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ヤクザ大全 その知られざる実態
一般社会から隔絶した想像を絶するヤクザ社会を徹底解説。博徒とテキヤの違い、男たちを結ぶ盃の意味、背負った代紋の重み、おとしまえのつけ方、日々の稼ぎ=シノギの方法、勢力分布図、そして一般社会にも活用できる強固な組織の作り方と管理・戦略論……知られざるヤクザ世界の実態と文化が分かるヤクザ入門書。 -
子どものケータイ―危険な解放区
中・高生にとって、今やそれなしではいられない必須アイテムとなったケータイ。しかし子どもたちの世界はその出現を境に一変した。いつでも誰とでも繋がることができる利便性は、有害情報へのアクセスをも簡単にし、児童買春、少女売春、援交といった子どもを巻き込んだ犯罪の出現を助長している。大人の目の届かない世界で繰り広げられ、深刻化の度合を増すケータイを使った少年犯罪を、長らく子どもの携帯電話利用問題に取り組んできた第一人者が分析し、その解決策を緊急提言する。【目次】はじめに/第一章 子どもの携帯電話問題10年の経緯/第二章 パーソナルメディアの時代へ/第三章 思春期メディアの誕生/第四章 携帯サブカルチャー/第五章 犯罪、非行・逸脱のニューウェーブ/第六章 慌てる国と携帯電話業界/第七章 子どものケータイ利用問題が拡大した理由/第八章 子どものケータイ問題、どうなる、どうする/おわりに -
風俗嬢意識調査
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 風俗嬢は自分たちの仕事についてどう思っているのか。性風俗に関する現実的な議論と対策を考えるために、風俗嬢126人に、仕事について聞いてみました。「あなたは、この仕事で何を売っていると思いますか」「この仕事のことを、家族や恋人に話していますか」など、全39項目の質問の答えから何がみえるか。宮台真司、橋爪大三郎、小倉千加子などによる解説付き。 -
食べて解決!鳥獣害
鳥獣による農作物被害額が200億円を超えている。被害額の差こそあるが、日本全国で起きている。近年見られる環境変化や、農村地域の衰退などが増加の原因とされるが、最も問題なのは、かつて有用な資源として扱われてきた野生動物との関わりを、なくしてしまったことである。今こそ「ワイルドライフマネジメント(野生動物管理)」という考え方を取り戻さなければならない。管理するために捕獲した野生動物を資源として有効活用するには「食べること」が最も良い。本特集では、シカにスポットを当てて、被害対策に向けた処方箋を提示するとともに、活用されはじめたシカの食肉利用の現場を紹介する。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年11月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆鳥獣害対策に必要なポイント/横山真弓(兵庫県立大学准教授) ◆広がりはじめたシカ肉の食利用 -
いま「原発」「復興」とどう向き合えばいいのか
日本社会はもう「3・11」を忘れてしまったかのようだ。いま電力が何とかもっているのは「原子力発電所がなくてもやっていけるから」という甘い話ではない。国民から強くバッシングを受けた東京電力社員の奮闘・努力による火力発電所の維持と、日本が法外な価格でLNG(液化天然ガス)を買ったからである。「原子力発電はないに越したことはない」と思うのは人情だ。しかし現実から目をそらし、無責任な作家のような夢想にひたっていては、福島をはじめ東北、日本は本当に駄目になってしまう。本書は福島県、宮城県、岩手県の東北3県の知事と、電力と復興の現場、現実を知る識者が、思いとアイデアを寄せた一冊である。様々な考えをお持ちの方もおられようが、ぜひ一度「原発」「復興」と向き合う人々の言葉に目を、耳を傾けていただければと思う。日本が再び存在感を示すために、ここを乗り越えなければならないことは、私たち自身が知っているはずである。 -
日本の怖い数字
いま日本社会の中でいったい何が起こっているのだろうか。そのことを如実に示す象徴的な数字を取り上げ、看過できない課題をあぶりだす。中には目を見張る、「驚くべき数字」があり、世間の注目がほとんど向けていられないところにも、重大な問題があることに強い警鐘を発する。■最近10年間で餓死した人は1万7881人■全国で孤立死する人は1日当たり104人■学習障害の児童数が5年で5.4倍に■精神疾患で休職した教員は1年間で5407人■胎児が無事に育たない不育症患者数は140万人■児童虐待殺人で内縁の夫の犯行は8.6%■小学生のぜん息有症率は44年で17.4倍に■2011年にいじめがあった中学校は全国の中学校の5割以上■夫の離婚理由「妻による暴力」が11年で58%増■3.11の大震災後、福島県大熊町の空き巣被害は前年の22.9倍 -
スポーツの世界は学歴社会
プロ野球選手の49%、大相撲(関取)も44%が、なんと大卒! スポーツで「成功」するためにも、大学に行ったほうが有利?実力がものをいう世界……そんなスポーツ選手のあいだに変化が起きている。大卒の割合が格段にふえているのだ。しかも驚くべきことに、彼らのほうが、若くしてプロや企業チームに飛び込んだ高卒よりも「成功」する確率が高い。1965~2010年までの2421人のプロ野球選手を分析すると、選手として長く活躍するうえでも、引退後に指導者となるためにも、特定の大学を卒業すると有利であることがわかった。野球、サッカー、ラグビー、駅伝、相撲――プロ・アマそれぞれを代表する5つの競技を、計量経済学の手法でデータ解析。企業社会同様、学歴や出身校に左右される現実が明らかに。本書では、各スポーツ選手の出身校を高校・大学別にランキング。また、スポーツ優遇策の是非について、早稲田大学を例に考察している。 -
地産地消のエネルギー革命 もう原発には頼らない
「神奈川県からエネルギー革命を興す」。2011年4月より神奈川県知事として選出された著者は、自治体発の脱原発や再生可能エネルギーの普及促進を打ち出す。8月26日には、「再生可能エネルギー特別措置法」も成立。電力会社にいくらで買い取ってもらえるのか、といった肝心な点は先送りされているものの、エネルギー問題を国民の生活レベルで議論する素地ができた。本書は、「創エネ・省エネ・蓄エネ」をコンセプトにする神奈川県の取組みと方向性を紹介。具体的には、水力発電、揚水発電、LNGコンバインドサイクル発電、地熱発電、温泉熱発電、風力発電、バイオマス発電などについて論じる。また、電気自動車(EV)やスマートシティ構想、発送配電分離、スマートグリッドなど、次代の電力供給のしくみを描き、ライフスタイルのあり方までを提案する。県民だけでなく、エネルギー問題に関心をもつ多くの国民に読んで考えてもらいたい1冊である。 -
やすらかな死を迎えるためにしておくべきこと リビング・ウィルのすすめ
「ピン・ピン・コロリ」が理想の死に方だとよくいわれるが、老後を元気に生きて安らかに死ぬために大切なことは、まず糖尿病やアルツハイマー病、がんや心臓疾患など苦しい病を遠ざけること。そして倒れてしまった後の無駄な延命治療を阻止するために、リビング・ウィル(「終末期の医療とケアについての意思表明書」)を書き残すことである。家族に意向を伝えていてもリビング・ウィルがなければ、チューブや器械を体につなぎ、国の医療費を浪費する治療を受ける可能性がある。極めて重要なリビング・ウィルと病を防ぐ習慣について、愛知県がんセンター名誉総長がやさしく語る。【内容例】◎がんにならないための科学 ◎心臓病や脳出血・脳梗塞にならないための科学 ◎ピン・ピン・コロリのために実践すべき生活習慣 ◎自宅でやすらかに死んでいくことは可能か ◎リビング・ウィルとはどういうものか ◎リビング・ウィルの書き方 -
これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン
男の子にこそきちんと話そう、性やジェンダーのこと。 「男らしさ」の呪縛は何歳から始まる? わが子をセクハラ加害者にしないためには? 性差別に怒りを燃やしつつ男子2人を育てる弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。 【対談】 小島慶子(タレント・エッセイスト) 清田隆之(桃山商事代表) 星野俊樹(小学校教師) 【目次】 1章 男の子の日常にかかるジェンダーバイアスの膜 2章 男の子にかけられる呪い 清田隆之さん(桃山商事)に聞く 男子って、どうしてああなんでしょうか? 3章 セックスする前に男子に知っておいてほしいこと 星野俊樹さん(小学校教員)に聞く 多様性が尊重される教室をつくるには? 4章 セクハラ・性暴力について男子にどう教える? 5章 カンチガイを生む表現を考える 小島慶子さん(タレント・エッセイスト)に聞く 母親として、息子・娘たちに何を伝えられますか? 6章 これからの男の子たちへ 【著者】 太田啓子 弁護士。2002年弁護士登録、離婚・相続等の家事事件、セクシュアルハラスメント・性被害、各種損害賠償請求等の民事事件を主に手掛ける。 -
内定とれない東大生~「新」学歴社会の就活ぶっちゃけ話~
学歴で圧倒的に有利な立場にもかかわらず「内定がとれない東大生」がいる。彼らの就活の問題点を分析することで、企業社会が新卒学生に求める「内定力」の本当の中身を暴く。 -
この残酷な世界でどう生きようか
