理工 - 技術評論社作品一覧
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆日本のサンショウウオ全網羅!謎多き生態と多様性を鮮やかに解説◆ 本書は、日本に生息する全てのサンショウウオの種を網羅し、貴重な生態写真と詳細な解説でその多様性と魅力を伝える本格図譜です。小型サンショウウオの希少種にも焦点を当て、筆者自身の観察記録や研究を交えながら、酵素蛋白やミトコンドリアDNA解析を用いた新種記載や分類研究の進展についても詳述。生態写真では、自然のなかでの暮らしているシーンはもちろん、卵から幼生、成体の姿も収めているので、種の特徴が視覚的にも楽しめます。 愛好家や研究者はもちろん、一般の観察者にも親しめる内容になっているので、サンショウウオの魅力を深く知るとともに、その多様性についても考えるきっかけを与えてくれる一冊です。ぜひ一度手にとって見てください。 ■こんな方におすすめ ・両生類ファン ・サンショウウオの愛好家 ※日本産サンショウウオについて詳しく知りたい方に、とくにオススメです。 ■目次 ●第1章 両生類について 脊椎動物のなかの両生類/両生類の進化/現生両生類の分類 - 両生類の3グループ/両生類の生理生態/両生類の生活史/繁殖とコミュニケーション/外敵に対する防御 ●第2章 サンショウウオについて 有尾類現生種の多様性と分類/サンショウウオの形態(器官系)/サンショウウオの繁殖 流水性と止水性/国内のサンショウウオの種分化 ●第3章 日本産サンショウウオ・イモリ図鑑 オオサンショウウオ/チュウゴクオオサンショウウオ/ハコネサンショウウオ/キタオウシュウサンショウウオ/シコクハコネサンショウウオ/ホムラハコネサンショウウオ/ツクバハコネサンショウウオ/タダミハコネサンショウウオ/バンダイハコネサンショウウオ/キタサンショウウオ/エゾサンショウウオ/オオダイガハラサンショウウオ/ヒダサンショウウオ/ヒガシヒダサンショウウオ/ブチサンショウウオ/チクシブチサンショウウオ/チュウゴクブチサンショウウオ/アカイシサンショウウオ/イシヅチサンショウウオ/ナンヨサンショウウオ/コガタブチサンショウウオ/イヨシマサンショウウオ/マホロバサンショウウオ/ツルギサンショウウオ/ソボサンショウウオ/オオスミサンショウウオ/ベッコウサンショウウオ/アマクササンショウウオ/アベサンショウウオ/オキサンショウウオ/サンインサンショウウオ/クロサンショウウオ/ホクリクサンショウウオ/ミカワサンショウウオ/トウホクサンショウウオ/セトウチサンショウウオ/トウキョウサンショウウオ/イワキサンショウウオ/ヤマトサンショウウオ/オワリサンショウウオ/ツシマサンショウウオ/タゴサンショウウオ/カスミサンショウウオ/オオイタサンショウウオ/ヤマグチサンショウウオ/ニホウサンショウウオ/アブサンショウウオ/トサシミズサンショウウオ/イワミサンショウウオ/アキサンショウウオ/ヒロシマサンショウウオ/ゲイヨサンショウウオ/イズモサンショウウオ/ヒバサンショウウオ/ハクバサンショウウオ オキナワイボイモリ/アマミイボイモリ/アカハライモリ/アマミシリケンイモリ/オキナワシリケンイモリ ●第4章 両生類の置かれた現状とサンショウウオの保全 両生類の置かれた現状/国内の有尾類の状況 ■著者プロフィール 【著者紹介】松井正文:1950 年長野県上田市生まれ。京都大学理学博士、京都大学名誉教授、日本爬虫両棲類学会名誉会員。東アジア、東南アジア産の両生類の進化の歴史を探るとともに、その保全に取り組んできた。国内では小型サンショウウオ類の系統進化を、国外ではマレーシア、タイ熱帯雨林を中心にカエル類の多様性を調べている。 『日本カエル図鑑』(共著、文一総合出版)、『動物系統分類学爬虫類 II.』(中山書店)、『両生類の進化』(東京大学出版会)、『カエル――水辺の隣人』(中公新書)、『小学館の図鑑NEO 両生類・はちゅう類』(小学館)などの著書と、少なからぬ原著論文がある。 【写真家紹介】関慎太郎:1972 年兵庫県神戸市生まれ。自然写真家。びわこベース代表。日本両棲類研究所・展示飼育部長。これまで滋賀県立琵琶湖博物館や京都水族館のオープニングに携わり、オオサンショウウオや小型サンショウウオなど両生類をたくさんの方に知ってもらう機会を作った。緑書房の「はっけん!」や岩崎書店の「うまれたよ!」各シリーズなどを手掛け、60冊を超える著書を持つ。撮影の苦労としては、サンショウウオの多くは局所的に分布する種が多く、この本の完成は研究者や地元住民の協力なしでは成し得なかった。
-
3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆建築設計でラクするBIMの使い方がわかる!◆ 変更と修正が続く設計では素早く成果品が作れるツールが必要です。BIMは“重い”、“時間が掛かる”というイメージがあり、特に設計では敬遠されてきました。 「BIMを導入したら余計に大変!」 「BIMは難しそうで使いたくない!」 実はこういったモヤモヤの原因が、「今はいらないことをしてBIMを難しくしていた」ことにあることを本書は解き明かします。アジャイル(身軽)に自由度高くプランをまとめるメソッドを説明し、次に文字で仕様入力し見積可能なアウトプットをRevitから取り出すメソッドを説明します。これらの説明は、なじみにくいRevitのしくみの解説を含め、基礎から順に丁寧に書かれています。さらにExcelの仕様データを、一気にモデルに反映するDynamoプログラムも紹介します。この本で使うサンプルRevitモデルと、Dynamoプログラムはダウンロードできます。 ■こんな方におすすめ ・Revitをはじめてみたい人 ・Revitのしくみから応用的な使い方まで、まとめて知りたいRevitユーザーの人 ・Revitを使って設計の効率と質を高めたい設計者の人 ・Revitを使ったプロジェクトの責任者になったが、メリットの出し方がわからない人 ・BIM環境を構築する部門の人、その部門を統括する経営層の人 ■目次 CHAPTER 1 この本が伝えること CHAPTER 2 Revitの基本的なしくみ CHAPTER 3 フェーズに合わせたRevitの使い方 CHAPTER 4 Revitの基本的な使い方 CHAPTER 5 スキマティックモデルの作成 CHAPTER 6 スペックモデルの作成 CHAPTER 7 Dynamoプレーヤによるスペックモデル自動化 CHAPTER 8 ディティールモデルへの進化 CHAPTER 9 BIMが開く新しい建築設計のありかた CHAPTER 10 Revitの実戦的なテクニック ■著者プロフィール 伊藤 誠之(いとう のぶゆき):1960年生まれ。株式会社 インテグレーション・コア 代表取締役。プロジェクトへのBIM導入サポート、初期検討案自動設計の開発提供を行う。1985年に三菱地所株式会社入社。2018年三菱地所設計をはなれるまで、再開発構想の検討、オフィス・商業施設・文化施設・工場の設計にたずさわる。2014年三菱地所設計デジタルデザイン室長としてBIM導入を先導。アーキフューチャー2019他でデータドライブ設計を発表。 山本 歓(やまもと かん):1978年生まれ。2001年~アトリエ系建築設計事務所勤務。2008年~建築設計事務所を設立し共同主宰。2013年~組織設計事務所勤務。2024年~総合建設会社設計部に所属。個人住宅から公共施設あるいは教育施設や超高層ビルなど、さまざまな規模・用途の施設の意匠設計・監理を、特色の異なる4つの業態を通して取り組んできた経験を持つ。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【全星座を網羅した大ボリュームの天文書!】 本書は、春夏秋冬、南天のすべての星座を網羅し、詳しく解説したWeb連動のビジュアル星空大全です。星座、星の名前の発祥と由来、星座の神話と文化などを、大判の美しい写真やグラフィックで、余すところなく紹介します。また、Webでは、本文と関連した全星座の星雲・星団や重星などの天体観測の見どころを取り上げます。本文の全ての星座にQRコードをつけて、Webと緊密に連動しています。Webはパソコン、スマホ両対応で楽しむことができます。 ■こんな方におすすめ 星空が好きな人。星座に関心のある人。天文愛好家。天文関係者、天文台やプラネタリウムの担当者。 ■目次 ●春の星座 1 おおぐま座 2 こぐま座 3 うしかい座 4 りょうけん座 5 やまねこ座 6 かに座 7 しし座 8 こじし座 9 おとめ座 10 かみのけ座 11 ろくぶんぎ座 12 ポンプ座 13 うみへび座 14 コップ座 15 からす座 16 ケンタウルス座 17 おおかみ座 ●夏の星座 1 てんびん座 2 りゅう座 3 かんむり座 4 ヘルクレス座 5 さそり座 6 いて座 7 へびつかい座 8 へび座 9 たて座 10 こと座 11 わし座 12 はくちょう座 13 こぎつね座 14 や座 15 いるか座 16 みなみのかんむり座 ●秋の星座 1 やぎ座 2 みずがめ座 3 みなみのうお座 4 つる座 5 ケフェウス座 6 カシオペヤ座 7 けんびきょう座 8 ペガスス座 9 こうま座 10 アンドロメダ座 11 うお座 12 くじら座 13 ちょうこくしつ座 14 ほうおう座 15 とかげ座 16 さんかく座 17 おひつじ座 18 ペルセウス座 ●冬の星座 1 エリダヌス座 2 おうし座 3 きりん座 4 ぎょしゃ座 5 オリオン座 6 うさぎ座 7 はと座 8 ろ座 9 ふたご座 10 いっかくじゅう座 11 おおいぬ座 12 ちょうこくぐ座 13 こいぬ座 14 旧アルゴ座(とも座、りゅうこつ座、らしんばん座、ほ座) ●南天の星座 1 さいだん座 2 みなみじゅうじ座 3 みなみのさんかく座 4 くじゃく座 5 インディアン座 6 きょしちょう座 7 みずへび座 8 かじき座 9 とびうお座 10 カメレオン座 11 はえ座 12 ふうちょう座 13 ぼうえんきょう座 14 コンパス座 15 レチクル座 16 とけい座 17 がか座 18 テーブルさん座 19 はちぶんぎ座 20 じょうぎ座
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13151-7)も合わせてご覧ください。 いまや圏論は数学にとどまらず,物理,情報物理,複雑系科学,量子論,工学,AI,生物学,哲学などあらゆる分野で必要とされるアプローチになっています。 本書では,『圏論の道案内』など圏論に関する多くの本をお書きの西郷甲矢人先生が,第一線でご活躍の専門家に実際のところどうなのか現状や未来への期待,さらに各分野どうしの繋がりなどをうかがいます。なぜ圏論が役に立つのか,圏論的に考えるとはどういうことか,今まであまり語られなかったことを丁寧にご紹介します。圏論てなんだろう?と漠然とした疑問をお持ちの方にもお勧めの1冊です。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13041-1)も合わせてご覧ください。 本書は相対性理論を幾何学的な観点からアプローチします。幾何学的解釈(ユークリッド,非ユークリッド)を踏まえることで,アインシュタインが何をしようとしたのかをより具体的に知ることができます。「時間」が絡む前の幾何をまず押さえます。そして「時間」を取り入れた場合の特殊相対性理論へと進み,さらに一般相対性理論,リーマン幾何時空,軌跡の計算まで試みます。 アインシュタインが10年がかりで見つけたという重要な項の存在についても詳しく触れます。時空が重力で影響を受けた場合,三平方の定理が変形します。空間の歪みがどのように記述されるのか,丁寧に読み解きます。 オールカラーで図や写真を多く掲載し,式や物理現象などをイメージしやすい構成にしているので,相対性理論を勉強し始めたばかりの方,幾何学をこれまでやってこなかった方にも抵抗なく読み進めていただくことができます。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆山や谷をつくったのは、本当に川なのだろうか?◆ 山はどのようにしてつくられたのか」――地形学における最古にして最大の謎に迫る、知的冒険の第3弾。 『分水嶺の謎』『準平原の謎』に続く今回は、“川”がテーマです。 平原を自由気ままに蛇行して流れる川。 その川は大地が隆起したあとも下刻を続け、蛇行した深いV字谷がつくられる……。 川が大地を侵食する『穿入蛇行』は、地形学の根幹です。 そのことを疑う人は、世界中に一人もいないでしょう。 しかし、大地の主たる彫刻家は、本当に川なのでしょうか? 100年を超す地形学の常識を疑い、新たな視点で地形の謎をひもとく1冊!存分にお楽しみください。 ■こんな方におすすめ ・地形マニア。 ・地図・地形に関心のある方。 ・登山が好きな方。 ・自然の謎解きを疑似体験したい方。 ■目次 旅の準備 第1日 錦川の不思議な蛇行 第2日 蛇行河川の置き土産 第3日 環流丘陵の謎 第4日 貫通丘陵の謎 第5日 先行谷の謎 第6日 広瀬川の不思議 第7日 渡良瀬川の不思議 旅のおわりに ■著者プロフィール 高橋 雅紀(たかはし・まさき):1962年、群馬県前橋市生まれ。1990年に東北大学大学院理学研究科博士課程を修了後、日本学術振興会特別研究員および科学技術特別研究員を経たのち、1992年に通商産業省(現経済産業省)工業技術院地質調査所(現産総研)に入所。 専門は地質学、テクトニクス、層序学。大学の卒業研究以来、関東地方の地質を調べ日本列島の成り立ちを研究。NHKスペシャル「列島誕生ジオ・ジャパン」や「ジオ・ジャパン絶景100の旅」のほか、ブラタモリ「秩父」「長瀞」「下関」「日本の岩石SP」「つくば」「東京湾」「前橋」「世界の絶景SP」「行田」「長岡」に出演。著書に『分水嶺の謎 峠は海から生まれた』や『準平原の謎 盆地は海から生まれた』(ともに技術評論社)のほか、『日本地方地質誌3 関東地方』(朝倉書店、分担)や『日本海の拡大と伊豆弧の衝突―神奈川の大地の生い立ち―』(有隣堂、分担)、『トコトンやさしい地質の本』(B&Tブックス日刊工業新聞社、分担)など。好きな言葉は「放牧、放任、放し飼い」、座右の銘は「退路を断たないと、次の扉は開かない」。いつも心がけている自身の矜持は「初代で一代限り」。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆盆地は海から生まれたって、どういうこと?◆ 地球科学の難問「日本列島、東西圧縮の謎」を解いた地質学者が、100年余りにわたって常識とされた地形学のセオリーを疑い、新たな視点で地形の成因をひもとく第2弾! 「準平原」とは、地表が長期にわたる侵食作用を受けて起伏が小さくなり、海面の高さ付近まで低下した、ほとんど平らな地形のこと(国土交通省東北地方整備局HPより)。アメリカの地形学者ウィリアム・モーリス・デービスが100年以上も前に提唱した侵食輪廻説における最末期の地形で、「準平原は陸上で河川によってつくられた地形」です。 日本列島には、標高の異なる起伏の小さい侵食小起伏面が知られています。とりわけ、中国地方にはかなりの広がりをもつ明瞭な侵食小起伏面が数段あり、「準平原が隆起したもの(隆起準平原)」であると信じられてきました。ところが、前著『分水嶺の謎 峠は海から生まれた』で考察したように、谷中分水界や片峠は、島と島の間の海峡が離水した地形でした。それらが標高1000mを超す山地にも確認されることは、かつての海峡(海底)が大きく隆起していることを意味します。中国地方の隆起準平原とされた地形を丹念に観察すると、平坦な地形はいずれも起伏の少ない分水界に囲まれていて、分水界には谷中分水界や片峠が確認されます。ということは、谷中分水界や片峠が海峡だったころ、分水界に囲まれている起伏の小さい地形は……浅い海底だったのではないでしょうか。 本邦地形学の常識(隆起準平原)を見つめ直し、谷中分水界や片峠を鍵として、その成り立ちの謎について解いていきます。 ■こんな方におすすめ ・地形マニア、地形の形成過程に関心のある方、登山が好きな方、自然の謎解きを疑似体験したい方々 ■目次 ●旅の準備 〇侵食輪廻説と準平原 ・平坦な火砕流台地は堆積面 ・平らな平野の地形も堆積面 ・日本列島の侵食小起伏面 ……ほか 〇谷中分水界の成因 ・謎を解く一つ目の〝鍵〟は谷中分水界 ・スプーンですくったアイスクリーム? ・片峠は二つ目の〝鍵〟 ……ほか ●第1日 思い出の場所で〝鍵〟のチェック ・須知盆地で準備体操 ・低くても、雨水は縁からあふれない ・一直線に並ぶ三つ子の谷中分水界 ……ほか ●第2日 〝鍵〟を閉じれば背中合わせの盆地 ・縁の高い篠山盆地と縁の低い三田盆地 ・高い山並みからなる篠山盆地の分水界 ・分水していない谷中分水界? ……ほか ●第3日 海が削った吉備高原 ・吉備高原もやはり盆地 ・吉備高原の成り立ち ・吉備高原は瀬戸内海だった ……ほか ●第4日 海面は海底と陸地の間の関所 ・陸化を拒む海の関所 ・20年の時を隔てて ・石油が採れるための四つの条件 ……ほか ●第5日 水にとってはすべてが盆地 ・吉備高原より一段低い世羅台地 ・山岳地帯は盆地? ・誰が見ても、盆地は盆地 ……ほか ●第6日 4次元地形学への誘い ・里芋のようにつながった盆地の宝庫 ・かつての海峡は交通の要所 ・ここかしこに海の景色 ……ほか ●第7日 私が地形に夢中な理由 ・舐めるように地形を観察する理由 ・科学者の役割 ・何度でも地形を観察し続ける理由 ……ほか ●第8日 高所に残る海の痕跡 ・〝天空の聖地〟もかつては内湾 ・標高800mにある背中合わせの盆地 ・標高900mの〝ミニ吉備高原〟 ……ほか ●第9日 川を下ればタイムトラベル ・海から生まれた盆地 ・標高500mでも競っている最後の海峡 ・隆起準平原と紹介されている阿武隈山地 ……ほか ●旅のおわりに ・地質との出会い ・秩父盆地との再会 ・〝炭〟も積もれば…… ……ほか ■著者プロフィール 高橋雅紀(たかはしまさき):1990年に東北大学大学院理学研究科博士課程を修了。1992年に工業技術院地質調査所(現産総研)に入所。専門は地質学、テクトニクス、層序学。関東地方の地質を調べ日本列島の成り立ちを研究。 NHKスペシャル『列島誕生ジオ・ジャパン』のほか、NHK『ブラタモリ』秩父、長瀞、下関、日本の岩石SP、つくば、東京湾、前橋、世界の絶景SP、行田、長岡に出演。著書に『分水嶺の謎 峠は海から生まれた』(技術評論社)や『日本地方地質誌3 関東地方』(朝倉書店、分担)など。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SAMファミリはARM Cortex M0+をコアとしたARMマイコンの1つで、Microchip Technology社が発売している32ビットマイコンです。PICマイコンの統合開発環境であるMPLAB X IDEがSAMファミリでも使えるようになり、8ビットマイコンのように手軽に開発できるようになりました。 本書では、MPLAB X IDEに組み込んで使えるフレームワーク「Harmony v3」を使って、できるだけ簡単に高機能なプログラムを作成する方法を解説しています。 Harmony v3を使えば、入出力ピンやタイマ、シリアル通信、ADコンバータなどの周辺モジュールはもちろん、USBゲスト/ホスト、ファイルシステムを使ったアプリケーションまで、GUIベースで簡単に作成できます。 掲載した作例は、各機能を試すためのトレーニングボードや、SDカードを使ったデータロガー、センサのデータをクラウドに送信するIoTセンサ、リチウムイオン電池充電マネージャ、蛍光表示管時計です。 SAMファミリを使って、高性能な32ビットマイコンを体感してみましょう!
