【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 39のレビュー

チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

笑っちゃう。
銀魂全39巻の中でも
上位5位に入る面白さww。

銀魂は初期のが面白いけど。

最近の中ではこの39巻が1位!


「少年」じゃんぷなのに。
まさかのK点超え!

スゲーな;下ネタ全開っ。


少年は。
こういうのを読んで。
大人になっていくんだなぁ。なんて。

お姉さんは思うのでシタ。

天人や男どもには滅法強い銀さんも。

女子にはからっきし弱くてあわあわしちゃう。
そんな。
「うたれ弱いドSな」銀さんと。

後半。

投獄されて野郎どもの中でも

超カッケー銀さんが垣間見れる。


めっちゃお得な39巻です。

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2011年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひっでぇ話なんだが、お腹苦しい。酒やめてないけど。
鯱再登場に、桂と同じことやる銀ちゃん。刑務所銀ちゃん基本格好いいよ。

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2011年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 まずはヘドロさんの話の続きから始まりました。
 間で読みきりが入っちゃったので、ヘドロさんの話が終わってなかったことにびっくりしましたが、終わってなかったらしい……。

 次が銀さんが酔っ払ってやらかしちゃった話。
 まさかの六股から始まったんですが、結局は思ったとおり、壮大なドッキリでした。
 ここまでがギャグパート。

 最後は、銀さんが看守の罪の押し付けにより、投獄されちゃう話。
 そこで同房になったおっさんが、明日までは問題を起こさないようにと言われているのにも関わらず、例の看守がそれを妨害するために、あれやこれや仕掛けてくるのをすべてかわして、何事もなかったことにする話。
 感動物。

 こういうアップダウンの上手さが本当に銀魂のすごいところだと思うんです。
 やっぱり緩急ついてるのはすごいなあ、と思います。

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2018年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

銭湯編と銀さん六股編は下ネタ満載でアニメで放送できるレベルなのかあやしいが、これぞ銀魂といった感じ。
その後で監獄編のようなシリアス路線が始まるんだから、空知先生のバランスの取り具合は上手だなと思う。

0
2011年04月25日

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