福田和代のレビュー一覧

  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    だいたい10分程度で読めるものが多く、
    隙間時間に読書するなら
    いいかも。
    でもパターン化してきて、
    どれも同じような話に感じた。

    0
    2022年03月19日
  • カッコウの微笑み

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    *ハッカーとして“裏”の仕事を手掛ける太一は、依頼を受け、製薬会社に侵入してデータを盗む。依頼主である待野は、太一のような人間を束ねる組織を率いていたが、データを渡したあと、不審な死を遂げる。真相を探る太一に忍び寄る影。太一はその影と闘いながら、“もうひとつの影”と闘っていた―*

    ハッカー、薬害隠し、轢き逃げ事件、虐待、トラウマ、遺産探し、殺人、黒幕、騙し合い、異母兄弟。
    詰め込めるだけ詰め込んだ感じでしたが、上手くまとまっていましたね。
    帯の「興奮・爽快・感動」ほどではないにしろ、スピード感は良かったです。
    ただ、題名と内容が合っていないのがもったいない・・・

    0
    2022年03月17日
  • ディープフェイク

    Posted by ブクログ

    スピード感があってまあまあ良かったと思います。
    ただ裏取りしない記者とか展開が浅いとかどんでん返しがないとか。
    ちょっと展開が残念ではあったかなと思います。

    0
    2022年02月26日
  • ディープフェイク

    Posted by ブクログ

    社会問題化しているネットでの誹謗中傷、
    興味を持って手にしましたが、犯人等々が身近なところに居すぎて現実味が無かったです。

    0
    2022年02月21日
  • 東京ホロウアウト

    Posted by ブクログ

    あとがきによると『ホロウアウト』=『からっぽになる』という意味らしい。
    福田さんお得意のテロによるパニックものなのだが、こういうテロがあるというのは非常に興味深く、いろいろ考えさせられた。

    この作品は単行本の刊行が2020年3月、私が読んだ文庫本の刊行が2021年5月なので、当時はまだオリンピックが現実に開催されるのか、開催して良いのかと落ち着かなかった頃だ。

    作品ではオリンピック開催を直前に控えた東京で、配送トラック運転手を狙った青酸ガステロ事件が連続し、鉄道の線路が爆破、高速道路のトンネルで火災が起き…と東京周辺の道路が次々寸断されてしまう。
    つまり東京が孤立してしまうのが犯人の狙いな

    0
    2022年01月24日
  • アンソロジー 初恋

    Posted by ブクログ

    実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が贈る、極上の恋愛小説集。
    松村比呂美さんの「迷子」が心温まるストーリーで良かった。

    0
    2022年01月22日
  • ディープフェイク

    Posted by ブクログ

    いじめられていた生徒が報復の為にいじめた生徒に切りかかろうとしたところを、身を挺して守ったことからマスコミに「鉄腕先生」と呼ばれ、テレビ出演さえするようになった中学教師の湯川。
    そんなある日、新宿のホテルで転校した元教え子と密会していたと週刊誌に掲載される。
    その記事は全くのデマ。しかし、そのデマはどんどん拡散し、他にも男子生徒を殴る動画も拡散されるが、湯川には恨まれる覚えがない。
    悪意に満ちた巧妙な罠にどんどん陥っていく様子を描く前半は読んでいて気分が悪くなる。
    全然見えない希望。誰が湯川を陥れようとしているのか、分からないので、登場人物誰もかれもが怪しく思える。
    主人公の湯川でさえ、本当に

    0
    2022年01月21日
  • 標的

    Posted by ブクログ

    近未来の日本。
    警備員である最上は会社の中でも特別なチームに所属し、貧富の差が広がり、治安が悪くなった日本で重要人物らを護る。
    騙し合いが楽しい。
    どんな未来が待ち受けているのか分かりませんが、今後できるんではないかと思わせる技術とかもあり、とても興味深かったです。

    0
    2022年01月16日
  • TOKYO BLACKOUT

    Posted by ブクログ

    東京を狙った電力テロにより、真夏の首都が危機に陥る。
    大都市が孕む矛盾やそれを支えるべく犠牲となってきたものを眼前に突きつけるように、主犯と実行犯それぞれが抱える怒りと恨みと綯い交ぜになって大事件へ発展していく。
    強いて言えば、犯人グループにもう少し焦点を当てて動機を掘り下げて欲しかった。