-
5.0『パーフェクトRuby』の改訂版になります。前版はRuby1.9および2.0対応版として企画しましたが,Ruby2.0のサポートが終了したこともあり,2017年1月リリースのRuby2.4の最新版に対応した改訂になります。改訂にあたり,前版になかったテスト関連なども追加しより充実させています。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆MATLABであなたも試合結果が予測できる!◆ 本書には、手を動かして学べる実習が満載、章末課題も充実。必要な数学の知識をひと通り復習する、手厚い付録も収録。実際のデータを使ってデータサイエンスを学びたい方に、大変おすすめです。 ■こんな方におすすめ ・実際のデータを使ってデータサイエンスを学びたい方 ■目次 ●第1章 MATLABプログラミングの準備 ・1.1 MATLAB Online利用の準備 ・1.2 本書で使うプログラムの取得 ・1.3 MATLABライブスクリプト ・1.4 MATLAB公式! オンライントレーニングコース ・1.5 グラフ作成時に心がけると良いこと ・1.6 データ取得と整理 ●第2章 素朴なランキング:勝敗や得失点 ・2.1 「ランキング」と「レーティング」 ・2.2 試合結果データをさわってみよう ・2.3 実際のスポーツリーグの結果を使う ―― NBA ・2.4 最小二乗法と相関係数 ・2.5 予測に挑戦する ●第3章 対戦相手を考慮する:一対比較法 ・3.1 均一/不均一な日程 ・3.2 Masseyの方法 ・3.3 Colleyの方法 ・3.4 Markovの方法 ・3.5 Eloの方法 ・3.6 一対比較法の一般化 ・3.7 日付ごとの予測性能を比較する ●第4章 予測勝率を出力するモデル ・4.1 Eloレーティングと予測勝率 ・4.2 予測勝率の評価指標 ・4.3 レーティングの変換 ・4.4 線形回帰とロジスティック回帰 ・4.5 多値予測モデル ●第5章 競技間の共通な性質/競技ごとの特別な性質に着目する ・5.1 ホームアドバンテージ ・5.2 複数競技に対する統一的なモデル ・5.3 得点が少ないことを活用する ●第6章 予測の腕試し:様々なスポーツの予測に挑戦! ・6.1 オリンピックの球技 ・6.2 サッカー・Jリーグ ・6.3 サッカーの各種国際大会 ・6.4 発展的な話題 ・6.5 読書案内 ●付録A 数学の補足 ■著者プロフィール 小中 英嗣(こなか えいじ):名城大学情報工学部准教授。博士(工学、名古屋大学)。専門分野はシステム制御理論と、その知識を活用したスポーツデータ分析。特にランキング・大会制度設計、チーム・選手の定量的評価、および試合結果予測。趣味はスタジアム、美術館・博物館めぐり。最近はクイズや言語学も。名古屋生まれ名古屋育ちでサポートするのは名古屋グランパス。著書は『Javaで学ぶオブジェクト指向プログラミング入門』(2008年、共著。サイエンス社)、『現象を解き明かす微分方程式の定式化と解法』(2016、単著。森北出版)、『科学で迫る勝敗の法則 ―― スポーツデータ分析の最前線』(2024、単著。技術評論社)。
-
3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆最先端技術と数学を「この1冊」で紐解く、ありそうでなかった入門書◆ 本書では普段使っているアプリやサービスを例に、数学がどのように役立っているかを解説します。具体的にはWeb検索や商品のレコメンド、画像の分類、生成AIによる文章生成、音声のデジタルデータ化、地図上の位置情報の特定といった当たり前に利用している各種サービスの数理的背景を明らかにし、数学の面白さと奥深さを楽しみながら、読者の数理的思考力を「初学者を大きく超えるレベル」にまで高めます。本書で獲得した数理的思考力を武器に、新たなチャレンジへと進まれることを願っています。 ■こんな方におすすめ ●高校生/ 大学生 ・数学が何の役に立つのかわからず、学習へのモチベーションが湧くヒントが欲しい ・将来的にAIの分野に進みたいが、どの程度の数学力が必要なのか、どのようなことを学ぶべきか具体的に知りたい ● 社会人 ・AIに関する数理的手法について「ある程度学べた」という“手応え”が欲しい ・データ/AIに関する入門書籍を読んだことはあるが、実務で用いられる数学がどのようなものなのか知りたい ・身近な技術においてどのように数学が機能しているのか興味関心を持っている ■目次 ●第1章 情報検索を実現する数理 1-1 はじめに 1-2 Web検索に用いられる基礎的な数理モデル 1-3 検索結果の“良し悪し”を評価する―適合率と再現率― 1-4 ユーザー行動の平均値を数理モデルで表現する―総和記号Σ― 1-5 索引語の出現頻度を数理モデルで表現する―単語のベクトル化― 1-6 索引語の重要度を数理モデルで表現する―対数― 1-7 索引語の珍しさを数理モデルで表現する―反比例― 1-8 文書のランキングを数理モデルで表現する―TF-IDFモデル― 1-9 本章で得られた学び ●第2章 商品推薦を実現する数理 2-1 はじめに 2-2 商品の評価を数理的に表現する―評価値行列― 2-3 評価値の予測を数理モデルで実現する―協調フィルタリングと行列因子分解― 2-4 ユーザー同士の類似度で予測値を推計する―内積の定理とコサイン類似度― 2-5 コサイン類似度の意味を考える―三角関数― 2-6 コサイン類似度を複数のアイテムに適用させる―多次元への拡張― 2-7 コサイン類似度を改良する―中心化― 2-8 コサイン類似度を計算する―指示関数― 2-9 欠損値を推計する数理モデルを設計し、計算を実行する 2-10 アイテム同士の類似度で予測値を推計する 2-11 ユーザー目線で数理モデルを再考する―セレンディピティ― 2-12 課題解決のために数理モデルを変更する―行列因子分解― 2-13 評価値の推計を最適化問題に置き換える―残差行列と誤差― 2-14 最適化問題を解く―損失関数― 2-15 損失関数を最適化する―最小二乗法と微分・偏微分― 2-16 計算結果を統合して数理モデルを導出する―偏微分と総和記号Σ― 2-17 更新式を設計して予測値を推計する―勾配降下法― 2-18 勾配降下法の計算例 2-19 数理モデルの違いを俯瞰する―協調フィルタリングと行列因子分解― 2-20 本章で得られた学び ●第3章 画像分類を実現する数理 3-1 はじめに 3-2 深層学習モデルで画像分類を実現する―Convolutional Neural Network― 3-3 CNNにおける画像データ処理の流れを俯瞰する 3-4 単純な例を用いてCNNの仕組みを理解する―畳み込み層とプーリング層― 3-5 画像データに対するCNNの処理を理解する―重みパラメータとバイアス― 3-6 確率的な予測によって画像認識を行う―ソフトマックス関数― 3-7 誤差を最小化して画像認識の精度を向上させる 3-8 損失関数を定義する―対数尤度関数― ……ほか ●第4章 文章生成を実現する数理 ●第5章 音声解析を実現する数理 ●第6章 衛星測位を実現する数理 巻末付録1 相対性理論の数理的補足 巻末付録2 フーリエ変換の導出 ■著者プロフィール 古嶋十潤:株式会社cross-X代表取締役。京都大学法学部を卒業後、コンサルティング会社やIT系事業会社を経て、株式会社cross-Xを創業。大企業のDX推進アドバイザリーやDX人材の育成支援等を担う。著書に『DXの実務――戦略と技術をつなぐノウハウと企画から実装までのロードマップ』(英治出版、2022年)。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【キガリ改正に対応 冷温熱を効率的に利用するカーボンニュートラル達成に多大な貢献をする次世代ヒートポンプ技術の実践書!】 ヒートポンプ技術は、脱炭素を進めるカーボンニュートラルの中でも熱利用、省エネ技術として注目度が増しています。ヒートポンプ技術の代表的なものとしてエアコンがあり、排熱を効率的に循環させ、快適な住環境を整えるZEH/ZEB化に欠かせない技術として建築にも取り入られるようになっています。 先陣を切るメーカーの技術者たちが最新研究をもとに、カーボンニュートラル達成に向けた次世代ヒートポンプ技術を実践的な内容で解説します。 ■目次 ●第1章 脱炭素社会の実現に必要不可欠なヒートポンプ技術 1.1 ヒートポンプとは 1.2 ヒートポンプ技術の動作原理とサイクル 1.3 ヒートポンプ技術に関連するデバイスや機器 1.4 ヒートポンプ技術を支える材料 1.5 ヒートポンプ技術に利用される冷媒の種類 1.6 脱炭素化に貢献するヒートポンプ技術 1.7 ヒートポンプ技術の活用事例 ●第2章 ヒートポンプ技術を取り巻く社会状況・動向 2.1 カーボンニュートラルとヒートポンプ技術 2.2 カーボンニュートラル達成を目指す国内の動向 2.3 カーボンニュートラル実現に向けた海外の動向 2.4 環境に配慮した冷媒転換の必要性 2.5 ヒートポンプ機器と資源循環 2.6 DXで進める産業のデジタル化 2.7 DXの取り組みと施策 2.8 持続可能な社会の実現に向けたヒートポンプ技術の役割 ●第3章 ヒートポンプ技術の課題解決に向けた方策 3.1 脱炭素化・省エネルギー実現の課題 3.2 産業での熱の合理的利用技術 3.3 性能向上を実現する性能評価手法 3.4 次世代冷媒への転換 3.5 サーキュラーエコノミーによる資源循環 3.6 DX推進の課題と今後への期待 3.7 世界のヒートポンプ技術動向 ●第4章 次世代ヒートポンプ技術の社会実装 4.1 個別課題解決の限界 4.2 全体最適化を実現するシステムの構築 4.3 ヒートポンプ技術の総合評価手法の構築 4.4 バリューチェーン全体での最適化 4.5 全体最適が実現した場合の効果 ●第5章 生命を守るヒートポンプ技術 5.1 居住環境の現状:ウェルネス 5.2 居住環境の現状:脱炭素 5.3 居住環境が抱える課題とニーズ 5.4 ヒートポンプ技術で創る居住環境の未来像 5.5 食料システムの現状 5.6 コールドチェーンの現状 5.7 コールドチェーンが抱える課題とニーズ 5.8 ヒートポンプ技術で創るコールドチェーンの未来像 ●第6章 産業発展やエネルギー安定供給を支えるヒートポンプ技術 6.1 産業(製造プロセス)の現状 6.2 製造プロセスが抱える課題とニーズ 6.3 ヒートポンプ技術で創る製造プロセスの未来像 6.4 電力需給システムの現状 6.5 電力システムが抱える課題とニーズ 6.6 ヒートポンプ技術で創る電力需給システムの未来像 ●第7章 次世代ヒートポンプ技術の実現に向けた政策 7.1 次世代ヒートポンプ技術の政策やロードマップ 7.2 全体最適を実現するための共通基盤の整備 7.3 脱炭素化・省エネルギー 7.4 冷媒転換の国際的な動きと政策 7.5 サーキュラーエコノミーを実現する資源循環 7.6 ヒートポンプ技術の導入に必要なDX 7.7 次世代ヒートポンプ技術の初期導入・利用に対する支援 7.8 ヒートポンプ熱の再生可能エネルギーとしての扱い 7.9 ヒートポンプ技術の国際展開 7.10 住宅・建築物の次世代ヒートポンプ技術政策 7.11 食料システムの次世代ヒートポンプ技術政策 7.12 産業の次世代ヒートポンプ技術政策 7.13 電力需給の次世代ヒートポンプ技術政策 ●付録1 次世代ヒートポンプ技術の冷媒転換 ●付録2 次世代ヒートポンプ技術の性能評価手法 ●付録3 次世代ヒートポンプ技術の資源循環
-
3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【峠は海でつくられるって、一体どういうこと?】 峠はどうやってできたのか。河岸段丘は本当に川がつくったのか。大地を削り、山をつくったのは本当に川なのか。 本書は地球科学の難問「日本列島、東西圧縮の謎」を解いた地質学者が、100年を超す地形学の常識を疑い、新たな視点で地形の成因をひもとく第1弾です。 ■第1弾『分水嶺の謎 峠は海から生まれた』とは……!? 本州に降り注いだ雨水を太平洋側と日本海側に分ける分水嶺は、不思議なことに、ときどき山の斜面を下って谷を横切り、隣の尾根に乗り移ってしまいます。到底尾根とは思えない真っ平らな谷の真ん中を横切るこの不思議な分水嶺は「谷中分水界(こくちゅうぶんすいかい)」と呼ばれ、その成因は110年前にアメリカの地形学者・デービスが唱えた「河川の争奪説」で説明されてきました。河川の争奪とはひと言で言うと、川と川の国盗り合戦。川が隣接する川の上流部を奪い取ることです。その現象は長年、多くの地形研究者や地形ファンを魅了してきました。 しかし、「河川の争奪」は本当にあったのでしょうか。旅の舞台は、インターネットの地理院地図。分水嶺を追跡し、不思議な地形をつぶさに観察。「河川の争奪」を考察する過程で見えてきたのは、「峠は海から生まれた!」という新事実でした。 思考実験を繰り返しながら、著者の妄想が確信に変わっていく過程。サイエンスの現場をつぶさに追体験できる一冊です。 ■こんな方におすすめ ・分水嶺マニア ・地図や地形に関心のある方。 ・登山が好きな方 ・自然の謎解きを疑似体験したい方々 ■目次 ■第1章 分水嶺の旅 ●旅の準備 地形の基本を知る ●第1日 不思議な地形が目白押し ●第2日 気まぐれな分水嶺 ●第3日 断層を横切る分水嶺 ●第4日 標高がそろう峠の不思議 ●第5日 分水嶺を越えられない ●第6日 匍匐前進する分水嶺 ●第7日 最大の難所の世羅台地 ●第8日 川は川を奪わない? ●第9日 分水嶺をつなぐのは谷中分水界 ■第2章分水嶺の謎 ●1 関門海峡の謎 本州で最も低かった分水嶺 ●2 谷中分水界は海峡だった ●3 隆起の原因は東西圧縮 ●4 中国地方は瀬戸内海だった ●5 謎の答えは地形が語ってくれる ●6 盛り上がり続ける中国山地 ●7 海から生まれた中国地方 ●8 分水嶺のあみだくじ ■おわりに――私の分水嶺 ■著者プロフィール 高橋雅紀(たかはし・まさき):地質学者(理学博士)。1990年、博士号取得。卒業研究以降の40年近く、日本列島の成り立ちを研究。2017年に「日本海溝移動説」を発表し、NHKスペシャル「列島誕生ジオ・ジャパン」で放映(2017年)。 NHK「ブラタモリ」に幾度となく出演し、人気を博している。
-
-【統計モデルの正しさを知るためにシミュレーションを活用しよう】 心理学における研究の最前線では、高度な数理統計モデルが利用されています。しかし、数学理論をもとにした抽象的な議論や統計の誤用のもととなる倫理的な指摘は実感を持って理解しにくく、具体的かつ直感的に理解するには工夫が必要です。 そこで本書は、数学的な仮定や理論を「目に見えて」「具体的な」ものとしてとらえるために、プログラミングによる数値シミュレーションを利用して解説します。数値シミュレーションによる解説の利点は2つ挙げられます。1つは抽象的な概念をイメージしやすいグラフに落とし込むことができます。もう1つは具体的に操作できる世界を与えることによって、パラメータが変わればどのような結果が導かれるのかが理解しやすくなることです。これによって、統計の基本となる確率分布の性質と使い方、統計モデルを誤用すると何が起きるか、実験に妥当なデータの量はどれくらいなのか、といった今押さえておきたい知識を1冊にまとめます。 ■こんな方におすすめ 統計を学んだはずなのに自信がない方、統計の実践にあたって不安のある方、統計に苦手意識のある方 ■目次 ●第1章 本書のねらい 1.1 はじめに 1.2 シミュレーションとは 1.3 シミュレーションでわかること 1.4 プログラミングをはじめよう 1.5 本書の構成 1.6 本書のねらいと使い方 ●第2章 プログラミングの基礎 2.1 言語の基礎 2.2 オブジェクトと変数の種類 2.3 関数をつくる 2.4 プログラミングの基礎 2.5 演習問題 ●第3章 乱数生成シミュレーションの基礎 3.1 確率変数と確率分布 3.2 確率分布の期待値と分散 3.3 乱数生成シミュレーションで確率分布を模倣する 3.4 任意の相関係数を持つ変数が従う確率分布 3.5 演習問題 ●第4章 母数の推定のシミュレーション 4.1 統計的推測の基礎 4.2 母平均の信頼区間 4.3 相関係数の標本分布と信頼区間 4.4 演習問題 ●第5章 統計的検定の論理とエラー確率のコントロール 5.1 統計的検定の論理 5.2 Rによる統計的検定の実際 5.3 エラー確率のシミュレーション 5.4 一元配置分散分析のデータ生成 5.5 反復測定分散分析のシミュレーション 5.6 演習問題 ●第6章 適切な検定のためのサンプルサイズ設計 6.1 統計的検定とQRPs 6.2 タイプⅡエラー確率のコントロールとサンプルサイズ設計 6.3 サンプルサイズ設計の実践 6.4 いろいろな検定におけるサンプルサイズ設計の実践 6.5 非心分布を使わないサンプルサイズ設計のシミュレーション 6.6 演習問題 ●第7章 回帰分析とシミュレーション 7.1 回帰分析と確率モデル 7.2 シミュレーションデータで統計指標の意味を理解する 7.3 回帰分析における仮定と注意点 7.4 発展的な課題 7.5 確率モデリングへ 7.6 演習問題 ■著者プロフィール 小杉考司:専修大学人間科学部、教授。博士(社会学)。専門は数理社会心理学。心理統計学のエッセンスと社会心理学・集団力学の両方を視野に入れた数理モデルの構築を目指す。主な著書として「言葉と数式で理解する多変量解析入門」(北大路書房)など。 紀ノ定保礼:静岡理工科大学情報学部 准教授。博士(人間科学)。研究領域は、認知心理学や社会心理学、人間工学、交通行動研究など。主な著書は「改訂2版 RユーザのためのRStudio[実践]入門ーtidyverseによるモダンな分析フローの世界ー」(技術評論社、2021)など。 清水裕士:関西学院大学社会学部 教授。博士(人間科学)。社会心理学、グループ・ダイナミックスが専門。また、フリーの統計ソフトウェアHADを開発している。主な著書は「社会心理学のための統計学」(誠真書房、2017)、「放送大学教材 心理学統計法」(放送大学教育振興会、2021)など。
-
3.02002年に初版,2009年に第2版を発売した名著「C言語によるPICプログラミング入門」が大幅リニューアルし「大全」として生まれ変わりました。CコンパイラはMicrochip Technology社純正のXC8に,統合開発環境もMPLAB X IDEに変更。さらに,GUI画面の操作で内蔵モジュール設定用の関数が自動的に生成される新プラグイン「MCC(MPLAB Code Configurator)」についても大きく取り上げています。 C言語でPICマイコンのプログラミングを始めたい方から,最新のPICマイコンの機能をとことん使い倒したい方まで,必ず役に立つ1冊です。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆数理最適化×数理モデル×データの力で最適な意思決定を導出する◆ 現代のビジネスシーンにおいて、データサイエンスの活用は競争優位性を確立するための鍵となっています。しかし、多くの企業が「データをどうビジネス価値に結びつけるか」という共通の課題に直面しています。特に、生成AIの進化により分析技術が身近になった今、データサイエンティストには単なる技術力以上に、「曖昧なビジネス課題を、データサイエンスで解決可能な具体的な問題へと的確に変換する能力」が強く求められています。 本書は、この重要な「問題変換能力」を養い、データに基づいた最適な意思決定を導くための実践的な指南書です。その核となるのが、著者が提案する「3ステップフレームワーク」です。このフレームワークは、複雑で捉えどころのないビジネス課題を前に、数理最適化、数理モデル、そしてデータの力を統合的に活用することで、具体的なアクションを導出するための体系的なアプローチを提示します。 ステップ1:ビジネス課題を数理最適化問題として定式化する 最初のステップでは、解決すべきビジネス課題を数理最適化問題として明確に定義します。具体的には、「何を最大化または最小化したいのか」、「そのためにどのようなアクションが取れるのか」、そして「守らなければならない条件は何か」を数式を用いて具体的に表現します。このプロセスを通じて、課題の核心が明らかになり、分析の方向性が定まります ステップ2:数理モデルを構築し、未知のパラメータをデータから推定する 次に、ステップ1で定式化した最適化問題を解くために不可欠な「アクションと成果の関係性」を明らかにします。多くの場合、この関係性は未知であるため、数理モデルを構築し、手元のデータを用いてモデル内の未知のパラメータを推定します。この際、分析対象のデータ生成過程に対するドメイン知識を活用し、分析者の仮説を数理モデルに反映させることで、現実に即した妥当性の高い推論を可能にします ステップ3:数理最適化問題を解いて最適なアクションを導出する 最後のステップでは、ステップ2で関係性が明らかになった数理最適化問題を実際に解くことで、ビジネス課題に対する最適なアクションを導出します。これにより、勘や経験だけに頼るのではなく、データに基づいた客観的で合理的な意思決定を行うことが可能になります 本書では、この3ステップフレームワークを、テレビCMの効果測定といった具体的なビジネス事例を通じて詳細に解説します。読者は、単なる理論学習に留まらず、実務の現場でどのようにフレームワークを適用し、具体的なビジネス価値を生み出していくのかを深く学ぶことができます。 