福田和代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まもなくオリンピックが開催される昭和39年、東京。
三人の少年が、小高い丘の上から東京の夕陽を眺め、
夢を語る場面から物語は始まる。
そして現在、最先端の設備を誇る六本木のタワービルが乗っ取られた。
人質は最上階に住む社長───。
面白かったです。
犯人の動機には少し「ん?」となりましたが…。
最後のどんでん返しのような真相、全く想像しませんでした。
成功者と呼ばれる人が、何かを成し遂げるために、やむを得ず犠牲にしてきたもの。
欲しいものは、何もかも手に入れているかのように見えても、
一番欲しかったものは手に入らなかった。
その孤独がせつない。
「象のお話」と冒頭の東京の夕陽が深く印象に -
Posted by ブクログ
ネタバレ息をもつかせぬ緊迫感溢れる戦闘描写が格好良し。
舞台が近未来の東京だったということには一瞬面食らった(あらすじ文には一切触れられていなかった)が、連作中編で順を追って背景設定を開示してくれたおかげで違和感少なく読み進められた。人間と見間違うレベルのロボットって・・・「鉄腕アトムの世界かい?」と鼻白むことにならずに済んだのも、そのおかげだろうな。
宿敵への主人公の“想い”にBL臭が漂ってきた点を除き、かなり夢中になって読まされた。
続編有り率100%と思わせられるラスト、、、、当然、続編にも期待。
★4つ、8ポイント。
2017.08.22.古。