【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 63のレビュー

チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

桂が逃げないで戦っている…。
今までも彼の戦闘シーンは見てきたし、別に毎度逃げてたわけじゃないけども。でも、やっぱり爆弾ドーン煙幕ポーンで逃げてきたイメージっていうのは強くて。
そんな彼の戦うシーンに胸を打たれた。
そんで表紙な。表紙。「だれだこいつ」と思いながらレジに持っていきました。読んだら謎が解けますが読んでると割と「だれだこいつ」感強くておもしろかった。

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2016年05月07日

ネタバレ

やっぱり銀魂はいい

最初の桂にせよ、坂本や銀さんにせよ
ボケを混ぜつつもシリアスにもっていくところが大好き。
特に桂と坂本は、過去が明らかにされた部分もあって嬉しかった(刀使わない理由とか)
これからの展開が益々楽しみ!

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2016年03月28日

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