福田和代のレビュー一覧

  • タワーリング

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    ビルジャック。
    「ダイハード」かと思った。
    実はいろいろ仕掛けがあるのだが、う~ん、まあ確かにその方が面白さは増えるのだけど、ちょっと無理があったような気がする。
    というか、犯人たちの動機も弱いし、人物像もビルジャックの緊迫感もどちらも中途半端な感じ。もっと徹底的にやればよかったのになあ。
    それなりには楽しめたけれども。

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    2011年07月13日
  • タワーリング

    Posted by ブクログ

    地上50階地下5階、まるで一つの街のような巨大ビル。バベルの塔か、人類の理想郷か?朝9時、警報ベルが鳴り響く。「我々は、ウインドシア六本木をジャックした!」人質は最上階に住むビル会社社長。駆けつけた警察はシステムに阻まれ、容易に突入することができない。じりじりと過ぎる時間の中、17階のオフィスに閉じ込められたビル会社の社員、船津康介は、ある奇策を試みる…。非常用井戸、備蓄食、発電所を備えた都市の要塞。そのセキュリティと防災システムが、人々を外界から遮断していく。「タワーリング」という題名で思い出すのは「タワーリング・インフェルノ」という映画。パニック映画の雰囲気を期待して読み始めたのですが・・

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    2011年08月03日
  • タワーリング

    Posted by ブクログ

    福田和代お得意のテロものだと思い、楽しみに読んだが、結局は美談にまとまり、何だか拍子抜け。
    人情に力を入れたせいか、ビルジャックをされている臨場感がいまいち。

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    2011年05月21日
  • タワーリング

    Posted by ブクログ

    巨大ビルがジャックされ、最上階に住む社長が人質に・・・
    巨大ビルの裏側みたいな所は、なるほどな感じでおもしろかった。
    でも、ごく私的な動機で他人をこれだけ巻き込んでおいて、この結末って無いよなって思った。

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    2011年05月20日
  • タワーリング

    Posted by ブクログ

    サスペンスしては弱いような、そんな驚きの展開はなかった。犯人の脱出計画もなんとなく分かったし、最後のサプライズもなんとなくだった。 新しいビルを作るということは、そこにあった物を壊すということ。

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    2011年05月08日
  • タワーリング

    Posted by ブクログ

    六本木ヒルズを占拠した犯人と、社長を人質にとられた社員たちの知恵比べ合戦!ハイテクな建物ならではのアイディア戦が面白いです。
    ただ、プロローグや間に挿入される回想のおかげで犯人の正体や目的は最初から明かされているのと、ボスの正体もなんとなく想像がつくこと、犯人グループのメンバーがたくさんいる割に動機が弱い、語られないのがちょっと残念。
    もう一歩スッキリ感がほしかったです。

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    2011年05月07日