あらすじ
コロナ禍で欧米の影響力が低下した近未来。強力な新指導者を得た中国が、遂に長年計画していた台湾への武力侵攻に乗り出そうとする。アジア発の世界大戦を防ぐため、旧日本軍最後の特務機関“Ω(オメガ)”が作戦を開始。各地に潜入していた“Ω”のエージェントたちがミッションに挑む。彼らは台湾、そして世界の危機を救うことができるのか? 仕掛けられた切り札「W」とは? スパイたちの一度限りの宴が始まった!
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Posted by ブクログ
17誰も人が死なない新たな冷戦のコンゲーム。なかなか面白かった。全体的に進め方が幼い感じはするけど、まあ生々しい現実から離れてこういうお話もたまにはいいでしょう。オシャレな詐欺師のお話し。
Posted by ブクログ
近未来でなく、明日起きても不思議でない台湾侵攻。「自分の足で立っているからこそ存在価値がある」プーチンさん聴いてますか?ウクライナもそうですよ。テンポの良さとウィットに富んだ会話。伊坂さんに重なった。
Posted by ブクログ
特務機関Ωとか中国共産党書記長のクローンとかケレン味しかない設定。
近年のかの国の膨張政策という現実的脅威とテーマとしつつ、その対応策の非現実的さとのアンバランスが甚だしい。
そうせざるを得ないくらい重たいテーマということなのか。
Posted by ブクログ
強力な指導者を得た中国が、長年の野望だった台湾侵略に乗り出す。そんな事態に、旧日本軍が残した伝説の特務機関Ωが行動を開始する。正体を隠した工作員たちが世界各国でミッションに挑む…
まさに頭脳戦で、ハラハラしつつ一気読みでした。
中国を止める切り札が、まさか渉がクローンだったとは。それによって世界が救われたんですが、今後彼の人生がどうなったか気になる所です。