小説・文芸 - 宝島社作品一覧

  • 名前のない女たち
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名前さえ紹介されることなく、アダルトビデオの内容にあわせて時には女子高生、時には人妻に変身する企画AV女優たち。日雇い労働者のように、呼ばれた現場で過激なセックスを披露して、けっして高額ではないギャラを手にして消えるように辞めていく彼女たちは、何故、セックスをするという職業を選んだのか。セックスを職業に選んでしまった彼女たちが赤裸々に語る、驚くべき生と性。
  • 名前のない怪物 蜘蛛と少女と猟奇殺人
    3.0
    ある日、音もなく僕の部屋に姿を現した、正体不明の怪物。 美しい少女の姿をとりながら、言葉も通じず、意志の疎通が可能かどうかも不明な「それ」は、 少しずつ僕の生活を侵食していく。 また、怪物の出現と時を同じくして、連続猟奇殺人事件が巷を騒がせていた。 果たして美しくも不気味な「同居人」は、猟奇殺人と何か関係があるのだろうか――。 日本最大級の小説賞「第5回ネット小説大賞」でメディア賞に輝いた新感覚サスペンスホラー、ついに登場!
  • 名前のない怪物 蜘蛛の聖餐
    -
    コミカライズも同時発売の大人気シリーズ第2弾! 美しい少女の姿をした「怪物」によって命を救われたレイ。 日常に戻ったレイは、怪物との奇妙な同居生活を続けながら、 この謎めいた存在の秘密を探ろうと決心する。 そんなレイの目の前に、二人の人間が現れる。 一人は怪物を探しているアルビノの少年。 もう一人は怪物の危険性を警告する車椅子の少女だった――。 日本最大級の小説賞「第5回ネット小説大賞」でメディア賞を受賞した 新感覚サスペンスホラー、待望の第2幕!
  • 名もなき復讐者 ZEGEN
    3.6
    八戸で水産加工場を営む佐藤幸造のもとに、突然「女衒(ぜげん)」を自称する男が現れ、偽装結婚を持ちかけてきた。相手は、病気の夫の治療費をまかなうため、中国から出稼ぎにきている李雪蘭。彼女は女衒に斡旋された歌舞伎町の風俗マッサージ店で働いていた。幸造は迷いつつも、男の話を承諾するが……。一方、偽装結婚を取り持ち、女たちの世話をする裏で、女衒は妻を自殺に追い込んだ男たちへの復讐を続けていた――。
  • 贄の白無垢 あやかしが慕う、陰陽師家の乙女の幸せ
    4.0
    「辛い日々から逃げられるなら、オサキモチに嫁入りするほうがましだ」 人との関わりを絶った異能の青年のもとに、ある秘密を抱えた孤独な乙女が嫁入りする―― 累計45万部突破!「妖狐オサキ」シリーズの著者が描く大正あやかし婚姻譚。 陰陽師家の名門・久我山家の長女として生まれるも、使用人同然の扱いを受けてきた未緒。 ある役目を果たすため、不幸を呼ぶとされる「オサキモチ」である周吉のもとへの嫁入りを父から命じられる。 周吉は以前、本所深川一帯を焼き払う大事件を起こし、世間から恐れ憎まれていた。 未緒は周吉に殺されることも覚悟して嫁入りするが、初めて会った彼は噂とは違う心優しい青年で……。 これは、孤独で不幸な乙女が自分の居場所を見つける物語。 【著者について】 高橋由太(たかはし・ゆた) 1972年、千葉県生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』で2010年にデビュー。他の著書に『神様の見習い もののけ探偵社はじめました』『あなたの思い出紡ぎます 霧の向こうの裁縫店』(以上、宝島社)、「あやかし和菓子処かのこ庵」シリーズ(KADOKAWA)、「ちびねこ亭の思い出ごはん」シリーズ(光文社)などがある。
  • 二重螺旋の誘拐
    3.3
    誘拐は連鎖する!? 『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作『ラブ・ケミストリー』(累計12万部突破)で人気を集めた著者による、緻密にして大胆な誘拐ミステリー! 大学に勤務する香坂啓介は、先輩・佐倉雅幸の一人娘・五歳の真奈佳に、妹の面影を重ねて可愛がっていた。ある日、帰らない真奈佳を心配する雅幸と妻・貴子の元に、誘拐を知らせる電話が……。啓介と雅幸の物語は、螺旋のように絡み合っていく――。巧緻なプロットと周到な伏線が、ド派手などんでん返しを演出します。
  • 日銀 利上げの衝撃
    5.0
    2023年4月8日、2期10年に及んだ黒田日銀総裁から新総裁に交代します。新総裁の方針は日本の為替や経済に大きな影響を与えることは必至です。本書では、新総裁を含め日銀人事はどうなるのかをはじめ、「金利の今後」「不景気の株高を含めた株バブルは起こるのか」「国債引き受け量変化の見通し」「緩和の出口戦略をどうするのか」などについて、金融・経済の専門家が分析、解説しながら今後の展開についてシナリオを提示します。
  • 日本の黒い聖域
    3.0
    ワクチンと製薬マネー、工藤會、入管施設、太陽光発電、カジノ利権、企業の内部留保……。忖度報道に終始する大手メディアが報道しない「聖域」をテーマにした記事オムニバス。権力の横暴・怠慢、新利権、国家の大罪などをテーマにした、気鋭のジャーナリストたちによる入魂の記事15本。 ※本書は2022年1月に刊行した宝島社新書『日本のタブー3.0』を改訂し、再編集したものです。
  • 日本のタブー 4.0
    -
    ニュースの欺瞞! 12の「シン・聖域」 大手メディアがコモディティ化するなか報道されないタブーが増殖。新時代の日本の聖域をテーマに識者に取材を敢行。大手メディアがスルーする日本のシン・タブーを明らかにする――。2022年1月発売『日本のタブー3.0』の続編。
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる
    3.4
    心理学で噓を見破り数多の被疑者の口を割ってきたエリートである一方で、家具や衣服を持ち込んで検事執務室に住み着く変わり者の検事・大神祐介。彼のもとに配属された新人検察事務官・朝比奈こころは、大神の指示のもと、様々な事件にかかわることに。結婚披露宴のケーキ入刀時、なぜ花嫁は突然花婿を刺したのか。入院患者同士で起きた殺人事件に秘められた、悲しき友情秘話とは。殺人の動機について「月が綺麗だったから」としか答えない美貌の作家の、真の動機は何なのか。そして、殺人事件の容疑者が乗った飛行機の中で、なぜ新たな殺人が起きたのか。検事と事務官のバディが活躍する、心理学×リーガルミステリー!
