福田和代のレビュー一覧

  • オーディンの鴉

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    知ってる人は楽しめるし、知らない人はためになる。これは推薦図書として紹介する。ただ、登場人物たちがお堅いので、ちょっと難しい。

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    2019年01月01日
  • 堕天使たちの夜会

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    外見からはそれとわからない悪って心底恐ろしい。
    これを、人の良さそうな人が操っていたのかと思うと、何を誰を信じればいいのか? そもそも他人の言うことなど何一つ信用せず、自分だけを頼りにしなければいけないのか?
    陰で悪を処罰するって爽快だけど、判断が難しいやね。

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    2018年12月12日
  • サムデイ 警視庁公安第五課

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    どうやら、前2作から続く、3作目のようだが、どうにも前作までの内容が思い出せない。
    間違いなく読んでいるのだが、思い出せずに、前半の今までの内容にモヤモヤしつつ、読み進めたが、途中で思い出すことを諦めたら、急に面白く思えて、一気読み。
    近未来の日本の警護をテーマに描いた作品。「警察物」とも少し違うが、メインのブラックホークと公安のライバル関係も描いているので、あえて「警察物」のカテゴリに。
    ブラックホークの精鋭部隊に与えられた新しい任務は、警察庁長官の警護。普通、SPの警護対象のはずの警察庁長官がなぜ民間の警備会社に警護を依頼するのか、不審に思いつつも、警護を続ける最上たち。
    一方、長官の自宅

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    2018年11月18日
  • サムデイ 警視庁公安第五課

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    どうもこのシリーズは展開がアニメっぽい。主人公達が隠れ家に引きこもっているので、どうにもアクション感が足りない。いっそ寒川刑事の視点をメインにして、裏にブラックホークが見えるような展開のほうが面白かったかも。

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    2018年11月11日
  • 火災調査官

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    主人公の東が火に魅入られているあたり、どうにも危うい雰囲気の物語でした。ミステリーとしてもなかなか魅力的なストーリーでした。

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    2018年08月21日
  • 堕天使たちの夜会

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    警察にはどうにもできないままの事件に、つらい思いを抱えたままの被害者遺族。彼らから依頼を受けて極秘裏に活動する「夜会」の活躍を描いたサスペンス。雰囲気は「必殺仕事人」みたいだなあ、と思いましたが。必ずしも依頼の内容が相手の抹殺だとは限ったわけじゃないのですね。ある意味抹殺のほうが簡単かもしれないので、いかにして依頼を成し遂げるのか、という頭脳ゲーム的な読みどころが大きいです。
    しかしここに登場する犯人たちがなんとも……一見魅力的な人物であり、頭はいいわやり口が非道だわ、これに対決する「夜会」のメンバーも有能ではあるのだけれどハラハラさせられます。そして終盤の展開には愕然とさせられてしまいました

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    2018年08月10日
  • 堕天使たちの夜会

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    久しぶりの福田作品。
    そして、久しぶりに面白かった!
    上司の命令を無視して、単独捜査をした結果、捜査一課を追われ、いろんな部署をたらい回しにされた挙句、現在は所轄の交通課で着ぐるみを来て、交通教室を受け持つ雲母。
    もう警察の仕事に興味のないように見える雲母だったが、実際には闇の組織「夜会」で、警察では解決出来ない事件を追うと言うもう一つの顔を持っていた。
    冒頭で少年と母親が殺害されるシーンが描かれており、犯人もすでに分かっているが、警察では捜査が難航していた。
    妻と子供を殺された父親の依頼で、犯人を追いつめる「夜会」のメンバー達。
    ネットでしかやり取りをしない「夜会」のメンバーのミステリアスさ

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    2018年07月24日
  • 堕天使たちの夜会

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    犯罪被害者遺族の復習を専門に請負うグルーブが主人公。設定もなかなか良くてストーリー進行もいい。
    お手軽に読めるのがいい。

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    2018年07月17日
  • タワーリング

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    六本木の超高層ビルジャックの話だ。セキュリティなどが高度に設計されたインテリジェントビルなので、通常はありえないと思うが、それでは面白くない。やはりフィクションなので、ありえない事が起きるのが、面白い。しかも福田氏の作品は毎回、よく考えられている。面白い。そして最後は、いつもの大ドンデン返しだ。

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    2018年07月01日
  • 東京ダンジョン

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    地下鉄構内でこんな怪しげな行動をする人間を見かけたら平常心ではいられない。しかも、ネットでも話題になってきたらますます怪しい。
    訴えかけたいことがあるというのはわかるけど、その手段がね〜。かなり注目されないと気がすまないということなんだろうか。「見てみてあたしのこと〜」って人、確かに多いもんね。アピールがすごい人に限って小者だと思うのはあたしだけ?

