ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ 2016年05月07日
うわ~・・・ヤバいの引いちゃいましたっ!!って感じw
いやー、面白かったなぁ~!
え?そっち?そっち行く?いや、行かないでしょ。え?行っちゃうの?ええっ!そっちって、そっちじゃなくてそっち!?え?え?ええええ~~っ!?!?!?・・・みたいな?ww
え?私?行かないっすよ、そっちには・・・さすがに。...続きを読む
うん、・・・たぶん、ね?ww
Posted by ブクログ 2014年04月21日
後輩にも慕われる定年間近の刑事。
時効になった幼女誘拐殺人事件の容疑者だった男が衆院選に立候補する事を知る。
同じ頃、夫の失踪届を出しに警察を訪れた母娘に声をかけたことから、その失踪にも関わる事になる。
失踪した男が最後に訪れた場所は、最先端のゴミ処理場だった。
単なる刑事ものではない。
その刑事...続きを読むの心の動きが物語を深くしていると思う。
携帯に掛って来た旧知のライターからの連絡。それが彼を狂気に向かわせるのは、動機が浅いのではないか。
他にもある選択肢の中で、迷いながら終章を迎えるという終わり方もあったのではないか。
丁寧に書かれた物語の中で、終わりを急いだ感は否めない。残念。
Posted by ブクログ 2013年12月09日
日常に潜む、あり得そうに思える話し。
次々と連鎖していく人間関係がおもしろく、追い詰められた主人公の転落ぶりが、ここまでやるか!的な内容だった。
読み進めやすく、印象に残る内容だった。
Posted by ブクログ 2014年01月31日
面白かった。
読み進めている間、
怪物は誰なのか、
実はこの人が…みたいな結末なのかとか、
まだ半分くらいのあたりで、どうまとめていくのか見えず、
話の展開とともに私の想像も二転三転していた。
このまま静かにしていればいいじゃないかと香西びいきになって、明らかに破滅へ進んでいくのが嫌で読むのをしばし...続きを読む休んだりもした。
読み終わって、ああそうなっちゃったのかと諦めのようなホッとした感が残った。
この著者の本は初めてだが、他のも読んでみたい。
Posted by ブクログ 2013年08月01日
まさに怪物。人間追い込まれると怪物になりかねないと何処か納得してしまいそうになってしまう。
予想と反した結末だったが、その裏切られた感じがまた良かった。
刑事の上をゆく真崎、気味悪いがスマートさを感じて何か良かった。
他の作品も読んでみたくなった。
Posted by ブクログ 2021年11月23日
「あいたたた」と思いながら読みました。
読みやすくて一気に読みました。
登場人物の背景があまり描かれていないので背景が知りたい
でも、主人公のおじさんの特殊能力は刑事という仕事にぴったりだなぁと思いました(作文かw)
Posted by ブクログ 2019年08月29日
主人公は定年間近の刑事。最近、歳のせいか、「定年間近」とかいう設定のものに惹かれてしまう(笑)真実を明らかにしたい刑事の正義感。大切な人を守りたいという正義感。しかし突発的にのっぴきならない事態に陥ってしまう、はらはらどきどきの展開がよかった。
Posted by ブクログ 2018年05月18日
繰り広げられる物語に引き込まれて、一気に読み進めました。後半からセリフと心情描写が中心で、情景描写が少ない印象で少し物足りなく感じましたが、正義感ゆえに翻弄され無惨に心を引き裂かれていく主人公、香坂が最後に見つける居場所が、予想もしなかったものあり、ミステリーとして秀逸な作品と思いました。
Posted by ブクログ 2014年05月07日
ドラマを見ていたので、ついついドラマのキャストで
読み進めてしまった(笑)
主人公である刑事が「死」の匂いをかぎとることが
できるという設定がまず面白い。
刑事が天職ともいえる彼の失踪事件への執念がスリ
リングで、事件の進展から目が離せなかった。
過去の事件の容疑者(犯人だけど)を追い詰める
作戦...続きを読むははらはらした。
どうにかして法の裁きをうけさせたかったし。
容疑者たる青年の淡々とした雰囲気が、いっそう恐ろ
しい。なんだかやりきれない結末。
Posted by ブクログ 2013年07月10日
ドラマを見て、原作も読んでみたくなって読みました。ストーリーは分かっていても面白く、一気に読みました。
