あらすじ
官邸に送られたメッセージ。猶予は30時間。緊迫が高まる中、航空自衛隊岐阜基地から、ミサイル搭載戦闘機F―2が盗まれた。犯行予告動画に、自衛官・安濃は戦慄した。俺はこの男を知っている!
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Posted by ブクログ
偶々なのだが、実は7月に自衛隊の“ペトリオット”を見学する機会が在った…本作でも登場するのだが…こうした装備が何故在るのか、これらを使って何が出来るのか、何が出来ないのか、というような問題が読み易い型でシミュレーションされているような感の作品だ…また、各々の背景や思いで、非常事態、或いは非常な事件の渦中で蠢く作中人物達の群像劇として、なかなかに興味深い…
Posted by ブクログ
別に戦争肯定派やないけど、敵機が来て、攻撃するにもミサイル撃った後の短時間とかだけとかあり得ん程の制限あるねんな。
そんな制限したら、結局、宝の持ち腐れやないの?
高いお金払って、色んな武器買って専守防衛とか言ってるけど、その防衛も出来ん感じにがんじがらめやねんな。
何か、ホンマにテロリストとか来たら、あっという間に、やられそうやん。
自衛隊って、凄い実力あるという話もあるし、やはり必要な時はね。
決して、戦争肯定派ではない!
平和ボケしてる国民に喝を入れる意味では良いのでは?
最近、色んな戦争あって、ヤバそうやし。
平和と言うのは、湧いて出るもんやなく、努力して守るものなんやろうな。
他国に頼るだけでは、ムリなんかも?
…それとも、もう、使う気にないのなら、そのお金、もっと福祉なり、国民に配りなり(こっちが良い!)して欲しいわ〜!
まぁ、そのお金使うにも平和でないとただの紙切れになるのか…(−_−;)
Posted by ブクログ
航空自衛隊岐阜基地から、XASM‐3ミサイル4発を搭載した戦闘機F‐2が盗まれた。緊迫が高まる中、送りつけられてきた犯行予告動画。ミサイル防衛に携わる航空自衛官・安濃将文は戦慄した。俺はこの男を知っている!かつて、俺の上官だった男だ―。日本を、家族を、自分たちの手で守れるのか?決死の攻防に、一人の自衛官が立ち向かう。
Posted by ブクログ
もどかしい。なぜ迎撃できないの?なぜ攻撃できないの?
トム・クランシーやマーク・グリーニーの小説を読んでいると、国に敵対する者は容赦なく排除するのに。自衛隊は何もできない。自衛隊が仕事をさせてもらえないのだ。本小説のように問題が出てきて初めて、国民が手足を縛っていて動けなくしているのだ。自衛隊に仕事をさせようよ。
Posted by ブクログ
亡国のイージス系のお話。女性パイロットの仇討ちはリアリティが無いかな。テロリストグループの日本人があっけなく捕まってしまうのも腑に落ちない。それでも、次の展開を期待してページを読み進めさせるだけの上手さがある
Posted by ブクログ
ノンストップ・ミリタリー小説。時系列で、なおかつ○二○○(マルフタマルマル)なんて書き方が良い感じだ。テロリストと自衛隊のミサイル防衛システムに関わる自衛官との闘い。特に女性自衛官・真樹が本作品の重要な役を担っている。あとがきを読むと、どこか有川浩を思わせるような書きぶりで、本作品も空幕広報室のお世話になったらしい。続編の『潜航せよ』も読んでみよう。
Posted by ブクログ
米軍の一部勢力では無く、北の方の一部勢力と組んじゃったパトレイバー2的な。
あるいは、亡国のイージスの空自版か。
読んでてテンポは良いんだが、根本的なところで筋がなあ
そもそも加賀見さんの動機が滅茶苦茶すぎるだろw
XASM-3はバリスティック(弾道弾)じゃねえしw
そして、PAC-3に簡単に補足・撃墜されちゃうXASM-3でいいのかよwとか
そもそも空対艦ミサイル三発だけじゃ奪われても脅迫として成立してないだろwとか
そして、北の権力闘争との絡みがあるようで、無いよねw