福田和代のレビュー一覧

  • カッコウの微笑み

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    初めて読む作家さん。
    以前から気になっていた作品なのと、このところイマイチな本ばかりに当たっているので期待して読みました。

    つまらないことはないけど、とっても面白いというほどでもない中の上くらいのクライムノベルでした。

    ハッキングや住居侵入、窃盗などで情報を入手し依頼主に渡すことで報酬を得ている太一。
    彼が製薬会社から盗んだ情報を、親玉である待野に渡した後、待野が交通事故に遭い死んでしまう。
    その事故死に不審感を抱いた太一は自分が盗んだ情報を精査することから事態が動き出す。
    待野が掴んだ情報とは何か。果たして太一は育ての親とも言える待野の仇を取れるのかー。


    スピード感があり、スケールも

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    2022年09月02日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    アミの会の11人の作家さんによる短編集
    「アミの会(仮)」のアンソロジー第9弾

    この本で初めましての作家さんは
    永嶋恵美さん、松尾由美さん、光原百合さん

    さらさらと楽しみながら読めました。

    ところで、なぜ「アミの会(仮)」?と思っていたら
    「アミの会」の名前の由来を書かれた記述がありました。


    以前、「雨の会」という若手作家集団があり
    ”雨の会編”のアンソロジーが出版されました。
    その「雨の会」へのリスペクトも込めて、
    とりあえず仮の名を「アミの会(仮)」ということにしたら
    なぜかそれが一番しっくりきてしまったということなのです。
    網のように広がる交友関係だとか、
    フランス語でamiは

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    2022年08月07日
  • 迷 まよう

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    アンソロジーの中に「アミの会(仮)」というものがあるのを知ったのは、この【迷 まよう】だった。

    アミの会(仮)のアンソロジー企画は『捨てる』『毒殺協奏曲』『隠す』
    そして、第4弾が『迷』と『惑』


    ところで「アミの会(仮)」って何?
    と疑問に思ったら、「アミの会」には公式ページ "Facebook" があり、
    活動も2015年からだと知って驚いた。
    それによると、「アミの会(仮)」は女性作家の集まりで、会の目的はアンソロジーを出すこと。
    たまに集まってお茶を飲んだり、ご飯を食べたり(お酒を飲んだり)すること。

    2015年、GWの東京で、5人の作家が集まって食事会をして

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    2022年08月07日
  • スパイコードW

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    ネタバレ

     強力な指導者を得た中国が、長年の野望だった台湾侵略に乗り出す。そんな事態に、旧日本軍が残した伝説の特務機関Ωが行動を開始する。正体を隠した工作員たちが世界各国でミッションに挑む…

     まさに頭脳戦で、ハラハラしつつ一気読みでした。
     中国を止める切り札が、まさか渉がクローンだったとは。それによって世界が救われたんですが、今後彼の人生がどうなったか気になる所です。

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    2022年08月03日
  • サイバー・コマンドー 

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    防衛省に設置された“サイバー防衛隊”の天才ハッカー明神海斗が、日本全国の工場で起きた原因不明の稼働率低下の真相解明に努める中、通信網の障害等を皮切りに更なる緊迫した事態に巻き込まれていくサイバー戦争小説。

    専門用語が多いが、テンポ良く緊張感溢れる展開が描かれているため、漠然とではあるもののヤバそうな状況を想像でき、楽しく読み進めることが出来た。

    サイバー攻撃がこれ程社会を混乱させるのかと驚きつつ、もっとセキュリティの勉強をしようと思った。

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    2022年08月01日
  • スパイコードW

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    スパイが居ないスパイ小説みたいな感じですね。
    スパイ=007という感じが強いですからね。
    ラストが上手く行き過ぎと思います。
    誰も死んで無いしね。

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    2022年07月16日
  • 怪物

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    定年を間近に控えた刑事、香西には“死”の匂いを嗅ぎとる不思議な能力があった。その力を手掛かりに不審な失踪事件を調べるうち、彼はゴミ処理施設で働く青年、真崎に辿り着く。「処理場で人間の身体くらい溶かせる」とこともなげに言う真崎。端正な顔立ちのこの男が事件の犯人なのか。二人の息詰まる攻防戦が幕を開ける―。正義と悪の概念が根底から覆される!著者渾身の長編ミステリー。

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    2022年06月30日
  • 生還せよ

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    日本の最先端技術が工作員に奪われた!?内閣府の諜報部門に出向した自衛官の安濃将文は、映像解析技術の流出を防ぐため、シンガポールでの潜入調査にあたっていた。だが任務は失敗。技術者の男は殺され相棒の泊里も連れ去られてしまう。安濃は謎の華僑・李高淳の協力を得て、兵器への転用を目論む工作員の後を追う。敵が待つパキスタンへと無謀な密航を企てるが―。「日本一運の悪い自衛官」が奔走する国際謀略サスペンス!

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    2022年06月12日
  • オーディンの鴉

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    「私は恐ろしい」。不可解な遺書を残し、閣僚入り間近の国会議員・矢島誠一は、東京地検による家宅捜索を前に謎の自殺を遂げた。真相を追う特捜部の湯浅と安見は、ネット上に溢れる矢島を誹謗する写真や動画、そして、決して他人が知り得るはずのない、詳細な行動の記録を目にする。匿名の人間たちによる底知れぬ悪意に戦慄を覚える二人だが、ついに彼らにも差出人不明の封筒が届きはじめる……。

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    2022年06月12日
  • リブート!

