小説作品一覧

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  • 我的愛人
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    1巻1,567円 (税込)
    守るべき未来のために、僕らは立ち上がる。 「正義のために苦しむ人が生じるなら、私はそんな正義を欲しません。」 戦禍に直面しながらも平和を願い、ひたむきに生きる若者たちの物語。 青年・三郎は、学生生活を謳歌する中で出会った弥生という女性に心惹かれながらも、明確な思いを伝えられぬまま卒業を迎え、県庁職員として充実した日々を過ごしていた。 そんなささやかな日常とは裏腹に、隣国との国境紛争は激化の一途をたどっていた。 一年越しの再会を果たした三郎と弥生。二人の元にも、戦争の影が徐々に忍び寄る。 なぜ人々は争うのか。戦争の先には、どんな結末が待っているのか。 彼らはそれぞれの決意を胸に、平和を取り戻すべく動き始めるのだった――。

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  • テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス ─古代ギリシア英雄伝─
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    1巻836円 (税込)
    「エパミノンダスよ。きみにはここに座して、祖国テーバイを守ってもらわねばならない。だから、わたしが行くのだ」 スパルタ軍の支配から脱し、徐々に頭角を現した「テーバイ」。ギリシア神話の英雄ヘラクレスを生んだこの国の一時代を担ったのは、2人の青年であった。 ペロポネソス戦争後の混迷する古代ギリシア世界で覇権を握ったテーバイの繁栄と衰退、そして彼らの刎頸の交わりを描いた物語。 敵軍に追い込まれ仲間たちが次々と逃げ出す中、勇敢なペロピダスだけは希望を失っていなかった。敵の猛攻を一身に受けるうちに遂に彼は死を覚悟するが、その時誰かが彼をかばうように覆いかぶさっていることに気づく。後世にまで引き継がれた戦法を考案した名将・エパミノンダスと、気鋭の戦士・ペロピダス。2人の友情はここから始まった。

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  • 闇の行動指令書 しまなみ海道に消えたミス
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    1巻1,672円 (税込)
    「海上保安庁最強」 その冷酷非情な軌跡 瀬戸内海、愛媛県を舞台に圧倒的なスケールで繰り広げる、三次元スーパーアクション大作。 「無傷で救出せよ」 ミス大洲・北島恵利子は偶然出会った青木治郎に燃え立つような憧れを抱き、ひと夏のロマンスを過ごす。 夢のような思い出と寂しさを胸に日常に戻っていく恵利子だったが、しまなみ海道で何者かの襲撃を受け、拉致されてしまう。 救出の指令を受けた青木は、正体不明の組織に立ち向かう――。 元海上保安官の著者が描く、ノンストップスペクタクル。

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  • 灰色の風が吹く
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    1巻1,672円 (税込)
    この世界は、誰の味方でもない 社会の片隅で生きる男が、ある事件をきっかけに運命を翻弄されていく――。 哀しみと決意が滲む現代の群像劇。