テロ、排外主義、貧困・格差、フェイクニュース……あなたが今感じている生きづらさと、世界で起きている問題はつながっている! メディア・アクティビストの津田大介さんとフォト・ジャーナリストの安田菜津紀さんが、注目のニュースをとりあげ、中東、沖縄、東北、熊本など「現場」で見たことをまじえて語り合う。 なぜ世界はこんな酷いことになっているのか。 私たちはどうしたらいいのか。 世界を俯瞰する目を持ち、個としての生きる力を養う一冊。 Part1 デマ、ヘイト、不寛容……日本は「世界の酷さ」を先取りしていた? ・「デマ」は政治目的がなくても世界を動かしてしまう ・「商業性」のみで、「公共性」を考えないメディアの登場 ・受け手の側も何が「フェイク」なのかを見極める力を Part2 なぜ日本人はこんなに不寛容になってしまったのか ・安倍・プーチン会談、あまり報じられなかった重要なポイント ・バラバラになったオスプレイを「不時着」と言われたら…… ・ネットで流通しやすい「あいつらは弱者なんかじゃないぞ」という情報 Part3 「この世界はクソだ」と知ることから始めよう ・日本より欧米での報道のほうが大きかった相模原の事件 ・報じられなくなってしまった、熊本・益城町の現状 ・なぜ私たちは「現地」に行き続けるのか ※本書は2017年1月に新春対談として幻冬舎plusに掲載されたものです。 -
日本の政治報道はなぜ「嘘八百」なのか
米国大統領選挙期間中に、トランプ候補に「暴言王」のレッテルを貼り、「クリントン優勢」と言い続けた日本の左派マスコミと文化人。だが結果が出ると、自らの不明を恥じることもなく、「驚くべき番狂わせ」「土壇場の大逆転」などと報じた。また、新たに米国防長官に就任したジェームズ・マティス元中央軍司令官は「マッド・ドッグ(Mad dog)」と呼ばれるが、日本の全マスコミがこれを「狂犬」と訳し、否定的な脈絡で報道した。米海兵隊のマスコットはブルドッグで、その海兵隊で大将を務めたマティスだから「マッド・ドッグ」と敬意を込めて愛称で呼ばれているが、そうした背景は伝えない。朝鮮半島情勢、尖閣危機、沖縄基地問題でも、ピント外れの解説を繰り返す。事実すら報じない。内政の問題でも、相変わらず野党に甘く与党に厳しいが、双方の誤りと矛盾について批判する知識も度胸もない。なぜなのか。気鋭の論客が日本の政治報道の嘘を暴く。 -
実家の片づけ―週刊東洋経済eビジネス新書No.96
実家問題に直面する人が増えている。親が残した荷物の整理から相続、空き家管理、売却まで。40代以上の世代は誰しも「実家の片付け」問題を抱えていると言っても過言ではない。 核家族化が進み、親のいなくなった実家は空き家として放置される。放置された実家が増えれば、地域にも影響を与える。 実家の片付けに直面した12人の実体験を詳細にリポート。そのほか実家にまつわる問題を総まくりした。個人も、社会も、実家問題に真剣に向き合う時が来ている。 本誌は『週刊東洋経済』2014年8月23日号掲載の26ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 誰もが直面「実家の片づけ」 【アンケート】実家の片付けはこんなに大変! 【生前の片付け】健在な親が抵抗に回る きっかけを逃さない、親とのコミュニケーション術 初心者でもわかる! 整理整頓の極意 【相続後の片付け】片付けはまるで「修行」 これだけは知っておこう。実家の扱い方 空き家管理・遺品整理サービスを上手に使う リバースモーゲージは本当に使えるか 「家賃30年保証」にご用心 【実家の売却・賃貸】知人経由の賃貸でもめ事も -
障害者のリアル×東大生のリアル
現役東大生十一人が障害者のリアルから自分自身のリアルに迫る 本文よりーもう、自分をごまかせない。別に弱くたっていいじゃんという価値観は、何だか負け惜しみみたいな感じがして、今まで認めにくかった。私たちは勝たなくてはいけなかったのだし、負けたこともあまりなかった。小さな挫折こそあれ、たいていのことは器用にこなしてきた。それに不満などなかったけど、本当はどんどん、息苦しくなっていたのかもしれない。 【目次】 プロローグ 私のいない未来へ 1 岡部 宏生 ALS 2 南雲 明彦 ディスレクシア 3 母親+ 障害児 医療的ケアの必要な障害児 4 竹村 利道 障害者の就労支援 5 牧野 賢一 + 軽度の知的障害者 罪に問われた障害者 6 向谷地 宣明 +「べてぶくろ」の利用者 精神障害者 7 小山内 美智子+福島 智+熊谷 晋一郎 障害者の性 エピローグ 自らのリアルを探そう 【著者】 「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ 障害当事者やその関係者の、リアルな息づかいや生活、人生に触れることを目的とした、東京大学教養学部の講義。ALS患者、盲ろう者、脳性マヒ当事者、知的障害当事者、精神障害当事者、医療的ケアの必要な障害児とお母さんなど、多様な講師を招いてきた。2013年度に自主ゼミとして始まり、翌年には教養学部全学自由研究ゼミナールの正式な講義となる。講義の準備や運営は学生スタッフが担う。 -
テレビのニュースはなぜ偏るのか
政治部で総理番、野党担当等を経験し、ディレクターとしてnews23の制作にも携わったYouTubeでも話題の元TBS社員が、テレビのニュースが特定の思想で歪められる過程をリアルな経験談を交えて解説。 ・現場に「出る」記者と「出ない」制作スタッフのパワーバランス ・偏った思想のディレクターによる番組づくり ・特定の団体が絡んだ事件を積極的に報道しない理由 ・キャスターが土足で現場に踏み込んでくる「あの番組」 ・真偽不明の情報を記者に掴ませようとする政治家 など、実際に取材と番組制作を経験した視点から、オールドメディアの報道が偏向してしまう理由を具体性を持って明らかにする貴重な証言となる一冊です。 -
入ってはいけない老人ホーム 絶対に失敗しない選び方
老人ホームへの入居を考えたら最初に読む本 日本では急速な高齢化により、親の老人ホーム選びに迫られる人が増えている一方で、多くの人が十分な知識や判断基準を持たないまま施設を決め、入居後に後悔するケースが少なくない。 老人ホーム業界の現場・運営・紹介に精通した著者の知見をもとに、「入ってはいけない老人ホーム」の特徴や見抜き方、よい施設の選び方を具体的に解説し、後悔しない選択のための実践的な指針を提示する決定版。 有料老人ホームの現場・運営・紹介・コンサルティングという多面的な立場から業界を見続けてきた著者の知見をもとに、『入ってはいけない老人ホーム』の特徴と、その見抜き方を具体的に解説。老人ホームのリアルな生活や現場の実情、家族が陥りやすい施設選びの失敗例などを紹介しながら、後悔しない施設選びのための実践的な知識を提示する。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
偽りの「平和学習」 沖縄・辺野古沖転覆事故の深層
産経新聞だけが切り込んだ高校と反基地団体の「闇」―。 女子高生ら2人が犠牲になった2026年3月の沖縄・辺野古沖転覆事故から半年、産経が報じた一連のスクープ記事を加筆・再構成して緊急出版! 辺野古の基地移設工事現場を抗議船に乗って海上から見学することが、なぜ平和学習なのか―。 こうした問題意識から取材班は動き始め、以下の事実を次々とスクープした。 〇知床沈没事故後も無登録のまま続けられた抗議団体の運航実態 〇転覆事故後に公道に寝そべり抗議活動を続けた乗組員 〇文部科学省が震撼した反基地座り込みお願いに関する「校内文書」 〇学校側が盲目的な信頼を寄せた「反基地」牧師と問題視されなかった抗議活動歴 〇引率教員のリアルな挙動を暴いた防犯カメラ映像の衝撃…など 反対派の批判にもひるまず取材 現場で取材する記者が、名指しで反対派の批判にさらされることもあった。それでもひるまず、取材を続けてこられたのは、真相究明を求める遺族の思いに直接、接してきたからである。事件・事故にイデオロギーは関係ない。右も左もない。われわれ産経新聞取材班は、事故に至った遠因も含め、背景を虚心坦懐に取材してきた。そして、全容が解明されるその日まで、取材を続けるつもりだ。本書はまだ真相解明の緒についたばかりの事故後、5カ月間の取材記録である。(「はじめに」より) 【目次】 第1章 17歳の命を奪った「人災」 第2章 同志社国際と抗議船の結節点 第3章 認定された「政治的中立性」違反 第4章 不作為と無責任の連鎖 第5章 「平和活動家」牧師の実像 第6章 立ち上がった遺族 第7章 防犯カメラがとらえた決定的瞬間 第8章 抗議団体に問う 第9章 沖縄メディア報道の内幕 -
収入になる! 地域貢献になる! 周りの人のためになる! 終活スペシャリストになろう[改訂版]
相続や遺言、お墓や葬儀の希望、医療・介護の意思表示、住まいや持ち物の整理……ひと口に「終活」といっても、その中身は驚くほど多岐にわたります。単身世帯が増え、家族任せにできなくなったいま、元気なうちに本人が向き合っておくべきテーマになりました。 ところが、いざ始めようとすると多くの人が立ち止まってしまいます。相続は税理士や司法書士、葬儀は葬儀社、介護はケアマネジャーと分野ごとに専門家が分かれ、「何から手をつければいいのか、そもそも誰に聞けばいいのか」が分からないからです。 必要なのは、終活の全体像を見渡して、その人が次にやるべきことを示し、適切な専門家へつないでくれる存在です。長年、高齢者やその家族の相談を受けてきた著者は、この身近な案内役の不在こそ最大の壁だと考え、「終活ガイド」という資格の普及と人材育成に取り組んできました。 知識を体系的に学べば、まずは自分や家族の備えに役立ちます。さらに進めば、周囲の人から相談を受ける「終活スペシャリスト」として活動する道も拓けます。 本書では、具体的な活動内容から資格の取得方法、実際に活動する人たちの体験談までを丁寧にまとめています。身近な人の終活を考え始めた方や、これからの自分の人生と向き合いたい方に、幅広く読んでいただきたい一冊です。 -