  • 認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者
    3.7
    殺人罪を自白しながら自分の本名を頑なに隠す被疑者の目的とは。 「もう一人埋めました」という供述で事件の様相はどう変わるか。 「風邪をひいたから夫を殺した」という言葉が示す真相とは。 認知心理学で嘘を見破り、事件を解決に導く検事・大神。検察事務官・朝比奈は彼のもとで成長し、その成長は大神にも影響を及ぼしていく。しかし、新しい被疑者は、大神の過去に関わる人物で……。
  • 猫色ケミストリー
    3.7
    第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作家が描く、人気有機化学ミステリー・シリーズ第2弾がついに文庫化です! 計算科学専攻の大学院生・明斗は、落雷により、野良猫と同級生の女子院生スバルらとともに意識を失う。気がつくと明斗の魂はスバルに、スバルの魂は野良猫に入れ替わっていた! 元にもどるため奔走する二人は、猫の餌から、研究室で違法な薬物の合成事件が起きていることに気づく。餌に違法薬物を混入した犯人の目的は? 果たして二人は元の体にもどれるのか!?
  • ねなしぐさ 平賀源内の殺人
    3.8
    天下の奇人か、稀代の天才か―― 日本中を漂流した男・平賀源内の死の謎に迫る! 「平賀源内は晩年に殺人事件を起こし、その罪を問われて伝馬町の牢屋敷で獄死した。ショッキングだけど、歴史上は確かにそういうことになっている。 しかし本書は、その史実を鵜呑みにしていいのか、磊落な天才の人生の行き着く先に、他の希望の道はなかったのだろうかと問いかける物語だ。ラストの二行が胸にしみる」 ――宮部みゆき 「読売新聞」2020年4月19日付 身分は侍、本業は本草学者。医学や蘭学、鉱物の知識にも明るく、戯作者、発明家といったよろずの才を持つ平賀源内。ある朝、彼が自宅で目を覚ますと、部屋には男の亡骸が転がっていた。知らせを受けて駆けつけた杉田玄白の前には、脇差を手に持ち、茫然自失とする源内の姿があり、記憶がないとただ首を振るばかり……。稀代の天才の身にいったい何があったのか。 (著者プロフィール) 乾緑郎 1971年、東京都生まれ。2010年に『完全なる首長竜の日』で第9回『このミステリーがすごい!』大賞を、『忍び外伝』で第2回朝日時代小説大賞を受賞。他の著書に「鷹野鍼灸院の事件簿」シリーズ、「機巧のイヴ」シリーズ、『愚か者の島』など。
  • 呪いと殺しは飯のタネ 伝記作家・烏丸尚奇の調査録
    3.7
    第20回「このミステリーがすごい! 大賞」隠し玉作品。「感電死するような刺激を約束します」小説家としての道で挫折し、現状に不満を覚えながら伝記作家として細々と生計を立てている男・烏丸。彼の元に、ある大企業の創始者・深山波平の伝記を書いてほしいという依頼が来るが、そこには金銭のほかに「刺激」を約束すると書いてあった。妻は自殺、次女は失踪。心筋梗塞で波平が死亡した後、唯一残された長女は植物状態に。大企業の創始者一家でありながら、呪いのような不幸に見舞われ続ける一家・深山家。一家を調べるうち、烏丸は「蝶野森の魔女」と呼ばれていた次女の血なまぐさい奇行や、監禁と拷問の跡が残された地下室の存在を知る。深山家の「刺激」で小説家としての再起を果たそうと烏丸が決意した矢先、新たな殺人事件が起こり――。
  • 函館グルメ開発課の草壁君 お弁当は鮭のおにぎらず
    3.9
    先輩社員の中濱さんに助けられながら、生真面目な新入社員の草壁君が作る、サンマの『さ』巻き、鮭のおにぎらず、ホッケのカレームニエル、旬のブリ……函館の食材をちりばめた「お弁当」×「恋愛」×「お仕事」ストーリー!