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     金融システム・リンカーの保守を担当するPM(プロジェクトマネージャー)の横田大志(よこただいし)は、夜中にオペレーターから電話を受け、リンカーシステムのダウンを告げられる。元々の原因は停電だというのだが、その時に発動するための無停電電源装置(UPS)が作動しなかったらしい。

     著者の作品は何作か読んでいるため、ミステリの要素があるのかと思いきや、本作は完全なる仕事小説。金融システムがどういうものなのか、それがダウンするということがどれだけ大変なことなのか。そして問題解決能力はもちろんのこと、PMという仕事において、部下に対しての接し方や育て方に対する振る舞いがどれほど重要視されるか、どうい

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    2022年04月24日
  • ディープフェイク

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    ネタバレ

     AIの講師が「この小説面白いからお勧めです」と言っていたのをきいて読んでみました。タイトルのディープフェイクはAI界隈でも問題になっていることで、でもAIの仕組みから考えるとこれを犯罪に利用するのは簡単だろうなと思って読み進めました。

     正直、もう少しテクノロジーの詳細が語られるのかなと思っていたので、ごく普通の小説・展開であったことは少し残念でした。ありていに言うと、「SNSって怖いですよね」という警告以外に訴えかけてくるテーマがなかったかなという感想です。主人公と思われる鉄腕先生が家族と別れるという流れもそこまでいくものかなと感じがしたし、以前の教え子とホテルであったことにされて週刊誌

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    2022年04月02日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    【収録作品】「もうひとつある」 大崎 梢/「孤独の谷」 近藤 史恵/「扉を開けて」 篠田 真由美/「猫への遺言」 柴田 よしき/「キノコ煙突と港の絵」 永嶋 恵美/「十年日記」 新津 きよみ/「そのハッカーの名は」 福田 和代/「みきにはえりぬ」 松尾 由美/「青い封筒」 松村 比呂美/「黄昏飛行 時の魔法編」 光原 百合/「たからのちず」 矢崎 存美

    さまざまな形で残された「ラスト・メッセージ」を巡る短編集。どれも味わい深い。
    「もうひとつある」隠された幻の家訓。鷹宮家には4つの家訓が残されていたが、もう一つ隠れた家訓があるという。大学院で歴史を研究する高校時代の先輩に請われて、鷹宮家の傍

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    2022年03月31日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    だいたい10分程度で読めるものが多く、
    隙間時間に読書するなら
    いいかも。
    でもパターン化してきて、
    どれも同じような話に感じた。

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    2022年03月19日
  • カッコウの微笑み

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    ネタバレ

    *ハッカーとして“裏”の仕事を手掛ける太一は、依頼を受け、製薬会社に侵入してデータを盗む。依頼主である待野は、太一のような人間を束ねる組織を率いていたが、データを渡したあと、不審な死を遂げる。真相を探る太一に忍び寄る影。太一はその影と闘いながら、“もうひとつの影”と闘っていた―*

    ハッカー、薬害隠し、轢き逃げ事件、虐待、トラウマ、遺産探し、殺人、黒幕、騙し合い、異母兄弟。
    詰め込めるだけ詰め込んだ感じでしたが、上手くまとまっていましたね。
    帯の「興奮・爽快・感動」ほどではないにしろ、スピード感は良かったです。
    ただ、題名と内容が合っていないのがもったいない・・・

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    2022年03月17日
  • ディープフェイク

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    スピード感があってまあまあ良かったと思います。
    ただ裏取りしない記者とか展開が浅いとかどんでん返しがないとか。
    ちょっと展開が残念ではあったかなと思います。

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    2022年02月26日
  • ディープフェイク

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    社会問題化しているネットでの誹謗中傷、
    興味を持って手にしましたが、犯人等々が身近なところに居すぎて現実味が無かったです。

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    2022年02月21日
  • 東京ホロウアウト

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    あとがきによると『ホロウアウト』=『からっぽになる』という意味らしい。
    福田さんお得意のテロによるパニックものなのだが、こういうテロがあるというのは非常に興味深く、いろいろ考えさせられた。

    この作品は単行本の刊行が2020年3月、私が読んだ文庫本の刊行が2021年5月なので、当時はまだオリンピックが現実に開催されるのか、開催して良いのかと落ち着かなかった頃だ。

    作品ではオリンピック開催を直前に控えた東京で、配送トラック運転手を狙った青酸ガステロ事件が連続し、鉄道の線路が爆破、高速道路のトンネルで火災が起き…と東京周辺の道路が次々寸断されてしまう。
    つまり東京が孤立してしまうのが犯人の狙いな

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    2022年01月24日
  • アンソロジー 初恋

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    実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が贈る、極上の恋愛小説集。
    松村比呂美さんの「迷子」が心温まるストーリーで良かった。

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    2022年01月22日
  • ディープフェイク

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    いじめられていた生徒が報復の為にいじめた生徒に切りかかろうとしたところを、身を挺して守ったことからマスコミに「鉄腕先生」と呼ばれ、テレビ出演さえするようになった中学教師の湯川。
    そんなある日、新宿のホテルで転校した元教え子と密会していたと週刊誌に掲載される。
    その記事は全くのデマ。しかし、そのデマはどんどん拡散し、他にも男子生徒を殴る動画も拡散されるが、湯川には恨まれる覚えがない。
    悪意に満ちた巧妙な罠にどんどん陥っていく様子を描く前半は読んでいて気分が悪くなる。
    全然見えない希望。誰が湯川を陥れようとしているのか、分からないので、登場人物誰もかれもが怪しく思える。
    主人公の湯川でさえ、本当に

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    2022年01月21日
  • 標的

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    近未来の日本。
    警備員である最上は会社の中でも特別なチームに所属し、貧富の差が広がり、治安が悪くなった日本で重要人物らを護る。
    騙し合いが楽しい。
    どんな未来が待ち受けているのか分かりませんが、今後できるんではないかと思わせる技術とかもあり、とても興味深かったです。

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    2022年01月16日