図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【まだまだ元気だけれど、ひとり暮らしは何かあったときが不安……。 そんなシニア世代のおひとりさまが知っておきたい知識をこの一冊に凝縮!!】 一昔前の「お年寄り」は、心身機能の衰えで日々の生活が難しかったり介護が必要になったりしましたが、 近年は生活習慣の変化に伴って元気な方々が増えています。 加えて現代は、約3割のシニアがひとり暮らしをしている時代。 今はまだ元気で自由に動けても、自分でできるちょっとした備えが非常に重要になってくるのです。 本書ではシニア世代のひとり暮らしが意識しておきたい ・健康のこと ・食事のこと ・人付き合いのこと ・お金のこと ・住まいのこと ・病気と医療のこと ・介護のこと ・終活のこと 各トピックに関して図解とイラストでわかりやすく解説します。 「まあまあ元気」で、生活の中に少しの「楽しみ」もあり、そして「人にあまり迷惑をかけないで暮らす」ために、 この本で不安を安心に変えていきましょう! -
羆を撃つ
迫りくる獣害の実態 ◆◆◆◆ 激突! クマvs 人間 命がけの戦い ◆◆◆◆ なぜクマは人を襲うのか。 今、日本のクマに何が起きているのか。 2025年、日本におけるクマによる人身事故の被害者は238人、そのうち13人が死亡した。いずれも統計開始以来、最悪の数字である。特筆すべきは、自宅の居間や商業施設など、これまで考えられなかったような状況で人が襲われるケースが増えてきたことである。 なぜ、クマは人間の生活圏に侵入し始めたのか。 本書の第1部「クマに襲われる」では、岩手県北上市の温泉施設で従業員が襲われた事故や、秋田県鹿角市で4人が死亡した「十和利山クマ襲撃事件」など、実際に起きた襲撃事故について、ハンターや遺族、研究者など関係者の証言を集め、「その日、何が起きたのか」を丹念に検証していく。 第2部「羆を撃つ」では、クマと人間との軋轢の最前線に立つ「羆撃ち」たちを追う。クマの痕跡から、その行動を予測し、追い詰め、ときに命懸けで引き金を引くハンターたちの目を通して、クマと人間の境界でいま何が起きているのかを描き出す。 本書は単なる「クマ本」ではない。クマと人間の生死が交錯する「最前線の記録」である。 【本書で扱っている主な内容】 ●山菜採りの4人がクマに食われた――秋田県鹿角市・十和利山クマ襲撃事件 ●「ギャー!」「畜生!」日高山系でワンゲル部の学生たちを襲った悲劇――福岡大ワンゲル部ヒグマ事件 ●住宅地の真ん中にヒグマが現れた!――札幌市東区ヒグマ襲撃事件 ●「このクマ、何食ってるんだ!?」――謎のヒグマ「OSO18」を追った男たち ●露天風呂の従業員がクマに連れ去られた――岩手県北上市・瀬美温泉クマ襲撃 ●「この7年間、オレに銃があれば」――北海道砂川市・ハンター猟銃返還訴訟 ●「頭の皮がブラブラになって」「怒り狂った母グマが」――「羆撃ち」たちの死闘! ●「クマの攻撃は9割が顔面」「地面に落ちた鼻」――専門医が明かすクマ外傷の恐ろしさ 【著者プロフィール】 伊藤秀倫(いとう・ひでのり) 1975年生まれ。東京大学文学部卒。1998 年文藝春秋入社。「Sports Graphic Number」「文藝春秋」「週刊文春」編集部などを経て、2019年フリーに。ヒグマ問題やペットロスなど動物と人間の関わりをテーマに取材している。著書に『ペットロス いつか来る「その日」のために』(文春新書)がある。 -
法律家が見た日本社会の病理 「空気」を打ち破る個と論理の構築へ
司法への幻想を解いた『絶望の裁判所』から12年、 長期にわたる構想を経た、著者渾身の日本人論・日本社会論! 個人と集団、社会とシステム、危機管理、論理と思想、アメリカと天皇制…… 壮大な構造分析にして文明批判の書! 「現在の日本人に求められるのは、世界の複雑さに耐え、考え抜いてゆく力である」 第1章 日本の歩みとその停滞の本質 第2章 脆弱な個人、ムラ・タコツボとしての集団 第3章 社会、制度、危機管理の病理 第4章 論理なき社会、弱い思想・哲学 第5章 語られざる二つの空洞、タブー―アメリカと天皇制 第6章 総括と展望―日本はどこへ向かうべきか 私たちの社会を縛る「見えない力」を全面的に可視化し、閉塞感の正体を暴く -
家族じまい・ひとりじまい 誰もがおひとりさま時代の終活最前線
年間160万人が亡くなる日本、 家族の介護やみとりが当然でなくなり、いつかは誰もがおひとりさまの時代が来た。 おひとりさまの最期に伴走する民間サービスや実家じまい、墓じまいの代行サービスの現場ルポ、老後資金使い切り術などの終活ノウハウを盛り込み、後悔しない「ひとりじまい」の心構えを提示する。 <目次> 【序章】フグ田タラオさん、77歳 ~変わりゆくニッポンの終活 【第1章】単身高齢者を支える「家族代行サービス」 毒親、介護疲れ…子どもが頼る「家族じまい」 おひとりさまの「終サポ」 知られざる内幕 【第2章】「おひとりさま」の老いじたく 身寄りなき高齢者はいつ困る? おひとりさま女性7人の「友だち近居」 【第3章】実家、墓、仏壇…令和の「3しまい物語」 広がる「実家じまい」 代行残置物の処分も一括で 徳川慶喜も? 消えゆく「偉人たちの墓」 【第4章】様変わりする「弔い」の選択肢 急増する「海洋散骨」 墓の役割、自然に託す 増える死後離婚、「義父母の介護はイヤ」 【第5章】実家、墓の次はお金 「ゼロで死ぬ」知恵 『DIE WITH ZERO』著者に聞く 全財産使い切り術「3%運用、4%引き出し」とは 【最終章】「人生100年時代」を生ききる 財前直見さん式「ありがとうファイル」 デジタル遺言を作ってみた -
クレームvs公務員 ――「住民の声」というジレンマ
窓口、電話、家庭訪問、公共交通、病院などの医療・介護施設、児童相談所など、公務員が働くところではたいがい起きている。 「気持ちはわかるけど、正直しんどい」のはなぜ? 【以下はカスタマーハラスメントに該当しますか?】 窓口に来た住民の話は要領を得ず、職員はなかなか理解できませんでしたが、話を聞いていると、その申請の対象外になりそうであると判断し、その旨を伝えました。住民は納得いかなさそうに帰っていきました。翌日再度来訪し、昨日と同じようなやりとりをしたところ、だんだんと口調がきつくなりはじめ、フロアに響き渡る声で「お前じゃ話にならん。上司を出せ」と言いはじめました。しばらくなだめる一方でしたが、ようやく上司が来て再度話を聞いたところ、別の制度が適用されることがわかり、その申請をして住民は満足して帰っていきました。 (詳細は第1章に掲載) === 【目次】 第1章 迷惑行為・悪質クレームの実態解明 1 カスハラとは何か 2 迷惑行為・悪質クレームの実態 3 現場の職員はどうしてほしいのか 4 さらなる迷惑行為のバリエーション――不特定多数による少量の加害 第2章 カスハラとはいかなる問題なのか 1 「カスハラ」の言葉の登場 2 カスハラの定義 3 カスハラの例示 4 カスハラのジレンマ 5 カスハラ問題の特徴 第3章 行政のカスハラは特殊なのか 1 行政の特徴とは 2 どのように住民の意見を聴くのか 3 組織と職員個人のせめぎあい 4 行政のカスハラの3つの課題 第4章 不当な要求に対してどう対処してきたのか 1 反社会的勢力などによる不当な要求 2 それぞれの自治体での対応 3 不当要求行為の対策とカスハラ 4 外国における不当な要求への対応 第5章 自治体はカスハラにどう向き合っているのか 1 カスハラ対策の目的 2 カスハラ対策の手段 3 実際にはどう動くのか 4 自治体のカスハラ対策に関するその他の論点と課題 第6章 民間企業のカスハラ対策を後押しする 1 東京都のカスハラ条例 2 行政現場への示唆 第7章 カスハラ対策 次なる航路に向けて 1 自治体にとって「カスハラ」とは何なのか 2 カスハラ対策へのガイド 3 対策の先にある新しい住民との関係 === -
世界2026年
【特集1】創刊80年 それでも人間を信じる 戦後の国際秩序が、音を立てて崩れつつある。 大国による核の威嚇と法の蹂躙。かつて戦争の惨禍を経験した日本も、憲法9条が歯止めとならず、軍拡競争の一翼を担おうとしている。この現実を前になお、「人間を信じる」ことは可能か。「世界」初代編集長の吉野源三郎はこう述べた。 「『人間に対する信頼』も、一つの大きな賭です。……しかし、この賭なしには、人間の世界は死人のようなつめたさにひえてゆくほかはない」(「ヒューマニズムについて──人間への信頼」) 戦後の焼け跡からこの雑誌が生まれて80年。私たちは、ヒューマニズムに賭すことから始めたい。 【特集2】ハラスメントの現在地 これってハラスメントかな? 冗談として、あるいは具体的な懸念として、日常的に話題にするようになった。 議員や首長のセクシャルハラスメントが告発されるも、居直り行為で深刻な二次被害が続くケースもある。 誰もが被害者、また加害者になりうるとの認識が広がる一方、そもそも、それは何を意味するのか。身近な環境で起きた場合にどう対応すべきなのか…… 現代人が抱えるモヤモヤの整理を試みる。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 -