Posted by ブクログ 2013年06月16日
死の匂いを嗅ぎ取る定年間近の刑事が、人間を溶かすこともできるゴミ処理施設の研究者と出会って、正義の概念を失うというミステリー。
タイトルが意味深い。誰を指す言葉なのか常に気になっていた。ラストは想像していた中で、最も嫌な展開だ。人という生き物全てが、心の奥に「怪物」を潜めているのかも。
Posted by ブクログ 2019年07月13日
思ってたのと違った内容だったけど、それはそれでおもしろかった。とりあえず嫌なやつがこの世からいなくなった。
自分がそうならないようにしないと。
Posted by ブクログ 2019年01月03日
アンナチュラルなものとしての死の気配を扱うのであれば、もっとぶっ飛んでいてもいいのかなあとも思った。ただ、怪物の描き方は巧みだなあと思う。精神のネジがどこか一つとんじゃってるような、静かな怪物。サイコパスの側面を持ち合わせていながら、もっと冷静で協調性にあふれていて、音楽を聴くように人を殺せる怪物。...続きを読むこれはね、怖いですよ。
Posted by ブクログ 2017年03月06日
特殊な能力を隠している定年間近の刑事。
淡々と殺人という作業をこなしているだろう青年。
ひとつの出会いが大きな転機をもたらしていく。
面白い物語だとは思ったけれど、どうにもいまひとつ乗り切れなかった。
<死の匂い>がわかるゆえに数々の手柄も立て、優秀な刑事だと周囲からは思われていた香西。
でも、それ...続きを読むは特殊な能力の上に成り立つものだったのか?
本当に優秀な刑事が、いくらなんでも死体の処理を安易に頼んだりするものだろうか?
理紗を「か弱き者」として過剰に守ろうとする点も疑問を感じた。
亡くなった娘への思いが重なっていたとしても、よく知りもしない理紗のために刑事としての道を簡単に踏み外したりするだろうか?
とても面白い場面も多かったので、何となく残念な気持ちが強く残った物語だった。
Posted by ブクログ 2016年09月21日
『怪物』原作は「読売テレビ開局55周年記念ドラマ」2013年6月27日に放送された。ドラマは観ていないけど、香西武雄役の佐藤浩市と真崎亮役の向井理はあってる気がする。こちらはドラマの方が面白いかもしれない。原作では真崎の恐ろしさが伝わらない。行為は恐ろしいんだけど、全体に迫力不足、怪物になる過程に...続きを読むもう少しページをさいてほしかった。
Posted by ブクログ 2016年04月27日
途中でやめようかと思った。この作品がつまらないという意味ではなく、人間は追い詰められればとんでもないことにも手を染めてしまうと恐ろしさに向き合えなくなりそうだったからだ。心が弱っているときには、リアルな恐ろしさは耐えられなくなる。・・・という1冊である。
Posted by ブクログ 2016年01月07日
「怪物と闘う者は、その過程で自ら怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」(あとがきより)
Posted by ブクログ 2015年02月13日
極悪人なのかそうでないのか、人間が多面的に書かれていて先が読めないから面白かった。ドラマ化されてたのね、知らなかった。この人の他の作品も読んでみよう。
Posted by ブクログ 2014年09月30日
向井理さん主演でドラマ化されていたのを観た後、原作を読むまでしばらく間が空いた。真崎(向井理さん)はほぼ原作のイメージ通りで端正な顔ゆえにぞくりとした。
「死の匂い」を察知してしまう刑事 香西。15年前に起きた少女殺人事件の犯人と知っていながら堂島を無罪放免にした後悔を抱えている。あろうことかその...続きを読む堂島が政界進出を目指していると知り・・・
被害者と同様にかつて彼に性的いたずらを受けた女性が名乗り出たことから事件は急展開。権力の壁に阻まれて堂島を野放しにしてしまった無念を果たすべく、彼女と協力して策を練る香西だったが・・・
失踪した男たち。DNAをも溶かしてしまう生ゴミ処理用バイオ装置を操る謎めいた若い男。
怨恨や欲望の絡まない殺人ほど不気味なものはない。。
Posted by ブクログ 2014年07月29日
普通の刑事ものかと思いきや・・・
予想外の展開。
人を溶かして存在を消してしまう装置。
本当にあったら恐ろしいことになるだろう。
どんどんダークサイドに嵌っていく主人公が痛々しい。でもそれは彼の正義の心に基づいている.
