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驚愕のストーリー展開が評価された、第10回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作が、文庫化です! 「想像の斜め上! 僕はこの本を推薦します」乙一(作家)。何者かによる動物虐待で愛犬・リクを失った中学一年生の向井光一は、同級生の原村沙紗と犯人捜しをはじめる。「ある証拠」を入手した光一は、真相を確かめるため司法浪人の久保敦に相談し、犯人を民事裁判で訴えることに。被告はお父さん――母親を喪った光一にとっての、唯一の家族だった。周囲の戸惑いと反対を押して父親を法廷に引きずり出した光一だったが、やがて裁判は驚くべき真実に突き当たる!
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決して軽くない罪
実の父を訴える13歳の主人公。動物虐待を扱った作品。読むことを躊躇ってしまう表現の数々。物語が進むにつれ、心が悲鳴を上げてしまった。読後もイヤな気分が残るが、主人公を支えてくれる人たちがいることが救いとなった。
Posted by ブクログ
中学生が自分の父親を訴える、
というストーリーが珍しく新しい。
文章は非常に読みやすいが、その分「若い」という印象。
意地悪に言うと「書き慣れてない」「こなれてない」
という感じか(^ ^;
巻末の解説にも書かれているが、文体が
基本は三人称なのに主人公の心象描写があったり、
メインの登場人物がステロタイプだったり...
伏線も分かりやすくてヒネリがないので、
途中でストーリーの全容が読める。
クライマックスシーンでは、一応「そう来たか」
という展開はあるのですが...
これも想定の範囲内の「そう来たか」(^ ^;
悪口ばかり書いているように見えますが、
読みやすい文章で、読んでる間は幸せです。
最後の最後は、思わずホロッとさせられたし(^ ^;
変に批評家ぶらないで、素直に読みたい作品。
Posted by ブクログ
ほんとに怖い内容だった。
私にも愛犬がいるから、特に動物虐待の話はキツい。読み始めたら最後まで読まなきゃ怖くて読むのをやめられなかった。
この父親はおそらく病気だろう。だからと言って許されることはない。
昨年の虐待死事件の犯人の父親を思い出す。どうしてあんな事して自己弁護が出来るのか…人間が動物と違う所の一つに自己嫌悪というものがあると思う。自分の行った愚行に嫌悪感を抱かないなら、もはや人ではないと思うのだけど。
色々な事を思い出して吐き気さえする。
朝起きたらうちのワンコをすぐ抱っこして癒して貰おう。
あーこんな夜中にこの本はやめるべきだったなぁ泣
Posted by ブクログ
愛犬のリクが死んだ。
どんどん冷たくなってゆく血だらけの体を抱えて動物病院へ走った。
医師は人間による傷だと行った。
僕は訴訟の準備を始めた。
厳格な父を相手取って。罪状は器物損壊罪。
とまぁ、こんな出だしです。
主人公の「ぼく」視点で描かれる未成年者の訴訟手続き。
内容ももちろん大事なのですが、訴訟を起こす場合のハウツー本でもあると言えます。
こういう過剰に厳格な父親の元育っていないので、すべてが父親中心であるような向井家(母はすでに他界)の心情ははかれませんが、
めんどくさがりながらも協力してくれる継母の真季さん(すでに離婚係争中)がなかなか魅力的でした。
素直な気持ちで読むことをオススメします。
ネタバレは絶対に読まないで!ミステリーの醍醐味ですから。
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