造船立国ニッポンへ 「復活の号砲」を鳴らせ【特別版】
【WedgeONLINE PREMIUM】 造船立国ニッポンへ 「復活の号砲」を鳴らせ【特別版】“ かつて日本は世界一の建造量を誇ったが、現在、韓国、中国に大きく後れをとっている。 日本政府はここに来て、造船のテコ入れ開始を決めたが、その道のりは険しい。 島国である日本にとって、「海上輸送」がなければ企業活動も、生活も成り立たない。 日本の造船業が抱える課題や造船大国へと変貌した中国の実態と対抗策を示すと共に、 造船業は国家の「生命線」であることを改めて問い直す。 この記事は月刊誌『Wedge』2026年5月号特集「造船立国ニッポンへ 「復活の号砲」を鳴らせ」の記事に、同誌25年7月号「米国・海事産業の危機 日本がやるべき最優先事項は何か(林 光一郎 日本郵船調査グループ グループ長)」の記事を加えた特別版です。 PART 1 建造量倍増計画 〝造船ニッポン〟の現在地と課題 中西 享 ジャーナリスト COLUMN 1 新潮流を迎える造船業界 産学連携の強化は必須 編集部 PART 2 戦艦「大和」のふるさとを歩く JMU呉事業所の新たな挑戦 中西 享 ジャーナリスト 編集部 PART 3 日本病にもがく中国 vol.25 海洋大国に変貌した中国 次は、日本が「もがく」番だ 富坂 聰 ジャーナリスト PART 4 INTERVIEW 世界を席巻する中国造船業にどう立ち向かうのか マシュー・P・フナイオレ CSIS iDeas Lab 副所長 PART 5 造船力は建造だけにあらず! 鍵握る「修繕」含めた総合力 編集部 COLUMN 2 今治工業の人材育成 次代を担う高校生たちと先生の思い 編集部 PART 6 造船業は国家の「生命線」 歴史に学び日本の羅針盤を示せ 編集部 INTERVIEW 戦中戦後、日本造船史を知る意味 前間孝則 ノンフィクション作家 REPORT 米国・海事産業の危機 日本がやるべき最優先事項は何か 林 光一郎 日本郵船調査グループ グループ長 -
鳥害
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鳥害は、放置するほど高くつく 放っておくと深刻化する鳥害の実態と、 再発を防ぐための対策を 鳥害のプロが徹底解説 カラスやハト、ムクドリなどによる「鳥害」は、農村だけの問題ではありません。住宅のベランダや屋根、マンション、工場、商業施設など、全国のあらゆる場所で発生しています。ふんや鳴き声に悩まされるだけではなく、建物の腐食や設備の劣化、感染症リスク、近隣トラブルなど、目に見えない被害へと発展するケースも少なくありません。そして鳥害の最も怖い点は、放置するほど被害が広がり、対策費用も大きく膨らんでしまうことです。 本書の著者は元々、害虫駆除用機材・殺虫剤の専門商社で勤務していた際に、鳥害対策を中心に社団法人でも活動するようになったことで、この問題と向き合うことになりました。現場を知るほどに鳥害に関する正しい知識や対策が社会に十分に共有されていないことを実感し、鳥害対策を専門に手掛ける事業を自ら立ち上げ、これまでに年間約1500件もの相談に対応しています。 鳥害は鳥を追い払えば終わる問題ではなく、鳥の種類ごとの習性や法律、建物の構造まで理解したうえで対策を講じなければ根本的な解決にはつながりません。本書では、鳥害の実態から、被害が拡大する仕組み、鳥ごとの特徴、間違った対策で被害が悪化する理由、本当に効果のある防鳥対策までを、豊富な現場事例を交えながら分かりやすく解説しています。戸建て住宅やマンションの居住者はもちろん、工場・倉庫・商業施設・ビルなどの施設管理者、不動産管理会社、建設・リフォーム業界、さらには鳥害対策事業への参入を検討している方にも役立つ一冊です。 -
スマホ依存から子どもを救う 児童精神科医による予防と治療の処方箋
スマホの過剰な使用が、 子どもの脳や心身を傷つける――。 ネットゲーム、SNS、AI…… 子どものスマホ依存の背景を探り、 これからの家庭や社会のあり方を考える一冊 昭和から平成、令和へと時代が移るなかで、家族の形や人とのつながりは変化し、今や子どもの日常にスマートフォンが深く入り込むようになりました。とりわけ2000年代以降、ネットゲームやSNSに強くとらわれる子どもは増加の一途をたどっています。2011年の東日本大震災を経てLINEが急速に普及しましたが、情報・遊び・人間関係のすべてが一台の端末に集約されるなか、「命綱」とまで語る子どもも現れました。また、子どもがネットゲームやSNS依存症になると、苦しむのは本人のみならず、家族全体が精神的に追い込まれる状況も生まれています。 本書の著者は、児童精神科医として50年以上にわたり、30万人を超える子どもの診療にあたってきました。診療の現場では、わが子とは思えない言動や生活の乱れに戸惑い、次第に疲れ果てていく家族の姿を数多く見てきたといいます。そうした経験から、子どものスマホ依存を個人の問題としてではなく、時代や社会の構造のなかで生まれた現象としてとらえ、適切に症状と向き合っていくことが大切だと主張しています。 また、子どもが生きていくために必要な力の多くは、人と直接関わり、時間と手間をかけるなかで育まれます。デジタル技術の恩恵を否定するのではなく、便利さに生活のすべてを委ねないこと。読書や対面でのコミュニケーションを取り戻し、親子で現実の時間を共有すること。その積み重ねが、子どもを依存から守り、回復へと導いていきます。 本書は、著者が実際に診療した5組の親子の症例をもとに、依存が深まる過程から診断、治療、回復までを具体的に紹介します。子どもにどう声をかけるべきか。家庭で何を見直す必要があるのか。どの段階で医療機関を頼るべきか。臨床現場で積み重ねた知見から、親や教師、医療関係者に必要な対応を示します。 スマホ依存に苦しむ親子はもちろん、異変に気づきながら対応に迷う教師や支援者にも、回復への道筋を示す一冊です。 -
誠実な日本人が信じるドイツ神話にイタリア幻想 - 戦後81年目の答え合わせ -
日本人にとって関心の高いドイツとイタリア――。ドイツ在住30年以上、現地からの鋭い分析でベストセラーを数多く送り出してきた川口マーン惠美と、イタリア在住で現地ニュースや社会情勢を発信し続けるヴィズマーラ恵子が、欧州の「今」を縦横に語り合う。 現地で暮らすからこそ見える日常、政治、文化、歴史、そして日本ではなかなか伝わらない社会の実情。ドイツとイタリア、それぞれのリアルな視点が交差すると、日本の姿も鮮明に浮かび上がる。 かつて日独伊三国同盟を結び、ともに敗戦国となった三国は、戦後それぞれ異なる道を歩んできた。その運命を分けたものは何だったのか。 本書では、「反省する国は強くなり、反省しない国は衰退する」という単純な見方を問い直し、迷走を続けるドイツ、変化と覚醒を見せるイタリア、そして両国との比較から浮かび上がる日本の課題を考察する。 長年ドイツを定点観測してきた川口マーン惠美と、イタリア社会を生活者の目線で見続けるヴィズマーラ恵子。いま注目を集める二人の論客が、日本では見えにくいヨーロッパの現実と、日本が進むべき道を鋭く読み解く!! ◇「最悪の首相」として歴史に刻まれるメルツ首相!? ◇昼ドラより面白いドロドロの「メローニ劇場」 ◇メディアの違いの根源にあるのは第二次世界大戦の「敗戦観」の違い ◇ファシズムに対する贖罪意識や反省がない ◇移民・難民を食い物にするNGO ◇日本では報じられない移民vs.移民の対立も過酷 ◇ヨーロッパの「中央駅」は超危険! ◇LGBT政策の被害者は女性という矛盾 ◇「イタリア人ブランド」は日本人の幻想か ◇日本とドイツはイタリアの歴史教育を見習え ◇ムッソリーニは歴史の登場人物の一人にすぎない ◇なぜドイツはイタリアから学ばなかったのか ◇「男女共有トイレ」は欧州に広がっている ◇ピッツァにはワインではなくコーラが定番 第1章 こんなにも違うドイツとイタリアの政治世界 第2章 日本人が知らないイタリアとドイツ――歴史と信仰のかたち 第3章 イタリアとドイツ、報道されない移民問題の闇 第4章 ヨーロッパが示す日本の“リベラル”な未来 第5章 陽気なだけではないイタリア人 第6章 クラシック音楽とアニメ、どっちが好き? 第7章 日・独・伊、3つの「敗戦国」を分ける歴史教育 【著者プロフィール】 川口マーン惠美(かわぐち マーン えみ) 日本大学芸術学部音楽学科卒業。1985年、ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科卒業。1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。2013年『住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち』、2014年『住んでみたヨーロッパ9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社+α新書)がベストセラーに。『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が、2016年、第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、2018年、『復興の日本人論』(グッドブックス)が同賞特別賞を受賞。