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-巻頭・巻末にイラン戦争と先の衆院選に関する渾身の書き下ろし、98ページ収録! 著者ふたりの掛け合い問答で、ほぼ毎日アップしている「青山繁晴チャンネル『ぼくらの国会』ショート動画」。現在までに延べ800本強が配信されており、1本あたりおおむね10万回以上は視聴され、最大では440万回に達し、300万回、200万回もざらという“お化け”コンテンツである。本書はその「ショート動画」の初期の名作を100本ほど厳選したもの。トピックは人生論から祖国の国柄まで多岐にわたっている。1トピックを2~3ページで展開し、ややこしい疑問にもズバリ回答しており、痛快な読後感がある。 ※二次元コードを読み込むには、専用アプリ(二次元コードリーダー)が必要です。(機種によっては最初からインストールされているものもございます。) 二次元コードの載った画像を二次元コードリーダーで読み込み、閲覧ください。 読み込みづらい場合は、表示画像を拡大し、カメラが画像を読み込みやすいよう調整してから再度お試しください。 【著者プロフィール】 青山繁晴(あおやま・しげはる) 作家。衆議院議員。環境副大臣。派閥ではない新しい議員集団「護る会」(日本の尊厳と国益を護る会/自由民主党の衆参両院の現職議員122人/令和8〔2026〕年3月28日現在)の代表。 昭和27(1952)年、神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社で特ダネ記者として活躍後、三菱総合研究所を経て、独立総合研究所(独研)を設立。平成28(2016)年、独研を退社し、参院選に自由民主党公認で全国比例から出馬、大量得票で当選。2期目途中の令和8(2026)年、衆院選に兵庫8区から出馬、圧勝で当選。 純文学の『平成紀』(幻冬舎文庫)やノンフィクションの金字塔となった『ぼくらの祖国』(扶桑社新書)まで、幅広い読者層を持つ。近著のノンフィクションは、『絶望を撃つ』(須藤大阪市議との共著、ワニ・プラス刊)、小説は、『やさしく夜想の交叉する路』(扶桑社文庫)。小説『預言』(仮題)も刊行予定。 政治献金・寄附を1円も受け取らず政治資金集めパーティも開かず、企業・団体の支援を受けず、派閥に属さず、後援会も作らず後援会長も置かないという世界に類例のない議員活動を展開中。それでいて自由民主党の獲得党員数は4年連続で第1位を記録、企業や団体に依存して党員をかき集める他の政治家は顔色を喪っている。 動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は放送開始からわずか5年8ヶ月で視聴が5億回を突破する歴史的人気。しかし広告収入は受け取らない。 増野優斗(ますの・ゆうと) 平成16(2004)年、埼玉県さいたま市生まれ。令和4(2022)年3月、早稲田大学高等学院卒業、令和8(2026)年3月、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。大学では日本外交論(国吉知樹ゼミ)を専攻。ワセダを離れて大学院に進学予定。令和4(2022)年4月より青山繁晴参議院議員(当時)事務所、学生インターン。当初は3ヶ月間のインターンシップの予定であったが、現在5年目。約69万人が登録している、YouTubeチャンネル「青山繁晴チャンネル★ぼくらの国会」では、4年間で800本以上のショート動画を企画、出演している(令和8〔2026〕年4月現在)。趣味は書道。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
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-【WedgeONLINE PREMIUM】 令和のクマ騒動が人間に問うていること 人口減少社会 もう一つの論点【特別版】“ 全国でクマの出没が相次ぎ、メディアの報道も過熱している。 しかし、クマが出没する根本的な原因を見落としていないだろうか。人間はいかに自然と向き合い、野生動物とどう生きていくべきか。人口減少社会を迎える中、我々に必要とされる新たな観点を示す。 この記事は月刊誌『Wedge』2024年12月号特集「令和のクマ騒動が人間に問うていること 人口減少社会 もう一つの論点【特別版】」の記事に、同誌25年10月号「増え続けるクマの人身被害 変わるべきは「人間社会」(横山真弓 兵庫県立大学教授)」25年11月号「シカが蝕む日本の国土 「害獣」意識から資源利用に舵を切れ(梶 光一 東京農工大学名誉教授)」26年1月号「もはや災害レベル! 緊迫するクマ問題対策の鍵は?(Wedge編集部)」の記事を加えた特別版です。 Introduction 全国で相次ぐクマの出没 私たち人間が考えるべきこと 編集部 Part 1 野生動物に〝押し戻される〟人間 人口減少社会の「新たな戦い」 梶 光一 東京農工大学名誉教授 Column 1 東京・青梅の林業家に聞く 徐々に近づくクマとの距離感 編集部 Part 2 クマと共生する知床半島 日常を守る対策から学べること 編集部 Column 2 ごみ拾いが人とクマを救う? 知床発・地域変革の試み 編集部 Part 3 発想の転換と行政官育成は急務 クマ対応の「地域力」向上を 横山真弓 兵庫県立大学 教授 Column 3 ツキノワグマのフンを探して 丹波の山をめぐる 編集部 Part 4 鳥獣害対策、最前線の現場を歩く 問われる行政の本気度 田中淳夫 ジャーナリスト 編集部 Part 5 地域を守るため野を駆ける ハンターたちは何を思うのか 編集部 Part 6 軽井沢の安全は自分たちが守る! クマ対策のプロ集団 編集部 Interview クマは〝自然そのもの〟 軽井沢町から馳せる思い 編集部 Part 7 日本という国でどう生きるか クマ出没が投げかける課題 編集部 REPORT 1 増え続けるクマの人身被害 変わるべきは「人間社会」 横山真弓 兵庫県立大学教授 REPORT 2 シカが蝕む日本の国土 「害獣」意識から資源利用に舵を切れ 梶 光一 東京農工大学名誉教授 REPORT 3 もはや災害レベル! 緊迫するクマ問題対策の鍵は? 編集部
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-【WedgeONLINE PREMIUM】 下水道からの警告 地下空間の声を聞け【特別版】“ 埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故はじめ各地で下水道の老朽化が問題になっている。しかし、都市と地方では下水道が整備された年代は異なっており、老朽化に悩む自治体もあれば、縮退を決めた自治体もあるなど、問題は様々だ。下水道をはじめとしたインフラは私たちの日常を支える「基盤」であり、「機能」である。目に見えない地下の世界の声を聞き、私たちが直視すべき課題と解決の糸口を提示する。 この記事は月刊誌『Wedge』2026年1月号特集「下水道からの警告 地下空間の声を聞け」の記事に、同誌25年4月号「地下に潜む「手負いの龍」 闇深い下水道の未来を考える(橋本淳司 水ジャーナリスト)」の記事を加えた特別版です。 PART 1 下水道は最重要インフラ 地下空間は自分たちが守る! 編集部 Column 1 下水道の種類と仕組み 老朽化対策進むも、人手不足の影 編集部 PART 2 八潮市の事故が示す日本の危機 下水道の〝可視化〟を急げ 橋本淳司 水ジャーナリスト Column 2 下水道から学ぶ歴史と社会 地面の下をもっと身近に! 編集部 PART 3 八潮市道路陥没現場を歩く 事故が残した大きな教訓 編集部 Interview 事故原因を詳しく解説 「硫化水素原因説」とは 森田弘昭 日本大学生産工学部 教授 PART 4 イチから分かる下水道財政 ワンポイントレッスン 浦上拓也 近畿大学経営学部 教授 PART 5 省力化を選択した地方自治体 下水道から考える民主主義 編集部 PART 6 社会を支える足もとの世界 見えない地下への想像力を 湯澤規子 法政大学人間環境学部 教授 Column 3 し尿を地域の「資源」に! 下水と前へ進むまち 編集部 PART 7 インフラ老朽化対策の鍵 今こそビッグデータを生かす時 貝戸清之 大阪大学大学院工学研究科 教授 REPORT 地下に潜む「手負いの龍」 闇深い下水道の未来を考える 橋本淳司 水ジャーナリスト
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-■海を救う大発見 毎年1200万トンものプラスチックが海に流出し、累計3億トンを超えるごみがすでに海洋に存在していると言われています。とりわけ深刻なのが、流出した釣り糸や漁網が生物を捕獲し続ける「ゴーストフィッシング」問題です。著者が率いる研究チームはその解決策として、海中の細菌によって分解される「海洋生分解性プラスチック」の開発に取り組んでいます。フィールド試験では、それまで「非分解性」とされてきたナイロン6とナイロン66をある比率で共重合させた素材が、海中で生分解することが確認されました。 ■日本の基幹産業を守る闘い もう一つの課題が、廃プラスチックの資源循環です。EUは自動車製造において一定比率の再生プラスチック材の使用を義務づける「欧州ELV規則」を打ち出しており、現状のままでは日本の自動車メーカーはEUへの新車輸出が困難になります。著者が率いる産官学のプロジェクトでは、まず、自動車分野で再生プラスチック材の高品質化と、設計から生産・使用・回収・リサイクルまでの循環の仕組み構築を進め、その後に他の産業にも広げていきます。 ■文系の方にもわかりやすく 本書の第3章には「超入門 文系のためのよくわかる高分子化学」を収録。化学の専門知識がなくても最後まで読み進められる構成になっています。 プラスチックのない社会に戻ることはできません。しかし今の状態を放置すれば、地球はプラスチックごみであふれていきます。その危機に対し、日本の科学と技術と知恵でどう向き合うか――ポリマー研究の第一人者である伊藤耕三・東大特別教授が描く、日本が切り開く希望ある未来へのロードマップ。