    0
    2022年01月13日
  • アンソロジー 捨てる

    Posted by ブクログ

    9人の女性作家による「捨てる」をテーマにした短編アンソロジー。
    ぞわっとするようなものから、あるあるなもの、胸の奥に火が灯るようなもの、ハラハラするものなど、バラエティに富んでいて、楽しく読めた。
    読んだことがない作家さんの作品に気軽に触れられるのがアンソロジーのよいところだなと思う。

    0
    2022年01月09日
  • アンソロジー 初恋

    Posted by ブクログ

    アミの会っぽくないタイトル。初恋といっても切り口はいろいろで面白かった。最後は素直にいい話で良かった。

    0
    2021年11月14日
  • 東京ダンジョン

    Posted by ブクログ

    新作の物流のやつを子飼弾が高評価してたので読んでみたが、とりあえず今作はいうほどのものではなかった。まーうまく丸ッとまとまった感じ。文章が読みやすいからかもしれない。個人の葛藤がどうとか地味な仕事への使命感とか、ペラ美談を基軸に据えたありがち首都テロ脅迫ストーリー。

    0
    2021年10月08日
  • バベル

    Posted by ブクログ

    なんか時間かかりました
    ふたつの時間軸が交互に展開される
    ウイルス感染ってことでどこかコロナを想像させるが
    展開は違う
    感染者と非感染者を分断とはまたすごいことを
    したものです
    にしても普通はとらない一手なんだろうなと
    思いながら読んでました

    0
    2021年09月27日
  • バベル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コロナの最中に読み始めたけど初期の社会状況は結構現実と合ってるなあ。
    コロナは海外の方が悪化しているけど現実的な社会はどう変化していくんだろう。

    0
    2021年09月26日
  • アンソロジー 隠す

    Posted by ブクログ

    やっぱしさ、薄暗いテーマは女性作家が書く方が陰湿で面白いと思うんだよね。
    文章の良し悪しとかじゃく、あーこれ好きだわって思ったのは3話あった。
    隠すって、真実や浮気相手や死体や物や、いろいろパッと思いつくだけでいろいろ暗いこと顔も浮かぶんだけど、思いついた上でそれをさらに超越する面白さを描けるのはすごいなと思う。

    0
    2021年08月25日
  • バベル

    Posted by ブクログ

    エンタメ。中盤ちょっとダレるのと、最後のAnother章が蛇足なのが残念。でも全体よくまとまっていて、何より文章が読みやすいのが素晴らしかった。

    0
    2021年07月16日
  • 本格王2020

    Posted by ブクログ

    結城真一郎「惨者面談」★★★☆☆
    凡そ結末の予想はついたけれど、文体が好き。

    伊吹亜門「囚われ師光」★★★☆☆
    「刀と傘」「雨と短銃」に続いて。
    この方の作品、個人的にとても好きなのだが、短編だと淡々とした印象がより強いかも。ただ母校の新島襄を出してくるところが強いな。

    中島京子「ベンジャミン」★★★☆☆
    お母さんのセリフと動物園であらかた予想はついたけれど最後まで読めた。
    アメリカの小説を読んでる印象があった。
     
    櫛木理宇「夜に落ちる」★★★☆☆
    掲示板のまとめを読んだときに感じる胸糞感があって、とりあえず私は外食しているときに隣のテーブルにこのご家庭が座ったら、脳内早食い選手権を開催

    0
    2021年06月17日
  • S&S探偵事務所 最終兵器は女王様

    Posted by ブクログ

    タイトルで損してる。面白かった。スモモがなぜしのぶになついたのか、しのぶはなぜ彼女の面倒をみるのかなどは続巻で明らかになるのだろうか。

    0
    2021年04月21日
  • S&S探偵事務所 いつか夜は明けても

    Posted by ブクログ

    新型ウイルス感染が拡大する中、起きる事件。
    2人の探偵と人類を7分の1にしようとする【ダーマ】との戦い。
    【ダーマ】の正体に迫る展開が気になる本でした。

    0
    2021年03月20日
  • 緑衣のメトセラ

    Posted by ブクログ

    ウィルス感染、遺伝子操作、癌とアンチエイジング、そんなあたりがテーマとして物語を形成しているんだけど、ちょっと中途半端な感じで終わってしまった印象です。

    0
    2021年03月13日