

    0
    2016年12月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ぼくらの民主主義なんだぜ2
    私は考える事が大変苦手ですが、今後の日本の事を思うなら、考えることを止めてはいけないんだと思いました。声を出せるかどうかはわからないけれど、考える事は続けます。

    0
    2017年08月17日

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    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 政治
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    朝日新書
  • タイトル
    :
    ぼくらの民主主義なんだぜ
  • タイトルID
    :
    318774
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年11月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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