データサイエンティスト、データアナリスト、機械学習エンジニア、そしてデータサイエンスをビジネス成果に繋げたいと考えるすべての人にとって、本書は課題解決のための強力な思考ツールとなるでしょう。 ■こんな方におすすめ - データサイエンティスト - データアナリスト - 機械学習エンジニア ■目次 はじめに 1章ビジネス課題を解決する技術 2章 マーケティングにデータサイエンスを導入する 3章 認知形成を数理モデリングする 4章 連続最適化で広告予算を配分する 5章 離散最適化で広告出稿番組を選択する ■著者プロフィール 森下光之助(もりした みつのすけ):REVISIO株式会社 執行役員CDO データ・テクノロジー本部長。東京大学大学院にて経済学修士号を取得後、データサイエンティストとして活動。現在はREVISIOにてデータ戦略の策定・実行を統括。データサイエンスの知見を活かした実践的なデータ活用を推進している。REVISIOでのデータ基盤移行プロジェクトはSnowflake社の「DATA DRIVERS AWARDS 2023」で最高賞を受賞。機械学習モデルの解釈性を扱った著書『機械学習を解釈する技術』は「ITエンジニア本大賞 2022」技術書部門ベスト3に選出された。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆新発売の「Pico 2 W」にも対応!◆ Raspberry Pi Pico W(ラズパイ Pico W)は今もっともホットな無線対応のマイコンボードです。安価で、Raspberry Pi 5などのミニLinuxマシンとは異なり、OS不要で、リアルタイム制御も得意です。またWi-Fi/Bluetooth/BLEにも対応していることから、無線通信を使った小型のIoTエッジ機器としては、現在発売されている様々なデバイスの中で最適・最強だと言えます。 本書では、ラズパイPico Wの使い方を、センサ・表示器・モータ・Wi-Fi/Bluetooth/BLE・IoT・SwitchBotなど豊富な例題で詳しく説明します。さらには、ブロックプログラミングでiPhone/Android対応のスマホアプリが作成できるMIT App Inventor2も組み合わせます。それぞれの強みを活かすことで、スマホアプリで操作できるIoTデバイスを簡単に作ることができます。ChatGPTと連携させたAI電子工作にも挑戦します。なお、なお本書の例題は、Pico 2 Wにも対応しています。 ■こんな方におすすめ ・電子工作で、Wi-Fi / Bluetoothを使ってみたい方 ・ラズパイPico W / 2Wをとことん使い倒したい方 ・iPhone / Androidのスマホアプリを気軽に作りたい方 ■目次 第1章 最高に面白い組み合わせ ──1-1 本書で製作する電子工作 第2章 Raspberry Pi Pico Wとは ──2-1 Raspberry Pi Pico Wの概要 ──2-2 プログラミング環境 MicroPython ──2-3 プログラミング環境 Arduino ──2-4 テストボードの製作 Basic Board ──2-5 テストボードの製作 IoT Board ──2-6 テストボードの製作 Pico Board 第3章 Raspberry Pi Pico Wの使い方 ──3-1 入出力ピンとGPIO割り込みの使い方 ──3-2 タイマと割り込みの使い方 ──3-3 時計(リアルタイムクロック)の使い方 ──3-4 I2C接続のセンサとprint文の使い方 ──3-5 I2C接続の表示器の使い方 ──3-6 アナログ出力センサの使い方 ──3-7 シリアル通信(UART)の使い方 ──3-8 SPI接続のカラーOLEDの使い方 ──3-9 ギヤードモータのPWM制御方法 ──3-10 RCサーボモータの制御方法 ──3-11 Wi-Fiの使い方 ──3-12 Bluetooth Classicの使い方 ──3-13 BLE通信の使い方 ──3-14 PIOとテープLEDの使い方 ──3-15 マルチコアの使い方 ──3-16 SwitchBotの使い方 第4章 MIT App Inventor2とは ──4-1 MIT App Inventor2とは ──4-2 MIT App Inventor2のシステム構成 ──4-3 MIT App Inventor2のアプリの作成手順 ──4-4 アプリのダウンロード方法 第5章 MIT App Inventor2の使い方 ──5-1 パレットとコンポーネント ──5-2 画面デザインの基本 ──5-3 ブロックプログラミングの基本 ──5-4 ユーザーインターフェース ──5-5 メディアのコンポーネント ──5-6 ドローイングとアニメーション ──5-7 地図 ──5-8 センサ ──5-9 チャート ──5-10 接続性 Bluetooth ──5-11 接続性 Bluetooth Classic ──5-12 接続性 BLE ──5-13 接続性 Wi-Fi通信とChatGPTo ──5-14 接続性 Wi-Fi IoTエッジ ──5-15 ストレージ 第6章 製作例 ──6-1 リモコンカーの製作 ──6-2 CO2モニタの製作 ──6-3 リチウム電池充電器の製作 ──6-4 植栽水やり器の製作 ──6-5 クイズマシンの製作 ──6-6 作詞マシンの製作
-
-◆ROS 2でロボットアプリケーションを開発しよう!◆ 本書は、2019年に刊行した「ROS2 ではじめよう 次世代ロボットプログラミング」の改訂版です。ロボット開発のためのミドルウェアROS 2の普及に伴い、改訂版ではROS 2に焦点を当てて、基本概念から応用、実践的な使用方法までを幅広くカバーしています。ROS 2の歴史と特徴、開発環境のセットアップ、基本機能と応用機能、C++やPythonを使ったプログラミング方法、主要なツールやパッケージの紹介、ROS 2のエコシステムなどについて解説します。さらに、実際のロボットハードウェアを使用した実践的なプログラミング例も紹介します。 ■こんな方におすすめ ・ロボットの開発に興味のあるエンジニア、ROS2からロボットプログラミングをはじめる方 ■目次 ●第1章 ・ROS の歴史 ・1-1 ROSの起源 ・1-2 OSRFからOSRAへ ・1-3 ROS 2の誕生 ・1-4 ROS 1とROS 2の違い ・1-5 内部アーキテクチャの変化 ・1-6 Data Distribution Service(DDS) ・1-7 DDS以外の通信プロトコルの選択肢Zenoh ・1-8 ROS 1からROS 2への移行状況 ●第2章 開発環境セットアップ ・2-1 Ubuntu 24.04 のインストール ・2-2 ROS 2 のインストール ・2-3 サンプルコードのセットアップ ●第3章 ROS 2 の基本機能 ・3-1 基本機能で学ぶこと ・3-2 ROS 2フロントエンドツールros2 ・3-3 ROS 2パッケージビルドツールcolcon ・3-4 トピック ・3-5 サービス ・3-6 アクション ・3-7 パラメータ ●第4章 ROS 2の応用機能 ・4-1 応用機能で学ぶこと ・4-2 コンポーネント指向プログラミング ・4-3 Launchシステム ・4-4 ライフサイクル ・4-5 Quality of Service(QoS) ・4-6 RMW実装の変更 ・4-7 セキュリティ ●第5章 Pythonクライアントライブラリrclpy ・5-1 ROS 2 のクライアントライブラリ ・5-2 パッケージ構成 ・5-3 トピック実装 ・5-4 サービス実装 ・5-5 アクション実装 ●第6章 ROS 2に対応したツール/パッケージ ・6-1 ROS 2への移行完了 ・6-2 データ記録・再生ツールrosbag2 ・6-3 データ可視化ツールRViz2 ・6-4 ナビゲーションパッケージNav2 ・6-5 動作計画パッケージMoveIt ・6-6 ロボット制御パッケージros2_control ●第7章 ROS 2エコシステム ・7-1 広がるROS 2 のエコシステム ・7-2 ロボットシミュレータGazebo ・7-3 フリート管理ソフトウェアOpen-RMF ・7-4 ROS 2 Webアプリケーション作成のためのRobot Web Tools ・7-5 組み込み向けROS 2実装mROS 2 ・7-6 自動運転ソフトウェアAutoware ・7-7 GPUアクセラレーションNVIDIA Isaac ROS ●第8章 実践ROS 2ロボットプログラミング ・8-1 センサーとロボットを使ったROS 2プログラミング ・8-2 Intel RealSense D455を使ったOpenCV/PCLプログラミング ・8-3 Preferred Robotics カチャカを使ったNav2ナビゲーション ・8-4 ROBOTIS OpenMANIPULATOR-Xを使ったMoveItマニピュレーション ●付録 ・A-1 Windows 11とWSL 2での開発環境セットアップ ・A-2 Dockerコンテナでの開発環境セットアップ ・A-3 サンプルコードのライセンス条項 ■著者プロフィール 近藤豊:株式会社ティアフォー エンジニア。仕事の合間にROSCon JPの運営委員とROSCon本家のプログラム委員を華麗にこなす自称ROSエヴァンジェリスト。趣味で始めたROSプログラミングが高じて、仕事でもROSを使ったロボットプログラミングに携わる。2013年、奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程を修了、博士(工学)。高専時代から現在に至るまで、人とロボットに何ができるかに興味を抱き続ける。2児の父。子どもの数だけ改版が進むかも?
-
-部品の知識,回路図の読み方,ブレッドボードの使い方,表面実装部品のはんだ付けの仕方,デジタルマルチメータの使い方,工作道具の使い方から,加工,製作まで詳しく解説しています。工作名人のテクニックとノウハウを満載した,実際に使うための「道具」としての書物です。電子工作の素がぎっしり詰まっています。 改訂版では,シングルボードコンピュータ,マイコンボードの中でも特に人気の,micro:bit,Arduino,Raspberry Piをとりあげ,使い方から活用方法,製作例まで詳しく解説してあります。 入門者にもやさしく,もちろんホビーユーザ,学生,エンジニアにも満足できる一冊です。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国内の理工系教育現場におけるプログラミング導入教育では、現在でもC言語が多く採用されています。また、組込み系の開発現場でもC言語は現役です。本書は、そのような環境に身をおく人のための、Raspberry Piによる電子工作の解説書です。 OSやプログラム開発環境のセットアップからGPIO、カメラモジュールなど各種制御方法、さらに自走ロボットのアクチュエータ制御まで、電子工作に必要なポイントをやさしく説明しています。必要なパーツの型番も記載しているので、自作しながら読み進められます。
-
-電子工作ファンに人気のマイコンArduino、そしてWiFiとBluetooth内蔵でネットワーク接続しやすいESP32。それらのマイコンでプログラムを組む際に使うのが「Arduino言語」です。 「電子工作は好きだけどプログラミングはよくわからない」あるいは「プログラミングの経験がある。それを活かして電子工作を楽しみたい」--そんなみなさまのための電子工作プログラミング入門が本書です。 ESP32とArduinoに両対応。電子工作を始めるために必要なものから、電子工作とプログラミングの関係、はじめてのプログラム作り、開発環境のインストールと、スタートから丁寧に解説します。 変数/制御構造/配列/関数/ライブラリと、確実にプログラミングの力をレベルアップしていき、実践編では「GPSロガー」「ラジコンカー」「環境計」の制作にチャレンジ。 プログラミングで、電子工作の楽しさと世界を広げましょう。 【本書で身につく知識】 ◎電子工作の始め方、Arduinoの開発環境の使い方 ◎変数、配列、ポインタ、条件分岐、繰り返しなどの必須構文 ◎関数を使ったデジタル/アナログの入出力制御、割り込み処理など ◎クラスとライブラリの使い方、作り方 ◎サーボモーターの制御、WiFi接続など目的ごとのライブラリの使い方 ◎GPSロガー、ラジコンカー、環境計の作り方 【本書で作って動かすもの】 ◆ログを収集してディスプレイに表示するGPSロガー →緯度/経度/日付/時刻/速度/標高のデータを記録してOLEDディスプレイにアウトプット ◆Bluetoothで通信、衝突防止機能付きのラジコンカー →パソコンやAndroidからコマンドを送ってコントロール。超音波センサーによる衝突防止機能付き ◆温度や空気の状態を知らせてくれる環境計 → 周囲の環境(温度/湿度/気圧/空気状態)をチェックして液晶ディスプレイに表示。Google Homeを使って空気の状態を音声で通知する機能も
-
-
-
4.0
-
3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※購入いただく際はご注意ください。こちらの電子書籍版には権利の都合上、234ページにあるエッシャーの図の掲載はございません。 ジェネラティブアートなどプログラミングで創る芸術作品が注目を集める昨今です。 本書では実際にジェネラティブアート作品を作成しながら,その発想の元となる,さまざまな数学の知識と視覚表現について学んでいきます。 本書を読めば,数学の知識を巧みに駆使した視覚表現の多様さに驚き,魅了されることでしょう。 数学の美術的側面をコンピューターを使って体感したい方,また,これまでアートに取り組んだことのないプログラマーの方にも,おすすめです。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は,高校数学全般をビジュアルな1冊に凝縮した,初学者向けの“高校数学大全”です。数IA,数IIB,数IIIだけでなく,行列も取り上げています。大判オールカラーの見やすい紙面,豊富な図解と例題,わかりやすい解説で,高校数学をひととおり学びたい人,学びなおしたい人に最適です。全158項目がすべて見開き単位になっているので,苦手な分野をチェックしたり,辞書がわりにさっと調べるのにも便利に使えます。また,各項目の最後には「まとめ問題」があり,プラスアルファの解答・解説をスマホで読むことができます。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 変形菌。それは,アメーバのごとく移動しながら微生物を食べる“動物的性質”,キノコのように子実体を形成して胞子で増える“菌類的性質”を併せもつ,とても奇妙な生物。じみーに動き回って狩りをしているのに,ある日ひっそりキノコ化して佇む。。。この“わけのわからない”生態だけでも惹かれるのに,さらに魅力的なことが!変形菌がつくる子実体が,言い表すことができない素晴らしさ!!たった一つの細胞からできたと思えない,複雑な構造。丸いもの,円柱系,網の目,ひだひだ……多種多様な形。そして,赤,白,青,黄……果てはメタリックな金属光沢を放つ多様な色彩。これほど不思議あふれる変形菌とは,一体どんなものなのか?本書は,そんな変形菌の魅力を1冊に凝縮。多種多様な変形菌を,1種1種丁寧に撮り下ろし。魅力ある変形菌の姿に,大判で迫力ある美しい写真で迫ります。変形菌の美しさにふれたい初心者はもとより,ドップリはまった愛好家にも大いにご満足いただける大人向けビジュアル図鑑。変形菌が放つ不思議な世界を,存分にご堪能ください。
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 電気電子材料の範囲は,電子材料から半導体材料,磁気材料,電気絶縁材料など非常に広範囲にわたります。本書は,電気電子材料の物性からはじまり,導電材料と半導体材料の物性や基本特性,コンデンサなどに使用される誘電材料,磁気材料の磁気特性,熱電変換材料の基本特性と二次電池やキャパシタに使用される蓄電材料,トランジスタなどの電気電子デバイス,最後に材料評価について説明します。各章には,本書のコンセプトである例題と解答を随所に入れ,本文の理解を含めるように工夫しています。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベイズ統計が注目されています。MCMCという柔軟なアルゴリズムによって,あまり考えなくてもいろいろな問題が簡単に解けてしまうように宣伝されていることが一因かもしれません。しかし,その計算の背後にある原理は忘れ去られがちです。また,簡単な問題なら,誤差の大きいMCMCを使わなくても,Rの一般的な関数だけで計算できます。そのような簡単な問題を簡単なRの命令を使っていくつも解きながら,ベイズ統計の考え方の基本と,従来の方法との結果の違いを,詳しく解説しています。最後の章でMCMCを扱いますが,ここでもブラックボックスとしてではなくRの簡単なコードで実際に計算して仕組みを理解できるようにしています。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆数学はまさにアートそのもの!と実感できる1冊です。◆ 本書では、数学の魅力を切絵を切り口にご紹介します。切り絵は、岡本健太郎先生が実際に作成された作品です。数式から得られた図形を地道に切り抜いていくと、あっと驚くきれいな作品ができあがるのです。そのようにできた切り絵を何層にも重ね、背景の色のバランスまで考え抜かれて構成された作品はアートそのものです。奥行が現れる点も切り絵ならではの特長で、それによりフラクタルやトポロジーなどをより具体的に観察することができます。各作品には丁寧な数学の解説を付けます。切り絵の美しさだけではなく、数学のいろいろな姿を存分に堪能できる1冊です。まるで美術館にいるような感覚に浸ってしまうでしょう。 ■こんな方におすすめ ・切り絵数学、折り紙数学、幾何学などが好きな人 ■目次 ●第1章 数の構造とその美しさ ・1.1 糸掛け曼荼羅 ・1.2 カラビ・ヤウ多様体 ●第2章 繰り返し模様と折り紙の美しさ ・2.1 タイリング ・2.2 折り紙と数学 ・2.3 イスラム幾何学 ●第3章 フラクタルの美しさ ・3.1 平面のフラクタル ・3.2 立体のフラクタル ●第4章 3次元の美しさ ・4.1 立体図形と緻密な模様 ・4.2 立体図形の変形 ・4.3 4次元の可視化 ●第5章 その他のモチーフ ■著者プロフィール 岡本健太郎(おかもとけんたろう):1990年生まれ。山口県下関市出身。九州大学理学数学科卒業。同大学院数理学府博士後期課程修了。博士(数理学)。現在、和から株式会社の数学講師を務める。数学教育に力を入れており、「楽しめる授業」をモット に学生から社会人まで幅広く授業を展開。また、数学を使ったアート活動(切り絵)を通して、数学の有用性だけでなく美しさや魅力について積極的に発信。著書に『アートで魅せる数学の世界』(2023年度日本数学会出版賞受賞)がある。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13079-4)も合わせてご覧ください。 アニメーション,シミュレータを動かして,メカニズムの動きと基本を学ぶことができる初学者のための入門書です。視覚的にメカニズムの動きを体験できるのでわかりやすく,また豊富な図解と丁寧かつ詳しい解説により学習のポイント,基礎知識が理解できるようになっています。 増補改訂版では,ハードウェア環境に依存しないWebブラウザ上で動作するJavaScript+Canvasでアニメーション,シミュレータの作成を行いました。Canvasは強力な図形処理能力を内蔵しており,アニメーションにおいてはリアルで細かい箇所も観察できます。シミュレーションでの解説においては,設定を変えての動きの変化,違いを目で見ることができるので,従来数式での理解にとどまっていた動作を体感・理解することができます。また実際の開発の手助けとなる基本知識が盛り込まれているので,読者がパラメータを自由に設定し,目的とする動作を試すことができます。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学の実験,実習でPLC(programmable logic controller)を使用した制御実験を取り入れたり,検討していたりしている学校が増えてきています(今後期待される実験テーマです)。メカトロ制御,メカトロニクスは,大学講義の必須の1つですが,範囲が広いので,リレーシーケンスを中心にした科目,メカトロニクスを中心にした科目,両方をリンクさせた科目で展開しているのが現状です。本書は,例題を随所に入れて,いずれの場合でも使用できる内容で構成されています。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現在最も利用されているプログラミング言語「JavaScript」。Webページで目にすることも多く,一見すると親しみやすく見えますが,実は,きちんと理解するのがとても大変な言語です。本書では,通常の入門書では無視されてしまいがちな「重要なJavaScriptの概念や仕様」を一切省かず,イラストやサンプルを使ってていねいに解説することで,プログラミング初心者が躓きがちな文法や機能を「知識」としてしっかり吸収できる工夫をしています。はじめてプログラミングを学ぶ人だけでなく,これまでに何度もつまずき,挫折してきた方の再チャレンジにもお勧めの一冊です!
