福田和代のレビュー一覧

  • 警官の貌

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    競作?
    アンソロジー?
    ……この手の本の良さは、まだ読んだことのない作家を試し読みが出来るという点。
    過去、同じような競作本をきっかけに「では、長編も読んでみよっか」と、京極夏彦や柴田よしきを読むようになった・・・。

    さて、本書。好きな作家2名と未読作家1名を含む全4編。

    【今野便】
    さすがの安定感。
    安心して読めた。キャラの立った二人の刑事の長編も存在する模様。読むべし。

    【誉田哲也】
    彼の作品の中では、自分の好み的にはちょっと残念。
    まあでも、誉田さん“らしさ”が健在な点は、安心。

    【福田和代】
    初読み。
    面白かった。ぜひぜひ長編も読んでみよう……本書購入の、一番の収穫。
    短編のみ

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    2014年04月03日
  • 迎撃せよ

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    本当は、★3.5。

    東アジアの某国の飛翔体発射事象については、
    実際に、何度も起きているわけですが、
    その実際の出来事をモチーフに、
    自衛隊の活動を描いた物語。

    飛翔体対処をテーマにすること自体は、
    非常に良いんですが、F-2を奪取するという件は、
    ちょっとどうなのかなぁ。
    そこまでムリをせず、もう少し自然な物語の方が
    良かったと思います。

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    2013年12月23日
  • オーディンの鴉

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    現代は情報社会である。プライベート、ビジネスに関わらず、ネットワークに関わることなく生活していくことは有り得ない。利便性を追求した結果、私たちは監視されることを与えてしまった。
    その恐怖が、とても身近なTwitterやYouTubeという言葉が出ることによってリアルさを増す。
    決して、自分の名前を検索してはいけない。

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    2013年11月25日
  • TOKYO BLACKOUT

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    これは予言書だったのか?
    大震災や、輪番停電の話は、2008年という発行年を疑う。
    安西のキャラもよかったけど、ミステリアスゆえに、ストーリー展開には、少々突っ込みどころも。

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    2013年11月25日
  • 怪物

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     こうきたか。
     ぞわぞわとする気持ち悪さと、着地点の不安さはあるのだけれど………うーん。イマイチついていけなかった………かなぁ。
     あっさり進むわけでもなく、かといって内面描写で畳み掛けるわけでもない。どちらに行くのかな?と迷ううちに最終頁に辿り着いた的な。

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    2013年09月23日
  • タワーリング

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    犯人の脱出のワンアイデアで描かれたような作品。
    見せ場となるようなシーンもそれなりにあるから、映画化で実際にヒルズで撮影とか面白そう。
    本としては、他の作品よりも膨らみみたいなのが欠けている印象が残念でした。

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    2013年08月25日
  • 怪物

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    死の匂いを嗅ぐことが出来る定年間近の刑事の話。
    その能力から、死体を溶かして殺すという男に辿り着く。

    単純な刑事物、ミステリではありません。
    ボタンを掛け違えるように少しずつ物語が狂っていく様が恐ろしい。


    「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。」
    まさしくニーチェの言葉通りの話です。

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    2013年08月18日
  • 怪物

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    刑事モノかと思いきや、主人公の定年を間近に控えた刑事はあっさり定年退職します。
    また、ここがポイントか?と思うところが何回も転回していきます。
    あまり書くとネタバレになるので控えますが、転回を何度もする為一気に読み進みますが。。。最後はこうなっちゃうの?という感じ。でした。

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    2013年08月12日
  • 怪物

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    ネタバレ

    ゆるゆるとした展開が、
    グラリと動き出す感じがいい。

    ちょっと静かすぎかもしれないけど、
    個人的には好き。

    救いのないラストもまたよし。

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    2013年08月02日
  • タワーリング

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     最新の設備、セキュリティを誇る「ウィンドシア六本木」。地上50階地下5階、ショッピングからビジネス、レジデンス、様々な機能をもつ今や国内で最も有名な高層ビル。その最上階に住む株式会社マーズコーポレーションの川村社長が自宅で何者かに人質にとられた。犯人グループが要求するものとは一体!?

     プロローグを読めば、犯行に関わる人間の正体は正直誰でもわかる。だからこそ、何か他にあっと驚くものが隠されているんだろうと思ったのだが、少々期待しすぎたらしい。種明かしをされても、正直それに関しては「ふーん」ぐらいで終わってしまった。ハイジャックされた側の視点はそれなりにハラハラドキドキでおもしろいのだが、犯

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    2013年05月26日
  • ハイ・アラート

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    「十二神将」と名乗る爆弾テロリスト集団が、首都東京で次々と爆破事件を起こすというストーリー。
    初めての福田和代作品。犯人側と犯人を追う側の両方に視点が置かれた為、結果的にどちらにも感情移入出来なかった。
    特に、テロリスト集団には現在の日本が抱える様々な問題を背景にした若者たちが揃っていたので、もっと深く人物像を掘り起こせば、作品に色が染み出たと思う。