2026年には、第46回エネルギーフォーラム賞にて『原子力はいる?いらない? 原発大国フランスと脱原発ドイツ』(ワニブックス、山口昌子との共著)が優秀賞を受賞。 その他、『そしてドイツは理想を見失った』(角川新書)、『世界「新」経済戦争 なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか』(KADOKAWA)、『メルケル仮面の裏側』(PHP新書)、『左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか』(ビジネス社)、『ドイツの失敗に学べ!』(ワック)、『優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音』(ワニブックス、福井義高との共著)『移民難民 ドイツからの警鐘』(グッドブックス)など著書多数。 ヴィズマーラ恵子(ヴィズマーラ けいこ) 福岡県出身。翻訳者。コラムニスト。ブロガー。通訳。コーディネータガイド。日本茶舗 「MATCHASTORE」代表取締役。中学校の美術科教師を経て2000年にイタリアへ渡り、 フィレンツェ 留学後ミラノに移住。 ミラノ郊外にて抹茶ストアと日本茶舗とスーパーカー並行輸出コンサル会社を経営する。在イタリア邦人の視点で現地から生の声を綴る。文化放送「おはよう寺ちゃん」コメンテーター。著書に『イタリアからの警告』(ワック出版) -
ガザ、パレスチナ、ひとりひとりの日常
ガザに、パレスチナに生まれた――それでも、目が覚めたらまた一日が始まる。 ガザの破壊や虐殺は、今に始まったことではない。 何度も暮らしを破壊され家族を殺され、立ち直ってもまた破壊され殺される。 それが何世代にもわたって続いてきた。 1998年から長きにわたってパレスチナを取材してきた著者は、イスラエルのガザへの大規模侵攻が始まった2023年10月以降も、ガザで暮らすパレスチナ人の友人たちと連絡を取りながら、日本国内の大学や団体などで講演を行い、現地の情報を発信しつづける。 2016年刊行の『ガザの空の下』(dZERO刊)を改題し、大幅に加筆・修正・再構成。 巻頭に16ページのカラー写真も。 パレスチナで生きる人々の25年を現地取材によって克明に記録した作品。 【目次】 序 章 二〇二三年秋、長年の放置と黙殺の末に 第一章 二〇〇二年冬、パレスチナ「自治区」 第二章 二〇〇五年冬、メディアに飽きられた「戦争」 第三章 二〇〇五年~二〇〇八年、ユダヤ人たちの声 第四章 二〇〇七年夏、レバノンのパレスチナ難民 第五章 二〇〇八年夏、停戦中のガザ 第六章 二〇〇九年冬、イスラエル軍侵攻 第七章 二〇一四年夏、空爆と地上軍侵攻 第八章 二〇二二年~二〇二六年、人々のその後 終 章 二〇二六年、テクノロジー大国と日本 【著者】 藤原亮司 ジャーナリスト(ジャパンプレス所属)。1967 年、大阪府に生まれる。シリア、イラク、ウクライナ、アフガニスタンなどの紛争地を長く取材してきた。なかでもパレスチナ問題は、1998 年から長きにわたって取材を継続している。イスラエルによるガザへの大規模侵攻が始まった2023 年10 月以降も、ガザで暮らすパレスチナ人の友と連絡をとりながら日本国内の大学や団体などで講演を行い、現地の情報を発信しつづけている。著書『ガザの空の下』(dZERO)、『戦争取材と自己責任』(安田純平との共著、dZERO) -
[増補版]自治労の正体
公務員が優遇される陰には自治労がある! 地方公務員最大の労働組合で加入者は70万人超の自治労。その政治的な影響力の大きさにもかかわらず、自治労が問題にされることはほとんどなかった。地方自治体を「支配」して地方行政を歪めている巨大組織の実態に迫る。 *50頁分の新原稿を追加! ◎労使交渉で得をするのは組合幹部だけ ◎自治労幹部の天下りに規制なし ◎公務員優遇の陰に自治労あり ◎全国の自治労が辺野古「座り込み」を支援 ◎自治労に便宜供与する首長たち ◎組合費天引きの人件費は住民負担 ◎自治労の力の源泉は政治活動 ◎首長を味方につける自治労 ◎第2、第3の夕張が育っている可能性 ◎ゾンビ自治体を自治労が食いつくす ◎自治労主導の消費増税は公務員人件費に化ける ◎労働組合は「労働者の敵」 -
スローメディア
つながってるほど幸せで仕事もはかどる? 電子メディアは環境に優しい? 常時メディア接続は、働きすぎやストレスの原因になっている。電子メディアは膨大なエネルギーを消費し、デジタル器機は資源の争奪戦や環境汚染を引き起こす。 6ヶ月のオフライン生活を敢行したメディア研究者が、人類と地球のウェルビーイングを脅かすファストメディアの問題点をあぶり出す。 時間と速度をこの手に取り戻そう。グッド、クリーン、フェアなスローメディアで、オルタナティブな未来を育てよう。 【「序文」より】 われわれの社会は総じて、楽しい計画に、現在という魅惑に、稀少な楽しみ(つまり少数のベストセラー)に魅了されている。多くの者が、日常に欠けていると思われる幸福感や臨場感ややすらぎを追いかけている。わたしたちは知っている。そんな熱心なメディア利用がどういうわけか悩み、不安、疎外、忘却、働き過ぎ、ストレスの原因になっていることを。デジタル技術が、現代の不満の唯一の源泉あるいは根本要因だと思う者なんていない。けれども、この二一世紀初頭の年月を過ごしてきて、数々の端末とネットの恩恵は高くつくと認める者は増えた。メディアとの新しい関わり方と新しい対人関係を模索し、見いだし始めた少数派は、いまや拡大し、増加し続けている。 (……) スローメディアは、人びとが集い、対話の場が生まれるきっかけとなっており、いろいろな名前で展開を続けている。(……)どの動きにおいても共通しているのは、多くの人びとがデジタル器機と人間の生活について、より深く幅広い考察をするようになってきている点である。われわれに必要なのは、その旗の下に集える未来を見据えた名称なのだ。 【目次】 序 文 スローなるものの耐えられる軽さ 第一章 イントロダクション──持続可能性というオルタナティブな未来像 第二章 スローメディア──フード革命から学ぶ 第三章 「グッド、クリーン、フェア」──持続可能なジャーナリズムの枠組み 第四章 メディアをグリーンにする──環境市民とエコな学知に向けて 第五章 あなたのメディアを調える──散漫から精進へ 第六章 いまやわれらみなポストラッダイト 第七章 結 論──持続可能な未来に向けて 訳者あとがき -
システミックデザイン――美しく、静かに、面白く。社会が変わる協働の旅路
みんなの力で、社会を美しく、静かに、面白く変える システム思考×デザイン思考の実践書。 対話を深め、地図を描き、未来を構想し、経済を動かし、社会に広げる。みんなの力で、社会を美しく、静かに、面白く変えていくシステム思考×デザイン思考の実践書。日本を襲う7つの難局、4つの構造的限界、6つの実践ケース、因果関係ループ図の描き方、5段階のデザインプロセスなど、課題の理解と実践にすぐ活用できる内容が満載。 【目次】 序章 厄介な課題があふれる日本とシステミックデザイン -厄介な課題があふれる時代 -日本社会を襲う7つの難局 難局その1 人口・経済の谷 難局その2 孤立・孤独の沼 難局その3 地球環境の歪 難局その4 グローバル化の波 難局その5 情報化の渦 難局その6 格差・分断の壁 難局その7 旧制度・価値観の岩 -なぜ克服が必要なのか -4つの限界 その1 成長・拡大思考の限界 その2 市場経済の限界 その3 工学的アプローチの限界 その4 分業と階層型組織の限界 -課題は生きている -人間社会に必要な豊かな生態系 ナレッジ編 その1 システムとシステム思考とは -システムとは -システム思考とは -あなたが変わるシステム思考 -複雑なものを複雑なまま捉える ナレッジ編 その2 システミックデザインとは -システム思考×デザイン思考 -システミックデザインとは -関係を変え、未来を育む スキル編 課題の地図を描く技術 -システム思考習得の近道 -issue+design流システム思考 -イシューマップを描く8ステップ STEP 1 テーマを言語化する STEP 2 アクターを洗い出す STEP 3 一次情報を入手する STEP 4 負の影響と未来を見通す STEP 5 背後にある要因を探る STEP 6 言葉を精査する STEP 7 因果関係を整理する STEP 8 負の循環を探す -地図上達のポイント ケース編 実践から学ぶシステミックデザイン 1 認知症世界の歩き方 2 LivEQuality 3 ReBuilding Center JAPAN 4 「循環者」になるまち・鎌倉 5 飛騨市学園構想 6 みんなでつくる総合計画 7 沿線まるごとホテル プロセス編 システミックデザインの旅の行程 -JOURNEY 1 仲間をつくる 社会を変える仲間の力 システミックチームとは 関係の質と成果の質の好循環 -JOURNEY 2 地図を描く 旅の必需品、地図 イシューを見極める イシュー設定のプロセス 迷い、衝突し、出遭い、進むための羅針盤 -JOURNEY 3 道のりを構想する 地図から道へ 未来を描く――ビジョンを言葉にする 未来を妄想する 言葉で未来をカタチにする 未来を実現する企画を創る 旅の行程表、ロジックモデルをつくる 確かな道が生み出す希望の力 -JOURNEY 4 水を確保する 社会を動かすお金の流れ 創るための水、拓くための水 水源確保・選択のポイント 水源とエコシステムを設計する 資金とつながりの循環を育む -JOURNEY 5 旅をひらく システムチェンジのための最後の問い 6つのエンドゲーム 1 商業化 2 行政施策への導入 3 レプリケーション 4 オープンソース化 5 ミッションの達成 6 サービスの継続 旅をひらく――3.5%の共感者とともに エピローグ システミックデザインのエッセンス その1 社会は生きている その2 みんなの力 その3 美しさと面白さが世界を動かす その4 偶然をデザインする その5 全ては現場の対話から その6 地球時間で生きる その7 ギブから始まる経済 その8 身体にしかわからないこと おわりに 付録 -
