不動のセンター 元警察官・鈴代瀬凪

柊悠羅

大人気アイドルグループMy SeLection（通称マイセレ）のセンター・鈴代瀬凪。元警察官という異色の経歴を持つ彼女は、メンバーの一人がTVプロデューサーからもらったお香に覚醒剤が混入されていることを疑い、調査を始める。覚醒剤の供給元を突き止めるも、罠にかかり瀬凪が覚醒剤所持で逮捕されてしまい－－。単独ライブも近づき、瀬凪は犯人を捕まえて無実を証明できるのか！ 第20回『このミステリーがすごい！』大賞・隠し玉。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 宝島社
• 掲載誌・レーベル: 宝島社文庫
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2022年06月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

握手会のシーンから始まるので王道的なアイドルっぽいスタートですが、なかなかどうして闇が深い公安小説です。主人公がアイドルをやってる理由がちょっと弱い気はしますが、シリーズ化してキャラを立てていってほしい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

アイドルと警察小説、意外にもマッチして面白かったですね！
麻薬、潜入、アイドル、人材養成研究機関と興味をそそるものばかりでした！次回作には恋愛、グルメも入れてファン拡大して欲しいですね！

[ブクログ · ★★★☆☆]

アイドルグループ「My SeLection」
通称マイセレ
3人グループのなかの瀬凪は元警察官
メンバーの舞奈がTVプロデューサーから貰ったお香に覚醒剤が混入していた
瀬凪は仲間を守り
悪を制するために調査を始める

このミス大賞受賞作品

設定がコロナ関連の言葉が並び
まさに現代に描かれたミステリー

登場人物についてもう少し踏み込んだ
性格や関係性を知りたくなるが
警察とアイドルの相反する世界を融合した小説は斬新だった

[ブクログ · ★★★★☆]

意外に面白かった。

元警察官がアイドルに・・・なんていうミステリー小説なんだから、もはや一般人なのに昔取った杵柄でアイドルが事件解決にかかわるとかいう話だと思ったら、全然違いましたね。ビックリです。

それと、ハムと生安の暗闘？組対が闇に飲み込まれるというのは有りがちすぎるわけですが、生安が出てきたのは意外でしたね。

自作の執筆が進められているらしいので、読んでみたいです。