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  • SHOW MUST GO ON 1945謀略のメロディ
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    青山翔造は、連合軍の進駐後、英語屋として多忙な日々を送る中、『ニューズウイーク』記者と名乗るマコト・ハーバートと会う。 マコトの紹介で劇場の仕事を始めた翔造は、ショーの世界の虜に。 一記者ながらマコトは次々と軍の便宜を図り、夢の実現へと翔造を助ける。 マコトが授けた指令が、芸能界を左右する。驚天動地の戦後謀略サスペンス!
  • 祭暦
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    本書は、古代ローマ「黄金時代」後期を代表する詩人オウィディウス(前43-後17/18年)が『変身物語』とともに手がけた、もう一つの代表作です。 愛する男女の往復書簡という体裁をとる『ヘーロイデース』、恋愛詩人としての本領を発揮した『恋の歌』といった初期作品で知られるオウィディウスは、愛を成就させるための技法を性的なものまで含めて赤裸々に指南する『愛の技術』を書いたことが一因となって、のちに流刑の憂き目に遭いました。そのあと後期の円熟を迎えるオウィディウスが唯一の叙事詩である『変身物語』とともに着手したのが、本書『祭暦(Fasti)』です。 ローマの祝日や祭礼の縁起をエレゲイア詩で歌うこの作品は、『金枝篇』で知られるジェイムズ・フレイザーをはじめ、多くの歴史学者、宗教学者、人類学者の関心を惹いてきました。月ごとに構成される本書は、しかし流刑のため未完に終わり、現存しているのは一月から六月まで、つまり一年の半分にとどまっています。今日はこの出来事があり、今夜はこの星座が見られ、明日にはあの祝祭が行われる……といった記述がカレンダーのように積み重ねられていく形式は、前例のない大胆な試みです。そのような大衆受けしそうな形式をとった本書で扱われるのが国家的な性格をもつローマの祭祀であることは一見矛盾しているように思えます。しかし、そのような自己アイロニーによるユーモアこそ、本書を文学的伝統の中で類を見ない稀有な作品たらしめていることもまた事実です。 大詩人が残したもう一つの代表作、初の文庫版をここにお届けいたします。 [本書の内容] 第一巻 ヤーヌス月 第二巻 フェブルア月 第三巻 マルス月 第四巻 アプリーリス月 第五巻 マーイウス月 第六巻 ユーニウス月 訳者解説 補 遺 ローマの暦 学術文庫版訳者あとがき 固有名索引
  • 魔都の婦人記者
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    1930年代、人々を魅了するアジア一の大都市・上海。スキャンダルを背負って死んだ父の汚名を漱ぐため、身一つで上海に降り立った高峰虹子は、到着早々すべての荷物を掏られ途方に暮れていた。そんな時に出会ったのは、大衆誌「上海モダン」を発行する作家・佐木と、記者の不破。佐木に頼み込み、記者として働きはじめた虹子は、街を賑わす様々な事件に触れつつ、父の事件の真相を追うが・・・・・・。繁栄と退廃、侵略とテロ、富と貧困。すべてを内包する「魔都」上海で、雑誌記者・虹子が見た陰謀と真実とは!?
  • 水脈を聴く男
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    井戸で発見された溺死体のお腹から取り出された胎児。彼には大地の「水脈を聴く」能力が宿っていた──。 ひどい頭痛に悩まされるマリアムは井戸の深淵からの「おいで、おいで」という囁きに導かれ、ついには溺死体として発見される。しかし、その体には胎児が宿っていた。無事(サーレム)に救われたことでサーレムと名付けられた息子は、耳を澄ませると地中を流れる水の音が聴こえるようになる。その噂はあっという間に広がり、避けられ孤立するようになるが、水源を探し当て村を襲った干ばつから救うことで必要とされるようになる。その評判は遠方まで轟き、15歳の少年は「水追い師」として各地で引く手あまたになるのだが──。 アラビア半島に位置し、雨のほとんど降らない小国オマーン。地下水路(ファラジュ)による独自の灌漑システムは、峻険な岩山や荒涼とした砂漠の地を潤してきた。『バグダードのフランケンシュタイン』などが過去に受賞したアラビア語圏最高の文学賞「アラブ小説国際賞」に輝いた、水をめぐる傑作長編。 「気候変動や水資源の枯渇が世界的な課題となっている今日、この小説が描く「水に囚われる人間の姿」は、過去の物語ではなく、今まさに現代社会が直面する現実の縮図として読み解くことができる」(本書解説より) 【目次】 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 第十一章 エピローグ 解説 訳者あとがき 【著者】 ザフラーン・アルカースィミー(Zahran Alqasmi) 1974年オマーン生まれの小説家・詩人。これまでに4冊の小説と10冊の詩集を刊行している。4作目となる『水脈を聴く男』(2022年)が、2023年度のアラブ小説国際賞(International Prize for Arabic Fiction)を受賞し、一躍注目を集める。 ⼭本薫 慶應義塾⼤学総合政策学部准教授。東京外国語⼤学外国語学部アラビア語学科卒業、東京外国語⼤学博⼠(⽂学)。専⾨はアラブ⽂学。訳書にエミール・ハビービー『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』(作品社、2006年)、アダニーヤ・シブリー『とるに⾜りない細部』(河出書房新社、2024年)など。 マイサラ・アフィーフィー(Maisara Afifi) エジプト出⾝。カイロ⼤学卒業後、1996年に来⽇。通訳者として働きながら、平野啓⼀郎『⽇蝕』、村上春樹『騎⼠団⻑殺し』ほか、森鴎外、太宰治、三島由紀夫らの⽇本語⼩説をこれまでに約20冊、アラビア語に翻訳している。
  • 黄色い薔薇の物語
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    1巻1,430円 (税込)
    湘南にある鄙びたボウリング場を巡り、三つの話が動きだします。エバと盗難美術品捜査官、北海道の弁護士夫婦、そして緑の丘の子供たち。左脚は動かず右手を無くし黙々とボウリングをする田中陽介という男が、やがてこの三つの話を結びつけ、やがてひとつの物語を織りなしていく、大人のための物語です。
  • 関ケ原の亡霊~新九郎 古今捕物控~
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    南町奉行所定町廻り同心・瀬波新九郎の元に、古今の文書集めが趣味の年寄りが殺されたと連絡が入った。現場に入った新九郎は、首を捻る。お金もとられておらず、物盗りではない。古文書に詳しい助っ人を頼んで再検証をしてみると、価値のある古文書が消えていたとわかる。しかも、そこには徳川家の「隠し財産」の在処が……。「八丁堀のおゆう」著者、待望の新シリーズ! 変わった経験を持つ同心が、江戸の不可解な事件に挑む。
  • まもれ最前線! 陸海空自衛隊アンソロジー
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    「新型コロナ」下の日本で、自衛隊はそれぞれどう活動していたのか? 陸海空の各自衛隊を知り尽くした作家たちが、その任務の特性や特徴を活かしながらエンターテインメントに仕上げた日本初の自衛隊お仕事アンソロジー。陸上自衛隊の看護官・畠山知重が奮闘する「迷彩の天使」、砕氷船で南極に向かう海上自衛隊員の日常を描く「氷海」、航空自衛隊員・盛岡が遭遇した奇妙なバードストライクを追う「空のプライド」の3編を所収。
  • 路草 朽花 川崎長太郎初期名作集
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    武田麟太郎の斡旋で1934年(昭和9年)に刊行された連作集の『路草』と三人称客観描写の中篇「朽花」を中心に据えた作品集として1937年(昭和12年)に刊行された『朽花』は、川崎長太郎が東京で文壇に連なって作家として生きていた時期の単行本。 この2冊から「初期名作集」として新たに構成したのが本書である。 単行本『路草』収録の5篇から、のちに作家本人によって、冒頭に置かれた「その一 飛沫」が割愛され、「その一 穽」「その二 隻脚」「その三 泥」「その四 路草」という四章立ての連作「路草」となっている。 「路草」は、カフェの女給である民枝と作家本人に近い存在である主人公のもつれた関係の転変、そして悲痛な破局を緊迫感あふれる筆致で描いている。 また、「朽花」は、徳田秋声の息子である徳田一穂が私娼街・玉の井の娼婦を足抜けさせようとして孤軍奮闘するさまを三人称で描く、いわばモデル小説である。 本書では、タイプの異なる2篇を収録することで、可能性を秘めた若い作家だった川崎長太郎の初期の姿を、コンパクトでありながら鮮やかな形で1冊の文庫本に収めることをめざした。 講談社文芸文庫版として著者の歿後40年の節目に刊行するにあたり、「路草」に関連して単行本に収録されながら後に割愛された「飛沫」を、「朽花」について著者が書いた短いエッセイを、それぞれ参考資料として収録することで、川崎長太郎や私小説の愛好家向けに工夫をこらしている。
  • 組長刑事 凶暴
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    侠気捜査、炸裂! 経済マフィア殺人に邪淫教団の影が!? 累計60万部! 警察サスペンスシリーズ第2弾 樋口の野郎を殺めたのは、 このあっしです―― 非合法ビジネスで荒稼ぎしていた経済マフィアの樋口剛健が何者かに刺殺された。 建設業『羽賀組』の四代目で「組長刑事(デカ)」とも呼ばれる捜査一課・羽賀(はが)亮(りょう)は、樋口と言い争っ ていた司法書士の男を追うが、突然自首してきたのは、驚くべきことに『羽賀組』専務の彦坂だった。 事件の裏には、邪淫教団の影がちらついて……。(『組長刑事 凶行』改題)
  • 罪の殘骸(かけら)~峰打ち同心 千坂京之介事件帖~
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    1~2巻770~880円 (税込)
    頭脳明晰かつ剣術の達人。錦絵から飛び出てきたような男ぶり。定町廻り同心の中で手柄の数も町人たちからの人気も群を抜く。そんな京之介にも弱みがある。それは、幼馴染みの志乃と、血を見ると吐き気がすること……。“華のある”時代小説の同心ヒーロー、京之介が、深川の重蔵ら岡っ引の力を借りて、江戸の難事件・怪事件を“峰打ち”で解決する!
  • 女豹刑事(デカ) 雪爆(スノウボムズ)
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    1~3巻770~880円 (税込)
    特殊任務のためハバナを訪れた公安部特殊捜査課の佐倉芽衣子は、急遽東京に呼び戻された。青森に新設された芸術大学の女性講師が失踪したのだという。大学にはロシアと通じての不穏な動きがあり、潜入し内情を探るというのが新たな任務だ。そんななか、女性講師のかつての所属先で火災が発生! 従業員がひとり交通事故で死亡した。いったい何が――? 閉塞感でいっぱいの現代に放つ、破天荒で荒唐無稽な娯楽アクション小説!
  • 映画ノベライズ カラダ探し
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    2022年NO.1ホラー映画『カラダ探し』公式ノベライズ! 「私のカラダ、探して」――幼い少女からの不穏なひと言とともに、明日香の高校生活は一変した。午前0時、明日香は気づくと、高広たちクラスメイトとともに学校にいて、バラバラにされた少女のカラダを探すことに。しかし全身が血で染まった“赤い人”に惨殺されてしまう。カラダをすべて見つけないと、その日は繰り返され、何度も殺される。はたして明日香たちは死のループから抜け出すことができるのか――。死んでも死んでも殺される、超刺激的ループ型ホラー!!
  • 映画ノベライズ カラダ探し THE LAST NIGHT
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    2025年9月5日公開の映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』公式ノベライズ! 午前0時に学校に集められ、バラバラになったカラダを見つけ出すまで同じ日を繰り返す「カラダ探し」。 “赤い人”に何度も殺されながらも、明日香たち6人の高校生はカラダ探しを終わらせたが、その直後、明日香の存在がこの世から消えてしまった……。「カラダ探しを終わらせれば明日が訪れる。だが、最後の一人になるな」――今作では真夜中の遊園地を舞台に、呪いの連鎖が引き起こされる!  22年NO.1ホラー映画『カラダ探し』に続く、待望の最新作!!
  • 君と会える1%の未来
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    高校生の檸檬は、真夏のひまわり畑で小さな木彫りの蟹を拾う。可愛くて持ち歩いていると突然、蟹が喋りだし――!? 以来、ピンチの時は蟹が助けてくれたり、檸檬が無意識に知らない男性の絵を描いたりと、不思議なことばかりが巻き起こる。奇妙な日々に戸惑いながらも、檸檬はこの木彫りの蟹に、戦時下の昭和20年を生きた特攻兵の魂が宿っていることに気づく。そして蟹を通じて、悲惨な戦争の時代に、わずかな時間でも恋をして生きたいと願った若者たちがいたことを知る。平和な時代を生きる私たちに「大切なもの」を気づかせてくれる青春ファンタジー。
  • GB84 上
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    イギリス最古の文学賞 ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞 受賞作品 刮目せよ、これは暴動と叛乱の文学である。 グレート・ブリテン、84年――大英帝国は内戦の瀬戸際にあった。 1984年。サッチャー首相率いるイギリス政府は一方的に炭鉱の閉鎖を決定した。これにより失職する労働者は二万人。これは宣戦布告だった。 炭鉱労働者の組合NUMのトップ、アーサー・スカーギルは告げた―― 我らの生活を守るため、ストライキを実行せよと。 だがストライキは収入の途絶を意味する。困窮する労働者たちのために、組合の中枢にいあるテリー・ウィンターズは奔走する。だがウィンターズには秘密があった。彼は同志を裏切っていたのだ。 ニール・フォンテインは始末屋だ。サッチャーの意をうけてストを潰すために暗躍する〈ユダヤ人〉の腹心だ。ニールは権力者たちの密談に耳を傾け、権力と手を組んで、労働者たちを潰してゆく。 〈修理工〉ことデイヴィッド・ジョンソンは雇われの暴力者だ。だがお偉方の腰巾着どもが卑劣な手段で彼を脅し、スト潰しの汚れ仕事を強制する。 そして政治と警察と労働運動の策謀が衝突し、軋みを上げる中、ストライキに身を捧げる労働者たちは困窮してゆく――盗聴器がカチ・カチと音を立て、警官たちがガチャ・ガチャと装備を鳴らし、労働者たちを追いつめる。棍棒を振り下ろす。国家が監視し、脅迫し、暴力をふるい、叛乱の芽を踏みにじる。現代犯罪文学の旗手デイヴィッド・ピースが国家の暴力を描き尽くす。
  • 失われた貌 無料お試し版
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
    本物の「伏線回収」と「どんでん返し」をお見せしましょう!〈無料お試し版〉 山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。不審者の目撃情報があるにもかかわらず、警察の対応が不十分だという投書がなされた直後、上層部がピリピリしている最中の出来事だった。 事件報道後、生活安全課に一人の小学生が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は十年前に行方不明となり、失踪宣告を受けていた。 無関係に見えた出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んで、事件は思いがけない方向へ膨らみ始める。 試し読みでは異例の長さ、全体の1/3に及ぶ序盤の100ページ弱(底本換算)を太っ腹にも無料配信! 【著者紹介】 櫻田智也(さくらだ・ともや) 1977年生まれ。北海道出身。2013年、昆虫好きの青年・エリ沢泉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)を主人公とした「サーチライトと誘蛾灯」で第10回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビュー。2017年に、受賞作を表題作とした連作短編集が刊行された。2021年には、エリ沢泉シリーズの2冊目『蝉かえる』で、第74回日本推理作家協会賞と第21回本格ミステリ大賞をW受賞。他著に、『六色の蛹』(いずれも、東京創元社刊)がある。 本書は、初の長編となる。
  • またね、わたしの世界にいないきみへ
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    『普通に充実』した生活を送る、女子高生の沙幸。でも時折疲れてしまうことがある。そんなある日、沙幸は気が付くと不思議な場所にいた。スマホも記憶もなく迷い込んだその世界で出会ったのは、どこかミステリアスな男子だった。彼に惹かれていくうちに、その世界が自分の夢の中だと気が付いた沙幸。彼に会うために延ばした睡眠時間は、やがて身体を蝕んでいき――二人の想いが距離を超える純愛アオハルストーリー。
  • 明治あやかし婚姻譚 ~八咫烏の花嫁~
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    まだあやかし達がひっそりと生きていた明治時代。人の死期を悟る力のせいで実母の死後、疫病神として虐げられていた綾子は突然悪霊に襲われ、八咫烏のあやかしである美青年に命を助けられる。彼は幕末の英雄である新選組にあやかって、狛犬や化け狐の仲間と共にあやかし新選組を結成し、自らも土方と名乗っていた。そんな彼は行き場のない綾子に手を差し伸べ、彼女を必要としていたのだと言い出し……不遇な娘と強く美しき八咫烏の和風恋愛奇譚、ここに開幕。