スマート・クレームの極意――「悪質クレーマー」にならずに要望を100%通す伝え方 法改正時代の賢い消費者になるための心理学とアサーション
「お客様は神様」の時代は終わりました。感情をぶつけず、賢く伝えれば、企業は必ずあなたの味方になります。 本書は、2026年のカスハラ対策義務化を見据え、自身の要望を100%通すための「スマート・クレーム」の技術を体系化した一冊です。単なる感情論ではなく、最新の法整備からアサーション(DESC話法)、心理学を応用した具体的な交渉術まで、賢い消費者が身につけるべき武器を網羅しています。 感情に振り回されないアンガーマネジメントを習得することで、トラブル時のストレスが激減します。論理的かつ誠実な伝え方を学ぶことで、企業側から「また対応したい」と思われるような関係性を築き、結果として最善の解決策を迅速に引き出すことが可能になります。 【こんな方におすすめ】 ・不当な対応に対し、つい感情的になってしまい後で後悔する方 ・正当な主張をしたいが、クレーマーと思われるのが怖くて泣き寝入りしている方 ・ビジネスや日常生活で、相手を動かす高度な交渉スキルを磨きたい方 これからの時代を賢く生き抜き、質の高いサービスを享受するための「新しい交渉の教科書」です。 -
介護政策の経済分析 地域の変容、従事者不足、保険制度の課題
【介護政策と高齢化を取り巻く環境を多角的に分析し、望ましい政策を論じる】 現在の介護政策は、ベビーブーム世代の終末期ケアという大きなハードルを前にしている。この時期において介護人材が大幅に不足することが予測され、その対策が模索されている。介護保険も導入から四半世紀が経ち、これまでの歩みを検証し、これから進むべき道を考えるべき時期に差しかかっている。本書は、日本の介護問題を「高齢社会における介護」という視点から分析。様々な制度的な枠組みや高齢社会を取り巻く環境変化などが相まって、介護問題をより複雑なものとしていることを明らかにする意欲的研究。 【本書の構成】 I 日本の介護を取り巻く環境変化 序章 日本の介護――問題点と課題 1章 人口構成の変化と社会の在り方――高齢社会における介護 2章 高齢社会と介護――地域問題と介護問題 II 現在の介護における問題点と課題――実証的分析 3章 高齢者の生活の場――高齢者と子との同居について 4章 なぜ介護従事者は不足するのか 5章 介護従事者としての外国人労働者を考える 6章 介護保険政策の地域性について 7章 介護における営利法人の行動と役割 III 今後の介護を考える――公的介護保険をどのように変えるべきか 8章 現在の公的介護保険は今後の課題に対応できるのか 終章 今後の介護政策を地域から考える -
令和のクマ騒動が人間に問うていること 人口減少社会 もう一つの論点【特別版】
【WedgeONLINE PREMIUM】 令和のクマ騒動が人間に問うていること 人口減少社会 もう一つの論点【特別版】“ 全国でクマの出没が相次ぎ、メディアの報道も過熱している。 しかし、クマが出没する根本的な原因を見落としていないだろうか。人間はいかに自然と向き合い、野生動物とどう生きていくべきか。人口減少社会を迎える中、我々に必要とされる新たな観点を示す。 この記事は月刊誌『Wedge』2024年12月号特集「令和のクマ騒動が人間に問うていること 人口減少社会 もう一つの論点【特別版】」の記事に、同誌25年10月号「増え続けるクマの人身被害 変わるべきは「人間社会」(横山真弓 兵庫県立大学教授)」25年11月号「シカが蝕む日本の国土 「害獣」意識から資源利用に舵を切れ(梶 光一 東京農工大学名誉教授)」26年1月号「もはや災害レベル! 緊迫するクマ問題対策の鍵は?(Wedge編集部)」の記事を加えた特別版です。 Introduction 全国で相次ぐクマの出没 私たち人間が考えるべきこと 編集部 Part 1 野生動物に〝押し戻される〟人間 人口減少社会の「新たな戦い」 梶 光一 東京農工大学名誉教授 Column 1 東京・青梅の林業家に聞く 徐々に近づくクマとの距離感 編集部 Part 2 クマと共生する知床半島 日常を守る対策から学べること 編集部 Column 2 ごみ拾いが人とクマを救う? 知床発・地域変革の試み 編集部 Part 3 発想の転換と行政官育成は急務 クマ対応の「地域力」向上を 横山真弓 兵庫県立大学 教授 Column 3 ツキノワグマのフンを探して 丹波の山をめぐる 編集部 Part 4 鳥獣害対策、最前線の現場を歩く 問われる行政の本気度 田中淳夫 ジャーナリスト 編集部 Part 5 地域を守るため野を駆ける ハンターたちは何を思うのか 編集部 Part 6 軽井沢の安全は自分たちが守る! クマ対策のプロ集団 編集部 Interview クマは〝自然そのもの〟 軽井沢町から馳せる思い 編集部 Part 7 日本という国でどう生きるか クマ出没が投げかける課題 編集部 REPORT 1 増え続けるクマの人身被害 変わるべきは「人間社会」 横山真弓 兵庫県立大学教授 REPORT 2 シカが蝕む日本の国土 「害獣」意識から資源利用に舵を切れ 梶 光一 東京農工大学名誉教授 REPORT 3 もはや災害レベル! 緊迫するクマ問題対策の鍵は? 編集部 -
下水道からの警告 地下空間の声を聞け【特別版】
【WedgeONLINE PREMIUM】 下水道からの警告 地下空間の声を聞け【特別版】“ 埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故はじめ各地で下水道の老朽化が問題になっている。しかし、都市と地方では下水道が整備された年代は異なっており、老朽化に悩む自治体もあれば、縮退を決めた自治体もあるなど、問題は様々だ。下水道をはじめとしたインフラは私たちの日常を支える「基盤」であり、「機能」である。目に見えない地下の世界の声を聞き、私たちが直視すべき課題と解決の糸口を提示する。 この記事は月刊誌『Wedge』2026年1月号特集「下水道からの警告 地下空間の声を聞け」の記事に、同誌25年4月号「地下に潜む「手負いの龍」 闇深い下水道の未来を考える(橋本淳司 水ジャーナリスト)」の記事を加えた特別版です。 PART 1 下水道は最重要インフラ 地下空間は自分たちが守る! 編集部 Column 1 下水道の種類と仕組み 老朽化対策進むも、人手不足の影 編集部 PART 2 八潮市の事故が示す日本の危機 下水道の〝可視化〟を急げ 橋本淳司 水ジャーナリスト Column 2 下水道から学ぶ歴史と社会 地面の下をもっと身近に! 編集部 PART 3 八潮市道路陥没現場を歩く 事故が残した大きな教訓 編集部 Interview 事故原因を詳しく解説 「硫化水素原因説」とは 森田弘昭 日本大学生産工学部 教授 PART 4 イチから分かる下水道財政 ワンポイントレッスン 浦上拓也 近畿大学経営学部 教授 PART 5 省力化を選択した地方自治体 下水道から考える民主主義 編集部 PART 6 社会を支える足もとの世界 見えない地下への想像力を 湯澤規子 法政大学人間環境学部 教授 Column 3 し尿を地域の「資源」に! 下水と前へ進むまち 編集部 PART 7 インフラ老朽化対策の鍵 今こそビッグデータを生かす時 貝戸清之 大阪大学大学院工学研究科 教授 REPORT 地下に潜む「手負いの龍」 闇深い下水道の未来を考える 橋本淳司 水ジャーナリスト -
プラスチック・クライシス 日本初の新発見と技術革新が世界を救う
■海を救う大発見 毎年1200万トンものプラスチックが海に流出し、累計3億トンを超えるごみがすでに海洋に存在していると言われています。とりわけ深刻なのが、流出した釣り糸や漁網が生物を捕獲し続ける「ゴーストフィッシング」問題です。著者が率いる研究チームはその解決策として、海中の細菌によって分解される「海洋生分解性プラスチック」の開発に取り組んでいます。フィールド試験では、それまで「非分解性」とされてきたナイロン6とナイロン66をある比率で共重合させた素材が、海中で生分解することが確認されました。 ■日本の基幹産業を守る闘い もう一つの課題が、廃プラスチックの資源循環です。EUは自動車製造において一定比率の再生プラスチック材の使用を義務づける「欧州ELV規則」を打ち出しており、現状のままでは日本の自動車メーカーはEUへの新車輸出が困難になります。著者が率いる産官学のプロジェクトでは、まず、自動車分野で再生プラスチック材の高品質化と、設計から生産・使用・回収・リサイクルまでの循環の仕組み構築を進め、その後に他の産業にも広げていきます。 ■文系の方にもわかりやすく 本書の第3章には「超入門 文系のためのよくわかる高分子化学」を収録。化学の専門知識がなくても最後まで読み進められる構成になっています。 プラスチックのない社会に戻ることはできません。しかし今の状態を放置すれば、地球はプラスチックごみであふれていきます。その危機に対し、日本の科学と技術と知恵でどう向き合うか――ポリマー研究の第一人者である伊藤耕三・東大特別教授が描く、日本が切り開く希望ある未来へのロードマップ。 -