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-なぜ宗教とテロ暴力が結びつくのか? テロ暴力から宗教を切り離す試みとして世界で注目を集めている「脱過激化」――海外諸国のCVE(暴力的過激主義対策)の研究と実践を詳述し、その取り組みへの日本の参加を促す! オウム真理教、9.11同時多発テロをはじめ、二〇世紀末以降、宗教とテロリズムが結びついた事件が多発している。それを受けて、現在世界各地でテロから宗教を切り離す「脱過激化」研究が試みられている。本書は、そうした「脱過激化」に対する海外諸国の研究と実践を紹介し、この研究・実践への日本の参加の意義を考察する。 【目次】 序章 なぜ「脱過激化」と関わるのか 第一章 宗教復興と暴力の関係――「脱過激化」へ目を向ける世界 第二章 「過激化」と「脱過激化」 第三章 「脱過激化」の方法 第四章 神学解釈あるいは政治対話に基づく「脱過激化」――サウジアラビア、イエメン、エジプト 第五章 社会包摂に基づく「脱過激化」――インドネシア 第六章 欧米の「脱過激化」――イスラーム過激主義から極右まで 第七章 オウム真理教テロ犯死刑囚の「脱過激化」 終章 日本が「脱過激化」と向きあうべき理由 注 あとがき 【著者プロフィール】 小川 忠 (おがわ・ただし) (著) 1959年神戸市生まれ。跡見学園女子大学文学部教授、早稲田大学アジア研究所招聘研究員。1980-81年米国カンザス大学留学、1982年早稲田大学教育学部卒、2012 年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了、博士(学術)。1982-2017年国際交流基金勤務。この間、ニューデリー事務所長、東南アジア総局長(在ジャカルタ)、日米センター事務局長、企画部長等を歴任。2017年より現職。(専門)国際交流政策、現代東南・南アジア研究。 主な著書に、『インドネシア 多民族国家の模索』(岩波新書、1993年)、『ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭 軋むインド』(NTT出版、2000年、毎日新聞社アジア調査会 アジア・太平洋賞特別賞)、『インド 多様性大国の最新事情』(角川選書、2001年)、『原理主義とは何か アメリカ、中東から日本まで』(講談社現代新書、2003年)、『テロと救済の原理主義』(新潮選書、2007年)、『戦後米国の沖縄文化戦略 琉球大学とミシガン・ミッション』(岩波書店、2012年)、『インドネシア イスラーム大国の変貌 躍進がもたらす新たな危機』(新潮選書、2016年)、『自分探しするアジアの国々 揺らぐ国民意識をネット動画から見る』(明石書店、2021年)、『逆襲する宗教 パンデミックと原理主義』(講談社選書メチエ、2023年)、『変容するインドネシア』(めこん、2023年)、『戦後文化外交の歴史 特殊法人国際交流基金 一九七二‐二〇〇三』(共編著、白水社、 2026年)など。
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-憧れと搾取の連続体 力による支配や専横、そして分断……。現代社会では、覇権主義や権威主義が頭をもたげ、消えていったはずの〈帝国〉がふたたび世界に影を広げている。 そうしたなかで、本書が注目するのは、帝国が「望ましい身体」を創出しようとしてきたその作用だ。帝国はトランスナショナルな移動を促し、多様な人間どうしが出会う接触の場を増殖させてきた。「他者」との対峙や葛藤のなかで、身体は創出され、序列化され、作り直され、また搾取されていったのだ。 とくに「望ましい身体」創出の強い契機となったのは、優生学、宗教、セクシュアリティといった要素である。これらを通じて帝国は人びとに「夢」や「憧れ」を提示し、しばしばジェンダー規範を揺るがした。だが、それらは同時に抑圧や搾取とも深く絡み合うものだった。 本書は歴史学、社会学、文学、国際関係論、法哲学、社会政策、スポーツ教育など、異なるディシプリンから健康や出産、スポーツやダンス、衣服や性愛など具体性を分析する。これにより、権力と欲望の交差のなかで重層的に身体が構築されていく生政治の過程を読み解き、近現代における公式・非公式の帝国をジェンダーの視点から再考する。 [目次] はじめに 山口 みどり・周東 美材 第1章 帝国、混血、白人男性性 生駒久美 マーク・トウェインの作品を通じて はじめに 一 ハワイ王国と若きトウェインの性的な視線 二 混血の通訳者ビル・ラグズデイル 三 インジャン・ジョーとラグズデイル 四 ハンク・モーガンの社会改革と男性性 おわりに 第2章 海を越える衣服の政治学 山口みどり イギリス国教会女性宣教師の「帝国」建設 はじめに 一 女性たちの宣教活動 二 「文明化」と衣服のポリティクス 三 ミッションボックスがつなぐ世界 おわりに 第3章 健康的であることは美しいか 春日芳美 近代日本の美人観と女子体育振興方策の関係 はじめに 一 近代教育における体育 二 価値観にみる女子体育普及の阻害要因 三 「健康」と「美人」 おわりに 第4章 植民統治下台湾における学校女子体育 金湘斌 纏足、天然足から皇国民錬成まで はじめに 一 纏足・解纏足下の女子体育(一八九五~一九一四年) 二 天然足世代下の女子体育(一九一五~一九三五年) 三 「皇国民錬成下の女子体育(一九一五~一九三五年) おわりに 第5章 優生学と大正デモクラシー期の家族観 吉永圭 穂積重遠は「病める身体」をいかに論じたか はじめに 一 穂積と結婚制限論 二 穂積と精神病離婚 三 大正デモクラシー期の家族 おわりに 第6章 歴史のなかのジャニーズ性加害問題 周東美材 「アメリカ」の夢と暴力 はじめに 一 夢の「アメリカ」 二 暴力のアメリカ 三 見えなくなる暴力、前景化する夢――性暴力の連続体 おわりに 第7章 フェミニストの夢、土地、そして植民地の権力 ルーシー・デラップ はじめに 一 「私たちは他人の土地を欲しがったりしない」 二 深いつながりと両性具有 三 驚異の証人に 四 「女性ならではのもの」 おわりに 第8章 植民地後東ティモールの文化と女性 井上浩子 客体化される身体 はじめに 一 DVと「東ティモール文化」 二 堕胎と「東ティモール文化」 三 二〇〇九年刑法におけるDVと堕胎 おわりに
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-世界ではミレニアル世代やZ世代の若者たちが、資本主義に対して抗議の声をあげはじめた。彼/彼女らは「システムチェンジ」を掲げ未来に向かって歩みはじめている。一方で日本では若者の左傾化というよりは「保守化」の傾向が強いと言われている。しかし資本主義の行き詰まりのなかで、ジェネレーション・レフトへとつながる可能性は、ここ日本においても確実に芽生えつつある。本特集ではZ世代の若者たちの社会運動から、その可能性を探っていく。 【目次】 ◆特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」 ジェネレーション・レフトになるために 斎藤幸平 「生理×社会問題」で資本主義と闘う 谷口歩実×福井みのり×塩野美里 気候正義を求めて闘うZ世代 山下颯太×北村達哉×郡さやか 多国籍労働組合で見た「ジェネレーション・レフト」たちの背景 松本瑞穂×リティカ・シン×ジョー・プラマー×オレン・フランクハム 社会を根本から変えるような運動がしたい 山本健太朗×岩本菜々×田所真理子ジェイ 素朴世代論を超える世代 萩田翔太郎 日本における「ジェネレーション・レフト」の可能性を探る 渡辺寛人(POSSE事務局長・本誌編集長) ポピュリズムに抗するZ世代の「労働運動」戦略 今野晴貴(POSSE代表) その他記事多数掲載。 【著者】 POSSE編集部 『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。 斎藤幸平 大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』・堀之内出版)によって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。その他の著書に『人新世の「資本論」』(集英社新書)。 今野晴貴 NPO法人POSSE代表。年間5000件以上の労働・生活相談に関わり、労働・福祉政策について研究・提言している。
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-■「認知戦」は、あなたの脳に仕掛けられた戦争だ 「フェイクニュース対策」 「SNSの情報操作」 「ディスインフォメーション対策」 もし、あなたが「認知戦」というワードを耳にして これらの事象を連想するとしたならば 残念ながらすでに認知が歪められた状態にあると言わざるをえない 本書が定義する「認知戦(Cognitive Warfare)」とは、 外部から刺激を与えて反応を引き出す「心理戦」とは根本的に異なる 脳の情報処理構造そのものを書き換え、 対象者の思考・行動・価値観を根底から変えてしまう。 ─それが認知戦の本質だ。 ■こんなふうに感じたことはないだろうか? ・「同じニュースを見ているのに、 人によって全く違う現実を生きているのか」と感じたことがある ・トランプの言動が「支離滅裂」に見えるのに、 なぜ支持者は熱狂するのかが理解できない ・SNSを見た後、気づかないうちに 自分の意見が変わっていたような気がする これこそがまさに「認知戦」の影響である 本書を読み終えたとき、あなたは「世界の見え方」が変わっているはずだ。 ■支離滅裂なトランプの言動に潜む「認知」の操作 なぜトランプは矛盾だらけの発言を繰り返しながら、交渉を制し続けるのか。 答えは単純だ。 意識してやっていないからこそ、強いのだ。 計算された戦略は相手に読まれる。 しかし、本能と直感から繰り出される「認知の攪乱」は、誰にも防ぎようがない。 相手が「合理的判断を下せなくなる地点」まで引きずり込む。 ─それがトランプという現象の正体だ 「政治的暴言」 「ディープステート」 「関税」 これらはすべて認知戦の道具にすぎない。 本書はその構造を、その危険性を、 インテリジェンスの最前線に身を置いた著者たちが徹底的に解剖する。 ■すでに日本に仕掛けられている米中露の認知戦 ロシアはウクライナで。中国は台湾・沖縄で。 そしてアメリカは世界中で、認知戦を展開している。 中国が巧みに仕掛ける「三戦」(世論戦・心理戦・法律戦)は、 軍事衝突の前から始まっている。 福島原発の処理水問題、沖縄の独立論、琉球帰属論─ これらは偶然ではなく、 日本国民の「信念体系」を標的にした、精緻に設計された認知攻撃だ。 そして最も恐ろしいのは、 「敵」よりも先に「自国民」が認知戦の標的になるという事実だ。 コロナワクチン、メディアコントロール、SNSアルゴリズム─。 気づかないままに影響を受けているかもしれない。 ■スマートフォンが認知戦の最前線兵器となる 「AIの進化」 「空間コンピューティング」 「DecNef(デコード化ニューロフィードバック)」… 認知戦の手法は、間接的なものから 「脳への直接介入」へと急速に進化している。 ■本書は世界で初めて、軍事司令部に提示された 認知戦防衛システム「CWCSS」の内部構造まで踏み込んで解説する。 それは、サイバー戦でわが国が犯した失敗を、 認知戦では繰り返さないための緊急の警告でもある。 認知戦において「手遅れ」は、経済的損失では済まされない。 国家の存亡に直結する。 全国民必読の書。
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-なんで、そんなに楽しそうなんですか? 稲葉剛さんが代表理事をつとめるつくろい東京ファンド。家を失った人に一時的な住まいを提供し、生活を立て直す「ハウジングファースト」に基づく支援を東京・中野区で実践している。本書は、「無関心・無知」であった筆者が、その活動に伴走した2年半の記録である。 「私はつくろい東京ファンドの活動から、人と人とが関わり合いながら生きるとはどういうことかを教えてもらった。背負っている事情や立場の違いがあっても、お互いに影響を与え合い、ともに生きるにはどうすれば良いのかを」 === 【目次】 はじめに 第1章 福祉は「貧困ビジネス」に抗えるのか? 「例外」の支援/貧困は見えにくくなった/新型コロナ災害緊急アクション/不安定の安定/せかいビバーク/受け皿は貧困ビジネス/支援者になるまで/消費社会の影響/悪用ではなく、アラート/支援というもの 応援団① 大角さん(株式会社ネクスト総合企画管理代表) 第2章 ふつうの支援者、大いに悩む 仮放免の実態/一番の動機は生活費/きっかけはアミーゴス/在留資格がないと、人間扱いすらされない/「不法滞在」は悪なのか/困っているから助ける/「行動を起こした人」を増やす/ふつうのこと 応援団② 岩波孝穂さん(ゆうりんクリニック院長) 第3章 当事者とともに、「曲がりくねった道」を行く 通院同行の理由/曲がりくねった道/当事者の側に立つ/山谷で教わったこと/介護の資格/強烈な説得力/野放図な場所/依存症のある利用者/入り口となる場所へ 応援団③ 吉水岳彦さん(浄土宗光照院住職) 第4章 アンフェアなこの世界で、私たちはどう生きるか ライター業のはじまり/『桐生市事件』を書いた理由/フェアであること/日本での生きづらさ/年越し派遣村/ひとまず形から/得難い瞬間/相手を知ることから/少しでもマシになりたい 第5章 「人が人を排除する社会」に抗い続ける 定例ミーティングの様子/子ども時代/活動家の原点/お鉢が回ってきた/新宿ダンボール村の解散/自立生活サポートセンター・もやい/制度の外側へ/ハウジングファーストの実践/活動家集団 後日談 あとがき ブックガイド 参考文献 ===