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆細菌たちが教えてくれる体のヒミツ!◆ 地球上で最もいろいろな場所で暮らしている生物、それが「細菌」。私たちの身の周りにもたくさんいる……どころか、私たちの体にもいっぱい暮らしています。 それにしても、彼らはなにゆえわざわざ人体に暮らしているのでしょう? 人体で暮らしながら、いったい何をしているのでしょう? 人体で暮らす細菌についてもっとよく知ってほしい・・・・・・ということで生まれたのが『ミクロ探検隊! からだの中の細菌ワールド』です。 この本は、ヒトの体で生きている“細菌”に注目。私たちの体を「口」「胃」「腸」「腸管免疫」「皮ふ」「その他の部位」に切り分けて、それぞれの部位における細菌の働きを、コミカルなイラストとともにわかりやすく解説。 「なんでわざわざ人体にいるんだろう?」 「善玉菌と悪玉菌ってなに?」 「大腸菌って大腸で暮らす菌のこと?」 「表在細菌ってどんな菌?」 わかっているようでわからないこんな疑問も、細菌を見つめ直すと、とってもよくわかります。人体で繰り広げられるミクロ世界を、存分にお楽しみください。 ■こんな方におすすめ ・人体にいる細菌に関心のある方 ・細菌はヒトの体で何をしているのか興味のある方 ■目次 1. 「口というすみか」 消化器の旅の始まり 2. 「胃というすみか」 過酷な環境 3. 「腸というすみか」 消化吸収と腸内細菌の関係 4. 「腸管免疫」 ヒトの健康と常在菌の関わり 5. 「皮ふというすみか」 物や空気に触れる場所 6. 「その他のすみか」 目・耳・咽頭・気管など ■著者プロフィール (監修者)植松 智(うえまつ・さとし):1997 年、大阪市立大学医学部 卒業。大阪公立大学 大学院医学研究科・医学部・ゲノム免疫学 教授、東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター メタゲノム医学 特任教授。腸内の細菌やファージと腸管免疫応答の関係を解析して、新しい治療法につなげる研究を行っている。 (イラストレーター)THE ROCKET GOLD STAR(ザ・ロケット・ゴールド・スター):大阪芸術大学 美術学科卒業。あたたかみのある手描きのイラストと、見る人の心に残る独創的なデザインで幅広く活動。キャラクターデザインから広告、絵本、アニメーション、教育・公共ビジュアルまで、、多岐にわたる分野で作品を手掛ける。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆世界は「素粒子」でできている! ふしぎでワクワク、宇宙と万物の大冒険へ!◆ 素粒子たちと一緒に、万物の根源と宇宙の歴史を学ぼう! 可愛らしくて、ちょっぴり不思議な素粒子たちが、身をもってやさしく解説! 138億年の宇宙のドラマに触れるうちに、世界の成り立ちがどんどん面白くなるでしょう。素粒子と宇宙の最先端に触れておけば、日常の見え方も、きっと変わるはず。知的好奇心を刺激したいあなたに、おすすめのイラスト図鑑です。 ■こんな方におすすめ - 宇宙のふしぎやこの世界の成り立ちに思いをはせる、子供から大人まで - 素粒子に関するニュースが気になっていた方 ■目次 ●第1章 素粒子ってなに? ・1-1 わたしたちは素粒子でできている ・1-2 クォークとレプトンは物質をつくる ・1-3 粒子と反粒子 ・1-4 ゲージ粒子は力を伝える ・1-5 スピンは性格? ボソンとフェルミオン ・1-6 ヒッグス粒子と質量 ・1-7 標準模型は素粒子の基本 ・1-8 一般相対性理論と重力波 ●第2章 素粒子がつくる宇宙の歴史 ・2-1 宇宙、138億年の歴史 ・2-2 宇宙の歴史を知りたいなら遠くを見よう ・2-3 宇宙と素粒子の歴史 ・2-4 空から素粒子がとんでくる! ●第3章 素粒子のわからないこと ・3-1 わかったけどわからない? ニュートリノ ・3-2 あるけどみえない? ダークマターとダークエネルギー ・3-3 どうして世界には物質だけが残った? ・3-4 SUSYの魔法? 超対称性粒子 ・3-5 力はひとつ? 大統一理論、万物の理論 ・3-6 陽子が壊れる? 陽子崩壊 ・3-7 ひもがすべてを解決? 超弦理論 ・3-8 たくさんの宇宙、マルチバース ●第4章 素粒子で実験しよう! ・4-1 素粒子を見つける! ・4-2 加速器でつくる! ・4-3 光や電子をとらえる検出装置たち ・4-4 陽子と陽子をぶつける! LHC ・4-5 陽子パンチでマルチに活躍! J-PARC ・4-6 電子と陽電子をぶつける! SuperKEKBとBelle II ・4-7 ニュートリノ! スーパーカミオカンデ ・4-8 T2KからT2H、ハイパーカミオカンデ計画 ・4-9 南極で探そう! IceCubeニュートリノ観測実験 ・4-10 レプトンフレーバーは破れる? MEG II、COMET ・4-11 ニュートリノと反ニュートリノは同じもの? KamLAND-Zen ・4-12 ダークマターの直接探索! XENON、NEWAGE、NEWSdm ・4-13 ガンマ線でダークマターの間接探索! CTAO ・4-14 宇宙の果てに物理を見る! CMB偏光観測実験 ・4-15 重力波で宇宙を眺める! LIGO、VIRGO、KAGRA、そしてLISA、DECIGO ・4-16 ヒッグスのその先へ! ILC ■著者プロフィール 秋本 祐希(あきもと ゆうき):博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科 博士課程修了。専門は素粒子実験。現在はデザイン関係の仕事をするかたわら、もっと素粒子を好きになってもらうためにイラストやマンガを使った素粒子物理学を解説するwebサイト「HiggsTan(ひっぐすたん)」を運営中。
-
3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆カーボンニュートラルを実現するための鍵となる熱エネルギー利用技術がくわしくわかる!◆ 熱エネルギーは工場などの排熱や、太陽熱・地熱などをエネルギーとして利用するため、再生可能エネルギーにも位置づけられ、大幅なCO2排出量の削減が期待されています。本書では、好評既刊の「図解でわかるカーボンリサイクル」等を執筆したエネルギー総合工学研究所の国の政策に精通する著者陣が、国内外を含めた産業のみならず経済を踏まえた上で熱利用の現状、最新技術について解説します。 ■目次 第1章 カーボンニュートラルの鍵を握る熱エネルギー ・1.1 カーボンニュートラルに向けた世界の動向 ・1.2 熱エネルギーとカーボンニュートラルの関係について ・1.3 熱エネルギーのカーボンニュートラル化 ・1.4 世界のエネルギー利活用動向 ・1.5 世界の部門別のエネルギー需要 ・1.6 世界の産業で利活用される熱エネルギー 第2章 日本の熱エネルギー需要と供給 ・2.1 日本のエネルギーの利用状況 ・2.2 日本の未利用熱の現状 ・2.3 日本の省エネルギーの状況 ・2.4 未利用熱を有効利用する 第3章 カーボンニュートラル社会の熱利用技術 ・3.1 産業分野で使用される熱利用技術 ・3.2 熱供給に必要な技術 ・3.3 熱利用技術の運用 ・3.4 国による熱利用の研究開発 第4章 熱をつくる・変換する技術 ・4.1 熱のもとになる投入エネルギー ・4.2 熱利用機器の種類 ・4.3 排熱の利用 ・4.4 熱利用機器の課題 第5章 熱を貯める・運ぶ技術 ・5.1 熱を貯める蓄熱方式の種類 ・5.2 サーモクライン蓄熱:固体顕熱蓄熱の仕組み ・5.3 そのほかの蓄熱技術 ・5.4 熱を運ぶ技術 第6章 熱を管理する技術 ・6.1 熱を管理する技術とは ・6.2 エネルギーマネジメントとは ・6.3 熱のEMS技術の特徴 ・6.4 熱のEMS技術の導入事例 第7章 ZEBとZEHの熱利用技術 ・7.1 民生部門でのエネルギーの使われ方 ・7.2 省エネを実現するZEBとZEH ・7.3 ZEBとZEHの認証制度 ・7.4 ZEBとZEHの導入目標と進捗状況 ・7.5 ZEBとZEHの技術開発の方向性 ・7.6 カーボンニュートラルを目指したZEBとZEH 第8章 熱の複合システム ・8.1 地域熱供給の熱供給事業 ・8.2 熱供給事業法の対象外になる建物の法的解釈 ・8.3 熱の面的利用に合わせた分散型エネルギーの必要性 ・8.4 熱供給システムの具体例 ・8.5 国内の熱供給システムの最新事例 ・8.6 ドイツのシュタットベルケに学ぶ地域分散型発電 ・8.7 地域熱供給の変遷 ・8.8 2030年に向けた熱供給の在り方 ・8.9 熱供給事業の課題と将来展望 第9章 石油化学コンビナートの熱を連携する技術 ・9.1 コンビナート熱の有効利用 ・9.2 熱エネルギーの削減余地の把握 ・9.3 コンビナート熱を有効利用するための最新技術 第10章 熱の利活用に関する業界の取り組み ・10.1 産業部門のエネルギー起源CO2 排出量 ・10.2 鉄鋼業界のCO2 排出量を減らす取り組み ・10.3 化学工業界のCO2 排出量を減らす取り組み ・10.4 自動車業界のCO2 排出量を減らす取り組み ・10.5 セメント業界のCO2 排出量を減らす取り組み ・10.6 製紙業界のCO2 排出量を減らす取り組み 第11章 熱エネルギー技術の今後の展望 ・11.1 日本のエネルギー利用状況 ・11.2 企業・事務所部門の熱エネルギーのカーボンニュートラル化 ・11.3 カーボンニュートラルを見据えた省エネルギー対策 ・11.4 今後期待される熱利用の技術開発 ・11.5 カーボンニュートラル化に必要な熱エネルギー ・11.6 カーボンニュートラル実現のための熱エネルギー施策提言 ■著者プロフィール 一般財団法人エネルギー総合工学研究所:国のエネルギー技術戦略策定や、さまざまなエネルギー分野の調査研究を受託。再生可能エネルギー、カーボンリサイクル、カーボンニュートラルなど、脱炭素エネルギーシステム分野での最先端の情報を有する。既刊:「図解でわかるカーボンリサイクル」「図解でわかるカーボンニュートラル」「図解でわかる再生可能エネルギー×電力システム」他
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆古生物の研究にぐりぐり迫る図鑑!◆ 「古生物」の“研究の歴史”をを履歴書的に紹介する、今までにない図鑑の登場です。 今では広く知られるようになった古生物も、発見されて研究が進み、世に公開されるまでには、いろいろなドラマがありました。たとえばアノマロカリス。アノマロカリス自身が初めて見つかったのは、実は19世紀。そこからいろいろな経緯・研究を経て、現在の姿に至るまでにかかった時間は約130年。その裏側にはいろいろなドラマが隠されていたりします。そうしたドラマを、イラストを交えながら分かりやすく解説。「最初の発見はこんな感じだったんだ」「発見当時はこんな風な生物と考えられていたのか」「戦後のドサクサで、化石が行方不明になっていたんだ」などなど、古生物が世に知られるまでのドラマをひとつずつ紐解きつつ、最新の見地における古生物の正体を紹介していきます。 図鑑を見るだけではわからない、古生物に隠された裏の世界。古生物に秘められたドラマをお楽しみください。 ■こんな方におすすめ ・古生物に興味のある小学校中学年以上の方 ・恐竜などの研究について興味のある方 ■目次 ●序章 ・古生物ってなに? ・履歴に注目! 古生物は研究史が面白い ・一芸に注目! 古生物は“特殊な生き様”が面白い ・家系に注目! 古生物は“進化の系譜”が面白い ・地質年代表 ●第1章 古生代 ・No. 1 生命史上初の“覇者” アノマロカリス ・No. 2 業界騒然の五つ眼生物 オパビニア ・No. 3 あし? トゲ? 頭? 尾? ハルキゲニア ・No. 4 三葉虫界のNo.1スイマー ハイポディクラノタス ・No. 5 1列になって大行進 アンピクス ・No. 6 360度視界良好! エルベノチレ ・No. 7 明るい海の支配者 プテリゴトゥス ・No. 8 暗い海の支配者 アクチラムス ・No. 9 頭守って、しり……? ダンクルオステウス ・No.10 謎が渦巻く螺旋の化石 ヘリコプリオン ・No.11 腕をもったサカナ ティクターリク ・No.12 大きな帆で体温調整 ディメトロドン ・No.13 初めて“飛んだ”爬虫類 ウェイゲルティサウルス ・No.14 研究者泣かせの怪物 ツリモンストラム ●第2章 中生代 ・No.15 旅するウミユリ セイロクリヌス ・No.16 恐竜時代の長大なカキ コンボウガキ ・No.17 この異常、異常にあらず ニッポニテス ・No.18 塔からS字へ プラヴィトセラス ・No.19 三畳紀の“ハンマーヘッド” アトポデンタトゥス ・No.20 大きな帆の狩猟者 スピノサウルス ・No.21 「恐ろしい手」の主 デイノケイルス ・No.22 肉食恐竜の帝王 ティラノサウルス ・No.23 中生代に色をつけた化石 アーケオプテリクス ・No.24 飛べない? 大型翼竜 ケツァルコアトルス ・No.25 中生代の最恐海棲爬虫類 モササウルス ・No.26 日本初のモササウルス エゾミカサリュウ ●第3章 新生代 ・No.27 防御は最大の武器!? タカハシホタテ ・No.28 謎多き日本の奇獣 デスモスチルス ・No.29 氷河時代の“新型”ゾウ ケナガマンモス ・No.30 島国適応の小型ゾウ アケボノゾウ ・No.31 “ウルフ”だけど…… ダイアウルフ ■プロフィール ●著者―土屋 健:サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員。日本古生物学会員。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、2012年より現職。2019年にサイエンスライターとして初の日本古生物学会貢献賞を受賞。著作多数。近著に『古生物動物園のつくり方』『古生物水族館のつくり方』(ともに技術評論社)など。 ●監修者―芝原 暁彦:古生物学者。博士(理学)。地球科学可視化技術研究所所長。福井県立大学客員教授。博士号を取得後は(国研)産業技術総合研究所の地質標本館で地球科学の可視化技術に関する研究に従事。2016年に「地球科学可視化技術研究所」を設立。「未来の博物館」を創出するための研究を続けている。また「ウルトラマンアーク」などの科学考証を行う。著書多数。 ●イラストレーター―土屋 香:金沢大学大学院自然科学研究科で修士号(地質学、古生物学)を取得。古生物を中心にイラストを描く。インターネットショップ「恐竜・化石グッズの専門店 ふぉっしる」で古生物関連グッズを販売している。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【世界自然遺産が伝える 地球の魅力を再発見できる図鑑!】 近年の地球環境の変化や災害の多様化により、地球そのものの成り立ちに関心が高まっています。世界自然遺産は、景観の美しさはさることながら、地形や地質、生物多様性など、地球がこれまで辿ってきた歴史を伝える貴重な場所でもあります。 本書では、46億年におよぶ地球が辿ってきた歴史から、重大な40のイベントを取り上げ、世界自然遺産に刻まれる地球の成り立ちを写真やイラストで解説。著者の古儀さんが実際に足を運び、調査した地球の奥深さ、魅力についてまとめた貴重な1冊です。 ■目次 ●第1部 地球のいとなみ ・第1章 プレートテクトニクス 01 海洋プレートが生まれる中央海嶺 02 海洋プレートが衝突して沈み込む火山帯 03 プレートがすれ違うトランスフォーム断層 04 火山活動が活発なホットスポット 05 プレートテクトニクス理論の発展 ・第2章 大陸の衝突と分裂 06 大陸どうしの衝突 07 大地を引き裂く大陸衝突 08 大陸が分裂する東アフリカ地層帯 09 大陸が分裂するバイカル地溝帯 10 大陸分裂の爪痕が残る降水玄武岩 ・第3章 生物の進化 11 進化論を生み出した島 12 植物の多様な進化が見られる植物地域 ●第2部 地球の歴史 ・第4章 先カンブリア時代 13 隕石衝突と原始地球の誕生【冥王代・原生代】 14 地球初期の情報を留める山脈【太古代】 15 酸素の発生【太古代】 16 地球史の博物館といえるグランドキャニオン【原生代~古生代】 17 太古の大山脈と山麓堆積物【原生代】 18 単細胞生物から大型多細胞生物への転換【原生代】 ・第5章 古生代 19 進化のビッグバン【カンブリア紀】 20 生き物の多様化―大量絶滅1【オルドビス紀】 21 植物の上陸と古大西洋の消滅【シルル紀】 22 動物の上陸―大量絶滅2【デボン紀】 23 巨木と森の爬虫類の出現【石炭紀】 24 超大陸パンゲアの誕生とサンゴの海【ペルム紀】 25 超巨大噴火と生命絶滅の危機―大量絶滅3【ペルム紀】 ・第6章 中生代 26 恐竜の登場―大量絶滅4【三畳紀】 27 中生代の姿を留めるギアナ高地【三畳紀~】 28 恐竜・裸子植物の繁栄と哺乳類の登場【ジュラ紀】 29 花崗岩の形成と山の多様性【白亜紀~】 30 世界最古の砂漠の誕生【白亜紀】 31 巨大隕石の衝突と恐竜の絶滅―大量絶滅5【白亜紀】 ・第7章 新生代 32 哺乳類時代の幕開け【古第三紀】 33 新期造山帯(大山脈)の形成【古第三紀~第四紀】 34 海へ戻った哺乳類(クジラ)【古第三紀】 35 地中海の消滅と再生【新第三紀】 36 人類の誕生と進化【第四紀】 37 氷河時代の襲来【第四紀】 38 超巨大噴火―人類への脅威【第四紀】 39 ホモサピエンスの登場【第四紀】 40 氷河とアイソスタシー【第四紀】 ■著者プロフィール ●著者-古儀 君男(こぎ きみお):ジオサイエンス・ライター。1951年生まれ。元京都府立高等学校教諭。金沢大学大学院理学研究科修士課程修了。専攻は地質学、火山学。世界各地の自然遺産や地質の名所を訪ね歩き、地質や地震・火山などについての市民学習会を行うなど「地学」の普及に努める。著書に『核のゴミ~「地層処分」は10万年の安全を保証できるか?!』(合同出版)、『地球ウォッチング2~世界自然遺産見て歩き』(本の泉社)、『火山と原発』(岩波ブックレット)、『地球ウォッチング~地球の成り立ち見て歩き』(新日本出版社)、『新・京都自然紀行』(共著、人文書院)、『京都自然紀行』(共著、人文書院)などがある。 ●監修者-竹内 章(たけうち あきら):1950年生まれ。大阪市立大学大学院理研究科博士課程単位修得退学。理学博士(地質学)。有人潜水船「しんかい6500」を用いた深海底調査をはじめ、海陸の地殻変動と防災に関する調査研究に携わる。著書に、『アジアの変動帯』(海文堂出版)、『火山とプレートテクトニクス』(東京大学出版会)、『海の力』(角川書店)、『地形の事典』(朝倉書店)、学術論文に『北陸の地体構造と地震・地震災害』(地盤工学会誌)、『地質構造から見た富山湾と北アルプス』(ビオストーリー)、『富山トラフおよび周辺海域のネオテクトニクス』(地質学雑誌)などがある。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【作品を見て、文章を読んで、心ゆくまで“数学デッサン”を鑑賞!】 数学で扱うかたちをモチーフにデッサンを描く“数学デッサン”を、手にとって鑑賞しやすい1冊にまとめました。それぞれの作品には著者のエッセイが添えられ、作品を見て、文章を読んで、心ゆくまで数学デッサンが鑑賞できます。数学とアートが重なるとどういう感じになるのだろうと興味を持たれた方や、前著『数学デッサン教室』を読んでもっと作品を見てみたいと思われた方などに、広くおすすめです。 ■こんな方におすすめ ・数学とアートの重なり合いに興味のある方 ■目次 ■第1部 多面体 正多面体 半正多面体 星形多面体 5つの正四面体による複合多面体 一様多面体 空間充填多面体 双曲空間と正多面体 正二十面体の変化形 マゾッキオ ■第2部 曲線と曲面 回転面 トーラス アステロイドトーラス バラ曲線 アルキメデスの螺旋でできるかたち 対数螺旋でできるかたち ペルコ対 セパタクローのボールと絡み目 メビウスの帯とクラインの壺 ■第3部 心躍るかたち メンガーのスポンジ 立体版のコッホ雪片 ローレンツアトラクタ カタランの極小曲面 ルーローの四面体 ソディの6球連鎖 クエン曲面 ■著者プロフィール 瑞慶山 香佳(ずけやま よしか):美術作家。数学で扱うかたちを鉛筆や色鉛筆で描く“数学デッサン”や、数学をモチーフにした作品を制作。著書『数学デッサン教室 描いて楽しむ数学のかたち』(技術評論社)。
-
