福田和代のレビュー一覧

  • 天空の救命室 航空自衛隊航空機動衛生隊

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    航空自衛隊の衛生隊の若い医官が主人公。
    輸送機による緊迫した救命救急がメインの小説かと思ったら、ちょっと違いましたネ。
    2話以降は、地上でのプライベートな出来事で、最期はタイでの誘拐事件と、題名からは少し離れた感。
    彰吾や鰐淵機長ほか、登場する人物設定は面白いので、続編があれば期待したい。

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    2018年07月28日
  • オーディンの鴉

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    ネットの閲覧履歴、クレジットカードの利用情報、交通系などICカードの使用、そんな個人情報すべてが他人の手に握られ、晒されるとしたら。

    この作品は、そんな恐ろしい、だがこの情報社会ですでに起こっている個人情報の開示という現実を、2009年の時点でフィクションとして描き出したもの。

    汚職容疑で、地検特捜部の家宅捜索を受ける寸前だった
    議員の矢島が自殺した。

    遺書には「私は恐ろしい。これ以上耐えられない」と記されており、地検に追い込まれた末の自殺と思われたが、しばらくして、矢島の個人情報が次々とネットに晒され、拡散されていることが判明する。

    誰が情報を集め、開示しているのか。

    矢島の取り調

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    2018年04月18日
  • 警官の貌

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    貫井徳郎さんは初読。犯人の手口がちょっとグロくて苦手な感じでした。今野さんの『常習犯』は別のアンソロジーで既に読んでました。アンソロジーは色々な作家さんの作品が読めるので好きです。

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    2018年04月04日
  • TOKYO BLACKOUT

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    まず、本書が上梓されてのが2008年、この年に東京というメガシティが電力というライフラインを絶たれ機能不全に陥ることを誰が想像しただろうか。勿論、地震による大規模な災害の一環としてあり得ることは頭の中では理解しているものの電気がない社会をイマジンしてリアリティを持って書かれているものを電気を潤沢に使えることが普通の社会で生活している我々に肌感覚で理解することができるのだろうか。作者はそう感じたに相違ない。2006年に起こった重機による送電線の切断で創作のヒントとなることはあったとしてもそれを首都全体に拡大するのは電力ネットワークに関する広範な知識がないと書けないのではなかろか。作者のイマジネー

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    2018年03月30日
  • 天空の救命室 航空自衛隊航空機動衛生隊

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    空自にこんな職種があったのか。
    自衛隊お仕事小説としては、とても興味深い。
    ・・・・・のですが。

    他の人も書いておられましたが、機上のシーンが少ない!
    ほとんど地上のエピソードですね。

    あと、最終章は、個人的にはなんか違うような。
    他の章との違和感が。

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    2018年03月22日
  • 碧空のカノン~航空自衛隊航空中央音楽隊ノート~

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    音楽の周辺の日常の謎系ミステリー。
    連作短編ですね。
    音楽に関するミステリーだけれど、読みどころは自衛隊の音楽隊ってどんなところ?っていう興味が満たされるところでしょう。
    体力的にも精神的にも大変そうだけれど、音楽で食べていくって充実していそうでうらやましい感じです。
    もう少し演奏シーンがあっても良かったかな。

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    2018年03月17日
  • 碧空のカノン~航空自衛隊航空中央音楽隊ノート~

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    自衛隊がテーマなのでどんなシリアスな内容かと思ったら、爽やかな青春ミステリーで、万人におすすめかも。

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    2017年10月22日
  • プロメテウス・トラップ

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    非常に読みやすく登場人物も魅力的。但し主人公以外。プロメテのハッカーとしてのすごさが今一つ伝わってこなくて周りの策略に翻弄されてるだけのような。ちょっと残念ですね。

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    2017年10月04日
  • プロメテウス・トラップ

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    そこそこのおもしろさ
    展開はよめるため、あまり意表を突かれた感じはしなかった
    しかし、キャラクターがよかった

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    2017年09月30日
  • 星星の火 : 1

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    在日中国人がらみの犯罪。興味深く面白かった。主人公の二人もキャラ立ちしてて続編も期待したい。在日中国人の数が70万を越える中、もし彼らが一致団結したならばその力は計り知れない恐怖になるだろうと背筋が寒くなった。
    あらすじ(背表紙より)
    警視庁保安課の上月は、中国語の通訳捜査官・城とともに違法賭博の摘発に向かう。上月は、拳銃所持などにより逮捕した李の供述から、梁という男を追う。一方の城は、同じく李から「竜生九子」なる中国人組織の存在を聞かされ、独自のネットワークを駆使して組織を探る。捜査は有機的に広がるが、それと歩調を合わせるように事件の闇も深くなっていく。―日本に生きる中国人の諸相を鋭く活写。

