中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ音楽を奏でる描写に引き込まれ、音楽を志す者の抱く情熱に圧倒された。
ラストの演奏会はもちろん、個人的には避難所で演奏するシーンに引き込まれた。
話の筋は前作よりもある程度推測できてしまったが、ミステリーよりも音楽スポ根が主に感じるので、それはそれで良いか、と思う。主人公の素性には気付かなかったので、あの説明がここに繋がるのか!と素直に驚いた。
そして岬先生やはり超人。前作を読んでいると、お!と思う登場人物たちがちらほらいるのもシリーズものらしく楽しい。
叙述トリックを疑いすぎて、主人公が女子トイレから盗み聞きするシーンに(もしや女?名前も中性的だし一人称的にボクっ娘?)と思ったのは穿ち過ぎだ -
Posted by ブクログ
☆3.5
七つの大罪、それぞれをテーマにした七つの短編集というコンセプトはおもしろかったです。
名前に七がついている作者が6名(うち1名は三+四)というのもおもしろい。
●「十五分」
●「最初で最高のひとくち」
良かったのはこの二作。ミステリー要素強めで、真相が気になり気持ちよく一気読み。
●「移住クライシス」
不穏な雰囲気の描写に引き込まれましたが、犯人の本性や動機が結局よく分からず。おばあさんが信用に足る人物なのかも疑問… もう少し長編で読みたかった!
●「罪の名は傲慢」
途中まで良かったのですが、性被害にあった女性の人間性に問題があるような結末で、実際の性犯罪とリンクするよ -
Posted by ブクログ
前半はAI裁判官「法神」が実際に我々の身近にあるAIと同じように「本当に使えるのか?」という疑念が主に時間や量を効率化できる点で有用なものとして徐々に受け入れられ、活用する者と苦手とする者の対比という現実でもあるあるの構図が描かれ共感しやすい展開だった。
後半は尊属殺人の裁判を通じて前半で描かれた時間、や量とは異なる視点で、AIの危険性や人が判断に責任を持つ重要性が葛城の泥臭い聞き込みや裁判員制度で選ばれた裁判員のやり取りを通じてスピーディーに描かれ面白かった。
メッセージ性もあり考えさせられる内容だったが、ミステリーとしてはあまり起伏がなく前半と後半で主人公以外にスポットライトが当たる人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ確かに何度も何度もひっくり返してくるのだけど…。そして、その手法は「おお」ではあるのだけど…。
そうはいっても、赤ニシンがわかりやすかったので、「ですよね」感が拭えない。
カツオ=ナツオは、いくらなんでもない。そうなると、さゆりさんに焦点を合わせざるを得ない。そして、めちゃくちゃ嘘くさい御前崎教授のキャラ設定。
しかし、なんといっても、とにかくグロい。
そんなに丁寧に描写してくれなくていいし、とにかく長いよ!!本当にしんどくて、久々にげんなりしてしまった。
このせいで思考が停止していたので、どんでん返しも「でしょうよ」と負け惜しみじみたものになってしまった。
小手川刑事、またかよ!!!君は -
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ネタバレカエル男1を読んでそのまま2を。
この人死体の描写とか結構リアルでグロいのに
この本の「溶かす」「轢く」は大してグロくなくて
あれ、ネタ切れ???(めっちゃ失礼)とか
思ってた矢先の「破砕する」、
ほんとにもう。
気分悪くなった。
生きたままはやめてほんとに。
めちゃくちゃ想像してしまって泣きそうになった。
嫌過ぎる最期だなあ。
「破砕する」の衝撃のために
あえて前二章は失速させたのかとか妙に納得。
更に結末を知ってからだと、「溶かす」と「轢く」は
あくまで事故・自殺だから描写をそんなグロくしてないのもあるのかなとか。考えれば考えるほど面白い。
捜査の過程でちょっと長々しい部分が多々 -
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岬陽介シリーズですd(^_^o)
一休さんがたくさん読まれていて悔しかったので買ってきました( ー̀֊ー́ )
悔しいのでバームクーヘン食べてやるっ!
今回の舞台はロシアです。
最初から、ナディア・ガガリロフなんて、細そーすぎるお名前がっ(2024 M1 バッテリィズネタより)
国際情勢不安定なロシアで、モスクワ音楽院の教壇に立つヴァレリーは学生に外国の音楽にも触れさせたいと考えていた。その頃、岬陽介がロシアにいることを知り、音楽院で演奏してもらえることになる。
しかし学部長に相談すると、猛反対されてしまう。
そんな折に、学内で殺人事件が起こる。
中山七里先生にしては、この本はかなり