  • 80歳、私らしいシンプルライフ
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    東京から安曇野に移住して16年。元『装苑』編集長、初のエッセイ 第2の人生を自分らしく楽しむ、シンプルで心地よい暮らしとおしゃれの工夫 60代で長野県安曇野市に移住し、第2の人生をスタートさせた元『装苑』編集長、德田民子さん。移住のきっかけは、夫婦で訪れたドライブで眼前に広がる美しい北アルプスの風景だった。たくさんのものを手放し、暮らしをリセットする中で気づいたのは“シンプルって、心地いい”ということ。 移住から16年。四季のはっきりした安曇野での暮らしやおしゃれの工夫、毎日をごきげんに過ごす秘訣など、80歳を迎えた德田さんの心豊かな日々をご紹介します。 第1章 安曇野で始めたセカンドライフ 第2章 シンプルで心地よい暮らしのマイルール 第3章 おしゃれこそ元気の素 第4章 四季を楽しむ家しごと 第5章 毎日をごきげんに過ごしたい
  • 真実に捧げる祈り
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    2022年エドガー賞YA部門受賞、映像化決定! 鮮烈なデビュー作 オジブワ族の父をもつ18歳のドナスは、自らのルーツと進路に悩んでいた。ある日、薬物絡みの殺人事件を目撃する。その薬物は、伝統医療を悪用して作られたものだった。潜入捜査官に協力を求められたドナスは、事件の闇と、揺れる自分自身に向き合っていく。
  • 刑事姫 ~一千億円の少女~
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    謎の美少女刑事が救いようのない悪を壊滅! ある事件がきっかけで、東京都区内の警察官で最も無気力になったと言われている、北杉並警察署生活安全課の片山修也巡査部長32歳。 その片山に予想外の辞令が下った。 新たな配属先は、かつて耳にしたことのない、警視庁総務部第八別室。 訝しみつつも早速、第八別室へ顔を出した片山の目に入ってきたのは、想像を絶するふたりの人物だった。 警視庁の裏金を横領、12億円もホステスに貢ぎ、“ミスター総務”とまで呼ばれた50代後半のキャリア組エリート、露骨なカツラで装う美波晃一警視。 そして、7、8歳の小学生にしか見えない超絶美しい少女・八代ヒメ。 戸惑う片山は、警視正という信じがたい階級のヒメに早くも捜査に連れ出される。 しかも、現場に向かう捜査車両はただのパトカーではなく、超高級スポーツカーだ。 ほどなく7階建てマンションに到着したふたり。 片山はヒメに命じられ、屋上まで大型楽器ケースを担ぎ上げた直後、信じられないものを眼前にする。 それは、軍用狙撃ライフルを構えるヒメの姿であった! 美少女刑事とイケメンやさぐれ刑事のバディが徹底的に悪党どもを叩きのめす、痛快ポリス・アクション! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『小学生刑事』 の文庫版となります。
  • 柳田國男 計画する先祖たちの神話
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    1巻2,244円 (税込)
    柳田國男は「先祖」を通して何を問うたのか? 群像新人評論賞受賞の気鋭が「先祖」「家」「信仰」を軸にその思想の展開と帰結をたどる試論。近代化の進む明治から昭和の戦前・戦中・戦後へ……時代と共に生きた思想家の本質に迫る。 〈目次〉  計画する先祖たち/家と国家/農政学から歴史へ/神輿に生きる人々/新しい国学/聖人の民俗学/尊王と地侍/村から都市へ/新しい女へ/明治大正史 世相篇/日本の祭/先祖の話/敗戦と忘却/再出発/ご先祖になる/エピローグ 神話から歴史へ
  • 月刊「潮」2025年9月号
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    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2025年9月号 主な内容 【特別企画】 角度を変えて見る「世界」 イスラエル・イラン対立の深層と中東情勢の行方。  田中浩一郎 日本に脱出する中国新移民をめぐるファクトとフェイク。  舛友雄大 あえて今ナポレオンに学ぶポピュリズムの本質。  藤原翔太 「健康情報」のウソホント――忍び寄るニセ科学にだまされない!  左巻健男 【連載】 ニッポンの問題点 「三一〇万人の女性」が日本の働き方を変えていく。  矢田稚子 VS 田原総一朗 【特集】 未来へつなぐ「戦争と平和」 戦争が終わったのは私の十七歳の誕生日でした。  高橋光子 ≪連載≫ 高島礼子の歴史と美を訪ねて 少女たちを「加害者」にした風船爆弾の悲劇。  松村克弥 VS 高島礼子 ≪ルポ≫ もの言わぬ“被爆樹木”が語りかける平和へのメッセージ。  南部健人 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「火宅を出ずる道」篇 (1) 【特集】 円満な人間関係の「秘訣」 役職者はつらいよ――管理職を罰ゲームにしない方法。  奥田和広 “対話のプロ”が伝授!相手の本音を引き出す3つのステップ。  中田豊一 【人間探訪】 南 佳孝 何歳になっても勉強するのは生きる歯車を回し続けてくれる。 【対談】 榎木和貴 VS 神野大地 箱根から「世界」を狙う人材を!――指導者の喜びと葛藤。 【対談】出口治明 VS 塚本青史 故事成語には人生をポジティブにしてくれる力がある。 【対談】原 武史 VS 與那覇 潤 加藤典洋と江藤淳から読み直す「戦後史」。 【好評連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・藤田千代子/中国「世界遺産」――都市や名所に刻まれた歴史を辿る  塚本青史/その他 その他
  • 虹龍の許嫁 囚われの歌巫女は龍神様に愛される
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    生きがいである歌を禁じられた龍の巫女・七彩は、封印されていた最高位の龍神・晴虹を解放したことで故郷の「水の国」を追われ、晴虹の統治する「虹の国」に逃げ込むことになる。七彩は晴虹と婚約を交わし、溺愛されることによって傷ついた心は癒えていったが、正式な結婚をするには晴虹の力を奪った水の国の龍神・蒼太朗から力を取り戻す必要があった――。最強の龍神と伝説の巫女が運命の出会いを果たす、溺愛ファンタジー開幕!
  • 地上のオディティ Oddity on the ground
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    1巻1,540円 (税込)
    父の不在、学校でのいじめ、そして家族の沈黙――。地方都市で思春期を迎えた少年は、心の拠り所を失いながらも、妹との関係や再会したかつての少女との日々を通して、かすかな光を見出していく。現実の厳しさと記憶の優しさが交錯する中、何気ない風景や小さな営みに救いが宿る。喪失と再生の間にたゆたうように描かれる、静かで熱い青春の記録。切実な孤独を見つめる眼差しが、読む者の胸に深く残る長編小説。
  • 革命と戦火の娘たち (上)
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    「私は決して外さない」 1917年、ロシア革命。1941年、独ソ戦。 激動の時代を生きたふたりの女の「信念」の物語。 1917年、革命下のモスクワ。十余年政治犯として収監されていた社会革命党(エス・エル)の活動家にして狙撃者・スウェトラーナは恩赦による釈放後、おじが率いているエス・エルの戦闘団の元に親友ファーニャとともに向かうが、アジトの様子は一変していた。スウェータの収監中におじは暗殺されており、かつての恋人にして新たなリーダーとなったカジミールや仲間からは裏切りを疑われる始末。苦悩に揺れるスウェータは潔白を証明すべく、おじの仇たるボリシェヴィキ方の暗殺者・オルロワを追う決意を固めるが……。 一方1941年、独ソ戦のさなか、一人の少女・ミラが包囲されたレニングラードから祖父母のもとへ疎開する。厳格な盲目の祖母との田舎での生活に戸惑うミラだったが、ある日、ドイツ軍の蛮行を目にし──ふたつの時代を結ぶ歴史巨編、ここに開幕。
  • インスタントな恋だった
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    1巻1,320円 (税込)
    主婦と生活社が今夏スタートさせる、 10代向けブルーライト文芸レーベル、「セツナイ青」シリーズ第1作品。 2025年6月に映画が公開される『青春ゲシュタルト崩壊』(佐藤新<IMP.>、渡邊美穂主演)の著者、 丸井とまとさんによる新たな書き下ろし作品。 共感必至、切なさ満載の連作恋愛短編小説を6話収録。 シリーズ第2作は、『きみが明日、この世界から消える前に』の20万部を超えるヒットで知られる、 此見えこさんによる超短編連作恋愛小説『それでも必死に、恋をしていた』を9月に発売予定。 シリーズ第3作は、『だから私は、今日も猫をかぶる』のヒットで知られる 水月つゆさんによる、長編純愛小説『鮮やかに、色を残して』を11月に発売予定。 <ストーリー概要> SNSで依頼を受ける「#インスタント恋愛」。 一回一万円という値段で、一部の女子高生たちの間で噂が広まっていた。 「ひとりが寂しいときや、彼氏が必要なときなど、様々な事情で活用できる手軽な恋愛ごっこをしませんか? 希望の設定や服装、髪型などを記載してインスタント恋愛公式アカウントのDMからご依頼ください。」――。 今まで誰とも付き合ったことのない高校三年生の葵は、 あるときSNSで見かけた「#インスタント恋愛」というタグが気になり、調べてみる。 所謂レンタル彼氏のようなものだとわかり、興味を抱いた葵は、おそるおそる依頼し、一週間後に会うことに。   果たしてやってきたのは、理想通りの黒髪好青年の白斗だった。 話し上手、聞き上手な白斗のリードによって葵も次第に心を開き、話が弾んでいく。 やがて葵になにか心に抱えているものがあることを察知した白斗に優しく問いかけられ、 葵は、思わずこれまで誰にも言えなかった恋の秘密を告白する――。 ――「#インスタント恋愛」に依頼してくる女子高生たちの恋の事情を、 レンタル彼氏の白斗が、優しく寄り添い、共感しながら、 彼女たちの恋愛の相談にのり、ともに解決に向かっていく全6話のオムニバスストーリー。 白斗が「#インスタント恋愛」を続けている理由とは? そこには白斗のある忘れ得ぬ思いが秘められていた。 全読者共感必至。切なく愛おしい恋の花束が詰まった極上恋愛青春ストーリー集。 <目次> プロローグ 一章 一日限りの恋 ―葵― 二章 恋の捨て方 ―伊予莉― 三章 恋は盲目 ―理香― 四章 ひび割れた恋 ―夏里菜― 五章 消えない恋心 ―凪沙― エピローグ ―白斗―
  • 河出文庫 解説目録2025年
    無料あり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆この目録は二〇二五年四月までに刊行された河出文庫、KAWADE夢文庫のうち入手可能なものを掲載しました。 ◆書目によっては今後、品切れや定価が変更になる場合がございます。ご注意ください。 ◆価格は本体価格で表示しております。ご購入の際には別途消費税がかかりますので予めご了承ください。 ※掲載されているタイトルは二○二五年四月現在、書店で購入可能なものです。
  • 細雪(上)
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    1~3巻770円 (税込)
    大阪船場(せんば)の旧家、蒔岡(まきおか)家の四人姉妹、鶴子、幸子、雪子、妙子の優雅な日々の営みが、京の花見、螢狩り、月見などの四季の風雅を背景にして美しく織り成されていく。感性美を生涯追い求めた著者が、流麗な筆致で描く美の世界。発表当初の掲載禁止という当局の弾圧にもかかわらず、第二次大戦下の昭和18年から蕩々と書き続けられた本作は、5年余の歳月をへて昭和23年に完結した。時局に迎合することを拒否した作家の信念によって生みだされた、日本の美しい文化と伝統の見事な結実といっていい。
  • 日本の短編小説
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    1巻1,980円 (税込)
    副題にあるとおり、本作品では、明治、大正期の傑出した日本の短編小説二十三編を発表された順に選んだ。最初の二葉亭四迷の「あいびき」が明治二十一年(一八八八)、最後の芥川龍之介の「玄鶴山房」が昭和二年(一九二七)だから、この間三十九年である。四迷、漱石、鴎外、露伴、一葉、独歩、鏡花、藤村、荷風、潤一郎、直哉、菊池寛、有島武郎、佐藤春夫、横光利一、梶井基次郎、葉山嘉樹まで、十八人の作家を選んでいる。巻末には編者による簡単な解題がある。
  • 山師タラント
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    薬局の店員ジェームズ・タラントは野心家で、胃の薬をめぐる詐欺じみた行為によって、希代の成功者に成りあがった。だがことは思惑どおりには運ばず、行く手には死が待ち受けていた。犯人とみられる女性はあっけなく逮補され、いまや絞首刑の寸前にあった。だが、フレンチ警部は捜査の結果に不満だった。事実の連鎖に疑問があり、肝心のところが腑に落ちなかった。難事件であった。作者クロフツは本作で初めて法廷論争を展開する
  • 英仏海峡の謎
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    英仏海峡航路の汽船がドーバー海峡をフランスに向かう途中、漂流する一隻のヨットを見かけて停船した。調べてみるとヨットには、ふたりの男の死体と多量の血痕があった。ヨットは、その日倒産したモクスン証券会社の社長の船であり、死体は社長と副社長だった。会社の金庫からは百五十万ポンドの現金が紛失していることも、重役らが行方知れずになっていることも判明した。犯人は広い海のまん中で、こつぜんと姿を消していた。フレンチ警部の捜査は、次から次へと行き詰まり、事件は迷宮入りかと思われたが……。
  • エラリー・クイーンの新冒険
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    「冒険」が人気を博したのを受けて一九四〇年に刊行された短編集で、ここには9点の作品が収められている。なかでも最高の傑作は巻頭の「神の灯」という中編で、もとはディテクティブ・マガジンに一九三五年に発表され、そのあと本短編集に収められた。最後の4編は野球、競馬、ボクシング、フットボールと、スポーツがからむ殺人事件を扱っていて興味をそそる。
  • エラリー・クイーンの冒険
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    この作品はエラリー・クイーンがみずから編纂した最初の短編集で、一九三四年に刊行された。すでに「国名シリーズ」も区切りがつき、4編連作の「ドルリー・レーン悲劇シリーズ」も終わり、圧倒的な人気を博していた時期の発表で、それまでに書いていた短編の中から自信をもってまとめた11編の作品からなる。クイーンは深い造詣を生かして一九五〇年に「クイーンズ・クォラム」というタイトルで推理短編集106点を選んだが、そのうちの90番目に本短編集を収めている。つまり、それほどの自信作というわけである。
  • 北回帰線
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    パリは売笑婦に似ている。遠くから見ると、男の魂をとろかすようであり、彼女を両腕に抱きしめるまで待ちきれぬほどだ。しかも、五分後には空虚感を味わい、自己嫌悪をおぼえる。だまされた思いだ。ぼくはポケットに金を持ってパリへ戻った――ぼくが汽車へ乗りこもうとしたとき、コリンズがポケットへ押しこんでくれたのである。これだけあれば、部屋代を払い、すくなくとも一週間は、うまい食事をまかなうのに十分だ。これだけの大金は、ここ何年かのあいだ一どきに握ったことがなかった。ぼくは、まるで新しい生活が眼の前に開けたかのように、昂然たる思いを味わった。…パリでの奔放な放浪生活と、その間の回想と思弁とが脈絡もなく展開される「プロットなき小説」!
  • 海に浮かぶ昴
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    1巻1,980円 (税込)
    観葉植物のように育てられた大学生の昴は、この社会で生きていけるだけの力が自分に備わっているか、自信を持てずにいた。そんなある日、マンションの屋上で昴は一人の男と出会う。男は昴に言った。 「君は、死ぬのがこわいか」 人は何のために社会をつくり、何のためにそこに居場所を求めるのか。この腐った海のような社会で息苦しさを感じながら、それでも君が生きる意味とは何か…。
  • 奇跡の贈り物~次元を超える絆の物語~
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    1巻1,320円 (税込)
    たとえ姿が見えなくても、声が聞こえなくても、あなたは確かにそばにいる。 本当にあった出来事で綴る、奇跡の物語―― 深く愛し合うチッケとクーカ。かけがえのない幸福な日々を紡いでいた二人だが、突然の病によってクーカはこの世を去ってしまう。 クーカを失い、どうやって生きていけばよいのかわからずにいたチッケ。しかし間もなく、彼女の周りで不可解な現象が次々と起こっていることに気づく。 完璧なタイミングでの友人からの電話、故障していたはずの時計が動き出す……不思議なことが起こるたびに、青く光る奇妙な石。これらすべてが偶然なのか、それとも――? 「意識とは何か?」「肉体が滅びても人は生き続けるのか?」 量子力学、脳科学、哲学的思索を織り交ぜながら、愛する人を失った悲しみと、それでも失われない絆を描く感動作。