脱過激化
なぜ宗教とテロ暴力が結びつくのか? テロ暴力から宗教を切り離す試みとして世界で注目を集めている「脱過激化」――海外諸国のCVE(暴力的過激主義対策)の研究と実践を詳述し、その取り組みへの日本の参加を促す! オウム真理教、9.11同時多発テロをはじめ、二〇世紀末以降、宗教とテロリズムが結びついた事件が多発している。それを受けて、現在世界各地でテロから宗教を切り離す「脱過激化」研究が試みられている。本書は、そうした「脱過激化」に対する海外諸国の研究と実践を紹介し、この研究・実践への日本の参加の意義を考察する。 【目次】 序章 なぜ「脱過激化」と関わるのか 第一章 宗教復興と暴力の関係――「脱過激化」へ目を向ける世界 第二章 「過激化」と「脱過激化」 第三章 「脱過激化」の方法 第四章 神学解釈あるいは政治対話に基づく「脱過激化」――サウジアラビア、イエメン、エジプト 第五章 社会包摂に基づく「脱過激化」――インドネシア 第六章 欧米の「脱過激化」――イスラーム過激主義から極右まで 第七章 オウム真理教テロ犯死刑囚の「脱過激化」 終章 日本が「脱過激化」と向きあうべき理由 注 あとがき 【著者プロフィール】 小川 忠 (おがわ・ただし) (著) 1959年神戸市生まれ。跡見学園女子大学文学部教授、早稲田大学アジア研究所招聘研究員。1980-81年米国カンザス大学留学、1982年早稲田大学教育学部卒、2012 年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了、博士(学術)。1982-2017年国際交流基金勤務。この間、ニューデリー事務所長、東南アジア総局長(在ジャカルタ)、日米センター事務局長、企画部長等を歴任。2017年より現職。(専門)国際交流政策、現代東南・南アジア研究。 主な著書に、『インドネシア 多民族国家の模索』(岩波新書、1993年)、『ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭 軋むインド』(NTT出版、2000年、毎日新聞社アジア調査会 アジア・太平洋賞特別賞)、『インド 多様性大国の最新事情』(角川選書、2001年)、『原理主義とは何か アメリカ、中東から日本まで』(講談社現代新書、2003年)、『テロと救済の原理主義』(新潮選書、2007年)、『戦後米国の沖縄文化戦略 琉球大学とミシガン・ミッション』(岩波書店、2012年)、『インドネシア イスラーム大国の変貌 躍進がもたらす新たな危機』(新潮選書、2016年)、『自分探しするアジアの国々 揺らぐ国民意識をネット動画から見る』(明石書店、2021年)、『逆襲する宗教 パンデミックと原理主義』(講談社選書メチエ、2023年)、『変容するインドネシア』(めこん、2023年)、『戦後文化外交の歴史 特殊法人国際交流基金 一九七二‐二〇〇三』(共編著、白水社、 2026年)など。 -
〈帝国〉と身体:ジェンダー史からの問い
憧れと搾取の連続体 力による支配や専横、そして分断……。現代社会では、覇権主義や権威主義が頭をもたげ、消えていったはずの〈帝国〉がふたたび世界に影を広げている。 そうしたなかで、本書が注目するのは、帝国が「望ましい身体」を創出しようとしてきたその作用だ。帝国はトランスナショナルな移動を促し、多様な人間どうしが出会う接触の場を増殖させてきた。「他者」との対峙や葛藤のなかで、身体は創出され、序列化され、作り直され、また搾取されていったのだ。 とくに「望ましい身体」創出の強い契機となったのは、優生学、宗教、セクシュアリティといった要素である。これらを通じて帝国は人びとに「夢」や「憧れ」を提示し、しばしばジェンダー規範を揺るがした。だが、それらは同時に抑圧や搾取とも深く絡み合うものだった。 本書は歴史学、社会学、文学、国際関係論、法哲学、社会政策、スポーツ教育など、異なるディシプリンから健康や出産、スポーツやダンス、衣服や性愛など具体性を分析する。これにより、権力と欲望の交差のなかで重層的に身体が構築されていく生政治の過程を読み解き、近現代における公式・非公式の帝国をジェンダーの視点から再考する。 [目次] はじめに 山口 みどり・周東 美材 第1章 帝国、混血、白人男性性 生駒久美 マーク・トウェインの作品を通じて はじめに 一 ハワイ王国と若きトウェインの性的な視線 二 混血の通訳者ビル・ラグズデイル 三 インジャン・ジョーとラグズデイル 四 ハンク・モーガンの社会改革と男性性 おわりに 第2章 海を越える衣服の政治学 山口みどり イギリス国教会女性宣教師の「帝国」建設 はじめに 一 女性たちの宣教活動 二 「文明化」と衣服のポリティクス 三 ミッションボックスがつなぐ世界 おわりに 第3章 健康的であることは美しいか 春日芳美 近代日本の美人観と女子体育振興方策の関係 はじめに 一 近代教育における体育 二 価値観にみる女子体育普及の阻害要因 三 「健康」と「美人」 おわりに 第4章 植民統治下台湾における学校女子体育 金湘斌 纏足、天然足から皇国民錬成まで はじめに 一 纏足・解纏足下の女子体育(一八九五~一九一四年) 二 天然足世代下の女子体育(一九一五~一九三五年) 三 「皇国民錬成下の女子体育(一九一五~一九三五年) おわりに 第5章 優生学と大正デモクラシー期の家族観 吉永圭 穂積重遠は「病める身体」をいかに論じたか はじめに 一 穂積と結婚制限論 二 穂積と精神病離婚 三 大正デモクラシー期の家族 おわりに 第6章 歴史のなかのジャニーズ性加害問題 周東美材 「アメリカ」の夢と暴力 はじめに 一 夢の「アメリカ」 二 暴力のアメリカ 三 見えなくなる暴力、前景化する夢――性暴力の連続体 おわりに 第7章 フェミニストの夢、土地、そして植民地の権力 ルーシー・デラップ はじめに 一 「私たちは他人の土地を欲しがったりしない」 二 深いつながりと両性具有 三 驚異の証人に 四 「女性ならではのもの」 おわりに 第8章 植民地後東ティモールの文化と女性 井上浩子 客体化される身体 はじめに 一 DVと「東ティモール文化」 二 堕胎と「東ティモール文化」 三 二〇〇九年刑法におけるDVと堕胎 おわりに -
POSSE
世界ではミレニアル世代やZ世代の若者たちが、資本主義に対して抗議の声をあげはじめた。彼/彼女らは「システムチェンジ」を掲げ未来に向かって歩みはじめている。一方で日本では若者の左傾化というよりは「保守化」の傾向が強いと言われている。しかし資本主義の行き詰まりのなかで、ジェネレーション・レフトへとつながる可能性は、ここ日本においても確実に芽生えつつある。本特集ではZ世代の若者たちの社会運動から、その可能性を探っていく。 【目次】 ◆特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」 ジェネレーション・レフトになるために 斎藤幸平 「生理×社会問題」で資本主義と闘う 谷口歩実×福井みのり×塩野美里 気候正義を求めて闘うZ世代 山下颯太×北村達哉×郡さやか 多国籍労働組合で見た「ジェネレーション・レフト」たちの背景 松本瑞穂×リティカ・シン×ジョー・プラマー×オレン・フランクハム 社会を根本から変えるような運動がしたい 山本健太朗×岩本菜々×田所真理子ジェイ 素朴世代論を超える世代 萩田翔太郎 日本における「ジェネレーション・レフト」の可能性を探る 渡辺寛人(POSSE事務局長・本誌編集長) ポピュリズムに抗するZ世代の「労働運動」戦略 今野晴貴(POSSE代表) その他記事多数掲載。 【著者】 POSSE編集部 『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。 斎藤幸平 大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』・堀之内出版)によって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。その他の著書に『人新世の「資本論」』(集英社新書)。 今野晴貴 NPO法人POSSE代表。年間5000件以上の労働・生活相談に関わり、労働・福祉政策について研究・提言している。 -
違和感気質
なぜ「裏金関与」に公認!? 奇妙に広がる「日本人ファースト」 令和の米不足から、クマ禍、憲法改正まで......。 日常に潜む「違和感」を切り取り、鋭く喝破する! 毎日新聞日曜版の人気社会派コラム「松尾貴史のちょっと違和感」 書籍化第6弾! ●エンタメの批評性 なければ味気ないものに ●「排除アート」「排除ベンチ」不寛容で狭い発想の造作 ●公共トイレの紙事情 なぜ次の人に思いが至らないのか ●「核保有発言」 日本の本音と受け取られかねない ●国会議員定数削減 議会の質向上こそ必要だ ●兵庫県知事選 後引く奇妙さ、不可解さ ●「市場」の外国人観光客対応 変貌する庶民の台所 ●「眠い」と「眠たい」......「~たい」が表すものとは? ●フジテレビ「静止画」記者会見 火に油を注ぐ対応 ●商業主義五輪 改善の余地はないのかも ●「字幕押し付け」「便利すぎる検索」 想像力劣化が加速するのでは ●国民の祝日 文化的意味合いと経済的意図 ......など -