  • 爆ぜる怪人 殺人鬼はご当地ヒーロー
    3.2
    第21回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉! 街に潜む悪人を次々と殺し始めた犯人は、主人公がかつてデザインし お蔵入りになったヒーロースーツを着ていた!? ご当地ヒーローの運営会社で働く青年が、町田で起きた連続殺人事件の真相に迫る。 東京・町田の人気ご当地ヒーロー、マチダーマン。その運営会社であるMHF(マチダ・ヒーロー・ファクトリー)のデザイン部で働く志村は、ある日テレビのニュースを見て衝撃を受ける。町田で少年が誘拐されたが、何者かが誘拐犯を殺害し、少年を救出。助けられた少年が「正義のヒーロー」として描いた絵は、かつて志村がデザインし、お蔵入りになったはずのヒーロースーツと酷似していた!周囲は空似だというが、志村が悶々とするなか、第二の事件が起き――。 (著者情報) おぎぬまX 1988年、東京都生まれ。元お笑い芸人。ギャグ漫画家として2019年に『だるまさんがころんだ時空伝』で第91回赤塚賞入選。2021年には「ジャンプSQ.」(集英社)にて『謎尾解美の爆裂推理!!』を連載(同社より単行本も刊行)。また、ジャンプ小説新人賞2019・小説フリー部門にて銀賞を受賞し、『地下芸人』(集英社)で2020年に小説家デビュー。他の著書に『キン肉マン 四次元殺法殺人事件』(集英社)がある。2023年、第21回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として本作が選出される。
  • 八冠 藤井聡太伝説
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 羽生善治九段が1996年に達成した七冠を超え、史上初の八冠達成が目前に迫った将棋の藤井聡太七冠。ただ強いだけでなく、その指し手はたびたび「神の一手」「衝撃的」「歴史的妙手」と呼ばれています。果たして藤井七冠は、何が凄いのか。本誌は長年、将棋界に身を置いてきたプロ棋士、観戦記者たちが思わず唸った「令和の天才」の超人離れした記憶力や集中力を物語るエピソードを、余すところなく伝えます。
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です
    4.3
    第9回『ネット小説大賞』の受賞作。濡れ衣のネット炎上&逆転を描いたサスペンス! ウェディングプランナーとして充実した日々を送っていた藍原ひかる。ある日、トラブルだらけの披露宴に出くわし、騒ぎの収拾に手を貸した。――その後日。「#A原、死んで詫びろ」「#A原を許さない」ハンドメイド作家としてSNSで知名度のあった新婦の投稿から、瞬く間に式当日のずさんな対応が拡散され、なぜかその責任者として藍原の名前が挙がっていたのだ。悲劇のヒロインとして注目を浴びたい新婦、広がる炎上に愉悦感を覚えて火種を投下し続ける新婦友人、ゲーム感覚で藍原の個人情報を特定していくネット民。絶体絶命の窮地で、藍原が出会った弁護士・九印葉桜は彼女に“前代未聞の訴訟”を提案し……。怒濤の逆転劇が幕を開ける!
  • #マンホール
    3.0
    第73回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門招待作品! 主演:中島裕翔(「ピンクとグレー」)×監督:熊切和嘉(「私の男」)×原案・脚本:岡田道尚(「マスカレード・ホテル」シリーズ)のタッグで放つ、 ワンシチュエーション・スリラー『#マンホール』(2023年2月10日公開)を、『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作家の著者がノベライズ! 予測不能、驚愕の結末を本でも楽しめます。 (あらすじ) 自身の結婚式前夜に開かれたサプライズパーティーで、新たな人生の幕開けを同僚たちに祝われる「川村俊介」。 パーフェクトな自分の人生に満足していたが、その帰り道、深酔いした彼が暗闇のなか目を覚ますと、そこはマンホールの底だった。 手元にあるのはスマホだけ。 しかしGPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てにならない。 タイムリミットの夜明けが迫るなか、唯一通話できた「元カノ」と、SNSでアカウントを立ち上げてつながったフォロワーたちに助けを呼びかけるが、事態は予想外の展開に向かうのだった――。
  • 花井おばあさんが解決! ワケあり荘の事件簿
    3.0
    【あらすじ】 水田で老人の焼死体が発見された。状況から自殺と考える警察に、ある老婆が異を唱える。彼女の名は花井朝美。癖のある老人が集まり「ワケあり荘」と呼ばれるアパート、若鮎荘の住人だ。70 過ぎでありながら背筋をピンと伸ばし、意気軒昂な花井は、鋭い観察眼と長年築いてきた人脈を生かし、事件の真相に迫る。彼女と「ワケあり荘」の住人たちは、その後も様々な事件に首を突っ込んでゆき――。 【著者情報】 1952年、長野県岡谷市生まれ。中京大学法学部卒業。趣味は詰将棋創作で、詰将棋パラダイス半期賞、日めくり詰め将棋カレンダー山下賞を受賞。第17回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、2019 年に『盤上に死を描く』(宝島社文庫)にてデビュー。
  • 光る君と謎解きを 源氏物語転生譚
    4.3
    『このミス』大賞シリーズ 平安転生×ミステリー 若紫は名探偵!? 源氏物語の世界に転生したので 優雅な平安貴族ぐらし…と思ったら 奇妙な事件が次々と…! 物の怪に取り憑かれたとされる葵上の死の謎など 王朝絵巻の事件に令和の就活女子が挑む (あらすじ) 皇居のお濠に転落した就活生の紫乃。目を覚ますと、彼女はなぜか平安時代の幼い姫君に転生してしまっていた。しかもただの平安時代ではなく、そこは「源氏物語」の世界で――!? 紫乃は光源氏にすべてを打ち明け、若紫として生活を続けることに。そんななか、源氏の妻・葵上が急死し、六条御息所の生霊に取り殺されたという噂が立つ。これは殺人事件ではないかと考えた紫乃は真相を探り始める。 【著者について】 日部星花 2001年、神奈川県厚木市生まれ。2019年に「DEATH★ガール!」で第2回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞。同年、第17回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『偽りの私達』(宝島社)を刊行し、小説家デビュー。現在お茶の水女子大学に在学中。
