結局誰が誰なのかわかりづらい
え?結局冥府様がウィジなの???
月さまは妹なの???
結局ジャガー王と最後に戦ってるのは誰なの?弟じゃなかったの?
誰が誰なのかわからないよ~
ウィジとジャガー王は戦の調停の場で顔を合わせていたのだから、そこで結婚してハピエンになるんじゃないの???なんで妹が嫁入りするの???
壮大なファンタジーなのはいいんだけど、作者の作画力と表現力と説明力の限界で、話が謎すぎる。
・・・というわけで、4巻以降を3回くらい読んで、ようやく話が理解できました。
この話の最初からなんだかよくわからなかったポイントがようやく9巻で明らかになった感じ。
それを踏まえて4巻以降を読むと、ようやくだいたい理解できました。
以下は解釈と想像。
調停の場でウィジとヨカは出会えて、お互いが誰なのかを知ったけど、二人の関係は二人しか知らなくて、周囲にばらすわけにもいかなかったから、ウィジは一族の長として一族に残らざるを得なくて、戦争の捕虜としては妹をさし出すしかなかった。
先の短い妹は(ヨカのところへ)去ってしまうし、弟は死んでしまうし、好きな人(=ヨカ)とは結ばれないしで(裏切られた、くらい思っていたかも)、悲しくて悲しくて死んでしまった。その悲しみだけが残ってしまった・・・ということ???
ジャガー王も世界樹が街を復活させる奇跡を起こすまで、ウィジとのことを忘れていたってコト???何故???
そして、ジャガー王の亡霊は両腕と両目があるのに、最後のハピエンの箇所で、ジャガー王が腕と片目を失っていたのは、あれが霊ではなくて現世(=2500年前現在)の肉体ってコト??つまり世界樹が、2500年前の歴史を変えたってコト???
やはり画力と表現力、説明力不足で想像で補うしかない漫画だな・・・。
ストーリーは素敵なファンタジーなのに、上記の欠落が残念過ぎる。
誰かに小説化してもらってアニメ化するのがいいのではないでしょうか。