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-なぜ「裏金関与」に公認!? 奇妙に広がる「日本人ファースト」 令和の米不足から、クマ禍、憲法改正まで......。 日常に潜む「違和感」を切り取り、鋭く喝破する! 毎日新聞日曜版の人気社会派コラム「松尾貴史のちょっと違和感」 書籍化第6弾! ●エンタメの批評性 なければ味気ないものに ●「排除アート」「排除ベンチ」不寛容で狭い発想の造作 ●公共トイレの紙事情 なぜ次の人に思いが至らないのか ●「核保有発言」 日本の本音と受け取られかねない ●国会議員定数削減 議会の質向上こそ必要だ ●兵庫県知事選 後引く奇妙さ、不可解さ ●「市場」の外国人観光客対応 変貌する庶民の台所 ●「眠い」と「眠たい」......「~たい」が表すものとは? ●フジテレビ「静止画」記者会見 火に油を注ぐ対応 ●商業主義五輪 改善の余地はないのかも ●「字幕押し付け」「便利すぎる検索」 想像力劣化が加速するのでは ●国民の祝日 文化的意味合いと経済的意図 ......など
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-「本屋さんがなくなる」悲観論ばかりが叫ばれる書店業界で、直木賞作家・今村翔吾氏を初め、個人が、企業が立ち上がる。経済産業省や地方自治体も黙っちゃいない。昭和の発想を切り替えて、書店を「頑張れば稼げる」ビジネスに変えていく具体的な試みはいくつもある。これらの発想は異業種にも応用可能だ。 「書店はまちの余白を収益化できる」という発想で東京・下北沢に展開する「本屋B&B」、IT企業ならではの発想で下町で先進の試みを続ける「透明書店」、喫茶チェーンと組んで「本を読む40分」を提供する「梟書茶房」、取次が自ら本への入り口をつくる「文喫」「箱根本箱」。経産省、ブックセラーズ&カンパニー、PubteXが行う書籍流通改革。そして今村翔吾氏が進めるシェア型書店「ほんまる」。現状の課題認識、再興の道を探るキーパーソンのインタビュー、そして「ゲームチェンジ」の戦略を、シビアな数字と希望を持って語る。書店はやっぱり再興(サイコー!)だ。
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-私たちは「政府による暴政」には敏感だが、生活の大半を過ごす職場や市場で、巨大企業が振るう「私的暴政」に対しては驚くほど無防備である。 トイレ休憩さえ秒単位で監視されるアマゾンの倉庫。転職や発言の自由を奪う不合理な雇用契約。利益のために破壊される地方紙や救急サービス。そして、法の抜け穴を使い、被害者への賠償から逃れる億万長者たち。 これらは一部の悪徳企業による暴走ではなく、新自由主義が政治を無力化し、市場を「無法地帯」に変えた結果生じた、構造的な必然である。 著者は、膨大な取材を通じて、富裕層が資産なき人々を一方的に強制するメカニズムを白日の下に晒す。 かつてニューディール政策が成し遂げたように、私たちは再び「政治」の力で市場を飼いならし、労働者の「拮抗力」を取り戻すことができるのだろうか。 左右の垣根を超え、真の自由と尊厳を取り戻すための「新しい合意」を提唱する、現代人必読の警鐘。現代資本主義の暗部を鋭く告発する、衝撃的なノンフィクション。 <現代社会の新たな脅威は国家ではなく、経済的手段で自由を奪う「私的暴政」システム> 【職場の罠】 ●「契約の自由」という幻想 労働者は圧倒的に不利な立場で、生活のために不平等な雇用契約に同意させられる ●裁判所への道をたつ「強制仲裁」 企業は紛争を会社に有利な民間の「仲裁」に持ち込み、労働者の法的権利を奪う 【市場の悪用】 ●企業を「略奪」するウォール街 プライベート・エクイティは投資ではなく資産の切り売りを行い、シアーズのような企業を解体する ●民主主義を蝕む「ニュース砂漠」 ヘッジファンドが地方紙を買収・解体し、権力監視機能が失われ、地域社会が衰退する 【法廷からの逃走】 ●億万長者のための「破産」制度 巨大企業は破産制度を悪用し、自らは富を保持したまま、製品がもたらした被害への責任を免れる <あなたの会社も「暴政」のメンバーかもしれない> 「見えざる独裁」が私たちの自由を蝕む イデオロギーの壁を超えた、若き「保守」論客による全米震撼の話題作 ★ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、The Economistなどの各メディアも絶賛
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-クマはもう人間を恐れてはいない!? ツキノワグマの生態を25年以上研究する“クマ博士”が明かす、ニュースやネットでは伝えられない「本当のクマの話」。 なぜ2025年は異常にクマが出没したのか? クマの世界で、いま一体なにが起こっているのか? そして、2026年はどうなるのか? クマを語るなら、まずは正しい知識から。すべての人に知ってほしい、感情論に流されずに自然との共存を考える1冊。 <知っておきたいクマの真実> ・冬眠しないクマはいない ・驚くべきクマの学習能力と行動範囲 ・クマにとって人間は“邪魔な存在” ・クマの一番の死因は“子殺し” ・“鈴は意味ない”は本当? ・奥多摩から都心へ移動する? ・クマは多いのか少ないのか? ・人間とクマが共存するためにやるべき、本当のこと 【著者プロフィール】 小池伸介 1979年、名古屋市生まれ。東京農工大学大学院農学研究院教授。東京農工大学大学院連合農学研究科修了。博士(農学)。専門は生態学。主な研究対象は、森林生態系における生物間相互作用、ツキノワグマの生物学など。現在は、東京都奥多摩、栃木県、群馬県の足尾・日光山地、神奈川県丹沢山地などにおいてツキノワグマの生態や森林での生き物同士の関係を研究している。著書に『クマが樹に登ると』(東海大学出版部)、『わたしのクマ研究』(さ・え・ら書房)、『ツキノワグマのすべて』(文一総合出版)、『ある日、森の中でクマさんのウンコに出会ったら』(辰巳出版)、『タネまく動物』(編著、文一総合出版)など。2024年よりNGO日本クマネットワークの代表も務める。
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-東日本大震災の時と同じ過ちを繰り返さないために。 日本で暮らす以上、災害を避けることはできない。 だからこそ問われるのは、起きたあとにどう対応するかではなく、どこまで備えを仕組みにできているかである。 2024年1月1日。能登半島地震において、避難所環境の劣化、初動対応の遅れ、医療・行政の連携不全が露呈した。それは東日本大震災で経験した惨状の「再現」にほかならない。 なぜ過去の震災の教訓がありながら、日本は変われないのか。 本書の著者は、石巻赤十字病院の救急部長として2011年東日本大震災では最前線に立ち、災害拠点病院の指揮を担った医師である。発災直後、病院は事前に策定された災害対策マニュアルと訓練によって機能し、多くの命を救うことができた。 本書が描くのは、震災の記録ではない。災害医療の現場から見えてきた「次に備えるための課題」である。 初動の遅れが何を生むのか。 避難所で本当に必要な支援とは何か。 医療と行政は、平時からどのように連携できるのか。 災害は避けられない。だが、失われる命を減らすことはできる。 そのために社会として何を準備すべきかを、本書は強く問いかけている。
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-製造工場の周辺地域を汚染しても、責任を認めず補償に応じない大企業、行き場のない廃棄物が地方で放置され拡大する汚染、規制に及び腰の国と自治体、そして沈黙するマスコミ…… 昭和の凄惨な化学物質公害の歴史をなぞるように起きる、令和の公害を追う。 [内容紹介] PFOAは、発がん性や幼い子どもの発達神経への影響など、人体にさまざまな影響を与える毒性物質だ。そうした影響は、米国ではすでに大規模な疫学研究で実証され、WHOなどの国際機関も認めている。日本でも、PFOAは2021年に製造・輸入が法律で禁止された。 しかし、法律で禁止されて3年が経った2024年も、毎週のように、全国各地で新たなPFOA汚染が発覚したというニュースが流れる。 毒性物質の後始末ができていないからだ。「フォーエバー・ケミカル」と呼ばれるほど残留性が高いから、放っておけば解決する問題ではない。 汚染場所は、PFOA製造工場があった地域はもちろん、吉備中央町のように「PFOAの捨て場」になった土地も含まれる。捨て場に関しては、どこに存在するのかがほとんど判明していない。あなたの住むまちかもしれない。水や空気、食べ物を通して体内にPFOAを取り込んでいるかもしれない。一体どう、PFOAの後始末をするのか。一体誰が、汚染の責任を取るのか。 本書では、昭和の凄惨な化学物質公害の歴史をなぞるように起きる、令和の公害を追う。この国に存在する、「公害温存システム」を紐解く。
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-なぜ私たちは何歳になっても「モテる/モテない」の呪縛から逃れられないのか。異性と関わることができない苦しみ、独身を謳歌していても訪れる寂しさ、既婚者の脳裏をよぎる不倫やパパ活への欲求。そうした呪いに縛られるのはあなたのせいではない。性と孤独をめぐる問題に最前線で向き合い続けてきた著者による、5人の中年男性へのインタビューを通して浮かび上がってきたリアルとは。 【本書の要点】●「モテる/モテない」の呪いは何歳になっても残る ●未婚男性がマジョリティになる時代の到来? ●婚活で「年齢の壁」は越えられない ●「人の話を聞く力」がますます大切になる ●「モテる力」よりも必要な「同居力」 ●自分が選べない不自由なものを探す 【目次】●はじめに ●第1章:なぜ私たちは「モテる/モテない」に踊らされるのか ●第2章:日本の恋愛をめぐる150年史 ●第3章:バツイチのシングルファザーの孤独 ●第4章:孤独だった少年が孤独を楽しめる大人になるまで ●第5章:ギャンブル依存と満たされない性 ●第6章:結婚相談所代表が離婚した理由 ●終章:「モテる/モテない」という呪縛からの解放 ●おわりに