  • 筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。
    4.0
    1~4巻715~770円 (税込)
    祖父が残した謎を解き明かすべく、美咲は大学一の有名人、東雲清一郎を訪ねるが、噂に違わぬ変人で……。著名な書道家なのに文字を書かず、端正な顔立ちから放たれるのはシビアな毒舌。挫けそうになるも、どうにか清一郎を説得。鑑定に持ち込むが――「気持ちに嘘はつけても、文字は偽れない。本当にいいんだな?」。鎌倉を舞台に巻き起こる文字と書、人の想いにまつわる4つの事件を描く、連作短編ミステリー。
  • 広末涼子エッセイ『ヒロスエの思考地図 しあわせのかたち』
    3.9
    本書は、哲学者が残した言葉や尊敬する女性たちの言葉を広末さん自らがセレクトし、自身の思いを綴った書き下ろしエッセイです。これまでの広末さんの人生に起こった出来事や日常でのシーンを交えながら、その言葉になぜ惹かれたのか、人生にどう役立つと考えたかなどが描かれています。今回の刊行にあたり、本書は執筆のすべてを広末さんが行い、約2年をかけて書き上げました。40代を迎えた広末さんが、女優として・妻として・母として・一人の女性として、今何を大切にして生きているのか、心に響く様々な言葉と共に綴られています。さらに、自身で撮影した日常の写真や、執筆風景などの写真もカラー16ページで掲載されます。 著者:広末涼子さんコメント 人生初の執筆活動!初めての書き下ろし書籍発売。お恥ずかしながら、緊張しています。私の好きな哲学者の言葉、私の尊敬する女性の方々のコトバと共につれづれなるままに書き綴らせていただきました。この本を読んでひとりでも多くの人に元気になってもらえたら、嬉しいです。 広末 涼子(ひろすえ りょうこ) プロフィール 生年月日 1980年7月18日 出身地 高知県高知市 血液型 O型 星座 蟹座 職業 女優
  • 貧困女子の世界
    4.0
    停滞する賃金、止まらないインフレ、そして世代間格差――。働いても働いても貧困から脱出できない若年層の女性たち。彼女たちのリアルな現実は、主要メディアではほとんど報道されることはない。未成年売春、ホス狂い、風俗、虐待、奨学金……過酷な境遇にある女性たちの生き様を『東京貧困女子。』などの著書があるノンフィクションライター・中村淳彦氏が活写する。
  • ファイアガード 新宿警察署特殊事案対策課
    4.2
    「元死刑囚」で「サイコパス」のボディーガードが、新たな任務に挑む! 江戸期に何度も大火に見舞われた東京では、明治維新を機にいくつもの「火伏塚」が建立され、町を大火災から護り続けてきた。しかし、2020年のオリンピックを控えて都内各所で建設・改築が進む中、火伏塚が次々と破壊されるという事件が起こる。相次ぐ火災や爆発事故の前に、警視庁は火伏塚修復の専門家を急ぎ海外から招聘し、山本はその警護にあたることになった……。怪異と暴力が交錯する異色の伝奇警察小説、好評の声にお応えして、第2弾がついに登場!
  • 不動のセンター 元警察官・鈴代瀬凪
    3.4
    大人気アイドルグループMy SeLection(通称マイセレ)のセンター・鈴代瀬凪。元警察官という異色の経歴を持つ彼女は、メンバーの一人がTVプロデューサーからもらったお香に覚醒剤が混入されていることを疑い、調査を始める。覚醒剤の供給元を突き止めるも、罠にかかり瀬凪が覚醒剤所持で逮捕されてしまい--。単独ライブも近づき、瀬凪は犯人を捕まえて無実を証明できるのか! 第20回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉。
  • プーチンの正体
    3.7
    泥沼化するウクライナ戦争の結末は、プーチン失脚しかあり得ない! 1990年代、KGBを退職して以降のプーチンに注視し続けてきた軍事ジャーナリスト、黒井文太郎氏によるプーチン論考の決定版。プーチンの思考、戦略はあのヒトラーと同じだという恐怖の現実。ウクライナ、そして世界情勢の行方を知るには、この男の経歴と素顔を知らなければ語ることはできない。緊急出版。
  • 細谷佳正フォトエッセイ『アップデート』
    4.7
    大人気の声優・細谷佳正が、40歳の誕生日を記念して、フォトエッセイを発売します。40歳となって人生を振り返る、メモリアルな書籍です。少年から悪役まで幅広いキャラを演じ分け、方言も自在に操る、職人声優・細谷佳正。才能と実力の陰で、三度もの喉の手術を経験、そのたびに休業を余儀なくされた過去も。巻頭撮りおろし&全編書き下ろしで、その半生を告白、素顔を大公開します。ファン必読の一冊です。 【細谷佳正(ほそや・よしまさ)】 2月10日生まれ。広島県出身。 【主な出演作】 ・シャン・チー/テン・リングスの伝説(シャン・チー) ・この世界の片隅に(北條周作) ・機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(オルガ・イツカ) ・メガロボクス(ジョー / ジャンクドッグ ) ・NOMAD メガロボクス2(ノマド) ・ゴールデンカムイ(谷垣源次郎) ・Free!(山崎宗介) ・彼方のアストラ(カナタ・ホシジマ) ・進撃の巨人(ライナー・ブラウン) ・テラフォーマーズ(膝丸燈) ・ドロヘドロ(心) ・新テニスの王子様(白石蔵ノ介) ・アルスラーン戦記(ダリューン) ほか、黒子のバスケ、僕のヒーローアカデミア、キングダム、ハイキュー! 、ユーリ!!!ON ICE、、ダイヤのA、BANANA FISH、鬼滅の刃、など
  • 僕はお父さんを訴えます
    3.8
    驚愕のストーリー展開が評価された、第10回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作が、文庫化です! 「想像の斜め上! 僕はこの本を推薦します」乙一(作家)。何者かによる動物虐待で愛犬・リクを失った中学一年生の向井光一は、同級生の原村沙紗と犯人捜しをはじめる。「ある証拠」を入手した光一は、真相を確かめるため司法浪人の久保敦に相談し、犯人を民事裁判で訴えることに。被告はお父さん――母親を喪った光一にとっての、唯一の家族だった。周囲の戸惑いと反対を押して父親を法廷に引きずり出した光一だったが、やがて裁判は驚くべき真実に突き当たる!