3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【持続可能な再生可能エネルギー技術、再エネ電力の電力システム構築の実践方法がよくわかる!】 太陽光、洋上風力、揚水発電、バイオマス、地熱発電など、最近よく聞くようになりました。エネルギー不足の日本で脱炭素、カーボンニュートラルを達成するためには、持続可能な再生可能エネルギーの役割も無視できません。ただ、再生可能エネルギーを実際に現在のインフラにどのように組み込んでいくのかも課題です。本書では、再生可能エネルギーを大量導入するための仕組み、必要になる技術を紹介し、既存の電力システムに組み込むためには何が必要なのかを示しています。再生可能エネルギーの実効性のある実践方法について著者陣が詳しく解説します。 ■目次 第1章 再生可能エネルギーの導入・拡大の意義 1.1 地球温暖化対策の必要性 1.2 エネルギー政策の基本方針 1.3 再生可能エネルギーのメリットとデメリット 1.4 日本のエネルギー政策 1.5 日本の再生可能エネルギーの歴史 1.6 再生可能エネルギーと地域共生との在り方について 第2章 再生可能エネルギー導入・拡大の現状 2.1 日本のエネルギー構成 2.2 日本の再生可能エネルギーの導入実績とこれからの計画 2.3 再生可能エネルギーの導入・拡大の施策や取り組み 2.4 再生可能エネルギー電力の環境価値と市場 2.5 海外の再生可能エネルギーの導入施策と現状 ……ほか 第3章 再生可能エネルギー技術のそれぞれの状況 3.1 太陽光発電:太陽エネルギーを利用する発電システム 3.2 太陽光発電:日本と世界の太陽光発電の導入状況 3.3 太陽光発電:出力特性と出力制御 3.4 風力発電:風力をエネルギーに変えるメカニズム 3.5 風力発電:風力発電機の種類や発電コスト 3.6 風力発電:送電方法 3.7 風力発電:課題と解決の方向性 3.8 水力発電:水力発電の仕組みと現状 3.9 水力発電:カーボンニュートラル達成に向けた水力発電の貢献度 3.10 バイオマス発電:有機資源で発電するエネルギー 3.11 バイオマス発電:バイオマスのエネルギーシステム 3.12 バイオマス発電:これまでの導入実績とこれからの導入計画 3.13 バイオマス発電:多様なバイオマスと政策の動向 3.14 バイオマス発電:課題と解決の方向性 3.15 地熱発電:地熱と地熱発電の仕組み ……ほか 第4章 変革が進む電力システム 4.1 電力システムの発展の歴史 4.2 日本の電力系統 4.3 ヨーロッパの電力系統 4.4 日本の電気事業体制 4.5 電力自由化・電力システム改革の進展 4.6 世界の電力自由化の状況 4.7 日本の電力関連の取引市場 4.8 電力関連の取引市場の仕組み ……ほか 第5章 再生可能エネルギーはなぜ簡単に増やせないのか 5.1 再生可能エネルギーの電力システム導入への課題 5.2 変動性再生可能エネルギーの電力系統連系時の電力品質 5.3 変動性再生可能エネルギーの大量導入時の課題 5.4 再生可能エネルギー送電容量の確保の課題 5.5 日本版コネクト&マネージ 5.6 メリットオーダーと再給電方式 5.7 再生可能エネルギーの出力変動への対応:調整力の確保 5.8 再生可能エネルギー特有の制御方式:出力制御 5.9 再生可能エネルギー供給の新たな調整力 5.10 電力システムの安定性の確保 ……ほか 第6章 再生可能エネルギーと蓄エネルギーのシステム構築 6.1 蓄エネルギー技術の必要性と種類 6.2 定置用蓄電池の必要性 6.3 定置用蓄電池の国の政策と検討 6.4 定置用蓄電池の用途と今後の展開 6.5 水電解技術で製造した水素による蓄エネルギー 6.6 水素・アンモニアのクリーン燃料としての用途 6.7 電力供給安定化に期待される蓄熱発電 ……ほか 第7章 エネルギーの地産地消 7.1 地産地消に向けた地域の事業者の取り組み 7.2 地域マイクログリッドの可能性 7.3 電気自動車の活用 7.4 電気自動車の普及に向けた課題 ……ほか ■著者プロフィール 一般財団法人エネルギー総合工学研究所:国のエネルギー技術戦略策定や、さまざまなエネルギー分野の調査研究を受託。脱炭素エネルギーシステム分野での最先端の情報を有する。既刊:「図解でわかるカーボンリサイクル」「図解でわかるカーボンニュートラル」他
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13019-0)も合わせてご覧ください。 本書は,統計学の基本的なキーワードをもとに,日常の例を交えながら解説していきます。各節ごとに演習問題があるので,問題を解きながら理解していくことができます。また,付録でExcelを使った実践についても解説しています。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「数学はアート」ととらえ,「魅せる」数学をとことん紹介していきます。まず,私達の身の回りにある折り紙の歴史から簡単に紹介します。折り紙は数学の幾何的な説明を理解するにはとっておきの題材です。数学の研究分野として「折り紙数理」が存在するほどです。実際に「折り紙を5等分できるか」「折りたたまれたときにできる折り線の特徴」「折り鶴の自由度」,ミウラ折りのきっかけやヨシムラパターンの解説などを行い体感,感動しながら読み進めることができます。 後半では,パターンや平面に敷き詰められた「模様」をご紹介します。折り紙はいわば「鏡反射」の幾何学です。平面タイル張りに関する数学(群論)によってエッシャーのタイル張りの模様をExcelで実際に描いていきます。切り絵では,数学的でかつ芸術的な世界を堪能できます。 そしてストリング・アートではExcelを使って,形を自由に変形して楽しむことができます。 驚くほど美しくきれいな図形が実はExcelで描けるのです。ぜひ実際に試してみてください。
-
3.82020年10月の菅総理の所信表明演説で「2050年までにカーボンニュートラル,脱炭素」を宣言,今年4月の気候変動サミットで温室効果ガス46%削減を表明したことにより,エネルギー事業の方向転換を迫られています。 その中でも最重要なカーボンニュートラルとは何か? 水素・再生可能エネルギーを活用するなどCO2(二酸化炭素)の排出量を極限まで抑え,カーボンリサイクルで排出されるCO2を循環させるなど,排出量を実質ゼロにするクリーンエネルギーシステムです。 世界が水素や再生可能エネルギーなどのグリーンエネルギーに舵を切る中,遅れをとっている現在の日本のエネルギー動向を踏まえ,カーボンニュートラルを実現するために必要な技術,これから具体的に何をしなければならないのかを国のエネルギー技術戦略策定や,さまざまなエネルギー分野の調査研究を受託するエネルギー総合工学研究所の博士たちがわかりやすく解説します。 既刊の「図解でわかるカーボンリサイクル」もあわせて読むことで一層,理解が深まります。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【植物の下にはこんな世界が広がっているの!?】 毎日見かける木や草。葉や枝が繁ってとってもキレイです。その木や草の下、地面の中って気になりませんか?根っこって、地面の中でどんな形をしているのでしょう?実は、根っこの形、それはそれは千差万別。思った以上に意外な形をしています。 とくに樹木は、その重さの約30%が地面の中。けっこうな部分が「根っこ」として埋まっているんですね。そんな地中の世界にフォーカスを当てるのが『ずかん 根っこ』。研究が難しいためにネットでもほとんど情報がない植物の根っこ。そんな根っこたちが繰り広げるディープな世界をお届けします。 本書を見ると、木や草に対する印象ががらりと変わりますよ。 ■目次 この本の使い方 はじめに ■1章 根っこってなんだ? 植物の進化と根っこの関係 根っこのはたらき 根っこの生長としくみ その1 根っこの生長としくみ その2 根っこの形態と土壌 根っこの広がり 根っこと菌の共成 根っこの種類 根っこの観察 樹の根を掘って見てみよう 土のなかの様子を見てみよう コラム 薬にも毒にもなる根っこ ■2章 地中の根っこ ●主根+側根ってなに? イチョウ/スギ/メタセコイア/クヌギ/アカマツ/サルスベリ/クスノキ/コナラ/ソメイヨシノ/ハナミズキ/タブノキ/トチノキ/ヤマモモ/アオキ/キンモクセイ/ホウレンソウ/セイヨウアブラナ/ダイズ/ヒメジョオン/シロイヌナズナ コラム タケの地下茎 コラム 樹の根はどうやって掘り出している? コラム ダイズのマメ知識 ●ひげ根ってなに? ソテツ/オオバコ/イネ/ススキ/ショウブ//モウセンゴケ/ロクジョウマンネングサ ●貯蔵根ってなに? ●牽引根ってなに? ダイコン//サツマイモ/ダリア/ユリ コラム 「根」とつくけど根ではない「球根」 コラム 根っこのない植物 ■3章 地上の根っこ ●地上に現れた根 ①板根 サキシマスオウノキ/ムクノキ/フタバガキ/イヌビワ ②呼吸根 ラクウショウ/オヒルギ ③支柱根 ヤエヤマヒルギ/タコノキ/トウモロコシ ④付着根 キヅタ ⑤吸水根 モンステラ ⑥保護根 ヒカゲヘゴ ⑦同化根 クモラン ⑧根針 ヤシ ⑨水中根 ウキクサ ⑩寄生根 ハマウツボ/ネナシカズラ/ヤドリギ/シオガマギク ⑪垂下気根 ガジュマル ■全国の根っこスポット ●北海道、東北地方 ●関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄地方 ■著者プロフィール 大山卓爾 (おおやま たくじ):1951年生まれ。農学博士(東京大学)。新潟大学、東京農業大学に勤務後、現在は、公益財団法人肥料科学研究所の理事長を務める。専門は植物栄養学、肥料学。これまでに、主にダイズの窒素固定や施肥についての研究を行っている。ダイズ関連の論文、書籍以外に、『微生物からのメッセージ―21世紀に活かす道』(産学社エンタプライズ出版部)、『現代農業』(農文協)のコラム執筆にも携わる。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13239-2)も合わせてご覧ください。 「貝のからだ」に焦点を当てた,ありそうでなかった図鑑の登場です。 アサリにサザエにカタツムリ。子ども,大人を問わず人気のある生き物の一つ「貝」。「貝」の本はそれなりにあるけれど,ほとんどの本は「貝殻」がメイン。中身が入った「生物としての貝」を中心に扱った図鑑は,ほとんどありません。 本書は,そんな「貝の中身」にひたすらスポットを当ててみました。 実は,貝は生態が謎だらけ。「アサリ」ですら,いったい何の貝なのかよくわかっていなかったりします。本書は,そんな謎に迫りながら,美しい生態写真とともに「貝の魅力」を存分に披露。他では味わえない貝のディープな世界。ご一読頂くと,「貝」に対する見方が変わることでしょう。とっても面白いので,ぜひ一度手に取ってみてください。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13191-3)も合わせてご覧ください。 書籍では大きく扱われないジミーな存在だけど,いつも身近にいて,実はすごく魅力的な生きものを紹介する「わき役にスポットライトを当てた」不思議な図鑑の登場です! 私たちの身近には,子ども目線でしか見えなかったり,普通に生活していると気づかない生きものがたくさん生息しています。実は不思議な生態や習性をもつ生物,姿かたちがなんとも奇妙な生物など,魅力あふれる生きものの世界が,すぐそこに広がっているのです。本書は,身近にいるにもかかわらず「あまり知られていない生きもの」にヒューチャー。 「ちょくちょく見かけるけど,アノ生きものは何だろう?」 「隅っこによくいるけど,生きものはあそこで何をしているの?」 そんな「ちょっと気になるアノ生きもの」ばかりを取り上げ,その魅力を掘り下げます。他書ではスルーされがちだけれども,子どもたちの中では話題になるちょっと気になるアノ生物たちを,『ダーウィンが来た!』でおなじみ「ささき隊長」がピックアップ。生きものの生態はもちろん,気になる生物を見つけるためのフィールドワーク方法や,その生き物にまつわるうんちく雑学も所載して,読むだけでも楽しめる内容とします。 知れば知るほど病みつきになる“なんとも不思議なご近所さん”。親子で生き物探しがしたくなる,そして,子どもたちの調べ学習にも最適な1冊です。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13119-7)も合わせてご覧ください。 私たちが日々使用している数字。この数字には,往々にして「単位」がくっついてきます。数値の物差しとして利用されるものですが,この「単位」はいったい誰がどう決めたのでしょう? 「単位」の歴史はとても古く,一説には1万年以上前の縄文時代あたりにはすでに存在していたと言われています。「単位」はライフスタイルや文化に合わせて,数多く考案されてきました。 本書は,そんな「単位」にフォーカスを当てます。古代から現代まで,人々はいったいどんな物差しに「単位」を考案したのでしょう? その「単位」はなぜ生み出されたのか? その「単位」はどう使用され,現在はどうなっているのか? さまざまな「単位」をひもときながら,人間と単位の歩みを見つめなおします。難解と思われがちな単位も,歴史的な背景を知ると,とっても身近に感じるはず。 親子で一緒に,「単位」について学んでみよう!
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12881-4)も合わせてご覧ください。 地球はどのようにして誕生したのか?どうして方位磁石は北を向くのか?地球のような惑星は宇宙に存在するのか?地学には興味深いテーマと疑問がたくさんあります。そんな地学の世界を豊富な図とイラストで紹介していきます。親子から大人の学びなおしまで楽しめる図鑑です。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12871-5)も合わせてご覧ください。 私たちのまわりで大活躍する微生物たちの働き方を紹介する,ちょっと変わった図鑑です。 「納豆菌が働いて納豆を!」 「乳酸菌が腸内で働く!」 「微生物が生み出す酵素パワーで!」 なんてフレーズ,聞いたことがありませんか? けっこう聞き覚えのあるフレーズですが……これってちょっと不思議。 納豆菌が大豆にくっついたらなぜ納豆に? 乳酸菌が腸にいたからって,何が良くなるの?? そもそも酵素ってなんやねん? 微生物はなにをどうしてるのだろう? そんな不思議に迫るのが,『ずかん はたらく微生物』。 微生物はいったいどう働いているのか……そのメカニズムに注目。 豊富なイラストと美しい写真を交えながら,「微生物が大活躍するメカニズム」をわかりやすく解説しました。 この図鑑で,私たちのまわりで活躍する微生物の姿に,少しでも興味をもってくれる人が出たら,とてもうれしいです。 そんな願いを込めて,この図鑑を皆さまにお贈りします。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 木造住宅設計は、設計や意匠、壁量計算、耐震設計など覚えなければならないことが多岐にわたります。これから建築を学び実際の現場で活躍するためには、デザインを重視するよりも、構造を踏まえた設計が欠かせませんが、設計からデザインまでをまとめて学べる初学者向けの書籍はありません。 本書では建築デザインのみならず、構造計算や地質、住環境を踏まえた上での設計を初学者にもわかりやすく解説した教科書です。職業能力開発総合大学の先生たちによる木造住宅を設計するために最低限必要な知識をこの一冊に凝縮しました。 実際の立地や環境、建物の耐久性を考慮した設計、実務を重視した内容。住宅設計の基礎の基礎を、この一冊で通して学べます。
-
4.0SDGsの目標でも掲げられているカーボンリサイクル。 地球温暖化ガスとして問題視されるCO2の排出量を抑え、原油などの化石燃料をはじめ多くの資源を輸入にたよる日本にとって、CO2をエネルギーとして活用し、循環させる未来につながる技術です。経済産業省内に「カーボンリサイクル室」が設けられ、注目度が増しています。 国のエネルギー技術戦略策定や、さまざまなエネルギー分野の調査研究を受託するカーボンリサイクルを国内で一番理解するエネルギー総合工学研究所の博士たちによるカーボンリサイクルの実践書です。 エコでクリーンなエネルギーとして注目されるカーボンリサイクルのしくみ、実践方法がよくわかります。
-
-
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちが何気なく歩いている公園の脇。落ち葉がたくさんあります。その下には、目くるめく世界がひろがっているのをご存じでしょうか。ダンゴムシが行き交い、ミミズが顔を出し、ハサミムシが走り回る。落ち葉が降り積もるその場所は、まさに生き物たちのパラダイス! 本書は、そんなパラダイスで暮らす生き物たちに注目。ダンゴムシからガロアムシまで、その秘密にぐりぐり迫ります。観察の秘訣や飼育の方法も網羅してあるので、野外学習にも最適です。
-
-
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ムシにはさなぎになるものがいます。こうしたムシにとって,さなぎは恐ろしく重要なのに,なぜかさなぎの本ってほとんどない。成虫の本はともかく,幼虫の本も卵の本もあるのに……。そういえば,イナズマンにおけるサナギマンもいまいちな扱いでした。超重要なさなぎを,もっと知って欲しい。そういう思いで作ったのが『ずかん さなぎ』。ジミーに思われがちなさなぎですが,一堂に会すると非常に壮観!成虫や幼虫と同じ,いや,それ以上に不思議が満載。他では味わえないさなぎのディープな世界。ご一読頂くと,「さなぎ」に対する見方が変わります。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆機械設計を学びたいならまずはこの一冊から◆ 本書は、以下の3つの主要なテーマを深く掘り下げています。 1.力学の基礎と設計の基本: 機械設計の前提となる力学の基礎、材料の特性、安全設計の考え方、寸法公差や幾何公差といった製図に必要な知識を第1章で網羅的に解説。読者が設計の土台を固められるよう配慮しています。 2.主要な機械要素の設計: ねじ、軸、歯車、軸受、ばねなど、機械を構成する主要な部品(機械要素)に焦点を当て、それぞれの種類、機能、そして強度計算や設計方法を詳細に説明しています。各章の終わりには演習問題を設け、実践的な理解を促します。 3.総合的な設計演習: 最終章では、これまで学んだ知識を応用して、歯車減速機を実際に設計するプロセスを丁寧に追っていきます。部品ごとの設計から組み立て、そして全体のまとめまで、設計の実践的な流れを体験することで、読者が総合的な設計力を身につけられる構成になっています。 これらの内容を通じて、読者は単なる知識の羅列ではなく、「なぜそのように設計するのか」という設計の意図や思考プロセスを学ぶことができます。理論と実践をバランス良く学ぶことで、機械設計の基礎を確実に身につけられるでしょう。 また初版が発行されて15年が経ち、この間に設計プロセスにおいて3D-CADの利用・AI化が進んできました。また,JISは日本工業規格から日本産業規格へと名称が変わり、内容も変わってきました。そのような背景も踏まえ、以下の3点を改訂しました。 (1) グローバルな設計環境で求められる幾何公差の項目を1章に追加しました。 (2) JIS規格の引用箇所を見直し、最新の規格に変更しました。 (3) 分かりやすい表現、統一的な表記になるように加筆・修正しました。 ■こんな方におすすめ ・はじめて機械設計を学ぶ学生 ・ものづくりのための設計を基礎から学びたい人 ■目次 第1章 機械要素設計の基礎 第2章 ねじ 第3章 溶接継手 第4章 軸、キーおよび軸継手 第5章 軸受 第6章 歯車 第7章 ベルトおよびチェーン 第8章 クラッチおよびブレーキ 第9章 リンクおよびカム機構 第10章 ばね 第11章 歯車減速機の設計 ■著者プロフィール 有光 隆(ありみつ ゆたか):1980 年 徳島大学大学院工学研究科修了、1990 年 工学博士(大阪大学)、1993 年 愛媛大学工学部准教授、2021 年 定年退職。 八木秀次(やぎ ひでつぐ):1974 年 愛媛大学大学院工学研究科修了、1986 年 工学博士(大阪大学)、2013 年 愛媛大学工学部教授、2016 年 愛媛大学社会共創学部教授、2020 年 愛媛大学社会共創学部非常勤講師
