荻原浩のレビュー一覧

  • 噂

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    この本、もっと噂になっていいのでは…

    結末がそこに行く!?ってとこに辿り着いて、思わず「えっ」って言っちゃったよ。

    香水ブランドを売り出すために流した噂が、実際に殺人事件となるという設定もよき。

    よくある最後の一行でひっくり返るという謳い文句の本って、こんな驚きなのね…

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    2026年01月29日
  • 金魚姫

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    過去の記憶(それも数百、数千年前)と現代の話が入り混じったファンタジー。
    主人公の職場のパワハラっぷりが「THE!」な感じがしてヒリヒリズキズキ。

    主人公が「もう死んでしまおうか」と思っていた矢先の
    「金魚姫」ことリュウとの出会い。
    そこから不思議な体験が始まるのだが、結局リュウと一緒にいたことによる不思議体験だったのか。

    エンディングは思いがけない展開で少し驚きもあったけど、
    恨みと恋慕の情が複雑に入り混じる、変わった作品で印象に残るお話だった。

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    2026年01月17日
  • 神様からひと言

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    この本が書かれた2000年頃のサラリーマン生活、会社情勢は私には未知な生活であったけれど、令和になった今の時代にも通ずることがあると思う。現代人も何かに苦しんだり、現状に反感を持っていたりして、仕事を辞めたいと感じているにも関わらず、将来の不安や周りからの目に恐れていたり、勇気が出せずにいたりして、おでん鍋に居続ける人は少なからずいるんじゃないかなー。
    今ある仕事から抜け出したいと考えている人を「おでん鍋で苦しく煮込まれる必要はない、飛び出してみてもいいのでは?」と、そっと背中を押してくれるような本。私はこれが読者への「神様からのひと言」だと勝手に解釈。この本はこのひと言が必要な方に読んで欲し

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    2026年01月12日
  • 噂

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    ネタバレ

    面白かったけど、どんでん返しって言うほどどんでん返しでは無かったかな??
    でも菜摘が人殺しをしていたっていう事実は、菜摘の父親の小暮の人格を考えると結構胸に来るものがあるなあ、
    そして、なぜ人は人を殺そうとするのかって話を小暮と名島がしてたことも相まって、余計に変な気持ちにさせられた笑
    自分は映像化すら出来ないようなどんでん返し叙述トリックが好きだから、この本はめっちゃハマったって訳ではなかったけど、普通に小暮と名島コンビが好きなのと、噂の恐ろしさを知れたから良かった笑

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    2026年01月10日
  • 噂

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    最後の1行が…が謳い文句だったので、ラストを見ないようにどう締め括るのか楽しみに読み進めました。結果、知らないでラストだけ先に読んでしまっても意味がわからないものでした。
    なるほど…。

    時代が20年近く前で、まだスマホがない社会の物語です。iモード、チェーンメールなど懐かしい言葉が出てきて、まだパソコンでのネットが広まったくらいの時。

    新商品を宣伝するのに、いまならSNSだと思うけど、それがまだない社会なので口コミで広めて貰う地道な作戦。ただの宣伝では広まりが少ないので、高額バイト料+不穏な都市伝説的な噂をつけることで無名の香水の売上をアップさせた。

    都市伝説(レインマン)が実際に現れて

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    2026年01月03日
  • 神様からひと言

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    「お客様相談室」へ左遷された主人公が会社の劣悪を味わう。それは2代目3代目によくある資産の食い潰しをしていく姿だ。権力で下を抑え自己満足的な経営をしていく、何か不都合、不採算が起きても部下の所為にする体制だ。気づいた時には取り返しのつかない事態となっているのが多い、この小説にもある家族経営企業だ。本書にある「クレームの窓口」で参考になるのは謝罪の基本である。
    1、まずは謝る、相手はそれを期待して電話をかけてくる
    2、相手が言いたいことをまずは言わせ、我慢強く聞く事
    3、聞く方は攻撃的で怒りを出さず、聞き流しする
    4、「責任を取る」とは言わないで、「責任を持って伝えます」だけに止める
    ユーモア溢

