【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 55のレビュー

チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー、長谷川さんのヅラっち呼びかわいいよね。

月詠と蛍ちゃんが、芙蓉千里ぽくてとても良かった。はい、ジェンダーSF賞系には割と弱い方でして。蛍ちゃんの見た目も、作者にしては珍しく、おかっぱかわいい。
未だに九兵衛の嗜好がどちらかわかりません。
とりあえず、最後の銀さんとツッキーが夫婦すぎて悶える

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2018年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 いやあ、久々に笑いました。

 まだおが転職活動のため、証明写真を撮りに行ったら、証明写真機がかなり口うるさくて、いろいろな機能が満載されていて、なかなか写真が撮れない。
 その機能が絶妙で、思い出しても笑えるくらい。
 そして、その時に桂も潜入用の写真を撮りに来てて、それがまた次の回からの伏線になっていて、潜入した桂が三番隊の隊長である斎藤と仲良くなれない、ということを相談に来ている……という話。
 そして、そこから、がらっと話が変わって、吉原に惚れ薬が蔓延してしまう話。
 こちらはちょっと下ネタテイスト入っているので、子供にはオススメできないかもしれません。
 でも、それが銀魂のいいところなので、今さらだと思いますが。

 一つ目の話が個人的にはただただ、馬鹿になって笑えるので、個人的には一番好きです。
 頭空っぽで笑いたかったら、オススメです。

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2018年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第四百八十七訓のタイトルに共感。笑
ホント、証明写真に現実の厳しさを思い知らされる‥。(-_-;)
てゆーか、幽霊雷太(ゴーストライタ)さんに大爆笑だった!!!

初登場の真選組三番隊隊長・斉藤終さんと桂さんの話は可笑しかったけど、ちょっぴり切なかった。
万事屋が中立かは分からないけど、出来れば桂さんとも終さんとも、ずっと友達であって欲しいなと思った*

吉原で起こった惚れ薬騒動の話は、銀さんが終始おかしな人になっちゃってて面白かったv(≧▽≦)
吉原での出来事は一夜の夢とか、遊女も客も嘘をつくとかって言うけど…舞蔵さんと鈴蘭さんや、今回の螢さんたちみたいに、堅い約束を交わして一緒になれた人も、実際にいたんじゃないかな~?なんて思いたくなる話だった。(´∀`〃)

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2014年08月22日

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