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆科学が解き明かす、イチョウの謎◆ 植物にあまり関心のない人でも知っている樹木といえば、サクラとイチョウでしょう。全国各地に約50万本の街路樹が並び、寺社のご神木としても多くの巨樹が知られています。秋には黄葉が観光の名所となり、東京・大阪・神奈川ではシンボルツリーに指定されるなど、まさに日本人に最も親しまれている木のひとつです。 しかし、その正体は意外と知られていません。イチョウには親戚がおらず、一属一種として唯一生き残っている存在です。恐竜時代から氷河期を経て仲間が絶滅するなかで、ただひとり現代に生き残った“特別な木”なのです。近年、海外ではイチョウに関する本が次々と刊行され、世界的な注目が高まっています。一方、日本の出版物には誤った記述や思い込みも少なくありません。 本書は、著者が長年の観察を通して事実を検証し、その実像に迫った一冊です。葉や幹、根の特徴、精子が水中を泳ぐという驚きの繁殖法、さらに江戸から明治にかけての研究史なども紹介。身近な一本の木を通して、自然科学の奥深さと探究の喜びを味わえるでしょう。読み終えたとき、道端のイチョウがまったく違って見えてくるはずですよ。 ■こんな方におすすめ ・イチョウという植物に興味のある方 ・植物学に関心のある方 ※イチョウを愛する方に特にオススメ。マニアも納得の1冊です。 ■目次 ●第1部 イチョウの樹木学 第1章 分類学から見たイチョウと、その研究史 ・1. 分類学的位置 ・2. 日本に於けるイチョウの植物学的研究史 第2章 イチョウの樹木学的特徴 ・1. 葉 ・2. 枝と葉 ・3. 幹と樹形 ・4. 根 ・5. イチョウの花と種子(銀杏:ギンナン) 第3章 ギンナン栽培の展開 ・1. 祖父江町のギンナン栽培 ・2. 静岡市清水農業共同組合銀杏部会 ・3. イチョウの葉の栽培 ●第2部 歴史の中のイチョウ 第1章 江戸時代に起きたヨーロッパ植物学の大発展とその日本への影響 ・1. ケンペルからシーボルトへ、そして日本へ ・2. 江戸時代に日本の科学の進歩に貢献した3人の学者 第2章 開国前夜の幕府の混乱と明治への曙光 ・1. 鳴滝塾に関わる幕末の歴史・高野長英と渡辺崋山 ・2. 江川英龍から矢田部良吉へ 第3章 創世記の東京大学 ・1. 東京大学を立ち上げた明治の指導者達 ・2. 植物学の基礎作りに努力した矢田部良吉教授 ・3. 植物学教室の第二世代の発展 松村任三教授とその周辺 ・4. 平瀬作五郎の生涯と蘇った栄誉 ■著者プロフィール 近田 文弘(こんた・ふみひろ):国立科学博物館名誉研究員、理学博士。新潟県新発田市生まれ。京都大学大学院理学研究科修士過程を経て、国立科学博物館植物研究部植物第一研究室長。専門は植物分類学。タイ国および中国長江流域と天山シルクロードの植物相調査に従事。『中国天山の植物』(トンボ出版)、『アジアの花食文化』(誠文堂新光社)、『皇居吹上御苑、東御苑の四季』(NHK出版)、『ずかん たね』、『桜の樹木学』(ともに技術評論社)などの著書がある。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆「入門以前」からはじめる電子工作入門の本◆ 電圧って何? 回路図の読み方は? ゼロから知りたい人のためのロングゼラーが、10年ぶりに大改訂! 「電子工作を始めたいけど、何から手を付けたらいいの?」 高性能なマイコンボードが普及し、電子工作へのハードルは下がったはずなのに、「本やWebの通りにしか作れない」「はんだ付けも怖いし回路図もチンプンカンプン」「オリジナル作品は夢のまた夢」と、次の一歩を踏み出せないでいませんか? ご安心ください! 本書は、そんな「入門以前の知識を知りたい」あなたのための決定版です。まず電気・電子の発見の歴史を追いながら基礎知識を学びます。次に回路図の読み方や、抵抗・コンデンサなど基礎的な部品の役割・選び方を解説。さらには「光らせる」「音を出す」「モーターを動かす」といった「作って楽しい」を実感できる電子工作に挑戦します。経験者には“常識”とされる内容も、本書では徹底的にわかりやすく解説。もう「何がわからないのかさえわからない」とは言わせません! さあ、本書であなただけの電子工作ライフを始めましょう! ■こんな方におすすめ ・電気・電子の基本を知りたい方 ・回路図を読めるようになりたい方 ・基礎的なパーツの役割を知っておきたい方 ・ソフトウェアはわかるけどハードウェアが苦手だと感じる方 ■目次 第1章 電気の発見からトランジスタの発明まで ・1-1 電気の発見から電池の発明 ・1-2 電気の研究ラッシュから電磁気学の完成 ・1-3 発電の歴史 ~ 直流から交流へ ・1-4 通信の歴史 ・1-5 電子の発見と電子の振る舞い ・1-6 ダイオードからトランジスタへ ・1-7 電子計算機からマイクロプロセッサの発明 ・1-8 モデム通信からインターネットへ 第2章 電子工作の始め方 ・2-1 電子工作とは ・2-2 電子工作を始めるには ・2-3 電子工作に必要な道具 ・2-4 電子工作にはパソコンが必須 ・2-5 電子工作の組み立て方法 ・2-6 電子工作用の計測器の使い方 第3章 電子回路設計の基礎 ・3-1 回路図が読めて描けるようになるには ・3-2 抵抗の使い方 ・3-3 コンデンサの使い方 ・3-4 コイルの使い方 ・3-5 能動部品の概要 第4章 電源に何を使うか ・4-1 電源の種類と使い方 ・4-2 太陽電池の使用例 ・4-3 実験用電源の製作 ・4-4 電源に関する不具合と対策 ・4-5 放熱の方法と放熱器 第5章 LEDを光らせたい ・5-1 LEDの基本の使い方 ・5-2 明るさを可変するには ・5-3 電池1個でLEDを光らせるには ・5-4 ソーラーライトの製作 ・5-5 赤外線リモコン受信機の製作 ・5-6 4桁の7セグLED時計の製作 第6章 音を出したい ・6-1 防犯ブザーの製作 ・6-2 超簡単MP3プレーヤの製作 ・6-3 人検知メロディ再生器の製作 ・6-4 感圧サウンド発生器の製作 ・6-5 超音波距離計の製作 第7章 ラジオを作りたい ・7-1 FMモノラルラジオの製作 ・7-2 スピーカの追加 ・7-3 マイコン制御のFMラジオ 第8章 動くものを作りたい ・8-1 RCサーボコントローラの製作 ・8-2 ステッピングモータコントローラの製作 ・8-3 赤外線リモコンカーの製作 第9章 センサデータを記録したい ・9-1 PCにUSBシリアルで送信 ・9-2 Wi-Fiでクラウドに送信 付録 ・付録1 Raspberry Pi Pico Wの準備 ・付録2 表面実装ICのはんだ付け方法 ・付録3 Ambientの使い方
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆人気ブログ&YouTubeチャンネル「電気エンジニアのツボ」のわかりやすさそのままに、電気の基本、知識、技術がわかる◆ 工場、ビル、施設などの現場で電気関係の仕事を行う方に向けて書かれた本です。仕事を始めて1~3年くらいの電気エンジニアの方、電気工学・電子工学を学ぶ学生の方、転職などで新たに電気関係の仕事をすることになった方は、以下に思い当たることがないでしょうか? ★現場に配属されたばかり。基礎から学びたい ★基本的な電気作業を指示されるが、自信を持って対応できるだけの知識がない ★学校で電気工学を学んでいる。講義は理論中心で実務的な内容に触れる機会が少ない ★設備管理、設備保全などの職に就きたいが、何から学べばいいのかわからない ★現場のオペレータから設備保全の部署に異動になったばかりで困ることが多い ★「現場でどう使うのか」を実感できる教材を探しているが、そのような本が見つからない もし1つでも思い当たるなら本書はお役に立てるはずです。電気を仕事にする方々にとっての「よき先生」であるシマタケさんが、若手社員のころに「こんな内容を知っておきたかった」を1冊にまとめたのが本書です。仕事の現場で役立つ、電気の基本、知識、技術を、オールカラー+600点の図解紙面でお伝えします。 ■目次 第1章 電気の基礎知識 ──01 電源の種類 ──02 配電方式の種類 ──03 コンセントの種類と形状 ──04 導体、絶縁体、半導体 ──05 抵抗、絶縁抵抗、接地抵抗 ──06 抵抗とインピーダンス ──07 電線サイズと許容電流 ……ほか 第2章 工場やビルなどの施設にある設備 ──01 電気工作物の種類 ──02 制御盤・分電盤・配電盤・動力盤 ──03 工場における照度の基準 ──04 制御盤や分電盤でよく使用される電線・ケーブルの種類 ──05 防塵・防水仕様 ──06 防爆電気機器の種類 ──07 中央監視システムのしくみ 第3章 工場と設備の自動化 ―シーケンス制御― ──01 シーケンス制御の概要 ──02 PLC方式とリレー方式 ──03 PLCの概要 ──04 押しボタンスイッチの種類としくみ ──05 セレクタスイッチの種類 ──06 有接点リレーの概要 ──07 タイマリレーの種類 ……ほか 第4章 工具や計測機器の使用方法 ──01 過電圧カテゴリ(測定カテゴリ)と対地間電圧 ──02 テスタの使い方 ──03 機器の電流を測定 ―クランプメータ― ──04 漏れ電流値の測定 ―リーククランプメータ― ──05 ワイヤストリッパの使い方 ──06 裸端子用圧着工具の使い方 ──07 フェルール端子用圧着工具の使い方 ……ほか 第5章 図面 ──01 電気図面の種類 ──02 実体配線図の概要 ──03 シーケンス図の電気用図記号 ──04 シーケンス図の概要 ──05 シーケンス図のタイムチャート ──06 線番号の決め方 第6章 配線方法 ──01 ネジ式端子台への正しい配線接続方法 ──02 ON・OFF回路の配線方法 ──03 有接点リレーを用いたON・OFF回路 ──04 有接点リレーを用いた自己保持回路 ──05 インバータの操作部と端子台の構成 ──06 インバータの操作パネルでモータを運転するための配線方法 ──07 セレクタスイッチを用いたインバータの外部運転 ……ほか 第7章 トラブル事例とその対策 ──01 電磁開閉器のサーマルリレーがトリップしたときの対応方法 ──02 制御盤内故障診断時のテスタ活用法 ──03 制御用リレーの故障種類と原因・対策 ──04 漏電の調査方法 ■著者プロフィール シマタケ:現役の電気エンジニアとして15年以上にわたり「工場・ビル・施設」などで設備保全や生産技術に従事。生産設備の製作、改造、メンテナンス、電気設備の管理、社内基準整備、電気教育、DX推進など多岐にわたる業務を経験。「参考書では教えてくれない知識と経験」をコンセプトに、2019年よりブログ「電気エンジニアのツボ」を運営し、2020年にはYouTubeチャンネルも開設。自身が新人時代に苦労した経験を糧に、読者や視聴者の「最短・最速で知りたい情報にたどり着きたい」という思いに応えるため日々活動を続けている。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆タイリングの幾何学を作って描いて実感しよう!◆ 皆さんは「タイリング」(あるいは,タイル張り,タイル貼り)という言葉から何を思い浮かべるでしょうか? 陶磁器でできたタイルを壁や床などに貼ったものでしょうか? いくつかの形(タイル)を使って,隙間なく敷き詰めて作られる模様「タイリング」は数学の研究対象になります。アルキメデスやアリストテレスがいた昔から隙間なく敷き詰めることは考えられてきました。時を経てノーベル賞受賞者であるペンローズが考案したペンローズタイリングから,研究の大きな流れが始まりました。ペンローズタイリングは準結晶と呼ばれる物質の数理モデルであり。非周期的なタイリングになります。そして2023年には,長い間未解決だったアインシュタイン問題が解決されました。 第1章と第2章では。平面のタイリングばかりでなく。球面のタイリング。空間のタイリング(空間充填)とその周辺を巡ります。芸術家エッシャーが描いたようなタイリングやポップアップスピナーなどを。実際に手を動かして描いたり作ったりすることで。分かったという実感を得ることができるでしょう。 第3章と第4章では。ペンローズタイリングのような非周期タイリングの構成法について。もう少し詳しく見ていきます。換え規則。射影法。環状拡大などを紹介します。ワンの問題とアインシュタイン問題や双曲平面のタイリングについても触れます。 ■こんな方におすすめ ・タイリングのような連続模様に興味がある方、パズル愛好家の方、図形の数学と手を動かして作ったり描いたりするのが好きな方、エッシャーの芸術作品に心惹かれる方など。 ■目次 第1章 タイリングと遊ぶ ・1.1 エッシャータイリング ・1.2 正多角形リング ・1.3 球面タイリングとサッカーボール ・COLUMN ポリドロンについて 第2章 もっとタイリングと遊ぶ ・2.1 折るタイリング ・2.2 空間充填とキューブ・リング ・COLUMN 四面体は難しい ・2.3 コクセター螺旋とポップアップスピナー 第3章 タイルを貼るには ・3.1 ペンローズタイリングの貼り方 ・3.2 タイルの貼り方(貼り合わせ規則,置き換え規則) ・3.3 ワンの問題とアインシュタイン問題 第4章 もっとタイルを貼るには ・4.1 タイルの貼り方(射影法) ・4.2 タイルの貼り方(環状拡大) ・4.3 双曲平面タイリング ■著者プロフィール 小松 和志(こまつ かずし):広島大学大学院理学研究科博士課程 修了(博士(理学))。現在,高知大学理工学部数学物理学科数学コース 教授。専門:幾何的数理モデルの研究(配置空間モデル、タイリング、折り紙)。アクティブラーニング、 問題解決型授業である「体験する数学」、「数学課題探究」を長い期間担当。それらの授業やゼミでは,いつも誰かが何かを作っている。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【プロが考える恐竜の飼育管理法とは?】 古生物が動物園にいたら、どんな感じになるのだろう? そんな疑問に、各方面の専門家たちが超真剣に取り組んでみました。 古生物の生態に合わせたフィールドは? 繁殖のために考えられる施設とは? 体調を管理するためのバックヤードは? 観客の安全はどう担保する? 専門家目線で考えた『古生物動物園』。 それは一体いったいどんな施設なのでしょう?今まさに開園です。 ■こんな方におすすめ ・古生物&恐竜ファン ・古生物の生態や行動について興味のある方 ・動物飼育や管理の施設がどう運営されているのか関心のある方 ■目次 ■zone A「館ゾーン」 始祖鳥/イー/メイ/ミクロラプトル/コエルロサウラヴス/ヴォラティコテリウム/ミアキス/ディプロカウルス/スクレロセファルス/エリオプス/カストロカウダ/プロトケラトプス/オルニメゴロニクス/デイノニクス/パレオカスター/ケナガマンモス/ケツァルコアトルス/ツパンダクティルス ■zone B「平野ゾーン」 ディメトロドン/ステゴサウルス/マメンチサウルス/トリケラトプス/ニッポノサウルス/アンキロサウルス/デイノケイルス/ガストルニス/エオヒップス/ディイクトドン/モスコプス ■zone C「ふれあい広場」 エウロパサウルス/プシッタコサウルス/ファルコーネリゾウ ■zone D「ゾウの進化&肉食ゾーン」 メリテリウム/マムート・ボルサニ/ナウマンゾウ/アロサウルス/イノストランケヴィア/アンドリューサルクス/スミロドン/ティラノサウルス ■zone E「水辺ゾーン」 マチカネワニ/コティロリンクス/チャンプソサウルス/ハイファロサウルス/スピノサウルス ■ようこそ! バックヤードツアー ■著者プロフィール ●著者紹介 土屋健:サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員、日本古生物学会員、日本文藝家協会員。埼玉県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現職。2019 年にサイエンスライターとして初めて日本古生物学会貢献賞を受賞。愛犬たちと散歩、愛犬たちとの昼寝が日課。古生物に関わる著作多数。近著に『生命の大進化40 億年史 新生代編』(講談社)、『地球生命 無脊椎の興亡史』、『恐竜たちが見ていた世界』(ともに技術評論社)など。動物園で動物を見ると、つい、我が家の犬たちとのちがいを考えてしまう。 ●イラスト原案者紹介 黒丸:漫画家。代表作は『クロサギ』シリーズ(原案/夏原武)『絶滅酒場』など。 『東京サラダボウル』をパルシイ&コミックDAYS で連載中。 ●絵師紹介 土屋香:茨城県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号(地質学、古生物学)を取得。古生物を中心にイラストを描く。『ゼロから楽しむ古生物 姿かたちの移り変わり』(技術評論社)などのイラストを担当。ネットショップ「恐竜・化石グッズの専門店 ふぉっしる」店長。 ●飼育監修者紹介 佐野祐介:大阪の天王寺動物園で獣医師として勤務。 ●古生物動物園研究者チーム・メンバー紹介 奥村よほ子:栃木県佐野市、葛生化石館の学芸員。専門は石灰岩の中から見つかる古生代の小さな化石。 北川博道:埼玉県立自然の博物館主任学芸員。専門は古脊椎動物学。 木村由莉:国立科学博物館地学研究部生命進化史研究グループ研究主幹。専門は陸生哺乳類の古生態と進化史。著書に『もがいて、もがいて、古生物学者!!』(ブックマン社)など多数。 久保田克博:兵庫県立人と自然の博物館研究員。獣脚類恐竜を中心に、恐竜の記載や系統関係について研究。 高崎竜司:カナダのトロント大学にて、ハドロサウルス科の記載分類・恐竜類の胃の進化などに取り組む。 田中公教:兵庫県立大学自然・環境科学研究所特任助教。県立人と自然の博物館の研究員を兼務。専門は古脊椎動物学で、原始的な角竜類の系統分類学や中生代鳥類の水生適応進化などについて研究。 千葉謙太郎:岡山理科大学生物地球学部講師。カナダやモンゴルで発掘調査をおこない、ケラトプス類恐竜の分類と進化を中心に研究。 林 昭次:岡山理科大学生物地球学部生物地球学科准教授・博士(理学)。骨の内部構造から脊椎動物の大型化・小型化の要因や水棲適応について研究。 松本涼子:神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員。絶滅水性爬虫類のコリストデラ類が専門。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【18の物語でつづる古生物版「シートン動物記」】 恐竜をはじめとする古生物。 かれらは、自分たちの世界をどのように見て・感じて、暮らしていたのだろうか? 本書は、古生物たちの目線に降り立って、かれらの世界を描き出す――いわば古生物版「シートン動物記」です。 古生物たちと同時代・同地域に生きて、その行動を観察することができたとしたら……。 そんな古生物が見た景色を、18の物語にまとめました。 太古の世界を〝等身大で追体験〟することで描き出す古生物ワールド。 そこにはいったいどんな世界が広がっているのでしょうか。 ■こんな方におすすめ ・古生物&恐竜ファン ・古生物がどのような暮らしをしていたのか興味のある方 ■目次 ■第1幕 古無脊椎動物が見ていた世界 ●Story01 海底の楽園 ――かつて、世界は平和であふれていた(エルニエッタ、ディッキンソニア、キンベレラ) ●Story02 最初の覇者たちが見た景色 ――カンブリア紀の覇者(アノマロカリス・ブリッグスアイ、アノマロカリス・カナデンシス) ●Story03 地中も安全とは限らない ――“探知の狩り”のはじまり(鰓曳動物) ●Story04 洗練された泳ぎ ――「古い」は「悪い」じゃない(タラソスタフィロス、クテノルハブドットス) ●Story05 みんな一緒 ――1列で並ぶ化石(アンフィクス) ●Story06 煌々と輝く海の中で…… ――縦に並んだ複眼(エルベノチレ) ●Story07 三葉虫のさまざまな生き様 ――多用な形が物語る(イソテルス、ハルペス、ワリセロプス) ●Story08 狩るのはいつか? ――さまざまな複眼のウミサソリ類(ユーリプテルス、プテリゴトゥス・アングリカス、アクチラムス・クンミンゲシ) ●Story09 大きな眼の“暗殺者” ――謎の動物も、複眼からわかる(ヴォウルテリョン、ドロカリス) ●Story10 ジュラ紀の夜の音色 ――ジュラ紀の森で聞こえた音(アルカボイルス・ミュージックス) ■第2幕 古脊椎動物が見ていた世界 ●Story11 早起きは三文の得 ――寒冷期の狩人(ディメトロドン) ●Story12 長い首なのに? ――常に下を向く独特の平衡感覚(ニジェールサウルス) ●Story13 鼻先で獲物を探す ――吻部先端の圧力センサー(スピノサウルス) ●Story14 闇夜に虫を狩る ――恐竜にもいた、フクロウのような生態(シュヴウイア) ●Story15 高音の子、低音の親 ――音を出す恐竜(パラサウロロフス) ●Story16 走るのは苦手 ――走るのは苦手だった角竜(トリケラトプス) ●Story17 帝王の子育ては、顎先で ――発達した神経(ティラノサウルス) ●Story18 恐竜時代のウタ ――鳥類はいつからウタでコミュニケーションをしたのか(ヴェガヴィス) ■著者プロフィール ●著者-土屋健(つちや・けん):サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員。日本古生物学会員。日本文藝家協会員。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現職。2019年にサイエンスライターとして史上初となる日本古生物学会貢献賞を受賞。近著に『も~っと!恐竜・古生物ビフォーアフター』(イースト・プレス)、『地球生命 無脊椎の興亡史』(技術評論社)など。 ●絵―ツク之助(つくのすけ):サイエンスイラストレーター。爬虫類や古生物を中心に、生物全般のイラストを描く。イラストを担当した書籍に『恋する化石』(ブックマン社)、『ドラえもん はじめての国語辞典 第二版』(小学館)。著書に、絵本『トカゲくんのしっぽ』(イースト・プレス)などがある。バンダイの爬虫類カプセルトイシリーズも展開。 ●協力/無脊椎動物―田中源吾(たなか・げんご):熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター准教授。専門は古生物学。驚異的な保存状態の化石から生物進化の謎に取り組んでいる。 ●協力/脊椎動物―河部壮一郎(かわべ・そういちろう):福井県立大学恐竜学研究所准教授、福井県立恐竜博物館研究員。専門は脊椎動物の比較形態学。特に、鳥類を含む恐竜や哺乳類の脳などの神経系や感覚器形態について。