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 家族が死なないための総合防災読本! 家庭の防災における最優先事項は「自分と家族が死なない」こと。 死なない対策として最も有効なことは、防災裏技やお手軽テクニックではなく、 ライフスタイルとして「死なない環境」を作ることです。 本書は、災害で生きるか死ぬかは「発災前」の対策で決まるということを基本に、 ・災害を「避ける」・災害に「耐える」・災害から「逃げる」・災害を「しのぐ」 という4つのポイントから、事前対策を詳細解説しています。 第1章 家族が死なない環境作り 「家庭の防災計画」における最優先事項、「死なない環境」作りの考え方を解説。 第2章 災害を「避ける」 ●主な解説内容/大地震の「揺れ」と「確率」/大地震と「地盤」/大地震と「地震火災・火災旋風」/火山の噴火によるリスクを把握する/台風・大雨によるリスクを把握する/津波ハザードマップ/高潮・洪水・内水ハザードマップ/土砂災害ハザードマップ/感染症パンデミック//事故・戦争・人災 第3章 災害に「耐える」 ●主な解説内容/建物の地震対策(居住中の家)/建物の窓ガラス対策/室内の地震対策/室内の火災対策/室内の「空気と温度」を守る対策/核シェルターについて 第4章 災害から「逃げる」 ●主な解説内容/我が家の「避難方針」を定める/避難の準備:リスクの把握と影響の想定/避難の準備:自宅に留まるか避難するか/台風・大雨の避難と「警戒レベル」/「非常持ち出しセット」を作る 第5章 災害を「しのぐ」 ●主な解説内容/対策①被災地から一時的に離脱する/対策② 「避難所」へ行く/対策③ 「在宅避難」をする/在宅避難①安全な室内環境/在宅避難②身体の一部と医療の確保/在宅避難③ライフラインの代替/在宅避難④生活物資の備蓄/「ほったらかし」で行う10年備蓄 ※本書は2023年9月に刊行された「今日から始める家庭の防災計画 災害で死なない環境を作るための事前対策メソッド」の増補改訂版です。写真・データを最新のものに改訂し、新規に16ページを加えて最新の防災対策に対応いたしました。
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-戦う衆議院議員、島田洋一名誉教授による、減税のススメ、オールドメディア批判、永田町の闇、保守とは何か? 多岐にわたって語ったインタビュー集! 国民を豊かにしてこその国守り、仁なき政治に明日はない!! ──すんなり減税すればよいのに、なぜそんなやり方にこだわるのでしょうか。 ■減税で経済が活性化したという前例を作りたくないのでしょう。減税で世の中がよくなると、増税派は困るわけです。いわゆる蟻の一穴で、もっと減税しろとの声が澎湃と湧き上がりかねない。実に倒錯した話です。 この点、私も議員になって、自民党が増税、増税で日本経済沈滞をもたらしたガンだとつくづく感じさせられました。「経済成長を阻害する増税ゴロの溜まり場」「パブロフの自民党は減税と聞くと条件反射的に噛み付く」といった言葉に何ら誇張はないと思います。(中略)単に減税に反対するだけでなく、増税で得られた財政資金を恣意的に配分して利権につなげようとする勢力です。財務官僚の場合は天下り財団の増設や既存財団の資金積み増しを常に目指します。財務省では、新税創設や税率引き上げに成功した役人が内部的に評価され、出世できる。逆に、「減税を通じた経済活性化」を主張したりすると、国民にとってはヒーローですが、財務省では背教徒扱いされ、直ちに干されます。(本文より) 【目次】 第1章 メディアに騙されない情報のとり方 第2章 ハイエク──保守もリベラルも大間違い 第3章 ユーモアの真髄──もしあの政治家がいたら 第4章 私が見た永田町の「闇」 第5章 「許されざる者」たちとの攻防 ※著者の肩書は2026年1月20日現在のものとなります。 【著者プロフィール】 島田洋一 (しまだ・よういち) 1957年大阪府生まれ。 京都大学大学院法学研究科 政治学専攻博士課程修了後、京大法学部助手、文部省教科書調査官を経て、2003年、福井県立大学教授。 2023年より名誉教授。2024年10月の衆議院総選挙において日本保守党から出馬、近畿ブロック比例代表で当選。同党政調会長、拉致問題対策本部長を務める。 『腹黒い世界の常識』(飛鳥新社)、『ブレーンたちが明かしたトランプで世界はこう変わる!』(ワック)、『許されざる者たち』(飛鳥新社)、『世界は利権で動いている』(扶桑社)などベストセラー著書多数。 X(旧Twitter)フォロワー数は29万人を超える。 YouTube: 「島田名誉教授チャンネル」 @P.ShimadaCH X(旧Twitter): @ProfShimada
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-中古車販売大手ビッグモーターの保険金不正請求問題に、大手損害保険会社によるカルテル問題が加わり、損保業界は大揺れとなった。長年、不正に手を染め続けてきた業界内部の底知れぬ闇と真相に迫っていく。役員「総退陣」の危機にある損保ジャパンの金融庁との神経戦、ビッグモーター買収に強い意欲を示す伊藤忠の狙い、大企業や系列ディーラーに隷属する損保営業の悲惨な実態を描き出す。水増し請求が続発する板金塗装や損保各社が思考停止で続けてきたカルテルの闇も深掘りしていく。 本誌は『週刊東洋経済』2024年1月27日号掲載の24ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
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-役職定年や定年は一つの区切り。 その先の人生をどれだけ充実したものにできるか? 50代における意識変革と行動変容があなたの未来をつくる! 日本人の平均寿命は年々延び、70歳、80歳になっても元気なシニアが増えています。政府も企業に対して65歳まで希望者に雇用機会を提供することを義務付け、70歳までについても努力義務としています。一方、年金の給付開始年齢は65歳に引き上げられ、給付水準についても中長期的には抑えられる見通しです。健康なうちはシニアも現役として活躍し続けられる「人生100年時代」が到来しつつあると同時に、安心できる老後のためには一定の収入を確保するなどセカンドキャリア設計の重要性が高まっています。 ところが、50代での役職定年や60歳での定年をきっかけに、仕事に対するモチベーションの低下や将来への不安に見舞われ、立ち止まってしまう人が少なくありません。 大手電機メーカーを早期退職後、シニアライフデザイン講師として活躍している著者によると、今まで目の前の仕事のことだけ考え走り続けてきた人ほどそうした現実に直面したとき「これからどうすればいいんだろう」と思考停止になってしまうといいます。これはセカンドキャリア設計を考えたり、セカンドキャリアへ向けての準備を始めたりするには大きなマイナスです。 また、職場など周囲に対してもネガティブな影響を与えますし、まだまだ活躍できるはずの人的資本が埋もれてしまうという意味において社会全体の損失ともいえます。 本書では著者の経験と実践をもとに、役職定年や定年を前にした40代後半から50代のホワイトカラーの人たちに向けて、戸惑いや不安、不満といったネガティブな状態から意識を切り替え、定年後の人生を自分らしく豊かなものにしていくためのヒントを提示します。また、セカンドキャリア設計の具体的なポイントや取り組み方についても解説しています。 充実したセカンドキャリアとシニアライフの実現を目指す読者にぜひお勧めしたい一冊です。
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-危険だから今すぐ免許返納、 医療費など財政負担の元凶、 現役世代の敵―― 高齢者に関する刷り込みは全部ウソ! 「高齢者=悪」という空気を払拭し、 「高齢者が幸せになれる国」でこそ、 日本は再生する! ベストセラー精神科医が怒りと希望の緊急提言! 高齢者は邪魔な存在か? いや、高齢者は日本の希望! 差別をやめ、高齢者をもっと大切にすべき理由、教えます 日本は世界でも類を見ない超高齢社会に突入した。 しかし、その現実は「高齢者に優しい社会」とは程遠い。 年金・医療・雇用などの制度面では“負担増の元凶”として語られ、 企業では「お荷物」、メディアでは「高齢者の運転は危険」と印象づけられる。 社会全体で尊ぶどころか、「高齢者ぎらい」の空気を醸成しているのが現状だ。 著者の精神科医・和田秀樹は、30年以上にわたって 高齢者医療の現場で患者と向き合ってきた経験から、 この「高齢者ぎらい」を単なる世代間摩擦ではなく、 日本社会に蔓延する「病」と位置づける。 本書では、その背景にある経済構造、政治制度、 メディアの偏った言説を鋭く批判。 同時に、高齢者がもつ生産性や経済力に目を向け、 「高齢者こそが日本再生のカギ」という視点で論じた まさに“今読むべき”一冊。 第1章 「高齢者の運転=危険」とする印象操作 第2章 医療界の傲慢と国の詐欺的政策の尻拭いをさせられる高齢者 第3章 人権無視に鈍感な国民性が高齢者の自由を奪う 第4章 手取りが増えないのは少子高齢化のせいではない 第5章 日本再生の鍵は高齢者が握っている
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-心理現象としての〝リベラル〟と〝保守〟 人はなぜ思想や宗教に染まるのか? 左翼と右翼はなぜ罵倒し合うのか? 戦後の4大インパクトとはなにか? 相互誤解から建設的議論への道を探る。 本書は双方の批判が目的ではない。 人類社会の仕組みを解説するのが目的である。 戦後日本に左翼と右翼が生まれた4大インパクトとはなにか? 左翼と右翼はなぜ今も罵倒し合うのか? 豊富な図版と会話形式でわかりやすく伝える。 【目次】 第1章 左翼と右翼の本質 第2章 左翼と右翼の国家観の違い 第3章 左翼と右翼正しいのはどっち? 第4章 理想と現実 第5章 何が問題なのか? 第6章 なぜ左翼と右翼は不寛容なのか? 第7章 左翼と右翼の誤解の構造 第8章 選挙で勝つ方法 第9章 なぜ日本人は左翼と右翼に分かれるのか? 第10章 なぜ左翼は退潮しているのか? 第11章 左翼と右翼が建設的に議論するには? 【著者】 吉岡悠 1977年、神奈川県生まれ。出版社勤務を経てプログラマーとして独立。ITプロジェクトに携わる傍ら、世の中の構造を研究することをライフワークとする。2020年よりYouTubeとニコニコ動画に『イズムと構造』を公開。
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-執筆者:金井 聡/杉野衣代/大澤優真/志村敬親/岡部 茜/植野ルナ/永井悠大/龔軼群 都市部でのマンション価格や家賃の高騰が報じられる一方、部屋を借りることが難しい人たちの存在が可視化され、住まいをめぐる格差の問題は近年ますます注目を集めている。2020年に新型コロナウイルス感染症が感染拡大した際には、ホームレスやネットカフェ難民の問題など、住まいの格差が顕在化した。 現在の日本では、住む権利/住まいの権利が全員に保障されているとはいいがたい。入居を断られる、シェルターに入れない、入ったとしても環境が悪く落ち着いて暮らせない。「住宅弱者」「住宅確保要配慮者」などの言葉が広まり、住宅を確保するための法整備が進んできているが、安定した住まいから排除され不安定な生活を余儀なくされる人たちも存在している。 本書は、DV被害者や外国籍者ほかマイノリティに焦点を当て、住まいをめぐる現況と課題を詳述する。さらに、ホームレス支援に取り組むNPOと、住まい探しの状況改善に取り組む企業が、それぞれの視点から改善策を提示する。最も身近な「住まい」の問題を多角的に捉え、住まいの権利をマイノリティの視点から照射する。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際司法裁判所(ICJ)が2025年7月23日に “勧告的意見”を発しています。 「気候変動に取り組まない」、このような国家は「人権侵害」です。そして「気候変動対策をしない」、これは「他者への権利侵害」です。 にもかかわらず、トランプ大統領のアメリカは、パリ協定を脱退します。 では、カーボンニュートラルに向けて、日本は着実な歩みをしているでしょうか。 経世済民の経済は、経世であるとともに済民でしかありません。この済民は、民を良い状態にするので“済全”ではありません。そう、自然界から独立した感がある人間界は、自然界の“全”を良い状態にする経済を「外部不経済」として見捨てています。 このような経済システムを含む社会性システムに、日本も安住しています。ですから、脱炭素に向けては「トランプさんと同罪」かも知れません。 拙書の『気候変動での生き様(2025.3.21)』では、このような世の流れを踏まえた【生き様】を示していますので、本書の【備え】では、人間界での勝手な合意・常識、認知情報という情報の空間での情報戦を説明しています。 人間界での情報戦について、まずは遺伝されたDNAで組み立てられるシナプスでの演算処理から始まり、ニューロコンピューターの出力は本能とも言える情報の選択的な扱いになるとして、生物としての「安心」と「豊かさ」を求める情報の処理状態を説明しています。 うわさ話や暗号資産など、人々に常在する情報は、人間界にだけ存在します。 “ビオ情報”と“ホモ情報”を混合した認知空間での情報戦は、これを「天動説」とした場合、真実では、自覚していないシナプスが勝手に判断していますので、「地動説」の状態にあると設定して、幼児からのシナプス発達が主役になるとしています。 生物進化では、勝者のみが生き残るDNAで、多数の敗者が居ます。そして生き残る、自然界でのこの真実を知ることが、本書の表題、『気候変動への備え』になるとしています。 本書は、“勧告的意見”が人間界での情報戦で扱われる様相も想定しつつ、南海トラフ地震への【備え】と同様に、「災害の発生を知ること」での心構えを促すものです。
