すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
全体的な感想は温かい話でとても良かった。どの話も明るく前向きに完結していること。それぞれの登場人物の人生はもちろん続いていくが、文章の終わり方はみな前向きに進んでいくような雰囲気で終わっていく。そこがとても良い。
ただし相談内容に関して状況が大きく良い方に変化しているわけではないと思う。それなのに明るく前向きに進む感じがするのは最終的な物事の捉え方がみんな前向きだからだと思う。
主人公は占い師として出来るだけ明るい気持ちになってもらえるように相談者にアドバイスをしているが、常に選択肢を与えているだけ。結局は相談者本人が自分で答えを出して最終的には歩き出している。
以前、別の占いをテーマにした -
匿名
ネタバレ 購入済み作者さん
好きで、こちらも購入しました。初期の作品のようでしたが、主人公の気持ちの変化が丁寧に読み取れて、面白かったです。巻末に修側の気持ちの分かる物語もあり、両者の気持ちに納得でした。その後の、くっついた後の独占欲丸出し・嫉妬してる感じも見たかったです。
-
Posted by ブクログ
冬山登山に来ていた若い夫婦が遭難によって亡くなった。夫の遺体の上にはいくつもの雪だるまが置かれていて、左手の小指が切り取られていたらしい。その切り取られた指を抱いていたのは、妻の遺体だった。この二点以外は不審な点はなく、警察は事故として処理をした。警察にも協力している謎解きコンサルタント〈オフィスレイヴン〉にその事故に関することで相談に訪れたのは、亡くなった夫婦の妹の親友である大学生の咲だった――「スノウマンの葬列」
切なさの先にビターな印象を残す表題作からはじまり、どの作品も読み味は様々ですが、どれも余韻のとても良い短編が並んでいます。特に好きだったのがラストの「初めては毒殺」で、それ -
Posted by ブクログ
ネタバレ人の悩みはつきない。誰かに解決するヒントを貰いたい。そう思う事がある。この本は主人公が違う短編集であるが、悩みを持った主人公が図書室へ行き、ズバリ悩みを解決してくれる本(手作り付録付き)を勧められ明るさを見出すストーリー展開。このズバリヒントをくれる人物は一遍を通して変わらない。ふくよかな女性の描写でドシっと構えていて安心感をもたらす。『何故悩みが分かるのか』と終盤の主人公が聞くと、女性は『てきとう』と答える。『自らに紐付けて考えて、それぞれが何かを得ている』のだそう。結局悩みの解決策は動くこと、なのだろう。そのきっかけは色んなところに落ちているのだと気付かされた。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ自閉症の作者によるエッセイで、作者から見える世界が描かれている。
どう感じているのか?どういった思いをしているのか?など、自分が想像している世界とは全然違っていて興味深かった。
作者は自閉症のほかにもADHDや成長が止まってしまう病気などを併発している。そのためはじめは「かわいそうだ」と無意識に思ってしまった。
だが、「かわいそうだと思われたくない。自分は自分だ」といった旨の文がありはっとした。まだまだ自分には偏見があるのだと気づかされた。
イレギュラーなことがあったり、自分の思い通りにいかないといらいらしたり少しパニックになったりすることは自分にも当てはまる。
それと作者の母親の愛をすごく感
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。