-
-実用につながる基本を学びたい方々に向けた「ベイズの定理」の入門書。 幅広い領域で,あるデータの発⽣要因や特性を探りたいという場面は頻発します。そんなとき,ベイズの定理およびその発展であるベイズ推定は,一度理解できれば応用が効く強⼒なツールです。とくに,昨今のシステム開発で重要な位置を占めるデータ分析や機械学習において,得られたデータからその背後にある原因や特性を推定したいというケースは多く,ベイズの定理は欠かせない基礎知識の一つとなっています。 本書は,ベイズ理論の重要部分を「短期間」で押さえたい方々のために,身近でシンプルな例から徐々に⼀般性を⾼めていくボトムアップのアプローチをとり,事前分布/事後分布,MAP推定をはじめ基本事項を一気に解説。基礎理論から実践の入口をつなぐコンパクトな1冊で,豊富な例を通してテンポの良く学べます。ベイズの定理の発祥地である英国(イギリス)発の入門書。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現在,多くの企業において,様々な製品やサービスでデータが大量に収集され,それらのビッグデータを活用することによりシステムや部品やソフトの性能や信頼性を向上させるニーズが高まっています。しかしながら,良く使われる標準偏差やモンテカルロシミュレーションなどの既存の方法では一般的なバラツキを精度良く扱うことはできないため,それなりの誤差が避けられません。収集データが十分多く,信頼性の高い情報があったとしても,部品やシステム,ソフトの設計や評価・解析の過程で精度良くバラツキの情報を反映できないのです。性能や信頼性を向上させたつもりでいても,実は見えていない誤差が大きかったりします。 それでは,実際にどのようにバラツキを扱えばよいのでしょうか。本書は,それらを解決すべく分布の形状に着目して,分布による比較,演算,シミュレーションなどの方法を現場に即した例を交えながら解説します。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 多くの周辺モジュールを内蔵し機能が大幅に拡張され,格段に高機能になった8ピンPICマイコン。本書はこの8ピンのPICマイコンを使った,高機能で実用的な作品の作り方を紹介した入門書です。簡単なLEDボードの製作から,液晶表示器や温湿度センサの使い方,パソコンとの通信,Wi-Fiを使ってクラウドにデータを送信しグラフ表示させるところまで,具体的な製作方法を紹介しています。なお,今回はブレッドボードを使いましたので,簡単かつすぐに試すことができます。 プログラムの開発にはすべてフリーの開発環境を使い,もっとも応用のきくC言語を使って進めます。さらに,最新のコード自動生成ツールであるMCCを使いましたので,グラフィカルな画面で,設定するだけで周辺モジュールの初期化関数や制御用関数をC言語で自動生成してくれます。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており,タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また,文字列のハイライトや検索,辞書の参照,引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12772-5)も合わせてご覧ください。 電子部品に欠かせない材料である樹脂は,温度や時間の影響を大きく受ける粘弾性という性質を持っています。非常に精密な電子部品の実装や設計にあたって,この粘弾性を正確に把握する必要があります。本書では,粘弾性の基礎から説明し,実際の解析事例を取り上げながら,実験による測定や簡便で正確なシミュレーションについて解説していきます。
-
-遺伝子配列解読装置のハイスループット化にともない,膨大な量の生命科学データが生み出されています。このデータはオープンデータとして提供されており,利活用ははじまったばかりです。 この生命科学データを解析することによって,将来がんになりやすいかどうかはある程度予測可能になっています。たとえば2013年アンジェリーナ・ジョリーによる「乳がん予防のための乳房切除」が話題となったことは記憶に新しいでしょう。このように得られたDNA配列がどういった特徴を持っているかデータベースに登録されたデータと照合していち早く治療方針を決める時代がきています。 生命科学データ解析では,最新の技術が応用されていることはあまり知られていません。本書では,エンジニアに向けて生命科学データを扱う技術の面白さとバイオインフォマティクスのいまをやさしく解説します。
-
-
-
4.0
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 電子機器組み立ての技能検定対策の研修で講師経験のある著者を中心に,スペシャリストが最新のJISや電子機器等について詳しく解説します。最近の技能検定の出題傾向をふまえた章末問題で実力チェックもできます。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【なぜそこに素数が現れたのか?偶然か必然か…?素数の本質をとことん追究!】 『「数学をする」ってどういうこと?』の第2弾です。今回も日常社会に潜む数学を取り上げます。今回は特に「偏り」に着目し、数学的な観点で解明していきます。不自然に偏って見える素数の分布が、実は素数全体のバランスをとるうえでは自然な現象でした。それを深リーマン予想を使って証明し、さらに、どのあたりに素数があるべきなのかまで考えていきます。ランダムなはずなのに偏りがある素数、一体どういうことなのか。それが私たちの感性や日常とどう関わってくるのか、奥深い素数の世界を堪能できる1冊です。 ■こんな方におすすめ ・高校生以上、一般向け、素数やそれにまつわる有名問題などに興味がある人 ■目次 第0部 数学は論理じゃない? 第1話 再会 第2話 数学は論理じゃない? 第3話 入試問題より 第4話 論理の先にあるもの 第5話 素数はランダム? 第6話 双子素数予想の心 第7話 素数はいつ現れるか 第8話 AIにできないこと ●第1部 ABC予想 第9話 良い定理とは 第10話 一般化で証明の本質を探る 第11話 ユークリッドの証明の一般化 第12話 フェルマーの最終定理 第13話 ランダウの4問 第14話 ラディカルの心 第15話 太り過ぎの見分け方 第16話 A,B,Cの役割 ●第2部 コラッツ予想 第17話 コラッツ予想とは 第18話 「100%」の意味 第19話 確率とは 第20話 円が切り取る線分 第21話 測度って何? 第22話 シラキュース関数 第23話 タオの定理 第24話 ランダムな自然数 第25話 泥だらけのサイコロ ●第3部 チェビシェフの偏り 第26話 「チェビシェフの偏り」とは 第27話 無限を表す関数 第28話 ゼータとLの復習 第29話 深リーマン予想の復習 第30話 「偏り」の解明 ■著者プロフィール 小山信也(こやましんや):1988年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。理学博士。慶應義塾大学、プリンストン大学(米国)、ケンブリッジ大学(英国)、梨花女子大学(韓国)を経て、現在、東洋大学理工学部教授。専攻は整数論、ゼータ関数論、量子カオス。著書は『日本一わかりやすいABC予想』(ビジネス教育出版社)『数学の力~高校数学で読みとくリーマン予想』(日経サイエンス社)『「数学をする」ってどういうこと?』(技術評論社)など多数。テレビ番組の監修・制作協力も行っている。『笑わない数学シーズン2』(NHK総合テレビ、2023年10月放送開始)『特捜9 season4』第7話「殺人パズル」(テレビ朝日、2021年放送)など。 "
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12879-1)も合わせてご覧ください。 虚数単位i(i^2=-1)はなんとなく聞いたことがあるでしょうか。理系の方はご存知かもしれません。中学校では実数の範囲でしか2次方程式の解を認めないため,解を持たない2次方程式が存在しますが,高校数学ではこの虚数単位iを導入しているおかげで,実数係数の2次方程式は実数解を持つ場合か虚数解を持つ(実数解を持たない)場合のいずれかになります。しかしながら,虚数単位iの効力はこれではないのです。複素数平面では回転もできます。本書では,虚数単位を扱った複素関数を学びます。実数だけで考えていた窮屈さが,複素関数を学ぶことで自由に開放されたように広がり,自在に数や関数が操れるようになるのです。 複素関数の単位をとりたい方だけではなく,複素数の世界を味わいたい方々にお勧めの1冊です。 別冊の演習問題は,繰り返し解けるように独習用として解答を除いた問題のみのPDFをWebにて配布,また本文解説内でさらに詳細を知りたい方のために「Web補足」としてWebに補足説明を掲載しています。ぜひお役立てください。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この書籍は材料力学について演習問題を解き進めながら理解を進めていきます。 材料力学の問題は様々な内容が問われ,それに対応した多くの解法があり,そこが学習の際に苦労するポイントとなっています。 本書で取り上げる「自由体図の作図→内力・モーメントの計算→応力・ひずみの計算→変位の計算→不静定条件の設定」のステップに沿っていくという解法でほとんどの問題について対応できます。 公式や解法を暗記するのではなく理解しながら学習を進めることのできる書籍です。
-
-
-
5.0
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は消防設備士試験の甲種または乙種の第4類を受験する方を対象としています。本書は図や写真を多数掲載しているので、第4類の消防設備をあまり見たことのない方でも、安心して学習でき、イメージがつかみやすいように構成しています。各節の○×問題は、試験で間違えそうな問題を多数掲載し、学習内容を覚えやすくしています。各章には章末問題があり、学んだことの確認ができます。また、「電気の基礎」と「設計編」の章では、例題を用いて、わかりやすく、懇切丁寧に解説しています。基礎から問題演習までこれ一冊で試験対策が可能です。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまや統計学は必須科目になっています。本書は,大学で統計学の単位をとるための必携書です。社会人の方の学び直しにも最適です。手法だけではなくその理論的背景にも触れることで,理解しやすく,また応用力が付く構成となっています。解説はもちろん例題,問題に加え,要所要所で補足も細かく書き込んでいます。また,演習問題,確認問題を用意しています。それにより確実に力をつけることができます。実際のデータを使って推測,検定も行っていますので,自分で試したいデータがあればやってみることもできます。統計学が楽しくなること間違いなしです。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆腰痛も膝痛も、ぜんぶ進化のせい!?◆ 人類は、かつて四本足で歩いていました。ところが進化の途中で「立って歩こう!」と方向転換。両手が自由になり、火を扱い、文明を築く──大成功のように思えます。けれどその裏側では、とんでもない“副作用”が起きていました。腰痛や膝痛はもちろん、出産だって命がけ。どうしてこんなに不便な体になってしまったの? 本書では、人類の体に潜む「進化のざんねんポイント」をわかりやすく解説します。知れば知るほど「なるほど、体の不思議ってそういうことか!」と膝を打つこと間違いなし。あなたの腰痛も、実は400万年前の大決断が原因かもしれませんよ。 ■こんな方におすすめ ・人間の進化について知りたい方 ・人間の機能形態について関心のある方 ・直立生物と四つん這い生物の差について知りたい方 ■目次 第1章 人類への歩み 第2章 人類と2足歩行 第3章 骨格系にみる直立の影響 第4章 筋系にみる直立の影響 第5章 内臓系にみる直立の影響 第6章 人体進化にみる不可思議さ 第7章 人類のこれから ■著者プロフィール 飯島治之(いいじま・はるゆき):北海道リハビリテーション大学校解剖学講師。昭和54年3月北海道大学理学部卒業。同年4月東京女子医科大学解剖学教室。平成4年同教室にて博士号取得。平成16年同大学看護学部准教授に就任。平成24年了徳寺大学客員教授を経て現職。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆英語論文はもっとラクになる! ChatGPTで変わる執筆の常識◆ ChatGPTは英語論文執筆の救世主となるか? 本書は、AIを活用して効率的かつ効果的に科学技術英語論文を書き上げるための実践的なガイドです。 英語での論文作成に苦労していませんか? ChatGPTをあなたの研究室の強力なアシスタントに変え、論文執筆の新たな扉を開きましょう。本書を読めば、構成の理解から具体的な執筆方法、そしてAI利用の注意点まで、英語論文を完成させるための全てが手に入ります。 さあ、あなたもChatGPTと共に、研究成果を世界へ発信しませんか? ■こんな方におすすめ 駆け出し研究者・ポスドク、論文執筆をしている学生、将来的に論文を書きたい人 ■目次 第1章 ChatGPT時代の英語論文執筆:課題と可能性 ・1.1 本書の目的 ・1.2 英語論文執筆における課題 ・1.3 ChatGPTについて ・1.4 ChatGPTが英語論文執筆に及ぼす影響 ・1.5 本書の構成 第2章 「研究成果構築フレーム」を活用した論文アウトラインの作成 ・2.1 「研究成果構築フレーム」について ・2.2 ChatGPTを用いた「研究成果構築フレーム」の設定 ・2.3 「論文構成テンプレート」の活用 … 90 ・2.4 『研究成果構築フレーム』における記述のポイント 第3章 ChatGPTを活用した論文構築:IMRAD形式に基づく執筆戦略 ・3.1 英語論文の基本構成 ・3.2 各セクションの構造 ・3.3 論文原稿の構築 第4章 正確に伝わる英語論文の書き方:科学技術英語ライティングとAIの活用 ・4.1 科学技術分野における英文の評価基準 ・コラム 3Cを身につけてわかったこと ・4.2 機械翻訳を活用した英語論文執筆の最適化 ・4.3 ChatGPTの英語論文における英作文への活用 ・コラム 英語が苦手なら、まずは使わない工夫を ・4.4 AIの活用と情報セキュリティについて 第5章 論文執筆の行き詰まり解消と完成度向上 ・5.1 「読者視点」を理解する ・コラム ChatGPTによる要約の活用 ・5.2 原稿を「読者視点」で見直す ・5.3 「読者視点」から執筆作業を再構築する 第6章 AI時代の英語学習と学術コミュニケーションの新たな潮流 ・6.1 AI時代の英語学習:変化と必要性の変化 ・6.2 AIが変える英語論文執筆:大量執筆時代における読者のリソース不足と研究の質保証 ・6.3 AI時代の学術コミュニケーションと「研究成果構築フレームワーク」の必要性 ・6.4 論文の未来と情報共有の可能性:AI時代における研究発表の役割 ■著者プロフィール 西山 聖久 (にしやま きよひさ):タシケント工科大学(ウズベキスタン)教授、副学長。株式会社発想工房代表取締役。博士(工学)。2003年に早稲田大学理工学部卒業、2008年に英国バーミンガム大学機械工学科博士課程修了。株式会社豊田自動織機勤務、名古屋大学工学部・大学院工学研究科講師、名古屋大学国際機関国際連携企画センター特任講師を経て、現職。専門は、価値工学(VE)、発明的問題解決手法(TRIZ)といった経営管理手法を活かした工学教育の研究(とくに英語教育、留学生教育、創造性教育など)。著書に『ChatGPTを活用した英語論文執筆の基本:機械翻訳を併用した最強の手法』、『理工系のAI英作文術: 誰でも簡単に正確な英文が書ける』『最短ルートで迷子にならない! 理工系の英語論文執筆講座』(化学同人)などがある。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆視覚的に数学を「眺めて」「楽しめる」本です。これが数学?と思いながら読んでみてください。◆ 数学のお兄さんとして広くご活躍の横山明日希先生と数学アートの第一人者の岡本健太郎先生のお二人による対談本です。いろいろな話題がポンポンとリズムよく出てきますので、臆することなくどうぞ楽しんでみてください。取り上げる題材の中には、見たり聞いたりしたことがあるものが多いと思います。よくよく掘り下げてみると、「美しい」数学だったり「はまる」数学だったり…。意外なことが盛沢山です。 紙やExcelなどで実際に手を動かしながら、数学って試すこともできるんだ!と感じ取ってもらえるのではないでしょうか。 ■こんな方におすすめ ・数学アートに興味がある人,自然界や日常に潜む数学に関心がある人,身の回りから学びを得たい人 ■目次 第1章 パスカルからフラクタルへ ~繰り返してできる不思議な世界~ 第2章 錯視はどうして「錯視」なの? 第3章 四色問題 ~色の塗分けが数学の問題に~ 第4章 数の見える化 ~辺から面、面から立体へ~ 第5章 立体図形と幾何学 第6章 数の見える化 ~和、平方和、五角数などを例に~ 第7章 数の見える化 ~魔方陣やパスカルの三角形、デラノイ数を中心に~ ■著者プロフィール 横山 明日希(よこやま あすき):株式会社math channel代表。公益財団法人日本数学検定協会認定幼児さんすうシニアインストラクター。日本お笑い数学協会副会長。才教学園小学校・中学校STEAM 教育アドバイザー。2017年、科学技術振興機構主催のサイエンスアゴラ賞を受賞。著書に『文系もハマる数学』(青春出版、2020)、『10歳からのおもしろ!フェルミ推定』(くもん出版、2022)など。早稲田大学大学院数学応用数理専攻修了。 岡本 健太郎(おかもと けんたろう):山口県下関市生まれ。九州大学理学部数学科卒業。同大学大学院数理学府博士後期課程修了。博士(数理学)。主要著書に『アートで魅せる数学の世界』(技術評論社、2021)『社会に最先端の数学が求められるワケ①』(共著、日本評論社、2022)など。現在は和から株式会社の数学講師として、主に大人のための算数・数学、データ分析の基礎的な講義を担当。また「数学」を使ったアート活動(切り絵)を通して、数学の有用性だけでなく美しさや魅力について積極的に発信。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【苦手を克服するための第一歩!】 『電気回路 実力・得点力アップ問題集』(技術評論社・刊)よりも初歩的、基本的な問題を収録しています。授業等で学んだはずなのに問題演習になるとどうしても解けない、教科書の例題と少し違ったタイプの問題になると手が詰まってしまうといった場合に取り組んでください。 本書はやさしい基本問題から始まって,授業等での演習問題を解く足がかりになる程度の難易度の問題を扱っています。この基本問題(例題)では、問題を解くのに必要な知識の復習から考え方、解き方、解答に至るプロセスを丁寧に解説しました。続けて関係のある練習問題を数題従えています。これが解けるようになると、ぐんぐん自信が付き、基礎力が身に付くはずです。さまざまな問われ方の問題に慣れて,まずは「基本的な問題は解ける」ところを目指しましょう。 ■目次 ●第1章 オームの法則と電気回路の基本 本章の内容のまとめ 例題1.1 オームの法則 例題1.2 コンダクタンス 例題1.3 電流の性質 例題1.4 電圧の性質 例題1.5 簡単な回路を解く(1) 例題1.6 簡単な回路を解く(2) 練習問題の解答 ●第2章 合成抵抗 本章の内容のまとめ 例題2.1 直列合成抵抗 例題2.2 並列合成抵抗 例題2.3 複雑な合成抵抗 例題2.4 合成抵抗の応用 例題2.5 合成コンダクタンス 練習問題の解答 ●第3章 分圧・分流 本章の内容のまとめ 例題3.1 分圧(1) 例題3.2 分圧(2) 例題3.3 分流(1) 例題3.4 分流(2) 例題3.5 簡単な回路を解く(3) 練習問題の解答 ●第4章 分圧・分流の応用 本章の内容のまとめ 例題4.1 倍率器 例題4.2 分流器 例題4.3 電源の内部抵抗 例題4.4 電流源 練習問題の解答 ●第5章 直流電力 本章の内容のまとめ 例題5.1 直流電力(1) 例題5.2 直流電力(2) 例題5.3 最大電力問題 例題5.4 電力量 練習問題の解答 ●第6章 キルヒホッフの法則 本章の内容のまとめ 例題6.1 電圧降下 例題6.2 キルヒホッフの電圧則 例題6.3 枝電流法 例題6.4 閉路電流法(ループ電流法) 練習問題の解答 ●第7章 鳳・テブナンの定理とノートンの定理 本章の内容のまとめ 例題7.1 鳳・テブナンの定理 例題7.2 ノートンの定理 練習問題の解答 ●第8章 回路の諸定理 本章の内容のまとめ 例題8.1 重ね合わせの理 例題8.2 ブリッジ回路とホイートストンブリッジ 例題8.3 ブリッジ回路の応用 例題8.4 Δ-Y変換・Y-Δ変換 練習問題の解答 ●第9章 交流とその表現 本章の内容のまとめ 例題9.1 交流の表現(1) 例題9.2 交流の表現(2) 例題9.3 複素数の計算 例題9.4 交流電圧・電流の複素数による表現(フェーザ) 練習問題の解答 ●第10章 交流素子 本章の内容のまとめ 例題10.1 リアクタンス 例題10.2 インピーダンス 例題10.3 合成インピーダンス(1) 例題10.4 合成インピーダンス(2) 例題10.5:複雑な合成インピーダンス 例題10.6 アドミタンス 例題10.7 合成アドミタンス 練習問題の解答 ●第11章 簡単な交流回路 本章の内容のまとめ 例題11.1 電圧・電流・インピーダンス 例題11.2 電圧・電流の大きさ 例題11.3 電圧・電流の位相のずれ 例題11.4 周波数・角周波数との関係 練習問題の解答 ■著者プロフィール 牛田啓太:1977年、群馬県生まれ。2000年、東京大学工学部電子情報工学科卒業。2005年、東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻博士課程修了。群馬工業高等専門学校電子情報工学科講師を経て、現在、工学院大学情報学部情報通信工学科准教授。主な著書:『電気回路 実力・得点力アップ問題集』(技術評論社 2022年)、『基礎C言語[入門編]』(技術評論社 2020年)