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-初版刊行以降、在留外国人の増加、新型コロナウイルスの影響、戦争や災害による避難民の受け入れ、ジェンダーや性的マイノリティへの関心の高まりなど、日本社会を取り巻く状況は大きく変化してきた。これらの変化を受け、本書は「多文化共生」の最新の課題に対し各章の更新・追加をおこなった第2版となる。 学校・地域・職場・医療・法律・家族・言語・ジェンダーなどの領域から、現場で実践を重ねる専門家が事例をもとに分析し、社会的な不平等や偏見にどう向き合うか、支援のあり方を模索する。マイノリティを一括りにしない複合的な視座や、グローバル社会における多文化主義の現状にも目を向けた、多文化共生を理解し実践するための必読のテキストである。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆私たちは、SNSを“使っている”つもりで、実はSNSに“使われている”のです。◆ 2026年、あなたとSNSの関係が変わる!! 最高の1冊! 報道の現場に立つ者として、そして「公共圏」を信じたい一人の市民として、私はこの本を読んで背筋が凍った。堀 潤(ジャーナリスト/8bitNews代表) この一冊は、私たちがこれから向き合わざるを得ない「メディアと社会の未来」を理解するための、極めて重要なガイドとなるだろう。 ロッタ・パスカル(京都大学准教授) スマートフォンを手にした瞬間から、私たちの日常はSNSに囲まれています。タイムラインには怒りや断罪の声があふれ、気づけば心も時間も吸い込まれていく。本来「つながりの場」であったはずのSNSは、いつしか「依存」「監視」「操作」の装置へと変わってしまいました。今や私たちは、SNSを“使っている”つもりで、実はSNSに“使われている”のです。 本書は、単なるSNS批判ではありません。初期のmixiやFacebookにあった黎明期の希望、Twitter(X)が“公共空間”として果たした役割、YouTubeやInstagramが広めた承認と比較の文化、そしてTikTokに象徴される「注意の奪い合い」まで──SNSの光と影を立体的に描き出します。 その背景にあるのは、クラウド上に集まる膨大な個人データと、それを解析するアルゴリズムです。SNSのアルゴリズムは私たちの行動や感情を学習し、次に何を見せ、どう反応させるかをコントロールしていきます。便利さの裏で、私たちは「選んでいるようで選ばされている」状態に近づいているのです。 本書は、現在進行形の危機にも目を向けます。米上院でのテック企業CEOへの追及や、子どもの依存や自死をめぐる問題、日本で施行された「情報流通プラットフォーム対処法」など、SNSが社会制度や民主主義に突きつける現実を記録。「なぜ有害な情報を止められないのか」「なぜ言論の自由が制約されるのか」という、相矛盾する、かつ根源的な問いを投げかけます。 SNSはもはや「無料の便利な道具」ではなく、感情や行動、資本を吸い上げる巨大な経済装置へと進化しました。監視資本主義、感情資本主義、アルゴリズムの最適化──こうした構造にのみ込まれるなかで、私たちはどうすれば生き延びることができるのか。答えの1つは、プラットフォームに依存しない「共同体」や「コミュニティ」にあります。人と人とのつながりを見直すこと、それがテック・ファシズムの時代を生き抜く術なのです。テック・ファシズムの支配に、どう立ち向かうのか? そのヒントが、この1冊に詰まっています。 ■目次 Part1 知識 ・01:歴史 ・02:構造 ・03:統制 ・04:監視 ・05:収益 ・06:炎上 Part2 思考 ・07:自己 ・08:共同体 ・09:ブランディング ・10:生成AI ・11:転換 ・12:自由 Part3 再生 ・13:抵抗 ・14:暗号 ・15:規制 ・16:コミュニティ ・17:警鐘 ・18:再生 ■著者プロフィール 米田 智彦 Tomohiko Yoneda:作家、コンテンツディレクター、Web3 Research Lab所長、CBEA特任教授。福岡市出身、青山学院大学、デジタルハリウッド、京都VR Innovation Academy、NY StartupPilot Global卒。『ライフハッカージャパン』編集長、『FINDERS』創刊編集長、株式会社メディアジーン執行役員、株式会社シー・エヌ・エス・メディア代表取締役を歴任。著作に『これからを面白くしそうな31人に会いに行った。』(2008年、ピエ・ブックス)、『僕らの時代のライフデザイン』(2013年、ダイヤモンド社)、『デジタルデトックスのすすめ』(2014年、PHP研究所)、『僕らの時代の移住地図』(2017年、ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。2023年、国際テックカンファレンス「Internet2.0 DUBAI SUPRING 2023」にて日本人初の「Outstanding Leadership Award」受賞。他にも『GLOBAL GAME CHANGERS 2023』『FORTTUNA GLOBAL EXCELLENCE AWARD』『Education Invester Award』等ノミネート。同年、「世界一の起業家育成プログラム」と名高い、ピーター・ティールやサム・アルトマンが経営に関わり、AirBnBやBoxを輩出した「Y Combinator」に参加。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二〇二〇年、専門家が「残された猶予はあと十年」と警鐘を鳴らす地球環境危機。その現実を前に、画家として半世紀、自然を描き続けてきた著者が、気候変動・戦争・資本主義の暴走・AIの脅威・宇宙の起源まで、壮大なスケールで“いま私たちが直面する本質”を問い直す一冊。グリーンランドの氷が溶け、都市が水没し、食料が失われていく未来――それでも人間は変われるのか。アフリカのクン族の知恵、ウクライナ戦線の女性兵士の瞳、そして「心こそ宇宙を動かす力」という独自の哲学を通して、迫りくる終末時計の前で何を選ぶべきかを読者に問いかける。地球と人類の未来を真剣に考えたいすべての人へ贈る警告と希望の書。
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-コロナ禍の収束で人々の移動が戻り、新幹線の需要は復活中だ。ビジネス利用などで全国でほぼ9割まで回復している。ピーク時は3分に1本の頻度で走るなど、ニッポンの新幹線の強さに迫っていく。自動運転など搭載される新技術から見える次世代車両の革新性や、今や「走るオフィス」といわれるほどビジネス向けに効率を徹底追求した「のぞみ」の進化とは!。ほかにも、北陸、東北、北海道、西九州の各新幹線の現状と今後の展望と課題を全国各地のルポで探っていく。無敵の新幹線、その最新事情。 本誌は『週刊東洋経済』2023年12月9日号掲載の29ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
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-物が届かなくなる日本を救え ドライバー不足により、2030年には36%の貨物が届かなくなる。 その解決策は、自動運転による幹線輸送の抜本改革しかない。 地方と首都圏をWin-Winで結ぶ「物流新幹線」構想を、物流インフラ開発の第一人者が緊急提言! 誰もが知るべき日本再生への道筋とは スーパーから野菜が消える、宅配便が届かない—— 迫り来る「物流破綻」の危機を救うには、今、何を決断し、どう動くべきか。 高速道路を24時間走り続ける自動運転トラック、地方と都市を直結する「新たなインフラ」の創造、省庁の壁を越えた国家戦略の実行—— 「不可能を可能にする」突破口を示した一冊。
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-本書は在日コリアン弁護士協会(LAZAK)が現代日本に溢れるヘイトスピーチと被害の実態、その背景にある歴史的経過や社会の現状、そしてヘイトスピーチをなくすための取り組みについて、実務に携わる法律家としての視点から示したものである。
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-1巻2,816円 (税込)地球と人類の未来に向けて提言を続けるローマクラブが、ベストセラーとなった最初の報告書『成長の限界』以降50年近くを経て贈る本格的なレポート。人新生・SDGsの時代に、地球環境と人類社会の持続のため何ができるかを様々な視点から探究する。
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-こんなときどうする? ●仕事を“ドタキャン”された! ●“早上がり”で思っていたお金をもらえなかった! ●仕事の“評価”が不当に低かった! ●バイトアプリで“出禁”になった! スキマバイトとは何か? 違法な日雇い派遣の“復活” * いま、スキマバイト(スポットワーク)が急激に増加しています。 メディアでは、労働者のニーズに応じる新たな働き方であるとの宣伝が蔓延しており、とくに大手の「Timee(タイミー)」は、テレビCMも大々的に行い、知名度も高く、多くの人が利用しています。 非正規全国会議では、労働相談を通じて明らかになった問題を指摘し、Q&A形式でスキマバイトの法的な疑問に答えます。