防災途上国日本 次の震災に備える3つの提言
東日本大震災の時と同じ過ちを繰り返さないために。 日本で暮らす以上、災害を避けることはできない。 だからこそ問われるのは、起きたあとにどう対応するかではなく、どこまで備えを仕組みにできているかである。 2024年1月1日。能登半島地震において、避難所環境の劣化、初動対応の遅れ、医療・行政の連携不全が露呈した。それは東日本大震災で経験した惨状の「再現」にほかならない。 なぜ過去の震災の教訓がありながら、日本は変われないのか。 本書の著者は、石巻赤十字病院の救急部長として2011年東日本大震災では最前線に立ち、災害拠点病院の指揮を担った医師である。発災直後、病院は事前に策定された災害対策マニュアルと訓練によって機能し、多くの命を救うことができた。 本書が描くのは、震災の記録ではない。災害医療の現場から見えてきた「次に備えるための課題」である。 初動の遅れが何を生むのか。 避難所で本当に必要な支援とは何か。 医療と行政は、平時からどのように連携できるのか。 災害は避けられない。だが、失われる命を減らすことはできる。 そのために社会として何を準備すべきかを、本書は強く問いかけている。 -
終わらないPFOA汚染 公害温存システムのある国で
製造工場の周辺地域を汚染しても、責任を認めず補償に応じない大企業、行き場のない廃棄物が地方で放置され拡大する汚染、規制に及び腰の国と自治体、そして沈黙するマスコミ…… 昭和の凄惨な化学物質公害の歴史をなぞるように起きる、令和の公害を追う。 [内容紹介] PFOAは、発がん性や幼い子どもの発達神経への影響など、人体にさまざまな影響を与える毒性物質だ。そうした影響は、米国ではすでに大規模な疫学研究で実証され、WHOなどの国際機関も認めている。日本でも、PFOAは2021年に製造・輸入が法律で禁止された。 しかし、法律で禁止されて3年が経った2024年も、毎週のように、全国各地で新たなPFOA汚染が発覚したというニュースが流れる。 毒性物質の後始末ができていないからだ。「フォーエバー・ケミカル」と呼ばれるほど残留性が高いから、放っておけば解決する問題ではない。 汚染場所は、PFOA製造工場があった地域はもちろん、吉備中央町のように「PFOAの捨て場」になった土地も含まれる。捨て場に関しては、どこに存在するのかがほとんど判明していない。あなたの住むまちかもしれない。水や空気、食べ物を通して体内にPFOAを取り込んでいるかもしれない。一体どう、PFOAの後始末をするのか。一体誰が、汚染の責任を取るのか。 本書では、昭和の凄惨な化学物質公害の歴史をなぞるように起きる、令和の公害を追う。この国に存在する、「公害温存システム」を紐解く。 -
今日から始める家庭の防災計画 増補改訂版 避ける 耐える 逃げる しのぐ 災害で死なないための事前対策
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 家族が死なないための総合防災読本! 家庭の防災における最優先事項は「自分と家族が死なない」こと。 死なない対策として最も有効なことは、防災裏技やお手軽テクニックではなく、 ライフスタイルとして「死なない環境」を作ることです。 本書は、災害で生きるか死ぬかは「発災前」の対策で決まるということを基本に、 ・災害を「避ける」・災害に「耐える」・災害から「逃げる」・災害を「しのぐ」 という4つのポイントから、事前対策を詳細解説しています。 第1章 家族が死なない環境作り 「家庭の防災計画」における最優先事項、「死なない環境」作りの考え方を解説。 第2章 災害を「避ける」 ●主な解説内容/大地震の「揺れ」と「確率」/大地震と「地盤」/大地震と「地震火災・火災旋風」/火山の噴火によるリスクを把握する/台風・大雨によるリスクを把握する/津波ハザードマップ/高潮・洪水・内水ハザードマップ/土砂災害ハザードマップ/感染症パンデミック//事故・戦争・人災 第3章 災害に「耐える」 ●主な解説内容/建物の地震対策(居住中の家)/建物の窓ガラス対策/室内の地震対策/室内の火災対策/室内の「空気と温度」を守る対策/核シェルターについて 第4章 災害から「逃げる」 ●主な解説内容/我が家の「避難方針」を定める/避難の準備:リスクの把握と影響の想定/避難の準備:自宅に留まるか避難するか/台風・大雨の避難と「警戒レベル」/「非常持ち出しセット」を作る 第5章 災害を「しのぐ」 ●主な解説内容/対策①被災地から一時的に離脱する/対策② 「避難所」へ行く/対策③ 「在宅避難」をする/在宅避難①安全な室内環境/在宅避難②身体の一部と医療の確保/在宅避難③ライフラインの代替/在宅避難④生活物資の備蓄/「ほったらかし」で行う10年備蓄 ※本書は2023年9月に刊行された「今日から始める家庭の防災計画 災害で死なない環境を作るための事前対策メソッド」の増補改訂版です。写真・データを最新のものに改訂し、新規に16ページを加えて最新の防災対策に対応いたしました。 -
令和残侠伝 - 仁なき政治に明日はない -
戦う衆議院議員、島田洋一名誉教授による、減税のススメ、オールドメディア批判、永田町の闇、保守とは何か? 多岐にわたって語ったインタビュー集! 国民を豊かにしてこその国守り、仁なき政治に明日はない!! ──すんなり減税すればよいのに、なぜそんなやり方にこだわるのでしょうか。 ■減税で経済が活性化したという前例を作りたくないのでしょう。減税で世の中がよくなると、増税派は困るわけです。いわゆる蟻の一穴で、もっと減税しろとの声が澎湃と湧き上がりかねない。実に倒錯した話です。 この点、私も議員になって、自民党が増税、増税で日本経済沈滞をもたらしたガンだとつくづく感じさせられました。「経済成長を阻害する増税ゴロの溜まり場」「パブロフの自民党は減税と聞くと条件反射的に噛み付く」といった言葉に何ら誇張はないと思います。(中略)単に減税に反対するだけでなく、増税で得られた財政資金を恣意的に配分して利権につなげようとする勢力です。財務官僚の場合は天下り財団の増設や既存財団の資金積み増しを常に目指します。財務省では、新税創設や税率引き上げに成功した役人が内部的に評価され、出世できる。逆に、「減税を通じた経済活性化」を主張したりすると、国民にとってはヒーローですが、財務省では背教徒扱いされ、直ちに干されます。(本文より) 【目次】 第1章 メディアに騙されない情報のとり方 第2章 ハイエク──保守もリベラルも大間違い 第3章 ユーモアの真髄──もしあの政治家がいたら 第4章 私が見た永田町の「闇」 第5章 「許されざる者」たちとの攻防 ※著者の肩書は2026年1月20日現在のものとなります。 【著者プロフィール】 島田洋一 (しまだ・よういち) 1957年大阪府生まれ。 京都大学大学院法学研究科 政治学専攻博士課程修了後、京大法学部助手、文部省教科書調査官を経て、2003年、福井県立大学教授。 2023年より名誉教授。2024年10月の衆議院総選挙において日本保守党から出馬、近畿ブロック比例代表で当選。同党政調会長、拉致問題対策本部長を務める。 『腹黒い世界の常識』(飛鳥新社)、『ブレーンたちが明かしたトランプで世界はこう変わる!』(ワック)、『許されざる者たち』(飛鳥新社)、『世界は利権で動いている』(扶桑社)などベストセラー著書多数。 X(旧Twitter)フォロワー数は29万人を超える。 YouTube: 「島田名誉教授チャンネル」 @P.ShimadaCH X(旧Twitter): @ProfShimada -
損害保険の闇―週刊東洋経済eビジネス新書No.492
中古車販売大手ビッグモーターの保険金不正請求問題に、大手損害保険会社によるカルテル問題が加わり、損保業界は大揺れとなった。長年、不正に手を染め続けてきた業界内部の底知れぬ闇と真相に迫っていく。役員「総退陣」の危機にある損保ジャパンの金融庁との神経戦、ビッグモーター買収に強い意欲を示す伊藤忠の狙い、大企業や系列ディーラーに隷属する損保営業の悲惨な実態を描き出す。水増し請求が続発する板金塗装や損保各社が思考停止で続けてきたカルテルの闇も深掘りしていく。 本誌は『週刊東洋経済』2024年1月27日号掲載の24ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。 -
イズムと構造
心理現象としての〝リベラル〟と〝保守〟 人はなぜ思想や宗教に染まるのか? 左翼と右翼はなぜ罵倒し合うのか? 戦後の4大インパクトとはなにか? 相互誤解から建設的議論への道を探る。 本書は双方の批判が目的ではない。 人類社会の仕組みを解説するのが目的である。 戦後日本に左翼と右翼が生まれた4大インパクトとはなにか? 左翼と右翼はなぜ今も罵倒し合うのか? 豊富な図版と会話形式でわかりやすく伝える。 【目次】 第1章 左翼と右翼の本質 第2章 左翼と右翼の国家観の違い 第3章 左翼と右翼正しいのはどっち? 第4章 理想と現実 第5章 何が問題なのか? 第6章 なぜ左翼と右翼は不寛容なのか? 第7章 左翼と右翼の誤解の構造 第8章 選挙で勝つ方法 第9章 なぜ日本人は左翼と右翼に分かれるのか? 第10章 なぜ左翼は退潮しているのか? 第11章 左翼と右翼が建設的に議論するには? 【著者】 吉岡悠 1977年、神奈川県生まれ。出版社勤務を経てプログラマーとして独立。ITプロジェクトに携わる傍ら、世の中の構造を研究することをライフワークとする。2020年よりYouTubeとニコニコ動画に『イズムと構造』を公開。