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    2013年05月22日
  • TOKYO BLACKOUT

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    読み物としてはグイグイと読者をひきつけるので面白かった。ただ、この本を読んだあとの読者は一抹の寂しさを必ず感じると思う。著者はあとがきで無名の人々の淡々とした隠れた働きを描いていきたいと、本書の脇役について述べているしそれはとても良い理念ではあると思う。しかし私の基準ではない。読後に人生や人類に対して肯定的なイメージを持てないという意味で星は三つとした。

    内容は東京が電力テロの被害を受けてブラックアウトし、その犯人究明に動く警察と、電力復旧に動く電力会社、そして電気をなくした東京の様子を描いたもの。
    311以降の輪番停電も既にこの小説には描かれている。それを聞いて読みたくなった。よく出来た小

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    2013年04月10日
  • ハイ・アラート

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    タイトル、本の帯から想像するのは、
    非情なテロリストによるテロの連続。
    そして、テロに立ち向かう、テロ対策機関
    と言う感じなんですが、違いました。

    なるほどねぇ。
    2009年から2010年にかけて書かれた本ですので、
    派遣労働者の派遣切りが、大問題になった頃ですからねぇ。
    そう言う背景を理解していると、この本のことを
    より一層理解出来ます。

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    2013年04月04日
  • ハイ・アラート

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    「十二神将」と名乗る爆弾テロリストが、東京を舞台に連続爆破テロを繰り広げる。

    初福田作品デス。

    うーむ、なんだか救いがない。とゆうか。

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    2013年04月03日
  • タワーリング

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    いまどきのビルは何でも遠隔コントロールできるという大いなる誤解にたっている小説や映画は結構、よくある。実際は大したことは行っていない。作者もセキュリティについて、人が介在する以上、ざるとなる部分がどうしても発生するということが正しく、その認識に立てば、このようなビルジャックは成立しないのだが、そのあたりは眼をつぶるべきであろう。もっと凄いのは、たしかフィリップカーの殺人摩天楼という作品があったのを記憶しているが、そっちとは別に本作は人の生き死にには関わらず、またコンゲーム的なものもないまま、動機を成立させているものの、その動機とビルジャックという犯罪行為のつり合いが取れていない点も本作に対する

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    2013年04月02日
  • ハイ・アラート

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    帯の文句に惹かれて購入の、初“福田和代”作。
    前から名前は気になってたんですが、どうも食指が動かず、いつかはと思っていた作家さんでした。

    結論を言ってしまうと、少し物足りなさを感じました。そこが残念。
    題材といいキャラクターといい、かなり興味を惹くものをそろえてあるのに、どうにも「読み応え」が足りないなぁという気がしてしまう。悪くはないんだけど、お気に入りの中に加えるのはちょっと(無いなぁ)、というw
    田代の過去や日系ペルー人刑事のディテールなんかは面白そうなのに、主役かと思っていたら、物語中盤からはいつの間にか暴走する少年たちのお話に。しかもほぼ1人称w 重要人物「原田」の掘り下げも特に無

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    2013年03月31日
  • タワーリング

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    六本木のビルジャック事件。ビルジャックが簡単過ぎるかな~
    2013.2.6

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    2013年02月06日
  • オーディンの鴉

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    IT社会のリアリティを追求したサスペンス作品!天才ハッカーや天才プログラマー等の非現実的な類は一切なく、ごくごく身近なTwitterや2ch、SNS、YouTubeだったりニコ動といったツール類を使っての展開なだけにちょっと寒気が…
    インターネットの発達と共に生活も便利になったり、色々と可能性が拡がる半面、このような事態ってかなり現実的なのだろうから。。。
    …ただ、日進月歩で技術が進む昨今では「旬な時期」ならではの展開ではあるので、10年後とかに読み返すとかなり違う味わいになるのかも。

    そんな「現在」の社会に対する警告も含まれているのだろうが、それらの要素がうまくストーリーと絡まりあっていて

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    2013年01月10日
  • タワーリング

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    うーん…TOKYO BLACKOUTよりか迫力が欠けたと言いますか…犯行グループが殺意を持ってテロを起こしてないので、ハラハラとかは無く、サラっと読んでしまいました。
    結局は行き過ぎた友人の行為を止めるのが犯人の役割だったので、しょうがないですね(^_^;)
    テログループの一人のロッキー氏の過去のエピソードは、はっきり言って、こんな理由でテロに加わってしまうのか?!って思いました。ちょっと納得がいきません( ´△`)

    まぁ、最後は爽やかなラストに仕上がっている点は、TOKYOBLACKOUT同様、好感が持てます(^^)

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    2012年12月14日
  • TOKYO BLACKOUT

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    2008当時に輪番停電とか警告として秀逸。ミステリーとしてはハラハラドキドキ感無くため息で巻を置く。

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    2012年10月13日