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    2017年08月19日
  • 碧空のカノン~航空自衛隊航空中央音楽隊ノート~

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    航空自衛隊航空中央音楽隊を描いた業界モノ(日常の謎含む)という感じ。表紙の小川麻衣子絵目当てで手にとってみる。著者の作品ははじめてでしたが,解説によると硬派なものが多いようで,こちらが例外的な感じらしい。続刊もあるようなので文庫化したら読んでみたいです。

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    2017年05月27日
  • 怪物

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    特殊な能力を隠している定年間近の刑事。
    淡々と殺人という作業をこなしているだろう青年。
    ひとつの出会いが大きな転機をもたらしていく。
    面白い物語だとは思ったけれど、どうにもいまひとつ乗り切れなかった。
    <死の匂い>がわかるゆえに数々の手柄も立て、優秀な刑事だと周囲からは思われていた香西。
    でも、それは特殊な能力の上に成り立つものだったのか?
    本当に優秀な刑事が、いくらなんでも死体の処理を安易に頼んだりするものだろうか?
    理紗を「か弱き者」として過剰に守ろうとする点も疑問を感じた。
    亡くなった娘への思いが重なっていたとしても、よく知りもしない理紗のために刑事としての道を簡単に踏み外したりするだろ

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    2017年03月06日
  • TOKYO BLACKOUT

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    東京でテロによる停電が起きればこうなるかもしれない…というリアルさがある。実際に電気が止まってしまえば思っているよりはるかに大変なんだろうと思うと、もう少し防災に気を付けようという気になってきた。トイレさえ使えなくなるとは…
    しかし、犯人側のテロの動機はどれも承服しがたいかも。最後周防がほだされているが、犯人のせいで直接殺した相手だけでなく、病院やら交通事故やらでどれだけの人が死んだのかわからないのに、と思ってしまった。ほぼ間違いなく死刑だろうと思うが、義弟はそのあとどうなるんだとか思うとなんともやりきれない。

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    2017年03月01日
  • タワーリング

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    序盤で犯人がわかった。と思ったらラストで・・・
    六本木ヒルズを含め東京の都市開発は庶民おいてきぼりの感じを以前からしていた。便利な社会インフラは嬉しいのだが、子供の頃暮らした街並みも自分にとっては捨てられない思い出である。

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    2017年09月26日
  • 怪物

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     『怪物』原作は「読売テレビ開局55周年記念ドラマ」2013年6月27日に放送された。ドラマは観ていないけど、香西武雄役の佐藤浩市と真崎亮役の向井理はあってる気がする。こちらはドラマの方が面白いかもしれない。原作では真崎の恐ろしさが伝わらない。行為は恐ろしいんだけど、全体に迫力不足、怪物になる過程にもう少しページをさいてほしかった。

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    2016年09月21日
  • バー・スクウェアの矜持

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    二ヶ月連続で刊行となった、青年二人と中年刑事によるハードボイルド。
    長編としての転結を書いた分、前作に比べミステリのキレはやや鈍い。
    しかし、主役三人以外の登場人物がよくて、話のスパイスとして、またストーリーの展開軸として、魅力を放ちながら上手く機能させている。
    あとがきではあまり積極的ではなさそうだが、細く長く続くとよりよいと思う作品。
    3+

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    2016年05月06日
  • 怪物

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    途中でやめようかと思った。この作品がつまらないという意味ではなく、人間は追い詰められればとんでもないことにも手を染めてしまうと恐ろしさに向き合えなくなりそうだったからだ。心が弱っているときには、リアルな恐ろしさは耐えられなくなる。・・・という1冊である。

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    2016年04月27日
  • バー・スクウェアの邂逅

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    福田和代による、大阪の小さなバーを舞台にした連作短編ミステリ。
    謳い文句の様な男たちの話というより、ハードボイルド色が強めの刑事もので、よくある連作短編集だった。
    しかし、多様な個性を持たせた登場人物たちは確かによかった。派手な設定や大袈裟なエピソードがあるわけではないが、読んでいてなんとなく呑まれるキャラクターが多く、その点は秀逸。
    また、ストイックな面々に軽妙なキャラが混じり、彼視点の掌編を挟んでくるあたりも、魅力が立体的になって楽しい。
    3+

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    2016年04月03日
  • 警官の貌

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    オフ会、献本で頂きました!警察小説のアンソロジー。

    福田さんは初読みでした。
    今野さん、いいコンビ(誰と?)
    誉田さん、コワ面白い。
    福田さん、もう少しスピード感があってもよかったかな。
    通訳捜査官という立場はとても興味深かった。

    貫井さんは強烈でした、
    ただただ、強烈。


    楽しみました、いい出会いに感謝。

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    2016年03月18日
  • 怪物

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    「怪物と闘う者は、その過程で自ら怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」(あとがきより)

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    2016年01月07日