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  • ケルベロスの唄
    -
    1巻1,320円 (税込)
    太平洋を越えて夢を追う者たちが集まる、フロリダの熱気と孤独—— 日本食材の問屋業者として働くリク。彼の周りには、奇妙な縁で結ばれた移民たちがいた。 美容師のヒカル、日本食レストランのオーナー・ショウゾウ、そこで働くハルカ、ダイスケ、マサ、そして神秘的な魅力を放つストリッパー・ジャムプーン。 孤独で厳しい仕事をしながら、夜は仲間たちとの饗宴に身を委ねるリク。 しかし、彼らの世界はある事件をきっかけに徐々に崩れ始める――。 自らの物語の結末を知ったリクが選択した、運命とは。

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  • 蒼ざめた月の光
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    1巻1,320円 (税込)
    二人は孤独な日々を照らす互いの光だった 高校を中退して美容師として働く冨良人(ふらと)は、心を病む明愛花(ありさ)と出会い、次第に心を通わせていく。ところがある日突然、明愛花は自ら命を絶ってしまう。残された冨良人は、明愛花とのはかなく幸せなひとときを胸に、生きる意味を問い直す。人間関係に傷つきながらも生きる若者たちをそっと見守る物語。

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  • 月海
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    1巻1,320円 (税込)
    想いは、香りになって 高校で出会った沢田と妙子。紫の蝶が運んできた恋は、ラベンダーの花に込められた想いとともに深く育まれていく。結婚し、幸せな日々を送る二人だったが、突然の悲劇が彼らを引き裂く。 妙子を襲った火災事故。沢田は愛する人を守るため、自らが罪を背負い網走刑務所へ。一方、深い傷を負った妙子は、醜い姿になった自分を恥じ、愛する人から遠ざかっていく。 三十年という長い歳月が流れても、二人の心に宿る愛は決して消えることはなかった。星空に輝くふたご座のように、どんなに離れていても結ばれている魂があることを、この物語は静かに、そして力強く描き出していく。 真の愛とは何か。人は愛する人のためにどこまで犠牲になれるのか。季節が巡り、時が流れても変わらない想いがここにある。 運命に翻弄されながらも、最後まで愛を貫いた男女の、涙と感動の純愛物語。

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  • 魔女汁
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    1巻1,320円 (税込)
    「魔女汁」を巡る、愛と復讐のダークファンタジー。 重傷の殺し屋・イチコが辿り着いたのは、虫料理と謎の酒“魔女汁”を供する居酒屋「一匹ぼっち」。記憶を映す魔女玉と共に、自身の過去と闇の宿敵との因縁を追体験していく。 父の死、裏社会の愛憎、そして明かされる魔女の血——。 これは壮絶にして妖しく、美しくも残酷な、虫の魔法と記憶の物語。

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  • 囚人の宴
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    1巻1,045円 (税込)
    知と愛をもって「存在の苦悩」を超越した少年の気高くも悲劇的な運命を描く ネッシュポンド高等学校に通うダニエル・ラロックは「観念世界」に囚われ、 世俗にまみれることを恐れて暮らしていた。 そして、酒場に集い「現実世界」の日々の憂さ晴らしをする酒飲み達を愚かだと思っていたが、 自分には彼らが身に着けている術(すべ)がないことに気づき、 次第に生きる縁(よすが)を失っていく。 そんな折、ダニエルはエンネ・ジグリーという娘と出会い共に働くことで、 今度は「愛の世界」に囚われていく。