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-特集1 1995 終わりと始まり 戦後50年を迎える年、阪神地方では早朝、強い揺れに襲われ、東京都心の地下鉄網は列車内の毒物散布により大混乱し、沖縄本島北部では、米兵らによる少女暴行事件が起きた。 経済はバブル崩壊を経て低迷に入るなか、金融機関の不良債権問題が表面化し、破綻も相次いだ。 それから30年。世界情勢は大きく変化を遂げた。だが、当時の喪失、そして停滞から、いまも日本は脱け出せずにいる。 あの年、何を突きつけられたのか。戦後80年の始まりに、1995の意味と向き合う。 特集2 そしてアメリカは去った 曲がりなりにも民主主義や人権の価値を唱えてきたアメリカ。だが、自国第一主義の姿勢を隠さないトランプ次期大統領に、前政権期よりさらに大きな権力が集中することになる。 国際社会への波紋は避けられない。 長期化してきたウクライナ、ガザでの戦争への影響は計り知れず、気候変動対策の後退も懸念される。同盟国としてアメリカに追従してきた日本もその例外ではない。 超大国の転換は、世界情勢になにをもたらすのか。「アメリカなき世界」の行く末を展望する。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
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-「個人通報制度と国内人権機関」という2つの人権保障システムは、いまだ日本では実現していない制度である。 世界人権宣言で謳われた人権保障をより具体化し、国際人権条約で保障された権利を実現するために不可欠といえるこの制度の概要と実現に向けた提言を詳述する。
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-そこにいつもとどまり、同じ時を共に過ごし、声をつなぐ―― 2011年の東日本大震災・福島第一原発事故から10年。 根こそぎ失われた被災地の風景のなかを 著者はジャーナリズムが果たす役割の意味を問いながら、取材者として歩き続けてきた。 この10年の被災地が抱えてきた問題の変容と内側からの視点を伝える論考、 復興がいまだ訪れない2020年現在の「いま」を伝えるルポから構成。 忘却に抗い、当事者の声をつなぐ。つなぎ続ける。 当事者たちと同じ時間を共に生き、その声の発信を助けて外の人につなぎ、歳月を超えて伝え続ける者が、あらゆる被災地にいてほしい。忘却される被災地が一つもないように。その願いを、東北の地の取材者から届けたい。(本書「まえがき」より)
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-2022年に発刊した『間違いだらけのエネルギー問題』をベースに全面刷新! 「はじめに」より 失われた30年の間に、政府はグリーン成長戦略を何度か打ち出しましたが実現しませんでした。同じことを繰り返しているようにも思えます。私たちは、エネルギーの経済性、安全保障、温暖化の問題をどのように考えれば良いのか。できるだけ具体例をあげて解説したのが本書です。前著の、『間違いだらけのエネルギー問題』と『間違いだらけの電力問題』に最新のデーターを加え、アップデートした内容になっています。今のエネルギー問題を理解し、考えていただく助けになればと思っています。 第1章は、エネルギー、電力が経済に与える影響を説明しています。生活が苦しいとする世帯が6割です。生活にも物価にもエネルギー価格は影響を与えますが、そんな中で電気料金を押し上げてきた政策もあります。 第2章は、エネルギー安全保障の歴史にも触れながら、世界が安全保障のためロシア産化石燃料からの脱却図る政策、自給率向上策に触れています。 第3章は、中国、インドを中心に増え続けるエネルギー需要に触れ、最近では需要が低迷していた先進国 でも生成AI、電気自動車などにより電力需要が大きく増える可能性を説明しています。 第4章は、増えるエネルギー、電力需要増に応える政策を説明しています。再生可能エネルギーと原子力がこれからの電力供給の中心になりますが、その課題も解説しています。 第5章は、温暖化問題と、その対策、日本企業の対応を説明していますが、収入が増えない日本で、優先されるべきエネルギー政策の課題は温暖化ではないのではと疑問を投げかけています。読者のみなさんにも考えていただきたい本書の大きなテーマです。 <本書の目次> 第1章 エネルギー価格上昇と私たちの生活 第2章 化石燃料依存から脱ロシア・脱炭素へ向かう世界 第3章 ますます増えるエネルギーと電力消費 第4章 エネルギー安全保障をめぐる争い 第5章 温暖化問題に振り回される日本企業 ※内容は予告なく変更となる可能性がございます
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-「毎日の仕事に、本当に“やりがい“を感じていますか?」 そう問われて、答えに迷う人は少なくありません。日本は世界的に見ても仕事満足度が低く、若手の早期離職率も高止まり。 キャリアの選択肢が広がる一方で、「何を選べばいいのか分からない」と悩む人も増えています。 また、経営者や人事担当者にとっても、社員のエンゲージメントや人的資本経営への対応は避けて通れない課題となっています。 本書『やりがいの哲学』は、こうした社会的背景を踏まえ、“やりがい“をどう見つけ、どう育て、どう実践につなげるかを体系化した一冊です。 著者独自のフレームワーク「パーソナルVMV(Vision・Mission・Value)」を軸に、理論だけでなく日常に生かせる実践のステップを紹介しています。 また著者の活動「パーソナルブランドブック」を通して出会った、やりがいを感じ働いている人々の実例も掲載。 「やりたいこと」だけでなく、他者貢献や人とのつながりといった、自分だけでは完結しないやりがいにも光を当てています。
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-借地には根深い問題が存在しており、地主の立場に立ったアドバイスがされているケースはほとんどない。借地(底地)は自分の土地に他人が家を建てて住んでいることから、それぞれの権利や想いが入り交じる。必然的にトラブルが起こるのも仕方がない面もある。 問題はここからである。さまざまな借地人との問題解決のために税理士や不動産会社といった専門家を頼ったつもりが、的確な解決法を示してくれるたわけではなく、暖簾に腕押し状態で、一向に解決しないというケースが多い。しかしながら、真に地主に寄り添ってくれる借地の専門家はなかなかいないのも事実である。 本書では借地を取り巻く実情について、士業やコンサルタントなどの各分野のプロフェッショナルが解説。借地が生まれた背景から、借地を処分する実践的なアプローチに至るまで、地主視点で多岐にわたる内容を展開している。 借地問題は非常に専門的な問題が多く、多くの人がその本質を見誤っているのが実情である。しかし、物事の本質を掴まずして解決の道筋は見えてこない。借地の何が問題なのか、なぜトラブルが起こるのか――本書は、そのような借地の「本質」とともに、借地に関する諸問題を専門家6人により、あらゆる視点からひもとく1冊となっている。 本書は第1章~第6章の構成になっており、各章にそれぞれの専門家が登場してわかりやすく解説している。
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-【書評・パブリシティ情報】 ★『移民政策研究14』書評掲載(2022年5月20日発行) 評者: 竹中歩氏 ★『図書新聞』書評掲載(2021年10月23日号) 評者: 是川夕氏「移民の統合に関するわが国初の本格的全国調査に基づく研究」 ★『月刊ガバナンス』Reader's Library掲載(2021年9月号) 「様々な『壁』に直面する移民の実情を描き出す」 ★「じんぶん堂」書評掲載(2021年7月14日公開) 評者: 松岡亮二氏「私たちは, 『私たち』を知らない」 --- 教育, 雇用, 賃金, 家族, 社会参加, メンタルヘルス, 帰属意識, 永住意図―― 生まれ育った国を離れ, 日本で暮らす移民たちは何を想い, どのように働いているのか。 日本全国を対象に実施した無作為抽出による大規模調査から, 生活・労働実態と日本社会への統合状況を分析。 実証分析から浮かび上がる, 日本の様々な「壁」 移民社会への転換期を迎えた社会に何が求められているのか? ◎ 第一線の計量社会学者たちが, 実証的なデータ分析から統合メカニズムの全体像を描き出した稀有な書。 ◎ 統計的な手法になじみがなくとも文章だけを読めば結果が伝わるように執筆。広く移民に関わるテーマに関心がある研究者や大学生, 社会人の方々すべてへ。
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-1巻660円 (税込)【WedgeONLINE PREMIUM】 孤独・孤立社会の果て 誰もが当事者になる時代【特別版】“ 孤独・孤立は誰が対処すべき問題なのか。 内閣府の定義によれば、「孤独」とはひとりぼっちと感じる精神的な状態や寂しい感情を指す主観的な概念であり、「孤立」とは社会とのつながりや助けが少ない状態を指す客観的な概念である。孤独と孤立は密接に関連しており、どちらも心身の健康に悪影響を及ぼす可能性がある。 政府は2021年、「孤独・孤立対策担当大臣」を新設し、この問題に対する社会全体での支援の必要性を説いている。ただ、当事者やその家族などが置かれた状況は多岐にわたる。感じ方や捉え方も人によって異なり、孤独・孤立の問題に対して、国として対処するには限界がある。 戦後日本は、高度経済成長期から現在に至るまで、「個人の自由」が大きく尊重され、人々は自由を享受する一方、社会的なつながりを捨てることを選択してきた。その副作用として発露した孤独・孤立の問題は、自ら選んだ行為の結果であり、当事者の責任で解決すべき問題であると考える人もいるかもしれない。 だが、取材を通じて小誌取材班が感じたことは、当事者だけの責任と決めつけてはならないということだ―― この記事は月刊誌『Wedge』2024年10月号特集「孤独・孤立社会の果て 誰もが当事者になる時代」に、同誌2023年10月号「加速するヤングケアラー支援 理念だけでは語れない(前編)(大山典宏)と、同誌2023年11月号「加速するヤングケアラー支援 理念だけでは語れない(後編)(大山典宏)の記事を加えた特別版です。 Part 1 孤独・孤立はすぐそばに「問題」本格化はこれから 石田光規 早稲田大学文学学術院 教授 Column 1 つながりが希薄になった日本人 編集部 Part 2 中高年男性の孤独 処方箋は「ゆるい依存先」 若月澪子 ジャーナリスト Column 2 シニア男性限定! 「おとこの台所」が支持される秘訣 編集部 Part 3 〝没イチ後〟に露呈 自活力なき男性が直面すること 小谷みどり シニア生活文化研究所 代表理事 Part 4 ひきこもり支援は〝魔法の杖〟 美談だけでは語れない 大山典宏 高千穂大学人間科学部 教授 Interview1 人々が抱くひきこもりへの誤解 変わるべきは社会では? 石川良子 立教大学社会学部 教授 Column 3 自分が暮らす街をどのくらい知っていますか? 編集部 Interview2 子ども時代を〝置き去り〟に 若者が孤独感を強める理由 萩原建次郎 駒澤大学総合教育研究部 教授 Part 5 居場所のない女の子たちを「自業自得」だけで片付けないで 編集部 Part 6 「一億総生きづらさ時代」に一筋の光はあるのか? 菅野久美子 ノンフィクション作家
