【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 61のレビュー

チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

真選組好きな自分としては、個人的な最終巻とも言える巻になりました。
今までの流れからいって絶対泣くって分かってたから、買ってから読むまでに一週間以上かかった。
そして気合い入れて読んでやっぱり号泣。
目の下が真っ赤になるくらい泣いてしまった。
彼らが選んできた道は決して楽ではなかったけれど、間違ってもいなかったよ。お別れは寂しいけどこれで最後じゃないから、さよならじゃないから。でもやっぱり寂しい。彼らは大丈夫でも私は寂しい。江戸の町にもう彼らが居ないなんて考えられない。
これを機に一巻から読み直そうかな…と思ったけれど本棚見たらちょっとやる気なくしたわ。六十巻越えってやべーな。集め始めた当初はここまで長い付き合いになるとは思わなかったよ。

あー、おセンチ。
ほんとに泣いた。それぞれのドラマがすごい。空知ありがとう。

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2015年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

泣いたわ。近藤さんの代わりに銀さんが活いれるところが好き。やっぱり真選組を支えてるのは近藤さんなんだよ。お妙さんと近藤さんのお別れのとこも良かった。
沖田はほんと銀さんのこと好きね。土方さんは近藤さんと一緒に朧倒す時の表情が良かった。
すごい感動巻なのに合間合間で鼻毛の抜き方紹介してて見ないようにするの必死だった。

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2015年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

銀さんを正気付かせる神楽ちゃんに泣けました。
ひどいよぅ、のぶたすと異三郎は一緒でないと・・・。
シリアス一直線。

ところで、のぶたすいいよね、思っていたところ、「放課後関ヶ原」の義宣さんも好きだったことを思い出し、そういやひよっこのカフカ様も好きだったし、とりあえずツンとした長髪スレンダーはいいよね、ということに思い至りました。

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2018年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

…へっ?虚って松陽先生なの!?Σ(ノ)゚Д゚(ヽ)
どういうことなのかさっぱり分かんないんだけど!

なるほど、佐々木と信女の過去にはちゃんと真相があったのねー。
でもこんな結末じゃあ、なんとも…悲しいよ。(≧ヘ≦。)

今巻は、驚きはあったけど笑いの要素が一切なくて、ちょっとキツかったなぁ。
真選組がこういう形で江戸を去って、今後の展開が心配…。

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2015年12月28日

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