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  • モヤモヤするけどスッキリ暮らす
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    運動不足は家トレで解消。 スリムな暮らしをめざしつつ、断捨離しすぎに要注意!  週一回の買い物で、充実かつ節約をいたしましょう。 仕事や年金など将来に不安はあるけれど、様々なことを自粛生活で学びました。 先の見えない日々の中、気力、体力を保って生きることが大事。 岸本流「心と体の栄養の摂り方」がここにある。
  • 汚名
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    1巻1,899円 (税込)
    天然痘と闘い続けた医師・伊東玄朴。その「誤解」に満ちた生涯とは!? 江戸で初めての種痘所設立、蘭方医で初の奥医師登用……数々の功績は、彼のある覚悟ゆえに成し遂げられた。佐賀の貧しい農家に生まれた伊東玄朴は、シーボルトの弟子になり、江戸参府に随行する。シーボルト事件に巻き込まれ、玄朴はお咎めなしとなったものの、義兄源三郎は獄死してしまう。江戸で医者として開業した玄朴は、当時猛威を振るっていた天然痘に立ち向かうため、種痘所の設立を決意。権力者の横槍、漢方医たちの妨害、家族の冷たい目と逆境の中、出世と金にしか興味がない男との悪評を浴びつつも、彼が貫いた決意とは。「料理人季蔵捕物控」「産医お信なぞとき帖」で人気の著者が挑む、感動の歴史小説!
  • 見つけてください
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    1巻1,980円 (税込)
    ※ここに書かれている話は、すべて実話をもとに紡がれています。 本作を読んでいかなる事象が起きようと、編集部は一切の責任を負いません。 “私は私はタレデショネ?私は私はタレデショネ?” あなたも、今日、N町で死ぬ……。 <収録作品> リヴァーサイド・ヴィラ カラスがいるN病院 ホテル・サン・ミッシェル N病院の女 光の泡 ゴミ屋敷 縁切りビル 川で溺れた少年 クリーニング屋 0
  • アイドルグループの作り方!
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    DRAWS A DREAM(ドローズ・ア・ドリーム)――声優×アイドル×ストーリーが融合した次世代声優アイドルプロジェクト。夢を諦めない女の子がそれぞれの“夢の舞台”を目指していく、オーディションプロジェクトです。人気クリエイター陣によるプロデュースの元、オリジナル作品に登場する声優が舞台・音楽・モデル等マルチに活動しています。 そのDRAWS A DREAMの人気2ユニットの物語が小説になりました。 個性豊かな5人の少女が結成した自主アイドルグループ・Fenomeno(フェノメノ)のサクセスストーリー、「清く正しいアイドルグループの作り方!」(キャラクターデザイン:仁井学)。湘南を舞台に、表向きはアイドル、実は魔物と戦う巫女というふたつの顔を持つ女子高生たち・Milieu(ミリュウ)の物語、「強く密かなアイドルグループの作り方!」(キャラクターデザイン:鴇田アルミ)。それぞれのオリジナルストーリーの中から新たに生まれた書き下ろし小説2編を収録した公式ノベライズです!
  • 恐怖箱 産土百物語
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    痛ましいバイク事故、川底に消えた生徒、駅ホームから転落した教頭… 「校長先生、あの神社に参拝されていませんよね」(大) 新任の校長が土地の伝承を真っ向否定した結果、次々と起こる惨劇! その学校の敷地はかつて… 収録作「着任挨拶」加藤一 より 六人の怪談作家が日本各地で採話した戦慄の百話! 「恐怖箱」お馴染みのベテラン4人に加え、注目の若手2人が初参戦! 心霊スポットの帰り道、ツレを襲った異変…「相乗りドライブ二題」、ある日の台所、置かれていた人形は白い膜に覆われており…「五体投地」、部活の集合写真には仲間の右足が2本あり、その後…「ガチムチ心霊写真」、迂回した山道で撥ねてしまったのは、胴体は鹿で顔が…「野生動物を撥ねた夜」、エレベータ内で男がパニック状態で暴れている原因は…「監視カメラに映ったモノ」、新赴任の営業所長が大掃除で捨ててしまった包み紙は護符だったようで…「職務精励」など、体験者の実在する驚愕の現代百物語!
  • 物語の「森」を抜けて
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    すべての物語を書きたい人/楽しみたい人に贈る、ストーリーテリングの「虎の巻」。 これまでの脚本術や創作術が教えてくれなかった物語の「なぜ」を探求し、解き明かす。 映画、ドラマ、演劇、小説── 時代を超えて息づく面白さの法則と理由をたどる、新しいストーリーの旅へ。 なぜ子どもの書く物語は、何世紀も昔から語られてきた物語形式をくり返すのでしょうか。 なぜ私たちは過去にあった物語の再発明を続け、それを新鮮で楽しいと感じるのでしょうか。 英国のドラマプロデューサーとして数々の人気作品の物語を仕掛けてきた著者ジョン・ヨークは、物語構造とは何かを探求する旅に出かけました。 これまで何百冊と書かれた脚本術や創作術の本を分析し、仕事をともにした脚本家全員に聞き取り調査を行い、無数の映画やドラマの物語を吟味し……やがてヨークはあらゆるストーリーテリングの真の原型にたどりつきました。それこそが、本書が教えてくれる「森への旅」です。 本書では、物語構造の歴史的な展開をたどり、古今の物語理論が提唱したパターンを徹底的に解明し、その神話のベールを取り去ります。そして、五幕構成を中心とした新しい構造の考え方を提案します。 脚本術の探求はストーリーテリングの歴史的、哲学的、科学的、心理的な旅へと広がりを見せ、私たちがなぜ物語を書き、楽しむのか、その秘密に迫っていきます。 物語構造はどのように機能するのか/主人公はなぜ能動的でなければならないのか/ナレーションはいかにドラマをだいなしにするか/ドラマの最終回直前で、たくさんの登場人物が死ぬのはなぜか/なぜフィクションに出てくる警官や医者は一匹狼ばかりなのか/人物描写がいかに物語の構造そのものに不可欠なものであるか…… 「森への旅」に喩えられるロードマップを通じて、「物語とは何か」そして「人はなぜ物語るのか」を解き明かす、すべての創作者と読者のための「虎の巻」です。 <本書で取り上げるおもな物語理論・脚本術の提唱者・実践者> アリストテレス(『詩学』)、テレンティウス(五つのステージ)、ラヨシュ・エグリ(ドラマティック・ライティング)、ウラジーミル・プロップ(『昔話の形態学』)、シド・フィールド(三幕構成)、デイヴィッド・マメット、ジョーゼフ・キャンベル(英雄の旅)、クリストファー・ボグラー(作家の旅)、クリストファー・ブッカー(七つの基本プロット)、フライターク(フライタークのピラミッド)、ロバート・マッキー(ストーリーテリング)、ブレイク・スナイダー(SAVE THE CATの法則)ほか ストーリーテリングは、人間にとって必須の関心事であり、誰にとってもほとんど呼吸と同じぐらいに大切なことだ。焚き火を囲んで神話を語った時代から、ポスト・テレビ時代の物語の急拡大まで、物語は人々の人生を支配している。それを理解しようとすることは、われわれの務めと言ってもいい。ドラクロワは、知識への恐れを簡潔にこうつっぱねている。「職人になるためにはまず学ぶことだ。学んだからといって、天才になれなくなるということはない」。どの時代の物語においても、必ず登場してくるモチーフがひとつある──人に生命力を与える秘密を隠し持った、暗い森への旅だ。その森に何がひそんでいるか、本書で見つけていこうと思う。すべての物語はここから始まる……。 (本書「はじめに」より)
  • 熟年からの性 若返りの秘訣おしえます
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    1巻1,485円 (税込)
    『80歳の壁』の著者が教える「性」のパワー! なぜ日本はセックスレスになったのか? 熟年からの男女にとって「性」はなぜ大切か? 『80歳の壁』『70歳が老化の分かれ道』などベストセラーを連発する精神科医・和田秀樹先生が、「性」にまつわる疑問に答え、熟年を若返らせる秘策を説きます。 「本書で私が主張したいことは、熟年以降は男性も女性も性に対して寛容であってほしいということです」(著者の言葉) 性に関する様々な疑問に答え、ヨボヨボ老人にならないために熟年以降の世代ほどセックスをした方がよいと説いた衝撃の書。

