僕はお父さんを訴えます

僕はお父さんを訴えます

712円 (税込)

3pt

驚愕のストーリー展開が評価された、第10回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作が、文庫化です! 「想像の斜め上! 僕はこの本を推薦します」乙一(作家)。何者かによる動物虐待で愛犬・リクを失った中学一年生の向井光一は、同級生の原村沙紗と犯人捜しをはじめる。「ある証拠」を入手した光一は、真相を確かめるため司法浪人の久保敦に相談し、犯人を民事裁判で訴えることに。被告はお父さん――母親を喪った光一にとっての、唯一の家族だった。周囲の戸惑いと反対を押して父親を法廷に引きずり出した光一だったが、やがて裁判は驚くべき真実に突き当たる!

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僕はお父さんを訴えます のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年12月17日

    たまたま立ち寄ったコンビニで買いました。まさかの展開に驚く他なかったです。僕くんが抱くお父さんへの思いや理想などが深く印象的でした。

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    購入済み

    決して軽くない罪

    2022年07月20日

    実の父を訴える13歳の主人公。動物虐待を扱った作品。読むことを躊躇ってしまう表現の数々。物語が進むにつれ、心が悲鳴を上げてしまった。読後もイヤな気分が残るが、主人公を支えてくれる人たちがいることが救いとなった。

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    Posted by ブクログ 2015年02月02日

    中学生が自分の父親を訴える、
    というストーリーが珍しく新しい。

    文章は非常に読みやすいが、その分「若い」という印象。
    意地悪に言うと「書き慣れてない」「こなれてない」
    という感じか(^ ^;

    巻末の解説にも書かれているが、文体が
    基本は三人称なのに主人公の心象描写があったり、
    メインの登場人物が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月27日

    なんでこれ映画化しないんだろう。半日で一気読み。すごい。
    知らなかったけれど解説の吉野仁さんによると「このミステリーがすごい!」の大賞を選ぶにあたりだいぶ難航した時の1冊だと言う。
    題名からして、ちょっとユーモアのある作品かと思いきや冒頭からシリアス。え?これ、ミステリーなの?…そんな事も知らずに読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月20日

    おもしろいと言ってはいけない作品だが、適切な表現が思い浮かばない。子供だから何もわからないのではなく、子供だっていろいろ考えているのだ。しかし、彼のように自分の行動を分析して裁判を起こしたりなどというのは、現実の「子供」には難しいのではないかと思う。しかし、たくさんの人にこの作品を読んでほしいし、こ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月15日

    どこまでをどうするのか、を考えながら読んでいました。その「どこまでを」という前提を上回ってくれた。ミステリとして面白かったし、小説としても面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2022年08月21日

    面白かったです。
    まさかの結末でした。
    「このミス」は結構えっっとなる話が多いですよね。
    ぜひ読んでみてください。

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    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    ほんとに怖い内容だった。

    私にも愛犬がいるから、特に動物虐待の話はキツい。読み始めたら最後まで読まなきゃ怖くて読むのをやめられなかった。

    この父親はおそらく病気だろう。だからと言って許されることはない。
    昨年の虐待死事件の犯人の父親を思い出す。どうしてあんな事して自己弁護が出来るのか…人間が動物...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月06日

    読んでいる途中で、こういうことなんだなと先を予想できたが、展開が良かった。
    ぐいぐい引っ張られて、読み終わった後しばらくぼーっとしてしまい、涙が止まらなかった。
    生きていく上で勉強って大切なものだとよく言う。
    この作品を読んで、ものを知っておくって大切なことだと改めて思った。
    もちろん、この作品が勉...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月21日

    第10回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作。
    愛犬リクを殺された中学生男子の光一くんが、実の父親を訴えるお話。
    虐待の連鎖のお話。
    主人公にとっては最善の結末なんだろうけど、決してハッピーエンドではないよな。
    とは言え、切ないけど、暖かいラストで良かった。
    それにしても…何故に実父はあ...続きを読む

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