  • 僕はもう憑かれたよ
    3.8
    ある夜、八木沼真知の部屋を見知らぬ男が訪ねてきた。初対面にもかかわらず、彼はなぜか真知の昔からのあだ名や好物を知っていた。一方、周囲で不可解なことが起きているのに気付く美門玲二。どうやら眠っている間に、別人格が勝手に行動しているようなのだ。本来交わるはずのない二人の運命を結び付けるのは、半年前のとある転落事故――。真知は恋人を失ったその事故について調べ始める。
  • 坊っちゃんの身代金
    3.5
    第20回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品。非正規雇用の日本語教師の夕香子は、オンライン授業中に中国人留学生・通称坊っちゃんの机に暗号が書いてあるメモを見つけ、画面キャプチャを撮る。フリーターの彼氏・啓治にネット銀行のパスワードではないかと言われ、試しに打ち込んでみると、ログインに成功。残高は3億円だった。桁違いの金銭感覚をもつ坊っちゃんなら、少しくらい引き落としてもバレないだろうと、二人は30万円の窃盗に成功する。しかし数日後、夕香子の部屋になぜか現金3億円が届いた。そして坊っちゃんから【金を返せ】とメールが届く。しかも啓治の友人の婚約者が拉致されてしまい、ふたりは返金しようとするが--。 まさかの展開の連続の末、夕香子たちがたどり着いた結末とは!? 全く新しい3億円誘拐事件が登場!
  • ボランティアバスで行こう!
    4.0
    東北で大地震が発生した。さまざまな支援が行われ、バスをチャーターして援助活動に参加する“ボランティアバス"も盛んに行われる。就職活動のアピールポイント作りのため、ボランティアバスを主催することにした大学生の和磨。震災で父が行方不明になった姉弟に出会った女子高生の紗月。あることから逃亡するため、無理やりバスに乗り込んだ陣内。さまざまな人がそれぞれの思惑を持ってバスに乗り合わせる。被災地で出会った謎と事件が、バスに奇跡を起こす。『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。
  • ポイズン・リバー 異形の棲む湿地帯
    4.0
    小説投稿サイト「エブリスタ」上で開催したコンテスト『この文庫がすごい!』大賞を受賞したパニック・ホラー・アクション! 水上だけでなく湿地や砂浜すら走破できる船舶、エアボート。日本では数少ないエアボート操縦士の菊崎鷹彦は、新潟県の阿賀野川で、河川遊覧から警察の水上任務のバックアップまで様々な仕事を請け負っていた。ある日菊崎は、依頼を受け支流の湿地帯へと向かうが、そこで驚くべき光景を目にする。動かなくなった人間に、大型の巻き貝が何十体も群がり、触手のような細い管を思い思いに皮膚に突き刺していたのだ……。元自衛官がエアボートを自在に操り、猛毒を持つ巻き貝の群れと、その背後に隠された恐るべき陰謀に立ち向かう!
  • マリア 女性秘匿捜査官・原麻希
    3.9
    ハラマキ、年下男に惑わされる!? 自宅謹慎中の原麻希が、ひょんなことから知り合った熱血警官・原田。10も年下の彼に頼み込まれ、とある女性の不審死を調べるうちに、想像もつかなかった新事実が発覚。次々と起こる事件の鍵を握るのはなんと、女子高生チアリーダーたち!? 瀬戸朝香主演でドラマ化も決定した人気シリーズ第3弾。ついに宿敵リクルーターの素性が明らかに!?