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    2026年01月03日
  • 笑う森

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    いろんなことが現実離れしてるなあ
    実際はそうはいかないよ
    読んでてそう思いつつも、
    読んでよかったって
    なんかほっこり嬉しい気持ちにさせてくれるのが
    荻原作品

    完全な親切ではないけれど
    ちょっとずつ集まった優しさで
    誰かの人生がちょっとよい方向に向かう

    新年なので、今年の抱負を考えたときに

    いつも自分でいっぱいいっぱいで
    私こんなにがんばってるんだから
    みんなちゃんと認めて!
    私をもっとちやほやして!
    っていう昨年度だったから

    今年は誰かのために動ける人になる
    というのを目標にしたいと思った



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    2026年01月02日
  • 笑う森

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    多少無理がある展開はあったけれど、どうしようもない大人達が真人と話したり守ったりすることでちょっとだけ善性を取り戻すストーリーは面白かった

    けして皆、善人ではなく他責思考だったり犯罪者もいる
    生きづらさや諦念を感じているその人達が真人を通じて自身の本音と向き合ったり少し人助けしてやるかと思える
    その事がほんのちょっと生きてみようか、やり直してみようかと背中を押している

    劇的になにかが変わるわけではないし改心したわけでもないが彼らの行動や言葉が真人には残っていて助けたのだと思うとほんの少しこの世界も悪くないかもと思える話だった

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    2025年12月25日
  • さよならバースディ

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    メインがボノボ(猿の一種)という異色作。

    人の関わりの間にボノボが挟まるので、一層人間の悪い部分が浮き彫りになって変な気持ち。(ボノボの気持ち)

    かなり読みやすいし犯人探しというよりは先を読み進めたくなる素敵な一冊でした!

    ラストにちょい無茶があったけど笑

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    2025年12月25日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    森に迷い込んだASDの男の子が過ごした1週間のお話

    森でであったのは、底辺ユーチューバー、殺人犯、ヤクザ、自殺志願者と癖がつよい者ばかり

    視点がコロコロ変わるので最初は少し混乱したが、さすが荻原さん、いつのまにかスラスラと読めていた
    てんで接点のない登場人物が一つの森で男の子に出会うさまはSIRENや街を思い出した

    それにしても荻原さんは変わり身の早い人物を書くのが本当に上手。誹謗中傷犯パートは1番楽しく読めたかも

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    2025年12月24日
  • なかよし小鳩組

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    ユニバーサル広告社シリーズ第二話。
    小鳩組のCIを請け負ってしまったユニバーサル広告社。テレビCMの代わりにマラソン大会で外国人スター選手と並んで走れば新たなコーポレートマークをテレビで放映出来る!とひらめいたのはよかったが…
    主人公・杉山と別れた妻から預かった娘・早苗とのやりとりや、高校一年までエース選手だった勝也の力走、涙なくしては読めません…
    シリーズ続編も読もう。

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    2025年12月23日
  • 笑う森

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    しんさまのレビューを見て。
    面白かった〜!(*´▽`人)アリガトウ♡

    神森と呼ばれる森で 母親がほんの一瞬目を離した隙に5歳児の真人がいなくなってしまった。
    捜査隊がどんなに探しても見つからかったのに、生存を諦めかけた1週間後に なんと無事保護された。
    ASDの真人に問いただしても「クマさんに助けてもらった」というばかりで詳しい事情はつかめない。
    この1週間で新しい事をたくさん覚え、随分と成長した感じの真人。
    一体彼はどのようにして1週間をすごし生き延びる事が出来たのか?
    クマさんとは?
    空白の1週間を探る物語。

    表紙を見て ちょっとホラーっぽいのかとドキドキしたけど そんなんじゃな

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    2025年12月23日
  • 噂

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    帯に紹介されていた「最後の1行」が気になってつい、読み急いでしまったが読み応えのある内容だったと思う。

