福田和代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレテロにより東京が停電に見舞われるという話。
2008年の作品だけどまるで少し前の状態を下書きにしているかのような構成で、前提として東北は震災のせいで原発が止まっている、となっているところはまるで予言のようでドキリとした。
物語の構成は最初はばらばらだったピースが話が進むにつれて一つになっていくという私が好きなパターン。
創元推理文庫発行なので「推理か…」とちょっと不安に思っていたけど(こうゆうのにサスペンス的要素を入れるとしょぼくなってしまうパターンが多いので)謎解き要素はなく、むしろ人間ドラマであった。
良いところ
・普段気に留めない電気と社会の関わりが見えた。
・安西の悲しみと孤独 -
Posted by ブクログ
ネタバレこのところの作品が安定した面白さながらも、個人的には
実は贅沢にも何か、物足りなさを感じていた福田作品ですが
今作はその物足りなさを満たしてくれる作品でした。
ボリュームもスピード感も作品の内容も全てがバランスが良くて
読み始めたら止まらない一気読みな高層ビルジャック・サスペンス。
高層50階の複合ビルが丸々乗っ取りされるというサスペンス
なのですが、その動機や余りにも痛快で大胆な犯人達の手口は
痛快さを感じてしまい、ドキドキするというよりは、ワクワク
して犯人達側に自分も立って読んでしまいます。今までの福田作品
には見られなかったのは、思わず笑みが溢れてしまうような
何かユーモアのある部分 -
Posted by ブクログ
■勝手に予告編
多賀(滋賀)と阿蘇(熊本)、遠く離れた二つの土地に《梟》の一族の繋がりが?
一族を率いる《ツキ》の一人である榊史奈は、半年前に東京から旅立ち、遠く離れた熊本の地で、《梟》に欠かせない『あるもの』を追い求める日々を過ごしていた。
ある日に訪れた阿蘇の牧場で、史奈は《梟》の特徴である「眠らない」人物と偶然めぐり逢う。これは偶然ではなく、必然なのか?
謎の教団が蠢くのを感じながら、彼らより早く、史奈はその『あるもの』を手に入れられるのだろうか?その先に待つ《梟》の未来はいかに…。
■読後の感想
第一作の《梟の一族》は榊史奈の逃避行にスリルを感じながら楽しく読んでいましたが、 -
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