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【数学の不安を吹き飛ばす! 数学の意味と目的をとことんわかりやすく解説。】 役に立つ数学とは?何から手を付ければよいのか、できるだけ苦労せずに使える数学を身につけるにはどうすればよいのか? こう捉えるとよいのか…と合点がいく内容が盛沢山です。 高校まで数学が得意だった人が、大学の数学になった途端に躓いてしまうことがあります。なぜ難しいと感じてしまうのか、どう取り組んでいけばよいのかを、現役のエンジニアライターが実体験をもとに解説していきます。捉え方をちょっと変えれば、意外とすんなりと先へ進むことができるかもしれません。 ■こんな方におすすめ 大学の数学の授業についていくことができない人、専門ではないけれども数学をやらないといけない人、数学が何の役に立つのか知りたい人、工学系で数学を使う人、数学の応用を知りたい人……など。 ■目次 ●第1章 なぜ大学数学は難しいのか 大学の数学が難しい理由 高校の数学と大学の数学の違い 役に立つ数学とは? 数学の3つの性質 数学界の絶対的なルール「0で割ってはいけない」 ε-δ論法がなぜ必要なのか? 無限なんて現実には存在しない 大学数学を学ぶ時の心構え ●第2章 高校数学の学びなおし f(x)とは何か?(関数) 大きい数/小さい数を扱う(指数・対数) 実は三角でなくて、波を表す関数(三角関数) 「i^2=-1」を忘れた後に残るもの(複素数) 微分=傾きの概念をしっかりと(微分) 積分=面積の概念をしっかりと(積分) スカラーより便利なことに気づいて欲しい(ベクトル) 「同様に確からしい」の本質(確率) ●第3章 大学数学の学び方 本格的な大学数学に進む前に 行列を変換と考える(線形代数) ∂とdは何が違うのか? (多変数関数) ネイピア数の大事さがわかる(微分方程式) 微分系ではなく積分系で考えよう(ベクトル解析) 実は実関数の積分で活躍する(複素関数論) 現実世界の数字を理解する(数値解析) 統計学は標準偏差が8割 ■著者プロフィール 蔵本 貴文(くらもと たかふみ):香川県丸亀市出身、1978年1月生まれ。関西学院大学理学部物理学科を卒業後、先端物理の実践と勉強の場を求め、大手半導体企業に就職。現在は微積分や三角関数、複素数などを駆使して、半導体素子の特性を数式で表現するモデリングという業務を専門に行っている。さらに複業として、サイエンス・テクノロジーを中心に執筆するエンジニアライターとしての一面も持つ。著書に『数学大百科事典』(翔泳社)、『解析学図鑑』(オーム社)、『「半導体」のことが一冊でまるごとわかる』(共著、ベレ出版)などがある。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【世にも不思議な昆虫の世界へようこそ。83種のハチの生態、徹底解説!】 蜂の種類は、なんと約15万種! 蜂の世界は、私たちが想像するよりずっと多種多様で、そこには不思議な生態をいくつも見ることができるのです。この本では、こうした蜂の興味深い生態をかわいいイラストでわかりやすく紹介。「こんな蜂がいたんだ!」「蜂ってこんなに奇妙な生き物だったんだ!」と、蜂への印象がガラリと変わるにちがいありません。この本を片手に、蜂たちの奇妙な世界へいざ旅立ちましょう! ■目次 ◎口絵 華麗!黄色と黒だけではない美しいハチの世界 これでもハチ?変わった姿のハチたち いろいろなハチの巣(カリバチ) いろいろなハチの巣(ハナバチ) ハキリバチの巣作りの一部始終 ……ほか はじめに ●第1章 知ってる?ハチにまつわる基礎知識 そもそもハチとは何か? どのようなハチがいるのか?ハチの分類と進化 ハチは危険な生物なのか? ハチを食生活から比べてみる ●第2章 名建築家!六角形だけがハチの巣じゃない 家は植物のコブの中 タマバチ 壺作りはお手のもの 陶芸家 トックリバチ 嫌な臭いで寄せつけません アシナガバチ マイホームはカタツムリの殻 マイマイツツハナバチ 束ねた筒は集合団地 マメコバチ ……ほか ●第3章 お世話になってます!あれもこれもハチのおかげ 畑を守る用心棒たち オンシツツヤコバチ 野菜ハウスにハチの銀行 コレマンアブラバチ 旅は道連れ、風まかせ カマバチ 紙の作り方教えます! アシナガバチ、スズメバチ 見直される伝統食 クロスズメバチの幼虫 ……ほか ●第4章 知れば知るほど奥深い!ミツバチの世界 年寄りをいたわらない?仕事分担の不思議 ミツバチ 究極のヒモ生活? ミツバチのオス それでも交尾は命がけ ミツバチのオス 人の家に押し寄せて蜜ドロボー ミツバチ 必殺技は「熱殺蜂球」。スズメバチを布団蒸し ニホンミツバチ ……ほか ●第5章 面白習性!あなたの知らないハチたちの多彩な生きざま もともとハチなのに…失礼な名前をつけられた ハチガタハバチ キノコも一緒に育てましょう キバチ 本当はどっち? アリバチ 入り込んでしまえばこちらのもの… エイコアブラバチ 兵隊アリならぬ兵隊幼虫? トビコバチ ……ほか ●第6章 利用し利用され?植物とハチの不思議な関係 SOS!救難信号で用心棒を呼ぶ カリヤサムライコマユバチ うらやましい?生涯を果物の中で イチジクコバチ 結婚相手はランの花 ハンマーヘッドオーキッド×コツチバチ ぴったりフィット①パッションフルーツ×クマバチ ぴったりフィット②サクラソウ×トラマルハナバチ ……ほか ●第7章 切っても切れない!ハチに関わる生き物たち 数千個の卵を産むギャンブラー ツチハンミョウ クマバチの巣に寄生するクワガタ? ヒラズゲンセイ 寄生した相手のやる気をなくす スズメバチネジレバネ 木の上の覇権争い オオスズメバチvsカブトムシ どうしても入りたくなっちゃう… メンガタスズメ ……ほか ●第8章 お騒がせ?外国から来たハチたち クリを守るために連れてこられた チュウゴクオナガコバチ フランスワインが飲めなくなる? ツマアカスズメバチ 海外でお騒がせ! オオスズメバチ、フタモンアシナガバチ ……ほか ◎特別寄稿 ハナバチの危機とその対策 (国立環境研究所 五箇公一) 嫌われ者のスズメバチも生態系にとっては大切な存在 (玉川大学 小野正人) ハナバチ研究の面白さ (筑波大学 横井智之) 植物と食べ物とマルハナバチを守るために (東北大学大学院博士研究員 大野ゆかり) 参考文献 おわりに ■著者プロフィール 光畑雅宏:【著】1971年横浜市生まれ。農業場面における送粉者利用のスペシャリスト。在来種マルハナバチの実用化について中心的な役割を果たし、その利用技術の確立と作物毎の利用ノウハウの構築に注力。一般の市民や子供たちむけの昆虫観察会、講演など幅広く普及啓発活動も行っている。> coco:【絵】作家、写真家、漫画・イラスト描き。著書に漫画『今日の早川さん』1~4巻(早川書房)、『SFのSは、ステキのS』1~2巻(早川書房、「S-Fマガジン」に連載中)、写真とイラストを担当した『ずかん ハチ』(技術評論社)など。 。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13167-8)も合わせてご覧ください。 「リスク」という単語は日常生活でもよく用いられており,感染症関連の話題でもよく聞く単語ですが,公衆衛生における有害物質による健康被害や病原体の感染などに関して,統計を使ったリスク管理方法がWHO等によって確立されています。産業においても製品の故障や不良などに関する統計による品質管理,リスク管理に関してISO等によって定められており,医薬品や食品,工業製品などで導入されています。本書では統計学の基礎からリスク解析の際に主に使われるベイズ統計を解説します。そしてリスクに関して具体例や問題とともに安全管理や品質管理の手法について,数量的な扱いを学んでいきます。ExcelやRを使った解析についても紹介しています。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12887-6)も合わせてご覧ください。 高校で学ぶ微分法と積分法は,数学の花形の分野です。計算が面倒なところもあるので,苦手意識がある人もいるでしょう。しかしながら,基礎からしっかり積み上げていくと,思考力を鍛える格好の題材なのです。ただ公式に当てはめて問題を解くだけではもったいないです。本書では「微積思考」を徹底的に鍛えるべく,発想力も磨いていきます。中学生以上の数学が好きな方ならば読み進めていただけるよう,丁寧に解説を入れています。「微」「積」とはこういうことだったのか!と納得してもらえることでしょう。
-
-※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12806-7)も合わせてご覧ください。 2050年の脱炭素化,カーボンニュートラルに向けて産業界の動きが活発になってきている中,自動車業界ではハイブリッド自動車(HV),電気自動車(EV),プラグインハイブリッド自動車(PHV),燃料電池自動車(FCV)などの開発が加速しています。 化石燃料も使用するHV以外も含めたこれらの自動車は,再生可能エネルギーや水素などのクリーンエネルギーの利用も踏まえ,CO2排出量をおさえたカーボンニュートラル化に大きく貢献することが期待されています。しかしながら現状としては,燃料の確保や製造コストの問題,車の買い替えなど,車を使用するユーザーの負担が大きいことが課題となっています。 カーボンニュートラル燃料とは,CO2を排出しない自然由来のバイオエタノールおよびCO2を利用して生成されたグリーン燃料です。自動車産業のみならず,ジェット機などの運輸業界で徐々に注目を集めている燃料で,JAL,ANAでバイオジェット燃料の導入,一部実用がはじまり,2050年のカーボンニュートラル実現に向けた切り札として期待されています。 本書の執筆陣は国の政策づくりに携わっているメンバーが多く,現状進んでいる技術,普及させるには何が必要かなど,実情にあわせた解決策を提案しています。 化石燃料であるガソリンに替わる燃料として注目度が増しているカーボンニュートラル燃料について,産業界の現状とこれからの普及に向けた技術開発の最新情報を図表を交えながらわかりやすく解説します。
-
-
-
-
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちが生きているこの宇宙は,いつどのように誕生し,どこまで広がっているのでしょうか? 地球もその一部である太陽系は大宇宙の中のどこに位置するのでしょうか? 宇宙は無限の未来まで存在するのか,それともいつか消滅するのでしょうか──こうした根源的な疑問にとり組む科学を「宇宙論」と呼びます。現在の理論では,宇宙はいまから138億年ほど前に突如“無”から生まれたとされています。以来,宇宙はたえずふくらみ続け,その中で銀河や星々が誕生し,大きな星々は超新星となって死んでいきました。私たちの体は,このとき超新星が生み出した元素からつくられているのです。本書はこうした宇宙の壮大な歴史を最新科学で解き明かしていきます。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自動制御技術は,産業界の生産システムにはなくてはならないものです。自動制御を学ぶには,電気・電子工学や制御工学といった幅広い分野の知識と,数学をベースにした理論の学習が不可欠になります。そのため,初心者には難易度が高く,効率のよい学習を困難にしています。そこで本書は,自動化制御技術の習得を目指す人たちのために,なっとくしにくい問題や分かりにくい問題を精選し,その問題解決を腑に落ちるようにわかりやすく解説しました。著者の長年の経験の中から得たヒントやアイデアを用い,これまでの参考書にはない独自の解説方法を導入することで,初心者にやさしく理解できるよう工夫してあります。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【プロが考えるクビナガリュウの飼育管理法とは?】 古生物が水族館にいたら、どんな感じになるのだろう? そんな疑問に、各方面の専門家たちが超真剣に取り組んでみました。 水棲の古生物の生態に合わせたフィールドは? 繁殖のために考えられる施設とは? 体調を管理するためのバックヤードは? 観客の安全はどう担保する? 専門家目線で考えた『古生物水族館』。 それは一体いったいどんな施設なのでしょう? 今まさに開園です。 ■こんな方におすすめ ・古生物&水棲爬虫類ファン ・古生物の生態や行動に興味のある方 ・水棲動物飼育や管理施設の運営に関心のある方 ■目次 ■zone A「メイン館1階 サメとその仲間たち」 メガロドン/ヘリコプリオン/アクモニスティオン/ファルカトゥス ■zone B「メイン館2階 世界の水棲古生物」 メトリオリンクス/ショニサウルス/ペゾシーレン/ステラーカイギュウ/フォスフォロサウルス/ワイマヌ/インカヤク/パラエウディプテス/アクセルロディクティス・ラボカティ/フォレイア/メタプラセンチセラス&プテロプゾシア&ニッポニテス/アノマロカリス/エーギロカシス/アサフス&キクロピゲ&ツリモンストラム/ユーリプテルス/アクチラムス/ドロカリス/ダンクルオステウス/ユーステノプテロン/ボスリオレピス/ケイチョウサウルス&オドントケリス/フタバサウルス ■zone C「身近なエリアとリサーチ館」 フルービオネクテス/デスモスチルス&パレオパラドキシア/ホッカイドルニス&アロデスムス/クラドセラケ/プトマカントゥス ■zone D「クジラのドーム」 アンビュロケタス/バシロサウルス/ハーペトケタス ■zone E「ビーチと入り江」 アーケロン/ストゥペンデミス/モササウルス/リヴィアタン ■ようこそ! バックヤードツアーへ ■著者プロフィール ●著者紹介 土屋健:サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員、日本古生物学会員、日本文藝家協会員。埼玉県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現職。2019年に日本古生物学会貢献賞を受賞。古生物に関わる著作多数。近著に『生命の大進化40億年史 新生代編』(講談社)、『恐竜たちが見ていた世界』(ともに技術評論社)など。動物園で動物を見ると、つい、我が家の犬たちとのちがいを考えてしまう。 ●絵師紹介 ツク之助:サイエンスイラストレーター。古生物の復元画や、爬虫類イラストを描く。イラストを担当した書籍に『ディノペディア』(誠文堂新光社)、『恐竜たちの見ていた世界』(技術評論社)、『恋する化石』(ブックマン社)など。 バンダイの爬虫類カプセルトイシリーズも展開。水族館めぐりが大好きで、日本各地の水族館を、大きなものから小さなものまであちこち巡っています。 ●水族館監修者紹介 伊東隆臣:大阪・海遊館にて海獣類や魚類、ニフレルの猛獣類の飼育係兼獣医師として従事。 地球の表面積の約70%は海であり、ある論文の報告によると海洋に生息している生命の91%が新種だそうです。日本近海だけでも毎年新種が発見されており、水族館でも新種生物の飼育にチャレンジすることがあります。そういう意味では、今回の古生物の飼育方法を検討する機会を頂けたことは、水族館職員冥利に尽きる思いです。 ●古生物水族館研究者チーム・メンバー紹介 安藤達郎:足寄動物化石博物館でペンギンモドキと海生哺乳類を研究。 栗原憲一:株式会社ジオ・ラボ代表取締役・CEO。北海学園大学非常勤講師。 小西卓哉:アメリカ・シンシナティ大学生物科学科教育准教授。専門は古脊椎動物学。 薗田哲平:福井県立恐竜博物館研究員。手取層群を軸足とした化石カメ類の系統分類や形態進化が専門。 田中源吾:熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター准教授。 田中嘉寛:大阪市立自然史博物館・学芸員。専門は水生哺乳類の進化。 冨田武照:(一財)沖縄美ら島財団総合研究所・主任研究員。水族館管理部魚類課兼任。 林昭次:岡山理科大学生物地球学部准教授。脊椎動物の進化と生態について骨内部構造から研究。 宮田真也:専門は魚類化石の分類学。城西大学大石化石ギャラリー学芸員。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「新傾向の問題には過去問は通用しない?」 そんなことはありません!過去問演習を通して得られる力は,類題だけでなく,新傾向の問題への対応にも役立ちます。 本書では,過去問の解き方を徹底的に解説しています。基礎から丁寧に説明しており,解答までのプロセスを理解できるようになるでしょう。 巻頭の「出題傾向分析」や「出題ジャンル総整理」では,頻出問題の確認や要点整理など,直前の総まとめができます。 豊富な過去問と詳しい解説,そして頻出問題の整理と分析で合格までの道を力強くサポートします。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13053-4)も合わせてご覧ください。 化学の構造式を描くソフトであるChemDrawは大学をはじめとする教育現場や企業などで幅広く使われています。 本書では,様々な構造式の作図をはじめとするChemDrawの基本的な使い方から,表の作成,他のソフトとの連携など,レポートや論文を作成する際に便利なテクニックまで紹介します。 より美しく,よりスマートにChemDrawを使いこなすための1冊です。ChemDrawの関連ソフトであるChem3D,ChemFinderの基本操作についても紹介しています。
-
3.5統計学をはじめて学ぶ者にとって,いま学んでいる統計学がどこに位置するのか,問題解決に適切な統計手法を選んでいるのか,広大な統計学の世界では,全く闇の中でしょう。みなか先生はそんな広大な統計学の世界を一枚の絵にしました。それが「統計曼荼羅」です。本書は長年にわたる先生の「講義録」-「統計曼荼羅の世界」を分かりやすい一冊に凝縮しました。どんな統計手法があるのか,相互関係はどうなっているのか,本書で統計学の世界を鳥瞰します。できるだけ広く遠く統計学の裾野を見渡し,統計データ解析のさまざまな “顔” をお見せします。統計ツールや数学よりも,もっと大切な「武器としての統計学」を知ることになるでしょう。
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 代数学は,集合論や群論などから学びはじめるのが一般的です。しかしそれらは微分積分や線形代数よりも抽象的な印象があるため,とっつきにくいといわれています。そこで,本書では,暗号技術を切り口にして代数学を実例,活用シーンから理解できるように構成します。暗号技術は今の社会には欠かすことができない技術で,数学だけではなく情報科学としても注目されています。そこで使われている数学が代数学なのです。身近なところで使われている暗号を例にして,素数,ユークリッドの互除法,フェルマーの小定理など高校までに学んだことも盛り込みつつ,代数学の基本である群・体・環の話からRSA暗号,エルガマル暗号の話にまで発展させていきます。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は技術士試験第一次試験の基礎科目と適性科目の過去問題解説書です。 本書は「出題ジャンル総整理」と「過去問題」,別冊の「解答・解説」で構成されています。 「出題ジャンル総整理」では,基礎科目と適性科目でよく出題される項目を中心に解説し,要点をまとめています。 「過去問題」は,平成27年度から令和2年度まで(令和元年度再試験を含む)7回分の基礎科目と適性科目の過去問題を,別冊「解答・解説」は解答と解説を収録しています。 一次試験の合格ラインは50%以上得点することです。一次試験は過去に出題された類似問題が多いので,繰り返し過去問題を解いていくのが合格への道です。 ダウンロード付録付き(平成24年度~平成26年度解答・解説)。
-
4.0