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    2025年12月11日
  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    面白い程よくコミカルで程よくシリアス
    シュールでサクサク読める
    憎めない主人公やキャラクター達に引き寄せられる

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    2025年12月09日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    真人が言うくまさんの中に、本物のくまさんがいたとは。笑
    くまさん目線のシーンもあるのが笑える。
    自閉症で言葉をうまく伝えられないけどだからといって何も考えていないわけではなく、うまく伝えられないだけ。
    真人の成長も感じられた

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    2025年12月03日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    5歳の真人が神森で行方不明になるけれど、生きて戻ることは最初に示されるので、安心して読み進められる。神森で過ごした7日間の冒険は想像以上で、ハラハラドキドキしながらページをめくり続けた。真人がしきりに言う「くまさん」の謎が終盤で明らかになり、まさかの展開に驚かされる。最終的には、真人だけでなく、家族や出会った大人たちにも前向きな変化をもたらし、心地よい余韻を残す作品だった。著者の作品は初めてだったが、ほかの作品にもぜひ読んでみたいと思った。

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    2025年11月28日
  • 恋愛仮免中

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    みんな、「好き」という感情が絶対的上等感情だと崇めがちだ。だが「ほしい」という感情がさらに純粋なものではないかと感じたことはないですか?比べたらことがなかった「好き」と「ほしい」の相対論。この2つは似ている感情だと勘違いしていました。小説の中では「好き」と「ほしい」のかけ違いや勘違いで恋愛に物語が発生し、「好き」と「ほしい」の合致で恋愛が成就していた。更にこの2つを掛け算で考えてみると複雑で面白い。「好き」だから「ほしい」と「ほしい」から「好き」は全然違う。例えば、メルカリをして世の中の欲に触れた時。「ほしい」から「好き」という感覚の存在に気づかされる。別に好きではないのにほしくなる!ほしくな

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    2025年11月27日
  • 笑う森

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    感想
    最初は登場人物が多く、色々シーンが変わるので辛抱強く読む必要がある。後から答え合わせがある感じでスイスイ読める。最初はシリアスだが、だんだん陽気な展開に。

    なんで何回も置き去りにされるのかw


    あらすじ
    県内の小樹海の神森で5歳の男の子が行方不明になり、1週間後に発見された。シングルマザーの岬は真人が帰ってきてホッとしていたが、発達障害の真人は以前と変わったところがみられるようになった点が気に掛かっていた。

    真人がどのように1週間を過ごしたのか?美那は、衝動で殺してしまった彼氏を埋めるために神森に来ていた。彼氏の処理をしたと思ったところに真人と会い、飲み物とマフラーを与える。

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    2025年11月24日
  • 笑う森

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    真人の1週間の足跡を探すストーリーで、人と人とのつながり、めぐり合わせに縁を感じた。
    また、行く先々で石を並べる真人は普段と同じことをすることによって、心の安定を求めていたのではないかなあと思うと胸にくるものがある。友達の子供が自閉症なので重ねてしまった。

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    2025年11月22日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    探偵になりたくて探偵事務所に入ったが、体型がネックになってなかなかうまく行かない元力士。試用期間の間になんとか成果を一つは作りたい。そんなとき、ストーカーを捕まえる依頼に立ち会うのだが…。

    仕事で行き詰まったり、転職してうまく行かなかった人たちが、一発逆転に向けて仕事に立ち向かっていく短編集。

    いやあびっくり。というのも、1つ前に読んだ椰月美智子の作品と、テーマも短編の分量も内容もそっくり。芸能レポーターをやめて、地方のケーブルテレビ局のアナウンサーにチャレンジする話有ったよな?と読んでいる途中で引っかかったが、この本ではなく椰月美智子だ。

    また、再チャレンジする仕事も、探偵、演歌歌手、

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    2025年11月22日