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-本書のテーマは「中国による歴史修正の実態」です。 中国において、歴史は「過去の出来事を事実に即して探求するもの」ではなく、自己の政治的意図に従って恣意的に改ざんされてきました。 実際、すでにモンゴル、ウイグル、チベットといった「中国の一部」として認められない地域において、統治を正当化する手段として歴史の改ざんが行われています。 そして我が国日本も例外ではありません。 近年日本へ移住してきている「中国人富裕層」、あるいは増加の一途を辿る「中国人留学生」の多くは日本人の感覚ではあり得ない歴史認識・思想基盤を持ち、日本の社会・歴史観に影響を及ぼし始めています。 本書は、これまで中国がどのような方法で歴史修正を試みてきたのかについて解説し、実態を正しく理解することを目的とした一冊です。
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-地方の視点から、包摂のあり方を探る 少子高齢化の急速な進展、深刻な人手不足、外国人労働者受入れ拡大への転換―― 人口減少と高齢化が全国最速で進む秋田県における外国人受入れの現状と課題を提示。 「生活者」として包摂し、共に生きる地域社会づくりの可能性を描く。 [現場の視点に着目したコラムも多数収録] ―――― 人口減少と高齢化が全国最速で進行している秋田県を事例に、「外国人介護労働者の受入れ」「外国人住民と地方経済」「日本語教育」「民俗文化の継承と外部参加者」の4つの切り口から、外国人労働者受入れの現状と共生社会の構築へ向けた課題を考察する。 ――――
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-貧困、格差、ヘイトスピーチ、摘発からの恐怖……。日本に暮らす移民達の中には、法・行政・産業の枠組みの中で、知らぬうちに「不法」な「非正規移民」とされ、過酷な現実を強いられている人々がいる。 しかし、同時に彼/彼女らは、既に日本社会の中で、自らコミュニティをつくり、人種や言語の壁を乗り越えながら、日本の地で新たな社会を育み始めている。 著者は、自身の移民支援の経験から出発し、実地のフィールドワークとインタビュー調査から実証的な知見で、「不法性」をつくりあげる構造的問題を明らかにしていく。 これまでほとんど光が当てられてこなかった、この「非正規移民」の問題に焦点を当て、日本が移民達との共生社会を目指すために必要な課題を提示する。同時に、問題解決に向けた政策提言をも盛り込んだ、移民問題に一石を投じる渾身の書。
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-「ハーフ」、ヘイトスピーチ、移民政策、貧困、戦争責任など様々な社会問題・課題を事例にもとづくストーリーにのせて描き出す。多文化共生を考える学習まんがとして好評なシリーズの第3弾、「共生」への課題を考えるための一冊。第2版では、在留資格等制度変更に伴う修正の他、より適切な表現にすべく内容面での改訂をおこなった。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スーパーなどでの米不足、転売、価格高騰などで、 ニュースやワイドショーでここ最近毎日のように取り上げられる 今いちばんのホットトピック「米」。 備蓄米の放出により、古米がスーパーやコンビニで置かれるようになりましたが、 味や品質、衛生面、値段、美味しく食べる方法など、 普段何気なく食べていた米について興味をもって調べる人が増えてきました。 また、近年糖質制限という逆風もある一方で、 健康志向や和食ブームの高まりにより「米」の再評価も進んでいます。 本書は、私たちの食卓に欠かせない「お米」にまつわる知識・文化・歴史・雑学などを、図解を交えてわかりやすく、楽しく紹介する教養本です。 「“令和の米騒動”はひとつの原因では語れない」 「年々減少する米の消費量 それでも起こる米不足」 「備蓄米ってなに? 米に消費期限はないの?」 「外国米が日本市場になかなか入れない理由」 「炊飯器に放置された保温状態の米の消費期限は?」 「白米より栄養価アップ!今人気の分づき米とは」などなど 読めば誰かに話したくなる米知識が詰まった一冊です。
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-ヒンドゥーの大海の中で、カースト制度や差別からの解放、またチベット独立に向けて活動する人々の実像を追う。 現代インドでは、大きく二つのタイプの仏教徒が衆目を集める存在であろう。一つはマハーラーシュトラ州を中心にマラーティー語もしくはヒンディー語を使用してアンベードカルを信奉する仏教徒で、統計上、インド仏教徒の多数派である。……もう一つはダライ・ラマ一四世を信奉する仏教徒である。いわゆるチベット仏教徒で、難民であるためインド国籍は保有していないが、おそらく国際社会の関心の最も高い仏教徒集団である。……彼らは当初、チベット独立のために闘っていたが、現在は信教の自由や生存のために闘っている。 このようにそれぞれの集団が獲得したい目標は異なるものの、インドという地でそれぞれの困難を克服するために前進し続ける集団である。インドにおける「仏教消滅」以来の歴史過程で、双方が一九五〇年代に大きな転機を迎え、よりよいコミュニティ発展のために「闘う」仏教徒であることを選択した。お分かりのことと思うが、本書でいう「闘う」という言葉は、暴力を意味するものではない。自らあるいはコミュニティの困難を乗り越えるための闘いを指す。(本文より抜粋) 【目次】 一 マハーラーシュトラ州を中心とする改宗を経た仏教徒──アイデンティティの模索者 1 改宗を経た仏教徒との出会い 2 マハールと呼ばれた人々──ナーグプル市の仏教徒 3 B・R・アンベードカルの生涯と思想 4 改宗一世代の温度差 5 アンベードカル没後のナーグプル仏教徒 6 社会経済状況、信仰、社会運動、そしてアイデンティティ 7 ナーグプル市における外国仏教団体の活動 8 よそ者の運ぶ風 二 チベット仏教徒──亡国のディアスポラ 1 チベット人との出会い 2 チベット民衆の苦難と闘いの始まり 3 亡命社会の成立と民主主義の導入 4 三権分立の確保 5 予算 6 選挙制度 7 国際社会のチベット支援とNGO活動 8 亡命チベット社会における民主化の課題 三 「よそ者」が関わる意義 1 インドにおける仏教徒連帯の萌芽 2 コネクターとしての国際NGOの役割と可能性 おわりに 注・引用文献 【著者】 榎木美樹 ジャワハルラール・ネルー大学(インド)社会学修士課程修了。修士(社会学)。 龍谷大学経済学研究科博士後期過程修了。博士(経済学)。 現在、国際協力機構(JICA)インド事務所企画調査員(市民参加協力案件形成促進・監理)。 主な論文に「亡命チベット人の国民統合:インドにおける中央チベット行政府の取り組みをめぐって」(博士論文2007年3月)、「亡命チベット人のアイデンティティ構築:チベット人性の内面化プロセス」(『龍谷大学経済学論集』第49巻第5号)などがある。(2014年現在)
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-環境社会学の立場からインド洋大津波を分析。開発→環境破壊→災害というサイクルに潜む人災要因。被害を最小限にとどめる方策を探る 本書は、このインド洋大津波との遭遇を契機に研究の使命(ミッション)を深めた「タイの開発、環境、災害」を、環境社会学の視点から述べていくものである。特徴は、「開発」「環境」「災害」というものが実は繋がり深い関係にあることを示し、その繋がりをマクロ的な視点から述べること、さらにその視点から長期にわたるフィールドワークをベースとしたタイ社会との相互作用の分析、さらには日本との比較を加えていることにある。 そのため、本書のキーワードは、「繋がり」となる。すなわち、①タイの開発・環境・災害はそれぞれどのように繋がっているか。②タイの開発・環境・災害と社会は、どのように繋がっているのか。そして、③それらが、どう日本と繋がっているのか、を、社会システム及び比較の視点を通して述べることにある。(本文より抜粋) 【目次】 一 はじめに 1 インド洋大津波との遭遇から 2 本書の主題 二 災害とは何か 1 災害とは何か 2 リスク 3 リスク社会論 4 環境クズネッツ曲線 5 災害からの復興に関する理論 三 タイの開発・環境・災害とその繋がり 1 開発・環境・災害の全体像 2 タイの開発・環境・災害の繋がり 四 タイ・日本における環境社会変革の発展過程 1 タイの国家計画及び開発・環境・災害事例の潮流 2 タイの環境運動の発展過程 3 タイの環境政策の発展過程 4 日本の環境社会変革過程の潮流 5 環境社会変革過程の時間軸での繋がり──タイ・日本の比較 6 タイと日本の環境社会変革過程における繋がり 五 インド洋大津波の被害 1 被害の概観 2 被害のインパクト 3 タイにおける被害 4 インド洋大津波とタイの開発・環境・災害の繋がり 5 インド洋大津波とタイの開発・環境・災害と社会の繋がり 6 インド洋大津波とタイの開発・環境・災害と日本の繋がり 六 おわりに 【著者】 中須正 東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得満期退学。 現在、独立行政法人防災科学技術研究所研究員。 主な論文に「災害調査と東日本大震災」(『社会と調査』10号)、「シリーズ「我が国を襲った大災害」:伊勢湾台風災害と災害対策基本法の成立その意味と教訓」(『水利科学』第55巻第2号)、「環境社会学における自然災害研究の視角」(『環境社会学研究』16号)、「復興は災害にあう前から始まっている」(『都市問題』第100巻第12号)などがある。(2014年現在)
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-仏教国に流入したムスリムたち。人口の一割を占めるという彼らが、さまざまな軋轢の中、この国を故郷として生き抜く姿を描く。 本書では、仏教徒が多数を占めるミャンマー社会において、民族的にも宗教的にもマイノリティであるムスリム住民が、社会に自らをどのように位置づけようとしているのかを明らかにしていく。ここで扱うムスリム住民は、ミャンマー国民でありながら、ミャンマー社会の一員として暮らす上で様々な困難に直面している。しかし、彼らは、イスラームを信仰するバマー(ビルマ族)、すなわち「バマー・ムスリム(あるいはミャンマー・ムスリム)」と称し、土着民族、あるいは国民としての意識を強く持って暮らすことを積極的に選択している。彼ら自身の自己認識は、移民の子孫ではなくバマーであり、そしてムスリムである。 以下、一九三〇年代にバマー・ムスリムという主張を始めた理由、また彼ら自身による歴史叙述の特徴を明らかにする。そして、現在、バマー・ムスリムが植民地時代とは異なった状況の下でミャンマー社会に対し自分たちの存在をどう示しているのか、さらに自分たち自身を現在のミャンマー社会にどう位置づけようとしているのか、バマー・ムスリムの歴史を教えることに力を入れている理由は何か、ということを明らかにする。……(本文より抜粋) 【目次】 はじめに 一 仏教徒社会のなかのムスリム 1 ミャンマーにおけるムスリム 2 インド人移民の増加──植民地時代 3 インド系であること、ムスリムであること──ミャンマー社会との関わり 二 バマー・ムスリムという主張とその背景 1 バマー・ムスリムとは 2 バマー・ムスリム意識の高まり──インド人ムスリム増加の中で 3 歴史叙述にみられる特徴 三 現代のバマー・ムスリム──組織活動からみる彼らの意識 1 ミャンマー社会へのアピール 2 土着民族としてのバマー・ムスリム 3 過去を学んで現在を知る──歴史教育の重視 四 新しい世代に向けた教育―イスラームセンター夏季講習 1 夏季講習の概要と目的 2 民族と信仰 3 ミャンマー社会におけるバマー・ムスリムの活躍 おわりに 注・参考文献 【著者】 斎藤紋子 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。博士(学術)。 おもな論文:「ビルマにおけるムスリム住民に対する見えざる「政策」:国民登録証にまつわる問題」『言語・地域文化研究』第13 号(東京外国語大学大学院、2007 年)。(2014年現在)