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  • Q 小学生「樹」の霊障事件簿
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    1巻1,287円 (税込)
    小学生の「樹(いつき)」は皆から「Q」と呼ばれている。「Q」は霊能力を持ち、皆が見えない霊たちと会話ができる。霊たちは成仏できない自分の抱えた問題を「Q」に手助けしてもらいながら、願いを果たしていく。そして、「Q」には常に寄り添う女の子の霊「春」がいて、協力しながら誰にもできない問題解決を続けていく。昭和の大阪万博の翌年、大阪の下町が舞台の物語。
  • かけがえのないモノ
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    1巻990円 (税込)
    日常生活の中で浮かんでは消えていくような、小さな出来事を救い上げ、まっすぐに表現した詩の数々。やさしい言葉で詠まれた作品からは、これまで辛いことも乗り越えてきた著者だから表現できるメッセージを感じることができる。「教えてあげたい/君が思っているよりも/ずっとずっと/未来は明るいよ/想像できなかったくらい/楽しいことも嬉しいことも/たくさん待っている」(本文より)
  • これ“詩”なの?!
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    1巻792円 (税込)
    「日常茶飯事の小鳥といえば、雀、だったのに。今、身近に、まったく見ない。(中略)どこへ行ったの? いなくなった、雀で、時代を感じたくなんかない。」(「雀」より)。毎日の生活のなかで感じる小さな喜びや哀しみ、その微細な感覚や心の動きを巧みに表現し、新しい視点を提案します。日常の何気ない瞬間が、詩的な美しさを持つことを再認識させる一冊。
  • シバの女王と12チャンネルの怒れる男たち
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    1巻1,386円 (税込)
    スマホもネットもない、テレビが「主役」のあの時代。杉山雅人が入社したのは、弱小テレビ局「関東12チャンネル」だった。「個性の塊」とも言うべき先輩の姿を追いながら、他局に負けないコンテンツ作りに苦闘する雅人。そして巻き込まれた「事件」に、弱小局はどうやって巨大テレビ局に立ち向かったのか? テレビも歌謡曲もキラキラしていた昭和の1ページを、実話を基に描いた小説。
  • もうひとつの8050
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    1巻594円 (税込)
    廉と凜は、双子の兄妹、ずっと一緒にいて育ってきた。長じて、廉は仕事を辞め、家に引きこもってしまう。凜は、結婚し一男に恵まれる。それから月日が流れ、母の病気を理由に、父に頼まれ、凜は息子を連れて実家に戻った。そこに父が病気で倒れ、母には認知症が。そして引きこもり続ける廉。一人の女性が、両親、兄、自分のことに向き合い、気づき、得たことは…。
  • レイライン THE LOST SWORDs
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    1巻1,683円 (税込)
    天叢雲剣【あめのむらくものつるぎ】の所在を研究する考古学者・桜井康造が何者かに惨殺され、その遺品である手帳を持つ、娘の考古学者・桜井哲子、そして彼女の身を守る使命を受けた刑事・進藤志郎を狙い、次々と魔の手が2人に襲いかかってくる。「日本」という国の定義が、根幹から覆されてしまうかもしれない、手に汗握るサスペンス・ストーリーから、あなたも目が離せない!
  • 仮想部
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    1巻693円 (税込)
    大学2年の若葉こうは1年の並木かすみに突然コクられ、二人は付き合い始める。そして初デートの日。女性に慣れていない若葉を応援しようと若葉の仲間たちは二人のあとをつけるのだが、彼らもまた若葉と似たようなもの。そんな中、二人の心はどんどん近づき…。うぶな二人と彼らを応援する仲間たちの笑いと胸キュンの青春ストーリー! さあ、あなたもガチな恋の目撃者になろう!
  • 海に向かう風の匂い
    -
    1巻594円 (税込)
    都心から少し離れた遊山中学校に赴任することになった若き無量。彼は己の信念のもと、新校長の打ち出す「生徒を肯定する」教育方針に共感を抱いた。しかし、生徒の暴力沙汰は収まらず、教師同士も思想の違いから対立に明け暮れている。このような状況で無量に一体何ができるのか? 新校長の方策は成功するのだろうか? 実際の教育現場で悩み、格闘してきた筆者が展開する人間ドラマ。
  • 感じるままに想いをこめて
    -
    1巻891円 (税込)
    「飛ばせ 飛ばせ/風にのって/飛ばせ 飛ばせ/雲にのって/とばせ とばせ/ この想い」(「想い」より)。本書のタイトルが示すように、日々の生活の中で感じる違和感や共感、喜怒哀楽を感性の趣くままに素直な言葉に乗せて綴っている。すべての生き物、命を慈しみ、今生きていることへの感謝、平穏な日常生活を営む幸せを詠い、さらには社会や世界へも目を向けた作品が心を打つ詩集。
  • 七度目の出会い、そして・・・・・・
    -
    1巻594円 (税込)
    九州に生まれた好青年・総司の生涯と、彼の人生の節目で必ず遭遇する女性との奇縁を描いた「第一章 七度目の出会い」。総司の家族が遭遇した、時空を超えた出会いの物語「第二章 過去と未来との出会い」。総司の息子、勒が出会った不思議な少年「こやくん」の大活躍を描く「第三章 スーパー少年こやつ」。不思議に絡み合う3つの「縁」を描く、軽妙・爽快な連作集。
  • 女鳥羽川の流れ
    -
    1巻1,485円 (税込)
    ホンモノ? ニセモノ? ふとしたきっかけで古美術の世界に踏み込んだ男が人間の欲や騙し合いから「真実」を探しだす。最後にたどり着いた「宝」とは──。「古美術の面白いところは、どの美術品にも分岐点があるということだ。……今思えば、あれが人生最大の分岐点だったような気がする。人生は様々な岐路に出合うが、右か左かでその後の人生が大きく変わってくる」(本文より)
  • 鶴姫の千羽織 守らなかった約束
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    1巻594円 (税込)
    ひとつだけ約束してください。私が裏で機織りをしているとき、絶対に家の中を覗かないことを…。誰もが知っている民話を新しい視点で描く。幸せに暮らしていた与一とかくにょうの夫婦に起きた悲劇の始まりは、お殿様からの使者だった。織布七巻を三十八日で作って欲しいと頼まれた二人。五日経ち、十一日が経ち、三十八日が近づく。「まだかな?」と思った与一はとうとう……。
  • 百舌鳥の歌
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    1巻1,485円 (税込)
    世界遺産の百舌鳥耳原を舞台に、令和4年の出来事や日々の暮らしの中で感じた様々な事柄を情感豊かに歌い上げた歌集。ロシアのウクライナ侵攻、元首相の逝去、エリザベス女王の葬送から、四季折々の自然の描写、身近な動植物への愛情、そして個人的な心の機微まで、さまざまなテーマが万葉集以来の伝統的な和歌の形式で綴られる。過去から現在、そして未来へと繋がる歌の心が響き渡る一冊。
  • 福井のひ・と・み That's life.
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    1巻1,089円 (税込)
    「ふと気づくと、自分がこんな年! と思うほどの年齢になっていました。思い起こすといろいろなことがあり、よくここまで生きてきたと思います。子育て、家の守り、仕事などがんばって今がある。今までの人生いろいろなことがあり、人生のゴールが見えてきた今、私が見てきた景色、私が思ったことを残しておきたいと思いました」。心地よい空間へと誘ってくれるフォト&ポエム集!
  • ばんぱいやのパフェ屋さん 全5巻合本
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    1巻2,745円 (税込)
    おかしくてちょっぴりほろっとするハートフルストーリーが全5巻合本になって登場! 中学生になった少年・高萩音斗は、小学生時代から「ドミノ」と呼ばれてからかわれるほどすぐ倒れる貧血・虚弱体質に悩んでいた。 そんな彼を助けようと「隠れ里」からやってきたのは、すこぶる変わった遠縁の親戚たち。 彼らは札幌の商店街で、深夜営業のパフェバーを営み始めて・・・。 北の都を舞台に、個性的な3人のイケメンたちと、音斗をめぐる物語。
  • ぼくたち学校不適合者です ワルイコは消される!? 極限デスゲーム
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    (1)この学校で1日、良い子に過ごすこと (2)常識をもって校則を守ること (3)ひとつまちがうたびに減点1とする (4)減点が10になった生徒には消えてもらう 20XX年の日本、法律で「悪い子」認定された小学生が集められる矯正施設【最後の学校】では教育という名目で凶悪なデスゲームが行われていた! クラスメイトのイジメを止めたところ、逆に濡れ衣を着せられて【最後の学校】送りになってしまった小6の結斗は、生きて家族の元に帰ることを決意するけれど――。最悪な「学校」はぶっつぶせ!! 命をかけた地獄の「授業」がはじまる――!! 本のはじめにスペシャルまんがつき!!
  • 朧国五神恋物語 龍の初恋
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    朧国の皇都でまじない屋として働いていた朱霞(シュカ) 。 ある時、不調の父の代わりに宮廷巫術士として登城するも、 皇帝の寵妃の逆鱗に触れ神への生贄に選ばれてしまう。 不在が続く朱雀神の復活で国の平穏につながるならと、 生贄の覚悟をした朱霞の前に現れたのは、美しく清冽な瞳の青年・蒼(ソウ)だった。 蒼により救出された朱霞は、素っ気なくも自分を労わる彼と一緒に暮らすことになり……。 一途な想いが運命を変える中華初恋ファンタジー。
  • 改訂新版 クレヨンしんちゃんのまんが世界遺産おもしろブック
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    1巻1,320円 (税込)
    『クレヨンしんちゃん』の大人気学習参考書シリーズ『クレヨンしんちゃんのなんでも百科』最新刊。エジプトのピラミッドや中国の万里の長城、イースター島のモアイ像、ペルーのマチュピチュなど、なぞやふしぎがいっぱいの「世界遺産」を、しんちゃんの楽しいまんがと解説で紹介した『クレヨンしんちゃんのまんが世界遺産おもしろブック』、10年ぶりの改訂新版。2024年に世界遺産に登録された日本の「佐渡島の金山」の項目を追加、巻末の世界遺産リストにも新情報を掲載。しんちゃんと一緒に、世界遺産をめぐる旅に出かけよう!  ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 死にたくないならサインして 裏切り/ニセモノ/狐狗狸
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    水橋ユキ(中1)には誰にも言えない悩みがあった。毎日決まった時間に、彼女にだけ見えるのだ。――女の子が、真っ逆さまに落ちていくのが。友人のすすめで、【怪異対策コンサルタント】をしているという緋宮せいらに相談することに。血のように真っ赤な契約書を取りだし、話を聞くせいら。一体何者なのだろう? 彼女を信じてよいのだろうか――? 第14回集英社みらい文庫大賞大賞受賞作! 超・新感覚ホラー!! おもしろさ120%保証!!
  • 世界で1番大切なあなたが、たとえ笑顔をなくしても
    完結
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    全1巻650円 (税込)
    精神科医の上城真一は、とある公園で美術大学に通う佐伯結衣に出逢う。 高校生の時に結婚の約束までしていた日比野ひかりと死別してから恋することに臆病になっていた真一であったが、地っ張りでヤキモチやきで寂しがり屋の結衣に少しずつ惹かれ合い、心を通わせ付き合うようになる。 交際を始めて数ヵ月が経ったある日の夕方、2人は飲酒運転の車に衝突されるという事故に遭ってしまう。 そして結衣は感情を失ってしまうことに…。 ※本作は卯月青澄の個人誌作品の電子書籍版となります。【210ページ】

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  • 現代ユウモア全集 9巻『異國膝栗毛』 近藤浩一路
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    資料価値も高い、100年前のヨーロッパ主要都市の社会風俗を日本人画家・漫画家が細かく描写した貴重な337話を収録。 近藤浩一路は、大正期に読売新聞や雑誌に漫画漫文を精力的に発表。岡本一平とともに大正デモクラシー期の漫画文化の強力な発信者である。大正4年には、日本最初の漫画家団体「東京漫画会」も結成、「漫画祭」と称する派手なイベントや展覧会を開催して、日本に「漫画」を普及させた。大正5年には東京美術学校同級生の池部鈞、岡本一平らと漫画雑誌『トバヱ』を発行し、美校出身の漫画家たちを中心に美術としての漫画を創造しようとも試みた。 本巻は、雑誌『主婦之友』大正11年1月号~大正12年11月号まで連載された、彼の代表作、『異国膝栗毛』を初めて書籍化したもの。神戸を出発してアジア経由でヨーロッパまで船旅をする紀行文。100年前のヨーロッパ主要都市の社会風俗を日本人画家・漫画家が細かく描写し、その資料的価値は極めて高い。第1回~第12回まで、全337話を収録。第1回から第4回「大阪一の美人」までは、下稽古と洋行準備の話。第4回「出立の日」から第6回までが、船上とアジア寄港地の話。第7回で、いよいよフランスに到着。第9回から第10回でドイツへ移動し、第11回は、スペインとイタリアの駆け足旅行、第12回ではローマ経由でフランス・パリに戻る。 発刊当時の旧字体総ルビに加えて、より読みやすくした新字体バージョンも新たに追加収録している。解説文は日本のユーモア文学研究の第一人者・浦 和男。付録には、外箱や表紙や裏表紙など、当時の貴重な資料を収録する。 (電子版 2025年7月25日配信開始) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • エリザベス・ボウエン鑑賞事典
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    1巻4,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アイルランドとイギリスの狭間に生きた女性作家ボウエンを味わうための本格ガイドブック。長編・短編・ノンフィクション・評論の代表作から作品と生涯を読み解くためのキーワード、作品舞台や重要トピックまで充実した資料を収録。ボウエン研究必携の書。
  • ジャーロ dash No. 101【無料版】
    無料あり
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    「ジャーロ dash」はミステリー誌「ジャーロ」の無料試し読み版です。ミステリーを掘り下げるエッセイ、評論、マンガなどの企画ページを無料で読むことができます。また長編連載、連作短編、読み切り短編の小説も、冒頭部分を試し読みOK! 101号は、本城雅人氏の新作長編「朝日のあたる病院」を掲載。本作は2号連続一挙掲載で、今号は前編をお届けします。さらに小路幸也氏の新連載も開始。充実のラインナップをお見逃しなく!
  • ジャーロ No. 101
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    1巻550円 (税込)
    ●長編一挙掲載!:本城雅人「朝日のあたる病院」【前編】&著者特別インタビュー●新連載:小路幸也「脅迫者 磯貝探偵事務所ケースD」●読み切り短編:倉知 淳〈占い師はお昼寝中〉シリーズ「彼女がお化けを怖がらない理由」●好調連載陣:青柳碧人、赤川次郎、石持浅海、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、川瀬七緒、近藤史恵、坂木 司、竹本健治、薬丸 岳●「アフタートーク 著者×担当編集者」:古泉迦十『崑崙奴』
  • 中高生のための新書のすすめ
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    創刊以来,ジュニア新書は,若い世代の好奇心を刺激し,多様な世界への扉を開き,ときに生きづらさや不安に寄り添ってきました.今,そして未来を生き,つくる人たちへ,先輩たちからエールを送り,新書を読む意義と楽しさを伝えます.巻末には,これまで刊行した書目の総目録,索引を収録.1000点刊行,記念出版.