  • マンガ 無一文からのドリーム
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 借金、親の離婚、死別、自衛隊入隊、アカウント削除……時給日本一のYouTuberラファエルがこれまで明かしてこなかった半生を綴り、ベストセラーとなった『無一文からのドリーム』が漫画化!  ほか、アナザーストーリーとしてラファエルのマネージャー・イーサンのサイドストーリーも収録。出会いや、なぜマネージャーになったかなどイーサン視点でラファエルを語る。
  • 万引き家族
    4.1
    第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にてパルムドール(最高賞)をはじめ、 第42回日本アカデミー賞最優秀作品賞はど数々の賞を受賞した映画『万引き家族』を 是枝裕和監督自ら小説化。是枝監督が小説で描き出す、「家族の絆」とは―――。 「彼らが盗んだものは、絆でした」 とある住宅街。柴田治と息子の祥太は、スーパーや駄菓子店で日常的に万引きをする生活を送っていた。 ある日、治はじゅりという少女が家から閉め出されているのを見かねて連れて帰ってくる。 驚く妻の信代だったが、少女の家庭事情を案じ、 一緒に「家族」として暮らすことに。 年金で細々と生きる祖母の初枝、信代の妹でJK見学店で働く亜紀。 6人家族として貧しいながらも幸せに暮らしていた。 しかし、ある出来事を境に、彼らの抱える 「秘密」が明らかになっていく―――。
  • 密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック
    3.6
    第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作! 「連発される密室トリックの中ではドミノの密室がイチ推し。本格ミステリ刊行ラッシュの中に割って入るだけの力はありそうだ」大森 望(翻訳家・書評家) 「密室殺人づくしの趣向が楽しい。主役の二人をはじめキャラ設定もいかにもマニアックかつ軽快」香山二三郎(コラムニスト) 「これでもかというくらい密室ネタを盛り込んで、遊び心たっぷり。探偵役となる少女も謎めいていて魅力的だ」瀧井朝世(ライター) 「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。 そんななか著名なミステリー作家が遺したホテル「雪白館」で、密室殺人が起きた。館に通じる唯一の橋が落とされ、孤立した状況で凶行が繰り返される。 現場はいずれも密室、死体の傍らには奇妙なトランプが残されていて――。 (著者プロフィール) 1985年、山口県宇部市生まれ。東京理科大学理工学部卒業。現在はシステム開発会社に勤務。 第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー。
  • 密漁海域 1991根室中間線
    4.0
    第19回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作『暗黒自治区』でデビューした著者による受賞後第一作です。1991年、ソ連海域で国境警備艇に拿捕されたスケソウダラ漁船の乗組員・咲月は、帰国後、地元ヤクザの操縦する特攻船――北海道の根室で生まれ、北方領土近海で密漁を行っていた違法漁船――に乗ることになった。そんななか、周辺の漁船が謎の船から攻撃を受け、乗組員たちは死亡、漁獲物が消失する事件が頻発する。正体も動機もわからない攻撃船は、いつしか『海魔』と呼ばれ、その魔手はやがて咲月のもとにも迫り……。羅臼から網走、そして根室へ。道東を舞台に、激しく繰り広げられるバイオレンスアクション! 【著者プロフィール】 1973年、兵庫県西宮市生まれ。1991年に渡米し、大学進学。卒業後も米国に留まり、NYにて映画助監督やCM海外撮影コーディネーター/プロデューサーとして約10年間活動。帰国後は映像制作会社、大手広告代理店勤務を経て、広告映像制作会社を仲間と共同設立、同社取締役。第19回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『暗黒自治区』(宝島社)で2021年にデビュー。
  • 深山の桜
    4.1
    第13回『このミステリーがすごい! 大賞優秀賞受賞作、文庫化作品です。 日本から約1万2000キロ、アフリカ大陸。国際連合南スーダン派遣団の第五次派遣施設隊内では、盗難事件が相次いでいた。 定年間近の自衛官・亀尾准陸尉と杉村陸士長が調査に乗り出すが、さらに不可解な事件が連続して発生する。 謎の脅迫状、そして小銃弾の紛失。相次ぐ事件は何を意味するのか。 日本から特別派遣されてきた警務科のちょっとオネエなキレ者・植木一等陸尉も調査に加わり、連続事件の謎に挑む!
  • 無一文からのドリーム
    -
    2019年9月に発売しベストセラーとなった、チャンネル登録者数182万人超のYouTuberラファエルの自叙伝『無一文からのドリーム』が約30ページの書き下ろしを加えて待望の文庫化! 貧しい家庭に生まれ育った幼少期から始まり、過酷な自衛隊時代や数字に追われる営業マン時代を経て、YouTuberとして成功を収めるまでが描かれている。ラファエルはどんな価値観や考え方を持ち、どのようにして成功に至ったのか !?
  • 目もと隠して、オトナのはなし
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    目もとにモザイク入れなきゃ話せない話も増えてきた――。仕事、夫婦、不倫、離婚、セックス……etc. 若い頃と違って、友達に何でも赤裸々に話せるわけじゃない。だけど誰かと共有したい。女性の心をストレートに代弁する大人気エッセイスト・LiLyが描く、「肩書き」も「立場」も「責任」もあるオトナの、ちょっとダーティなガールズトーク。
  • もういちどベートーヴェン
    4.0
    累計127万部突破の大人気シリーズ! 岬洋介が挫折し、別の道へ進もうとしているときの物語です。2006年。法曹界入りした天生高春は、ピアノ経験者のようだがなぜかクラシック音楽を避ける岬洋介とともに、検察庁の実務研修を受けていた。修習の一環として立ち会った取り調べの場に現れたのは、絵本作家の夫を刺殺したとして送検されてきた絵本画家の牧部日美子。日美子は犯行を否認しているが、凶器に付着した指紋という動かぬ証拠が存在する。取り調べが打ち切られようとしたそのとき、岬が突如ある疑問を投げかける……。『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。
  • もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ
    3.3
    第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉! 本所深川で献上品の売買を行なう、献残屋の手代として働く周吉は、狐の姿をした魔物・オサキに憑かれたオサキモチ。懐にいるオサキに、油揚げをねだられる日々を過ごしていた。ある日、店の一人娘・お琴が行方知らずに。周吉とオサキは、彼女を捜しに江戸の闇に出て行く――。江戸を舞台に周吉とオサキが活躍する大人気シリーズ第1弾。
  • 杜の都であやかし保護猫カフェ
    3.0
    1巻803円 (税込)
    東京での社畜生活に疲れ、杜の都・仙台から少し離れた港町の実家でニート生活を送っていた美琴は、散歩の途中で保健所に連れていかれそうになっていた猫を助ける。アレルギーを持つ母のため、家で飼えない美琴は、商店街に開店したと聞く「保護猫茶房・猫又」へ……。そこにいたのは、妖しいほどの美貌を持つ青年店主・透真と、もふもふ白猫の銀之助。実は、この保護猫カフェには、ある秘密が隠されていた! しかも、美琴は「猫にまつわる力」を見込まれアルバイトとして働くことになり――。ひと癖もふた癖もある保護猫たちと、さまざまな事情を抱えたお客様。猫たちのしあわせな“ニャン生”のため、本日も「保護猫茶房・猫又」営業中です!