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    2018年06月20日
  • 怪物

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    ネタバレ

    繰り広げられる物語に引き込まれて、一気に読み進めました。後半からセリフと心情描写が中心で、情景描写が少ない印象で少し物足りなく感じましたが、正義感ゆえに翻弄され無惨に心を引き裂かれていく主人公、香坂が最後に見つける居場所が、予想もしなかったものあり、ミステリーとして秀逸な作品と思いました。

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    2018年05月18日
  • 天空の救命室 航空自衛隊航空機動衛生隊

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    主任務が患者の搬送なので、基本的には大きなお話にならない。人間関係や患者の事情なのでストーリーを組み立てていますが、もう少し空自機動衛生隊ならではの展開が欲しかったかな。

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    2018年05月06日
  • 迎撃せよ

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    亡国のイージス系のお話。女性パイロットの仇討ちはリアリティが無いかな。テロリストグループの日本人があっけなく捕まってしまうのも腑に落ちない。それでも、次の展開を期待してページを読み進めさせるだけの上手さがある

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    2018年04月18日
  • 群青のカノン~航空自衛隊航空中央音楽隊ノート2~

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    ミステリーとしての謎はそう大がかりなものではないですが、このシリーズはキャラがいいですね。なんかこう渡会三曹がかわいそうになってきました。

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    2018年01月19日
  • タワーリング

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    まもなくオリンピックが開催される昭和39年、東京。
    三人の少年が、小高い丘の上から東京の夕陽を眺め、
    夢を語る場面から物語は始まる。

    そして現在、最先端の設備を誇る六本木のタワービルが乗っ取られた。
    人質は最上階に住む社長───。

    面白かったです。
    犯人の動機には少し「ん?」となりましたが…。
    最後のどんでん返しのような真相、全く想像しませんでした。

    成功者と呼ばれる人が、何かを成し遂げるために、やむを得ず犠牲にしてきたもの。
    欲しいものは、何もかも手に入れているかのように見えても、
    一番欲しかったものは手に入らなかった。
    その孤独がせつない。
    「象のお話」と冒頭の東京の夕陽が深く印象に

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    2017年10月21日
  • バー・スクウェアの邂逅

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    街は大阪。

    デッドエンドストリートにそのバーはあった。

    大阪府警薬物対策課の刑事、三田はひょんなことからそのバーを訪れ、バーの雰囲気、そして謎めいたバーテンダー、リュウや常連の元ボクサー、宇田島の持つ魅力にひかれはじめる。

    しかし、薬物がらみの事件に二人の影が見え隠れして…。

    6つの短編からなる連作モノ。

    三田、リュウ、宇田島、三人の男の間に漂う友情っぽい感情。

    さらに、薬物対策課の刑事たちも、なかなかに魅力的で、クセになりそうな物語である。

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    2017年10月18日
  • ZONE 豊洲署生活安全課 岩倉梓

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    まだ街として完成していない、地域<ゾーン>である豊洲。
    そこを舞台に生安の女性刑事、岩倉梓が活躍する。

    独居老人の孤独死、幼稚園に届いた脅迫状など、
    殺人やテロといった派手な事件では決してないが、
    地道にコツコツと、被害者やその周辺に向き合う姿が描かれる。

    「生安は殺人事件を扱わない。殺人は発生した時点で
    すべての関係者が負けている。
    それに比べ、生安は生きている人間を扱う。事件を未然に防ぐために、
    存在しているのだ」

    そう述べる梓に、誉田哲也さんが描く女性刑事、
    『ドルチェ』シリーズの魚住久江の姿が重なった。

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    2017年09月03日
  • 標的

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    ネタバレ

    息をもつかせぬ緊迫感溢れる戦闘描写が格好良し。

    舞台が近未来の東京だったということには一瞬面食らった(あらすじ文には一切触れられていなかった)が、連作中編で順を追って背景設定を開示してくれたおかげで違和感少なく読み進められた。人間と見間違うレベルのロボットって・・・「鉄腕アトムの世界かい?」と鼻白むことにならずに済んだのも、そのおかげだろうな。

    宿敵への主人公の“想い”にBL臭が漂ってきた点を除き、かなり夢中になって読まされた。

    続編有り率100%と思わせられるラスト、、、、当然、続編にも期待。


    ★4つ、8ポイント。
    2017.08.22.古。

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    2017年08月24日
  • 迎撃せよ

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    ノンストップ・ミリタリー小説。時系列で、なおかつ○二○○(マルフタマルマル)なんて書き方が良い感じだ。テロリストと自衛隊のミサイル防衛システムに関わる自衛官との闘い。特に女性自衛官・真樹が本作品の重要な役を担っている。あとがきを読むと、どこか有川浩を思わせるような書きぶりで、本作品も空幕広報室のお世話になったらしい。続編の『潜航せよ』も読んでみよう。

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    2017年08月16日
  • ZONE 豊洲署生活安全課 岩倉梓

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    ネタバレ

    生活安全課が舞台の刑事もの、というのはちょっと切り口が変わっていて新鮮だし、女性警察官を主人公に据えていいるのもいい効果になっていると思います。短編連作ですが、豊洲という街が街になっていく姿をその主人公の目を通しながら、さまざまな事件とともに描いています。警察小説を期待するとちょっと変化球だけれど、女性警察官の成長物語として楽しめます

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    2017年08月16日