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  • 玉響(たまゆら)
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    1巻1,980円 (税込)
    不浄な首斬人と蔑まれる生業を祖父、父から継いだ別所龍玄は、まだ若侍ながら恐ろしい使い手。親子三代のなかで一番の腕利きとなった彼は、武士が切腹するときの介添え役を依頼されるようになる。金貸し業で別所家を守ってきた母、静江、五つ年上の妻、百合子と幼子の娘、杏子。厳かに命と向き合い、慈愛に満ちた日々を家族と過ごす、若き介錯人の矜持。生と死のはざまで凛とした世界が大絶賛された「別所龍玄」シリーズ最新刊。
  • 新装版 夜の終焉(上下合本)
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    1巻1,628円 (税込)
    二十年前に両親を殺されて以来、世捨て人のように生きてきた真野。 ある日、彼が営む「深夜喫茶」に謎めいた少女が現れるが、不慮の事故に巻きこまれ、意識不明になってしまう。 身元の手がかりは、ポシェットに入っていた一枚の地図のみ。 その地図に導かれるように、真野は、一度は捨てた故郷を訪れる――。 【目次】 第一部 帰れない街 第二部 すれ違う意図 第三部 螺 旋 第四部 接 近 (上巻) 「殺人者の息子」という宿命を背負い、検事への夢を断たれ弁護士となった川上。 かつての父同様に、頑ななまでに死刑判決のみを望む被告の弁護を手伝うことになり、二十年ぶりに故郷へ。 被害者と加害者、双方の息子。決して交わらなかった二つの人生が、因縁の街で新たな局面を迎える――。 「汐灘サーガ」三部作最終章。著者インタビュー収録。 【目次】 第四部 接近(承前) 第五部 強まる疑念 第六部 過去からの手紙 第七部 接触、そして  巻末付録 堂場瞬一インタビュー (下巻)
  • そのネイルは内緒のときめき【無料試し読み版】
    無料あり
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    しがない会社員、月ヶ瀬仁美(つきがせ・ひとみ)。恋愛も仕事もうまくいかず、幼なじみの直樹(なおき)が経営するカフェバー《ランハチ》の二階で現在居候していて、絶賛モラトリアム中。 そんなあるとき、仕事でメンズネイリスト・怜亜(れいあ)に出会い、今まで避けていた爪のおしゃれによって心機一転、ネイルの魅力を知っていく。カフェバーやネイルサロンの仕事、お客さまと関わっていくなかで、自分が本当にやりたいことを考えていく仁美。 やがて、怜亜と直樹との関係も変わってきて……? ネイルを通してときめきを感じる、おしゃれで大人なお仕事恋愛ストーリー!
  • おまわりさんと招き猫 あやかしの町のふしぎな日常【無料試し読み版】
    無料あり
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    海辺の下町商店街・かつぶし町の交番に赴任した、おまわりさんの小槇悠介(こまき・ゆうすけ)。 この交番にはずっと昔から、人の言葉を話す謎の猫・おもちさんが住み着いている。 「相手の声を聞こうとする気持ちさえあれば、案外なんとかなるものですにゃ」 町の人々から愛されるおもちさんは、触ると願いが叶うとか、おやつをあげるといいことがあるとか、いろいろな言い伝えがあるらしい。 でもそれが本当かどうかは誰も知らない。 そんな彼らの周りには、優しい町の人々だけでなく、さまざまなあやかしたちの姿もあって――。 百鬼夜行に巻き込まれたり、河童に恩返しされたり、突然の神隠しもあり!? 人と人ならざるモノのあわいで起こる、ふしぎで優しい物語。
  • 臓器提供者(ドナー)
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    1巻770円 (税込)
    日本の臓器移植制度が抱える矛盾、資産家にのみ用意された抜け道  人間の欲望はどこまで広がるのか。寿命はカネで買えるのか。その医療行為は本当に患者の命を救うためなのか。臓器売買のからくり、製薬メーカーの癒着、病院経営の現実、墜ちていく医師たち、矛盾をはらんだ医療現場の中で苦悩するナース……。臓器移植と人間の尊厳をテーマとして描く、衝撃の医学ミステリ。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 医学博士・脳神経内科医。聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。著作は300冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。
  • なにしに ここへ
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    1巻1,210円 (税込)
    祈りを宿した詩が、つまずき惑う心を柔らかく包む。葉のモノクロ挿絵が静かに寄り添い、日々に散る息づかいをすくい上げながら、「いのち」の本質と生きる意味を静かに問い直す、珠玉の詩集。人生の岐路に立つすべての人へ、心の奥の声を呼び覚ますように、優しい語りが胸にそっと灯をともす。全46篇を収録。

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  • ハッピーエンド
    完結
    -
    全1巻650円 (税込)
    T高校に通う主人公の一の瀬達也。 一の瀬達也の彼女の内田真希。 一ノ瀬達也の登下校に必ず現れては手を振り微笑んでくるK女子校の謎の女子高生。 夜の8時55分に壊れたスマホで繋がるK女子校のくるす。 それぞれの嘘と時間の食い違い、各々の思い込みが交差する。 全てが繋がった時、悲しい物語が幕を開ける。 ※本作は卯月青澄の個人誌作品の電子書籍版となります。【126ページ】