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-貧困層への小口融資システムの実際を、借りる側から詳細に聞き取り、その効果を立体的に検証。貧困からの脱出の道筋を現場から探る。 バングラデシュのグラミン銀行(創設者、ムハンマド・ユヌス教授)が始めたこのしくみは、三〇年以上の時を経ていまや世界中に広まり、ミャンマーを含む各国で一定の成功を収めている。従来は誰からもお金を貸してもらえなかった貧しい人々にお金を貸しても、きちんと返してもらうことができるのには、何か特別な理由があるのだろうか。また、ミャンマーという世界でもかなり貧しい国の貧しい村において、貸し出されるお金の金額や件数が頭打ちになるどころか、年々それらの数が増えていっているのは、なぜだろうか。 これらの問いに答えるために、本書の目的を次の二点とする。第一に、ミャンマーの村人たちがお金を借りるときや返すときのしくみを明らかにすることである。第二に、村人たちのくらしがマイクロファイナンスなどによってどのように改善されたのかを検討することである。(本文より抜粋) 【目次】 はじめに 一 ミャンマーの経済 1 ミャンマーの概要 2 調査の概要 3 調査した村と村の人々 二 ミャンマー農村の貧困対策――主な金融プロジェクトの現状 1 貧困削減と金融プロジェクト 2 国営農業開発銀行の農業金融 3 国際NGO(Pactミャンマー)による 貧困層のためのマイクロファイナンス 4 UNDP統合型コミュニティー開発事業における 自助組織(SRG)活動 5 各金融プロジェクトの実績から見えるもの、見えないもの 三 マイクロファイナンスと村人たち(ミャンマー農村での調査結果から) 1 ドライゾーンの村 2 マイクロファイナンスの概要 3 零細農家のくらしとマイクロファイナンス 4 新しく借りる村人、やめていく村人 四 SRG活動と村人たち(ミャンマー農村での調査結果から) 1 郡や村におけるSRG活動 2 お金の使いみち 3 SRG活動のしくみ おわりに 注・参考文献 【著者】 布田朝子 東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了(国際協力学博士号)。群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部講師。 主な著作に、「ミャンマーの農村開発金融機関―国営銀行と国際NGOの比較分析を中心に」『国際開発研究』第18巻第1号、2009、113-128頁。(2014年現在)
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-近似する言語を持つ隣国タイ。その強大な政治・文化の磁場にさらされ続けるラオスにとって、言語の独自性は独立の証しである。国民語を創り、守り育てる現場からのレポート。 以上を踏まえた上で、本書では、ラーオ語がラオスの国民語としていかにして「つくられて」きたのか、タイ語との関係に注目しつつ明らかにしていきたい。これはまた、一つの「言語」を「つくる」ということが、いかに政治や社会・経済状況、ナショナリズムといった、本来「言語」にとって「外的」であるはずの要因によって、左右されるものであるか、ということを示す試みでもある。 本書では特に、フランス植民地時代から一九七五年の社会主義革命までの、約八十年間を考察の対象として設定し、この問いに対する答えを探っていきたい。この期間を対象とする理由は、現在のラーオ語とタイ語をめぐる諸問題の原点を知るためには、植民地支配、内戦と、国家としての「ラオス」の存在が、より不安定であったこの時期の状況を明らかにしておくことが、ぜひとも必要であると思われるからである。(本文より抜粋) 【目次】 はじめに──「つくられる」国民語 一 「ラオス」の誕生──メコン川に引かれた国境線 二 ラーオ語を「つくる」──正書法をめぐって 三 ラーオ語の「歴史」──「ラーオ語族Sakun Phasa Lao」の形成 四 ラーオ語か、タイ語か──言語ナショナリズムの昂揚 おわりに 引用文献 あとがき 【著者】 矢野順子 2009 年、一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。 現在、東京外国語大学、上智大学非常勤講師。一橋大学大学院言語社会研究科特別研究員。 主な著書に『国民語の形成と国家建設―内戦期ラオスの言語ナショナリズム』(風響社、2013 年)などが、論文に「『ラオス国民』の形成と『武器』としてのラーオ語―パテート・ラーオの教育政策とプロパガンダを中心として」(『東南アジア歴史と文化』第 36 号、2007 年)などがある。(2014年現在)
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-お米の値段、どうしてこんなに高いの?:「令和の米騒動」の全貌と、日本の食と農の未来図 ■食卓の危機!「うちのお米、高すぎない?」と感じているあなたへ 毎日の食卓に欠かせないお米。しかし近年、「お米の値段が上がりすぎて家計が苦しい…」「一体なぜこんなことに?」と感じている方は多いのではないでしょうか。本書は、そんなあなたの疑問に真正面から向き合い、"令和の米騒動"とも呼ばれる現在の米価高騰の謎を解き明かす一冊です。もう「仕方ない」と諦める前に、まずはその背景を一緒に探ってみませんか? ■高騰の裏側を徹底解剖!見えてくる日本の食と農の真実 お米の価格は、単に天候不順や一時的な品不足だけで決まるわけではありません。肥料・燃料の高騰といった生産コストの上昇、コロナ禍後の需要回復、長年の国の農業政策(減反政策や備蓄米制度の運用)、そしてJA(農協)の役割や複雑な流通の仕組み…。本書では、これらの要因がいかに複雑に絡み合い、私たちの米価を押し上げているのか、その「全貌」を豊富な情報と分かりやすい解説で徹底的に掘り下げます。見えてくるのは、日本の食と農が抱える構造的な課題と、その未来への岐路です。 ■未来の食卓のために、私たちが知っておくべきこと この問題は、私たちの生活に直結するだけでなく、日本の農業の持続可能性、さらには食料安全保障にも関わる重要なテーマです。本書は、今後の米価の見通し、国や農家が取り組むべき課題、そして賢い消費者として私たち一人ひとりができることを具体的に提示します。未来の豊かな食卓を守るために、今こそ知っておきたい情報が満載。日本の「食と農の未来図」を共に考えるための一歩を、この本から踏み出しましょう。
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-2025年、OpenAIが次世代モデル「GPT-5」を発表。同時に、親しみやすい会話体験で支持を集めていた「GPT-4o」が姿を消しました。 ネットではすぐに 「#keep4o」運動 が勃発。「4oを返してくれ」という声は世界中から沸き上がり、賢さと親しみやすさの狭間でAIの未来が問われる事態となります。 本書は、この騒動の背景と社会的意味を多角的に分析します。 なぜGPT-4oは多くのユーザーに“相棒”として愛されたのか。 SNSのハッシュタグ運動、ユーザー証言、モデル設計思想、文化的背景――。 一連の出来事を通して浮かび上がるのは、AIを「道具」ではなく「存在」として扱う時代の到来です。 あなたはAIを“便利なツール”として使うのか、それとも“かけがえのない相棒”として迎えるのか。 その選択の先にある未来を、一緒に考えてみませんか。
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-2019年、英国ルーベリー国際文学賞最終候補作、並びにカナダの公立3大学図書館の「貴重文献及び特別蒐集品」部門所蔵作品。 「影」として日本に帰国しなければならなかった長田栄造。これは歴史の荒波に翻弄されながらも家族を思慕し一途に生きた一日本人の物語であり、第二次世界大戦中の日系カナダ人強制収容という不当な 歴史的事実を背景に、主人公の心理的葛藤を活写した小説である。 「本書は同情心を呼び起こす男の物語で、緊張感もあり、主人公の境遇は心に強く訴え、また道徳的に複雑である」(ルーベリ国際文学賞選評(英国)同賞の2019年度最終候補作)、 「感動的で説得力のある最終章に向けて盛り上がる小説」(ソーニア・アーンツェン、トロント大学東アジア研究学部名誉教授)、 「強制収容所を生き抜いた日系カナダ人の物語を生き生きと描いた、重要で示唆に富む歴史小説」(イアン・ベアード、ウィスコンシン大学マディソン校地理学教授)、 「戦争がもたらす心の痛み、日系カナダ人の忍耐力、勇気、不屈性を描いた小説」 (ルーシイ・バーミンガム、日本外国特派員協会元会長)、 「主人公の人生を共に生きているかのように思わせる見事な描写で、百点満点の小説」 (レイチェル・バスティン・ブロッガー)、 「著者は胸に迫る語り口で、読者を孤独と強じんさ、そして犠牲的精神の物語に没入させる」 (レベッカ・コーポランド、ワシントン大学セントルイス校日本文学教授)、 「ソルジェニーツィンの『イワン・デニーソヴィチの一日』と本書は共に強制収容を扱っているが、この物語は血の絆と心の絆を描いた感動的な小説」 (オリヴィエ・フロリオ、映画音楽作曲家)、 「ドラマチックな驚きを与え、心理的洞察、鮮やかな描写に富んだ小説」 (スティーブン・ラージ、前ケンブリッジ大学アジア中東学部日本近現代史教授)、 「心が痛み、感動させる小説」 (コーディ・ ポールトン博士、京都アメリカ大学コンソーシアム所長)、 「戦時中を生きた日系カナダ人の体験、及び日本に帰国した人々が受けた扱いについての物語」 (パトリシア・ ロイ、ビクトリア大学カナダ歴史学名誉教授)。
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-奴隷として生まれ、19 世紀前半の20 年間、「人間性」を破壊する奴隷制に抗って生き、独学で読み書きを覚え、ついに逃亡に成功するまでのダグラスが「人間として生きた」苦難の道のりを描いた自伝。 今でもアメリカで多くの人々に読み継がれている名著〔初版〕に年譜を増補。年譜では19世紀の社会のうねりを確認しつつ、ダグラスの逃亡後の国外亡命・奴隷制反対運動・南北戦争下の言動など,77歳で死亡するまでの活動家としての生涯を簡潔に描き出す。 目次 訳者まえがき 序文─ウィリアム・ロイド・ギャリソン ウェンデル・フィリップス卿からの書簡─ ウェンデル・フィリップス 第1章 奴隷に生まれて 第2章 ロイド大佐のホーム・プランテーション 第3章 ロイド大佐と奴隷たち 第4章 罪に問われぬ殺人 第5章 ロイド大佐のもとを去る ――あこがれのボルティモアへ 第6章 新しい主人と港町ボルティモア 第7章 読み書きの習得――自由への手がかり 第8章 遺産の分配――奴隷制への怒り 第9章 「キリスト教徒」マスター・トマス 第10 章 抵抗―― コーヴィとの闘い・仲間との逃亡計画・造船所での闘い 第11 章 逃亡――ニューベッドフォードでの出会い 追補 二つの「キリスト教」 訳者あとがき 監修に寄せて 増補 フレデリック・ダグラス年譜〔個人年譜と黒人関係史事項) 増補版 あとがき
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