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◆古生物の研究にぐりぐり迫る図鑑!◆
「古生物」の“研究の歴史”をを履歴書的に紹介する、今までにない図鑑の登場です。
今では広く知られるようになった古生物も、発見されて研究が進み、世に公開されるまでには、いろいろなドラマがありました。たとえばアノマロカリス。アノマロカリス自身が初めて見つかったのは、実は19世紀。そこからいろいろな経緯・研究を経て、現在の姿に至るまでにかかった時間は約130年。その裏側にはいろいろなドラマが隠されていたりします。そうしたドラマを、イラストを交えながら分かりやすく解説。「最初の発見はこんな感じだったんだ」「発見当時はこんな風な生物と考えられていたのか」「戦後のドサクサで、化石が行方不明になっていたんだ」などなど、古生物が世に知られるまでのドラマをひとつずつ紐解きつつ、最新の見地における古生物の正体を紹介していきます。
図鑑を見るだけではわからない、古生物に隠された裏の世界。古生物に秘められたドラマをお楽しみください。
■こんな方におすすめ
・古生物に興味のある小学校中学年以上の方
・恐竜などの研究について興味のある方
■目次
●序章
・古生物ってなに?
・履歴に注目! 古生物は研究史が面白い
・一芸に注目! 古生物は“特殊な生き様”が面白い
・家系に注目! 古生物は“進化の系譜”が面白い
・地質年代表
●第1章 古生代
・No. 1 生命史上初の“覇者” アノマロカリス
・No. 2 業界騒然の五つ眼生物 オパビニア
・No. 3 あし? トゲ? 頭? 尾? ハルキゲニア
・No. 4 三葉虫界のNo.1スイマー ハイポディクラノタス
・No. 5 1列になって大行進 アンピクス
・No. 6 360度視界良好! エルベノチレ
・No. 7 明るい海の支配者 プテリゴトゥス
・No. 8 暗い海の支配者 アクチラムス
・No. 9 頭守って、しり……? ダンクルオステウス
・No.10 謎が渦巻く螺旋の化石 ヘリコプリオン
・No.11 腕をもったサカナ ティクターリク
・No.12 大きな帆で体温調整 ディメトロドン
・No.13 初めて“飛んだ”爬虫類 ウェイゲルティサウルス
・No.14 研究者泣かせの怪物 ツリモンストラム
●第2章 中生代
・No.15 旅するウミユリ セイロクリヌス
・No.16 恐竜時代の長大なカキ コンボウガキ
・No.17 この異常、異常にあらず ニッポニテス
・No.18 塔からS字へ プラヴィトセラス
・No.19 三畳紀の“ハンマーヘッド” アトポデンタトゥス
・No.20 大きな帆の狩猟者 スピノサウルス
・No.21 「恐ろしい手」の主 デイノケイルス
・No.22 肉食恐竜の帝王 ティラノサウルス
・No.23 中生代に色をつけた化石 アーケオプテリクス
・No.24 飛べない? 大型翼竜 ケツァルコアトルス
・No.25 中生代の最恐海棲爬虫類 モササウルス
・No.26 日本初のモササウルス エゾミカサリュウ
●第3章 新生代
・No.27 防御は最大の武器!? タカハシホタテ
・No.28 謎多き日本の奇獣 デスモスチルス
・No.29 氷河時代の“新型”ゾウ ケナガマンモス
・No.30 島国適応の小型ゾウ アケボノゾウ
・No.31 “ウルフ”だけど…… ダイアウルフ
■プロフィール
●著者―土屋 健:サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員。日本古生物学会員。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、2012年より現職。2019年にサイエンスライターとして初の日本古生物学会貢献賞を受賞。著作多数。近著に『古生物動物園のつくり方』『古生物水族館のつくり方』(ともに技術評論社)など。
●監修者―芝原 暁彦:古生物学者。博士(理学)。地球科学可視化技術研究所所長。福井県立大学客員教授。博士号を取得後は(国研)産業技術総合研究所の地質標本館で地球科学の可視化技術に関する研究に従事。2016年に「地球科学可視化技術研究所」を設立。「未来の博物館」を創出するための研究を続けている。また「ウルトラマンアーク」などの科学考証を行う。著書多数。
●イラストレーター―土屋 香:金沢大学大学院自然科学研究科で修士号(地質学、古生物学)を取得。古生物を中心にイラストを描く。インターネットショップ「恐竜・化石グッズの専門店 ふぉっしる」で古生物関連グッズを販売している。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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