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理
    3.8
    ホテルマンの水尾爽太は、処方薬を丹念に塗るも足の痒みがおさまらず、人知れず悩んでいた。薬をもらいに薬局へ行くと、毒島という女性薬剤師が症状を詳しく聞いてくる。そして眉間に皺を寄せ、医者の診断に疑問を持ち……。急激な眠気に襲われるホテル従業員、薬を過剰に要求してくる老人、ダイエット薬を格安で売る病院など、水尾は毒島とともに、薬にまつわる様々な事件に挑む!
  • 八咫烏の花嫁 王家をめぐる金色の髪
    3.0
    時は明治時代。裕福な実業家の娘として生まれた病弱な小夜(さよ)は、幼い頃に「金色の鳥」と出会い、自身の美しい黒髪と引き換えに、健康な体と金色の髪を得た不思議な過去がある。16歳、戦争の煽りを受け家は没落。そんな時、変わり者と噂される男爵家の三男から「妾に欲しい」と話が来る。訪れた屋敷で小夜は突然刃物を向けられる。彼の目的は小夜の金色の髪だった。絶体絶命の危機を救ったのは、美しい黒髪の謎の青年・千明(ちあき)。無口で冷徹に見える千明だったが、実は幼い頃に出会った「金色の鳥」であり「八咫烏の王の血を引く者」だと言う。千明との再会を果たし共に時を過ごすうち、小夜は八咫烏の王位継承争いに巻き込まれていき……? 華やかな明治時代を舞台に描かれる、人と八咫烏の秘密の恋物語。
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和
    3.8
    東京下町の風情残る谷中にたたずむレトロカメラ店・今宮写真機店。中古のクラシックカメラを専門に扱っている三代目店主の今宮龍一とアルバイト山之内来夏の元には、さまざまな客が謎を運んでくる。カメラの修理も得意とする今宮は「修理の基本は観察です」と言い、鋭い観察力と推理力で次々と謎を解いていく――。数々の魅力的な名機とカメラを愛する人々が織り成す、心温まる連作ミステリー。
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和 思いをつなぐレンズ
    3.8
    東京・谷中の老舗カメラ店「今宮写真機店」で起こる不思議な騒動の数々を描いた短編ミステリー集<谷中レトロカメラ店の謎日和>シリーズ第三弾! キヤノネット、ハッセルブラッド、アンソニー、ニコノスⅡ、プラウベルマキナ……クラシックカメラの数々と、登場人物たちが織り成す人生模様が彩を添える、カメラ・ミステリーです。
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法
    4.0
    東京・谷中で三代続く今宮写真機店には、魔鏡に消えたカメラを探す男、スパイカメラを求める女性など、クセのある客ばかりが訪れる。認知症の老人が遺した写真や、何度も壊れてしまうカメラの謎など次々に舞い込む問題を、三代目店主の今宮とアルバイトの来夏が鮮やかに解決していく。ニコンF2、ライカM3、ハンザキヤノン……魅力的なクラシックカメラの名機とともに贈るシリーズ第二弾!
  • 山田風太郎時代小説コレクション 地の巻 南無殺生三万人
    3.0
    戦後日本を代表する小説家・山田風太郎生誕100周年を記念した、時代小説ベストコレクションです。『慶長大食漢』『死なない剣豪』『嗚呼益羅男』『妖剣林田左文』『姦臣今川状』『南無殺生三万人』『売色奴刑』の7編を収録。
  • 山田風太郎時代小説コレクション 天の巻 元禄おさめの方
    3.0
    戦後日本を代表する小説家・山田風太郎の生誕100周年を記念した、時代小説ベストコレクションです。 山田風太郎の作品は、現代もののミステリ、忍法帖、明治もの、室町もの、エッセイ・ノンフィクションなどに大別されますが、代表作のひとつ『妖説太閤記』のように、忍法帖や明治ものに属さない時代小説も少なくないです。 没後20年に当たる2021年から生誕100年に当たる2022年にかけて、各社から風太郎作品が次々と復刊されていますが、ミステリーと忍法帖がほとんどであり、時代物の短篇は二十年以上も新刊で手に入らないものばかりです。 今回はそれらのうち、8作品を収録しました。
  • 幽霊たちの不在証明
    3.4
    2020年、第18回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作品。高校の文化祭のお化け屋敷で、首吊り幽霊に扮していたクラス委員の絞殺死体が発見された。果たして、彼女はいつ「本物の死体」になったのか。被害者に想いを寄せていたクラスメイトたちが、分刻みの“時間当て”で犯人を絞り込んでいく、ロジカルな学園本格ミステリーです。
  • 四日間の奇蹟
    3.6
    第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラー。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。
  • ラブ・ケミストリー
    3.6
    大好評、第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞作。「前代未聞空前絶後の有機化学ラブコメ。いやもう爆笑です」大森望(翻訳家・書評家)はじめ、「見事にだまされた! 」「爽やか青春物!」「爽やか恋愛物語」など読者の声続々! 待望の文庫化です。有機化学を専攻する大学院生・藤村桂一郎は、化学化合物の合成ルートを瞬時に見つけることができる理系男子。しかし研究室の新人秘書に初めて恋をしたとたん、その能力を失ってしまう。そんな彼のもとに、カロンと名乗る死神が「あなたの望みを叶えてあげる」と突如現われて……。超オクテの草食&理系男子の初恋は成就するのか?
