【感想・ネタバレ】銀魂 モノクロ版 31のレビュー

チーズ蒸しパン、もとい空知英秋先生の連載デビュー作でありながら、『週刊少年ジャンプ』の新時代を切り拓いたと言っても過言ではない“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。
舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が横行している幕末の江戸。
万事屋を営む坂田銀時(銀さん)が、悪を斬ったり宇宙人と戦ったり糖尿に抗ったりと、八面六臂の活躍を見せます。
主人公なのに目が死んでいてやる気がない銀さんは、一見「友情・努力・勝利」のどれからも遠い存在のよう。しかし、実はケタ違いの強さと熱さと人情を持っていて、キメる時にはキマリすぎるほどキメてくれる、とってもかっこいいヒーローなのです。
コメディーパートはシュールさと独特のセリフ回しと謎展開で存分に笑わせてくれ、シリアスパートは手に汗握る駆け引きとアクションでじんわり泣かせてくれる。
そんな銀さんだから、みんな惚れちまうんだよォォォォォオ!

なお、コミックスには「だんでらいおん」(1巻)、「しろくろ」(2巻)、「13 サーティーン」(24巻)、「ばんからさんが通る」(38巻)と、空知先生流ダンディズムを感じる読み切り作品も収録。『銀魂』に通じる作品もありますので、見逃しはご法度です。

ちなみに福田雄一監督による実写版は、大ヒットも納得のハイクオリティさです。主演の小栗旬さんはもちろん、菅田将暉さん、橋本環奈さんの万事屋メンバー、中村勘九郎さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さんら真選組メンバーなどなど、キャスティングも体の張り方も完全に神。解釈が一致。
原作の小ネタもバンバン拾っているので、読んで観て、銀魂沼にハマってください!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年02月14日

沖田主役回があるのが嬉しくて☆4。
人気投票の話もおもしろかったし、ラジオ体操の話もうるっとくる話だった。

神山、濃いなー。
あと沖田くんが漏らしてなくてほんとよかったよ(笑)。←それは局長の専売特許

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月04日

 とうわけで、銀魂の感想。

 久々に開催された、人気投票の結果が、既に、本編のネタになってる辺りが。
 銀魂、恐るべし! という、ところなんだと思います(笑)

 そして、散々、人気投票の結果をネタにして。
 変なはちが出てきて。

 このまま、銀魂は、ギャグで行くのか……? と、思いきや。

 ...続きを読むいきなり、沖田にまつわるシリアスな話が出てくる。
 これぞ、銀魂!(ぉーぃ)

 ギャグと、シリアスのバランスが最高です。

 でも、あれですね。
 神楽ちゃんと沖田さんは、とても気が合ってるんですか……?
 沖×神……? とか、とっさに思ってしまった僕は。
 多分、頭がどうしようもないんだと思います。

 でも、沖神も悪くないよね。うん。とか、思い直してみた(ぇ)。
 だって、銀さんの対応が、まるでお父さんみたいだったんだもん。

 保護者が過保護だと大変だよね。うん。
 沖田さんの保護者は土方さんなのかな……?(違)

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