正義と悪の境界線が歪む感覚が味わえる。
Posted by ブクログ 2014年06月22日
ドラマ化もされた長編ミステリ。死の匂いをかぎ取る能力を持つ定年間際の刑事が、その能力を手掛かりに不審な失踪事件を調べるうち、ゴミ処理施設で働く青年・真崎に出会う。正義と悪の間で葛藤しまくる刑事さんが可哀想…。ドラマはてんでダメだったけどね。
Posted by ブクログ 2013年09月23日
こうきたか。
ぞわぞわとする気持ち悪さと、着地点の不安さはあるのだけれど………うーん。イマイチついていけなかった………かなぁ。
あっさり進むわけでもなく、かといって内面描写で畳み掛けるわけでもない。どちらに行くのかな?と迷ううちに最終頁に辿り着いた的な。
Posted by ブクログ 2013年08月18日
死の匂いを嗅ぐことが出来る定年間近の刑事の話。
その能力から、死体を溶かして殺すという男に辿り着く。
単純な刑事物、ミステリではありません。
ボタンを掛け違えるように少しずつ物語が狂っていく様が恐ろしい。
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。」
まさしくニーチェの言葉通り...続きを読むの話です。
Posted by ブクログ 2013年08月12日
刑事モノかと思いきや、主人公の定年を間近に控えた刑事はあっさり定年退職します。
また、ここがポイントか?と思うところが何回も転回していきます。
あまり書くとネタバレになるので控えますが、転回を何度もする為一気に読み進みますが。。。最後はこうなっちゃうの?という感じ。でした。
Posted by ブクログ 2013年08月02日
ゆるゆるとした展開が、
グラリと動き出す感じがいい。
ちょっと静かすぎかもしれないけど、
個人的には好き。
救いのないラストもまたよし。
Posted by ブクログ 2013年07月29日
ドラマは見れなかったけど、向井理はイメージに合う気がする。
色々事件のつながりを想像しながら読み進めたけど、短絡思考の私は全然的外れだった^^;
採るべき選択を間違えたのが・・・
間違えなければ香西も理沙も、と思うとやるせない。。
Posted by ブクログ 2013年07月29日
むむ……?
後半から、書かれていないこの先の話のほうが面白いのではないのか??
でもこの主人公の辿る顛末はなかなかに予想外だった。
Posted by ブクログ 2013年07月27日
ドラマ版が三人の関係が微妙に艶っぽいんだが、小説版はいわば疑似家族愛に近い。
佐藤浩市演じる主人公が多部未華子演じるヒロインに対しては『王子様的な庇護愛』を感じ、向井理演じる怪物に対しては『悪の魅力』を感じてしまうという解釈で、ラストもそんな感じだった。
けれど、原作については過去の悲惨な事件で傷つ...続きを読むいて、その中でもがいている子供を最終的に見捨てられない主人公。
ラストもドラマと原作は主人公の選択は同じだが、過程と雰囲気が違っている。
ドラマはクライムサスペンスの趣があるが、小説はもっと悲惨なのにどこか優しくハッピーエンドと錯覚しそうになる。
残念なのは、主人公の『死を嗅ぐ能力』の設定の活かし方が弱いような気がする。
死体の最後の声を聞いちゃうという設定はわりと使い古されてきたので、嗅ぐという新しい設定の使い方はもう少しひねっていいかも。
主人公の「他人と違う能力で感じる孤独」が、猥褻行為を受け、さらに告発しなかったことで殺人事件が起きてしまったという誰にも言えない共感してもらえない苦しみを抱く少女、両親と一緒にいけなかった怪物が孤独という軸でつながっていくというコンセプトに必要だったからなんだろうけど、それを後の二人がいかに共感するかという部分に欠けていてラストの二人の態度が唐突のような気もした。
Posted by ブクログ 2013年07月07日
ドラマ化と前後して読む。
あらすじ的には嫌いじゃないけどドラマも小説も何かが足りない。
後半数ページだけでよかった。
ドラマは佐藤浩一がガツガツしすぎか?
栗山千明の特別出演に意味は?
多部未華子はイメージ違う。
栗山、田部をひっくり返すとどうでしょう。