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  • 札幌時計台殺人事件
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    1巻693円 (税込)
    全国880店舗を展開する宝飾チェーンのジュエリー伽羅は、安価な宝飾を中心にしたことで若者の心を掴んで急成長を遂げた。 そのジュエリー伽羅にとって一大イベントとされる、販売目標達成記念表彰式の札幌開催が迫っていた。 そのイベントの最重要人物の水野社長が、開催ホテルの一室で惨殺された。 同行していた社長秘書・塚本珠代が真っ先に疑われてしまう。自分では解決は無理と察した珠代は、宮之原警部に協力を依頼したのだった。 札幌を舞台に事件解決に挑む宮之原警部をあざ嗤うかのように、惨劇がつづいていく――。 宮之原警部は、存在意義を問われてしまう!
  • 烙印
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    江戸川乱歩や甲賀三郎と同時期に活躍した探偵小説家。サスペンスに富む作風は現代でも充分読み応えがある。探偵作家クラブ賞受賞のちに探偵作家クラブ会長を務める。由比祐吉は追い込まれていた。亘理子爵の私財の遣い込みを知られたが返済の見込みは無い。令嬢との結婚を夢見ていたがこのままではそれも破談してしまう。このまま破滅するよりもいっそ亘理子爵を自殺に見せかけて殺すことはできないか……。「烙印」他に「金魚は死んでいた」「贋悪病患者」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 明治開化安吾捕物帖 一
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    1~5巻110円 (税込)
    純文学、歴史小説、推理小説、随筆など多彩なジャンルを執筆。その独特な性格と作風から無頼派、新戯作派と呼ばれる。名探偵結城新十郎登場。明治の前半頃、神楽坂に住む新十郎は元徳川重臣元旗本の子孫で洋行帰り。手腕を買われて警視庁からたびたび要請され事件解決に乗り出す。勝海舟もなるほどと思わせるような名推理を披露するものの、しかし真相は?果たしてどちらが真犯人を捕まえるのか。四話収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 海と初恋と、ガラスのような君の記憶
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    小樽で暮らす高2女子の映(はゆる)は、訳あって四姉妹でミニシアターを営んでいる。そんな初夏のある日、シアターを手伝う映が出会ったのは、いつも同じ作品を観にくる不思議な青年・海里だった。映画好きの共通点がきっかけで親しくなり、蒸気時計や青の洞窟などの名所を一緒にめぐる二人。しかし実は海里には、本人さえ知らない衝撃の秘密があって・・・・・・。ガラスペンのように青くて脆い、忘れられない恋の物語。
  • はみだし者 僕はバーバーショップを表現する
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    1巻1,760円 (税込)
    少年鑑別所に行くほどヤンチャだった僕でも、理容師になる夢を実現できた。 「無茶をしろ!こわがるな!スキなものを追求しろ!」 自分を曲げることができずに生きてきた男が、〝いまを生きる若者〟に贈る、熱すぎるメッセージ! 僕はずっとはみだしてきた。 これからもはみだし者であり続けるだろう。 だが「はみだせ!」とは言えない。はみだすことが目的ではないからだ。 目的はあくまで〝自立〟であり、〝好きなモノ〟を追求することだ。 その過程を恐れるな。 はみだしてもなお、あなたは社会の一員なのだ。 それを忘れないで欲しい。それはきっとあなたを光り輝かせる。(「終わりに」より)
  • 変身願望 新装版
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    上野公園でホームレスの男が凍死した。その年のはじめての凍死者と新聞が報じたことから、男の素性が判明する、 なんと大臣経験もある有力な代議士だった。彼はなぜ身をやつさねばならなかったのか。 十津川警部は真相を求めて、捜査を開始する。 短篇の妙を存分に味わえる秀作集。
  • 広重殺人事件 新装版
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    広重は幕府に暗殺された? 若い浮世絵学者津田良平が“天童広重”発見をもとに立てた説は、ある画商を通して世に出た。だが津田は、愛妻冴子のあとを追って崖下に身を投げてしまう。彼の死に謎を感じた塔馬双太郎が、調べてたどりついた意外な哀しい真相とは? 深い感動の中で浮世絵推理三部作ついに完結!
  • 文藝 2025年秋季号
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    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【創作】 児玉雨子「目立った傷や汚れなし」 フリマアプリせどりのサークルに加入した翠(すい)。物の価値を見極める活動に高揚する一方、休職中の夫への愛情は下降し―価値をめぐる快楽と葛藤がバキバキに交差する! 佐佐木陸「ごみのはての」 「この世界は、にせものなのよ」。ごみ屋敷でめぐりあう便利屋ども×老婆×闇バイトの男たち。噓と真実をめぐり、声なき者たちの叫びが炸裂する文藝賞受賞第一作! 小原晩「今日はユーカリ食べちゃったから眠くて眠くて」 百子(ももこ)は心ぼそくなると、同じマンションに住む山彦(やまびこ)さんに会いに行く。恋人である川太郎との生活や、過(よぎ)る母の記憶。そしてまた水曜日がやってくる。気鋭が紡ぐ再生の物語。 【新連載】 いとうせいこう「難民移民モノローグ」 日本に生きる難民移民、そして支援者。よるべない地で生きぬく人々の足跡がいま編みなおされる――文学とノンフィクションの臨界点。 岸政彦「犬は人生」犬は飛行機 ある日、家族になった元野犬の保護犬「ちくわ」。日々繰り返される愛おしい時間のなかに潜む、かつての喪失。見つめ直される「生」と新しい家族の形とは―― 【特集 戦争、物語る傷跡】 ◎鼎談 小林エリカ×永井玲衣×奈倉有里「語りたい、でも忘れたい」終わらない記憶と対話 ◎創作 村田沙耶香「忘却」 言葉を失った「私」が従事するのは、自殺幇助のアルバイト。忘却することで生き延びる日常の果ては―― 柴崎友香「おだやかな日常について」 ロサンゼルスの風景に潜む、歴史の沈黙と語られなかった言葉。日々の記憶が時空を超えて重なり合う。 町屋良平「少年AB」 立川、熱海そして京都。ある事件の記憶をかかえる朝見(あさみ)があの日「われわれ」に返したかった言葉とは―― 芦沢央「ペグマン」 正しくありたい。しかし調べるほどわからなくなる――ガザに心を飛ばし苦悩する作家が逃げ込む先は? 高橋知由「咬傷」 術後の譫妄(せんもう)の中で聞いた戦争の報と首に残る「咬み跡」。現実か幻か、身体が記憶した傷が静かに疼く。 ◎エッセイ 宮地尚子・清水加奈子「〈内海〉の声は聴こえるか」 五所純子「青っ恥」 大田ステファニー歓人「八十年ぶんのかさぶた」 マユンキキ「父の傷、私の傷」 大前粟生「戦争の身体」 ◎読書ノート 齋藤美衣「傷跡をまなざすための読書」 ◎論考 信田さよ子「被害と傷、そしてトラウマ」 【連載】 朝吹真理子「ゆめ」【最終回】 岸本佐知子「尻 on fire 日記」【第2回】 柳美里「JR常磐線夜ノ森駅」【第7回】 皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図Ⅱ」【第8回】 町田康「ギケイキ」【第48回】 山本貴光「文芸的事象クロニクル」2025年3月〜5月 【季評】 水上文「たったひとり、私だけの部屋で 労働と文学」2025年3月〜2025年6月 第9回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」、募集開始 【書評】 吉本ばなな『ヨシモトオノ』【評】前川知大  向坂くじら『踊れ、愛より痛いほうへ』【評】伊藤亜和 パーシヴァル・エヴェレット 木原善彦訳『ジェイムズ』【評】中村隆之 綿矢りさ『激しく煌めく短い命』【評】坂崎かおる  町屋良平『生活』【評】井戸川射子 カミラ・グルドーヴァ 上田麻由子訳『人形のアルファベット』【評】小野絵里華 中原昌也『焼死体たちの革命の夜』【評】芦花公園 第63回文藝賞応募規定 次号予告・著者一覧
  • 「紅藍の女」殺人事件【決定版】
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    浅見光彦、わらべ歌の謎に挑む! 〈はないちもんめ〉に秘められた過去の忌まわしい記憶と連続殺人! 自作解説、浅見光彦ミステリー紀行の当該作品エッセイ、山前譲氏の新たな解説を付して決定版として刊行。 将来を大いに嘱望される新進ピアニスト三郷夕鶴は、父伴太郎の誕生会の日、見知らぬ男から父への伝言を手渡された。 紙片には「はないちもんめ」とだけ書かれていたが、それを見た伴太郎の表情はかげった…。 伴太郎の古い友人で古美術商の甲戸天洞の娘麻矢は夕鶴の親友。 「はないちもんめ」の意味を探るため、夕鶴はルポライターの浅見光彦に会うが、同席するはずだった麻矢から、天洞の死の報せが…。 傑作長篇ミステリー。
  • 新訳 ウィニー・ザ・プー&ハウス・アト・プー・コーナー
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    1巻1,320円 (税込)
    本書は、英国の作家、A.A.ミルンが書いた児童文学の名作、『Winnie-the-Pooh』と『The House at Pooh Corner』の2作を現代風に翻訳したものである。 本書は三つのパーツから成り立っている。一つ目は2作品の訳文である。本文の翻訳に当たっては、訳として正確であることを期するのは当然であるが、多くの方々に親近感をもってもらえるよう口語表現を多用することを心がけた。冒頭の「現代風に翻訳した」とはそのような意味である。 二つ目は各章末の注である。ここでは、原文のなかの難解な単語や表現を著者なりに解説している。また、内容理解を深めるために参考となるような事柄も注のなかに記してある。 三つ目は本書の最終章「主なキャラクターについての寸評」である。ここでは、各キャラクターたちの特徴を簡単に述べるとともに、併せて、ミルンが描きたかった世界観・人間観について触れている。この20世紀初頭の英国に生まれた児童文学が、21世紀の我が国の現状を予言し、さらにそれに対する厳しい批判となっていることについて、例を挙げながら説明している。 最後に、本書は絵本の形を取っていないことを述べておく。プー・シリーズ2作品の魅力の一つにE.H.シェパードのイラストがあるが、本書では著作権の関係でイラストは一切使用していない。
  • 一瞬の虹
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    温かみのある眼差しをもって、人との出会いの機微や一瞬のドラマを切り取り、18のドラマとして表す。テレビカメラに向かって深々と頭を下げた母の姿を描き、手袋の片方を残して行方をくらました少年がいて、映画館の片隅でたたずむどうしようもない父のドラマがあった――。心に豊かさと実りをもたらすエッセイ集。
  • 女のいる暦
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    23歳で文壇デビューしながら、その後不遇の時代が続いた私小説作家の川崎長太郎。東京での執筆に見切りをつけ、小田原の実家物置小屋に棲み、創作に専念すること十数年……。 1954年に娼婦たちとの関わりを描いた『抹香町』で長太郎ブームが起きるが、しばらくすると終息、そして間を置いて再び話題に……という具合の作家人生だった。 この作品は大正期後半、24歳の主人公が私小説の習作に励みながらも食べていくために子供向け読み物で糊口をしのいでいた時期に始まる。その後は27歳、29歳、31歳、33歳、35歳、すこし空いて42歳、45歳と年齢を重ねるたび、その時期に交際のあった女(カフェの女給、若い女流作家、家出した人妻、娼婦、芸者、食堂の女中)との日々を媒介にして大正末から敗戦直後に至る作家生活の周辺を回想するという仕立てで書かれている。 一見、いい気なものだという話にすぎないと感じられるかもしれないが、その筆致に甘さや虚飾はない。愛すべき人間でありながら、とうてい普通の市民としては生きられない「業」を背負ったかのような者たちが懸命に生きる姿が鮮やかに描き出されている。読後感はむしろ清々しささえ湛えているのである。
  • ドキュメント 太平洋戦争全史 上下合本版
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    1巻1,320円 (税込)
    ドキュメント 太平洋戦争全史 上下合本版 『ドキュメント 太平洋戦争全史(上)』『ドキュメント 太平洋戦争全史(下)』収録。 真珠湾奇襲から終戦の大詔まで、1347日間にわたった先の戦争。講談社ノンフィクション受賞作家が、ライフワークとして積み重ねた戦場体験者たちへの聞き取り調査をもとに、太平洋戦争全体を見わたす通史を著した。著者が出会った戦場体験者は、提督・将官・兵士を合わせて計300人超。その貴重な肉声から、戦場で何が起きていたのかはもとより、死力を尽くして闘った日本人の「魂」の真実を描ききる。作戦解説47図を収録。
  • 宇野千代という生き方 愛と美に生きた作家の波瀾万丈な生涯
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    1巻990円 (税込)
    時代を駆け抜けた不世出の女性、宇野千代の真実の物語 明治、大正、昭和、平成――激動の百年を、恋に、文学に、そして美の追求に、わがままなまでに自分らしく生き抜いた女性、宇野千代。作家、編集者、着物デザイナー、実業家と、多彩な顔を持ち、常に時代の先端を走り続けた彼女の波瀾万丈な生涯を、綿密なリサーチと豊かな筆致で鮮やかに描き出す、感動の長編小説。その知られざる素顔、胸に秘めた情熱、そして幾多の困難を乗り越えてきた不屈の魂に迫ります。 恋も仕事も、情熱のままに。愛と美を貫いた百年の軌跡 故郷・岩国での多感な少女時代、文壇への華々しいデビュー、尾崎士郎や東郷青児といった芸術家たちとの燃えるような恋、そしてその体験を昇華させた不朽の名作『色ざんげ』『おはん』の誕生。さらに、日本初の本格的ファッション雑誌『スタイル』を創刊し、編集長として、また着物デザイナーとして一世を風靡。事業の成功と挫折、幾度もの結婚と別離を繰り返しながらも、常に前を向き、新しい「かたち」を求め続けた彼女のエネルギーは、読む者に圧倒的な勇気を与えます。 2026年NHK連続テレビ小説「ブラッサム」のモデル、その生涯を深く味わう そのドラマチックな人生は、2026年秋から放送されるNHK連続テレビ小説「ブラッサム」のモデルとしても注目を集めています。宇野千代のより深い心の葛藤や、彼女を支え、あるいは翻弄した人々との濃密な人間模様を、小説ならではの筆致で丹念に描き出します。「花が咲き誇る」ような彼女の人生の真実を、より深く味わうことができるでしょう。 今こそ読みたい、明日への希望と「幸福」のヒント 「行動することが生きること」「幸福は幸福を呼ぶ」――宇野千代が遺した数々の言葉は、時代を超えて私たちの心に強く響きます。彼女の生き様は、先の見えない現代を生きる私たちに、自分らしく輝くためのヒントと、どんな困難にも負けない勇気を与えてくれるはずです。ページをめくるたびに、宇野千代という稀代の女性の息遣いを感じ、読み終えた後には、きっと温かい感動と明日への希望が胸に灯るでしょう。
  • P+D BOOKS 苦の世界
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    1巻825円 (税込)
    「苦」を諧謔的に描く“小説の鬼”の出世作。 「なぜ、あなたは、私がはじめにあなたと一しょになろうといった時に、いけない、おれは甲斐性なしのいくじなしなんだから、と白状してきっぱりとことわらなかったんです。……いくじなし」  日々、妻のヒステリー発作に悩まされている売れない画家の住友。要領が悪く、お金もない住友を、住友の親がいようが、近所の目があろうが、おかまいなしに大声で騒ぎ立てる妻の存在が、彼にとっては「苦」そのもの。  さらに、芸者の恋人を父親に奪われてしまった住友の友人、妻の親によって妻を芸者に売られてしまった周旋屋、じつは家族につまはじきにされていた住友の妻など、苦しい思いをしている人々を、ユーモラスに描いた作品。  大正から昭和にかけてさまざまな作品を発表し、芥川龍之介や直木三十五、水上勉らに多大な影響を与えた“小説の鬼”の出世作。

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