  • ランジーン×コード
    3.3
    第1回『このライトノベルがすごい!』大賞の大賞受賞作です。人間の脳に巣食う特殊な意識「コトモノ」をめぐる異能力バトル。ある日、「コトモノ」の集団が襲撃される事件が続発。主人公は事件に巻き込まれ、かつての友人が事件にかかわっていることを知る――。王道のジャンルながら、オリジナリティ溢れる設定が光っており、大賞に相応しい作品と選考委員も絶賛です。
  • リケジョ探偵の謎解きラボ
    3.3
    1~2巻704円 (税込)
    ドラマ化もされた話題の短編に加え、『このミステリーがすごい! 』大賞作家書き下ろしBOOKに掲載された三編を一冊にまとめた連作短編集! 保険調査員の仕事は、死亡事故の発生に際し、保険会社から支払われる保険金に関して被保険者側に問題がないか調査・報告すること。 保険調査会社《懇誠リサーチ》の江崎に回ってくるのは、大学教授の密室での突然死や、田舎町の海岸でのサラリーマンの溺死など、不審死ばかり。 その「死」は果たして、自然死か他殺か――。 そんなとき、江崎は意中の人でiPS細胞の研究者・友永久理子に相談を持ちかける。研究最優先、男は後回し―― 熱血女性科学者・理系女子のリケジョ探偵が、「死」にまつわる謎を解く! 『このミステリーがすごい! 』大賞シリーズ。
  • リプレイ2.14
    3.8
    時間を巻き戻せるチャンスは10回。繰り返す死の運命から逃れられるのか!? 東大農学部院生の奈海は、バレンタインデーの朝、想いを寄せる同じゼミの本田の死体を発見してしまう。しかし、茫然自失する彼女の前に突如現れた青年が、「時間を巻き戻し、愛する者を救う機会を与える」と言い出して……。奈海は本田の命を救うため、時間を遡ることを決意。だが、本田が密かに開発していた惚れ薬も絡み、事態は思わぬ方向へ。果たしてふたりの運命やいかに? 『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞受賞作家が贈る、青春タイムリープ×ミステリー。
  • 臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体
    3.6
    第19回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品! 法医学者・真壁天は、人間と関わるよりも死体を解剖して分析する方がマシだと思っている生粋の人間嫌い。しかし、教授から児童虐待を鑑定する仕事を押し付けられ、さらにそこで、死体分析で鍛えた優秀な観察眼を発揮して、能力を見込まれてしまう。いやいやながら様々な親子の闇に関わっていく真壁だったが、ある日から、彼が虐待を指摘した親たちが、次々と首吊り死体で発見されていく。死体の状況を聞いた真壁は、自身が小学生時代に目の当たりにした、親友・ハルの首吊り死体を思い出す――。
  • ルビィ 女性秘匿捜査官・原麻希
    3.8
    警視庁捜査一課勤務の原麻希は、娘の菜月が史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそくリクルーターの娘が通う私立東山小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気付く。忽然と姿を消した全校児童たちの行方は――!? そして、パレスチナに逃亡したはずのリクルーターがじつは国内にいることが判明し――。女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、警察小説シリーズ、堂々の完結編!
  • ルポ 女子大生風俗嬢
    -
    2023年11月17日に中村淳彦氏原作の『東京貧困女子』がWOWOWでテレビドラマ化されました。貧困女子は、現代の大きな問題として、クローズアップされています。宝島社で、著者の中村氏は、貧困に陥ってきた風俗やAV業界にいる女性たちをルポルタージュしてきました。今回は、そのなかでも、女子大生にスポットを当てて、取材しています。なぜ彼女たちは、風俗嬢となったのか? その真実に迫ります。
  • 令和の化学者・鷹司耀子の帝都転生 プラスチック素材で日本を救う
    4.8
    応募総数14,271作品。第9回ネット小説大賞受賞作品。明治34年、鷹司家に生まれた公爵令嬢・耀子は、わずか4歳にして、合成繊維である「66ナイロン」を作り出すことに成功する。この幼い子供――鷹司耀子は、120年以上も未来の令和を生きる高分子化学者が時代を遡って転生した姿だった――。明治時代に転生した“プラスチックの専門家”が、現代知識を使って日本を化学立国に変えていく「ものづくり浪漫譚」です。
  • 老人たちの裏社会
    -
    長寿社会の「闇」を抉る、衝撃のルポルタージュ! ベストセラー『後妻業』の直木賞作家 黒川博行氏との対談を文庫特別収録! 65歳以上の高齢者人口が約3600万人、総人口の28.7%を占める日本は世界一の超高齢社会にある。 高齢者の急速な増加に医療、福祉分野の対応が声高に叫ばれるが、より深刻な問題が超高齢社会には潜んでいた。 万引き、ストーカー、暴行など犯罪行為に走る高齢者の多さだ。 また、社会とつながりを失いホームレスとなる高齢層の存在も際立つ。 大手メディアが決して報道しない、長寿社会の「闇」を抉る衝撃のルポルタージュ!
  • 悪漢(ワル)の流儀
    4.0
    在日として日本に生まれ、光と影の狭間に生きる「怪人」と呼ばれた男、許永中。戦後史に残る経済事件「イトマン事件」の主人公となった著者が、自らの人生ですれ違った忘れがたき政治家、経済人、恩師、ヤクザたちとの秘話を語る。実の娘による手記「父と私」も収録。

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