荻原浩のレビュー一覧

  • 陰謀論百物語

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    陰謀論、コンプライアンス、忖度、パスワード、マスク警察…現代の闇を煮詰めたようなコメディ短編集。どれも皮肉が効いていて素直に笑っていいのやら。結果、ずっと苦笑いという不思議な読書体験。陰謀論者の心得(?)を皮肉たっぷりに描いた表題作がやっぱり一番好きかな。特撮怪獣映画ファンとしては古典的名作『キングコング対ゴジラ』をコロナ禍のノーマスク派vs.マスク警察と重ねてみせる『モンクコング対ゴネラ2021』も良かった。

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    2026年05月03日
  • 花のさくら通り

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    おもしろかった、娘がいいなと思う
    自分の要因かもだけどオロロ、小鳩組の方がおもしろさがあった気がして、これは途中で読むのが失速してしまった。後半は一気に読めた

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    2026年04月30日
  • 砂の王国(下)

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    ひとつの嘘を取り繕うためにまたひとつ嘘の上塗りをしていく。
    いずれ破綻するであろう「嘘の波紋」というあり地獄に苦しめられる主人公。
    起承転結のうち、最後の「結」はバタバタで印象に残らない結末だったのが残念。

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    2026年04月22日
  • 砂の王国(下)

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    リアルなホームレスと宗教の話。
    ホームレスって遠い世界の生活に見えるけど、ちょっとしたきっかけで誰がなってもおかしくないと思う。そして新興宗教を信仰する生活も。どちらもハマる抜け出しにくい。
    今の会社辞めたいけど、思いとどまれたかも。
    でも何が幸せなのかはわからない。

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    2026年04月19日
  • 砂の王国(下)

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    救いを商いにしてしまった自分は、どこに救いを求めればいいんだ的なことが書かれていたのが言い得て妙だなと思った。
    本当に救って欲しい自分は、救って貰えないなんて。

    山崎の幼少期のこともあるが、結局それに戻ってしまうのは仕方ないことなのかな。
    元奥さんの伝えてた過去の山崎のことは、本当にトラウマになってしまっていて少し同情した。

    きっとこう終わるんだろうなという終わり方とは少し違かったけど、仲村の気持ちは最後聞いてみたかったなと思った。

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    2026年04月15日
  • 砂の王国(上)

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    かなり絶望的なシーンから始まったので、ここから回復というか良くなることってあるのかな?と思いながら読んだ。
    お金を得た方法がまたなんとも現実味がなかったが、こういうことは無きにしも非ずということで、トントン拍子に進んで行った。

    途中から龍斎のことが煩わしくてイライラしたが、木島と仲村だけだとここまでちゃんとしていなかった気もするので、必要な存在だったのかもしれない。
    いま現在の収支がどうなってるか分からないが、決してプラスではなさそう。

    下巻どうなるか楽しみ。

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    2026年04月15日
  • 噂

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    ネタバレ

    面白くて1日で一気読み。
    予備知識なしで読んだので、「最後の一行モノ」と知らず、ラストでびっくりできた。
    「噂」と言うタイトルなら噂と言うものの本質を考えさせるような要素がもう少し盛り込まれていて欲しかった。

    よかった点
    ・バディとの捜査の過程が、硬派な警察小説っぽい部分とほのぼのしたユーモアのある部分がバランスよく、楽しめた
    ・ストーリー展開が巧みで、捜査が行き詰まっている状況でもぐいぐい引き込まれて一気に読めた
    ・被害者の親の聴取で子供の事を何もわかっていないと言いつつ一番わかっていなかったのは自分と言う皮肉。娘が被害者になる事を常に心配していたが娘はもっと強かった。
    ・レインマンの正体

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    2026年04月12日
  • 砂の王国(上)

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    ネタバレ

    (下 未読) 

    冒頭部分のホームレスの描写が生々しくて読み進めるのが億劫になったが、先が気になって約1日半で全部読んだ(暇人)
    仲村の顔を想像しながら読むのが楽しい。
    競馬、そんな簡単に当たるかね?
    ここからどんな展開が待ってるのか楽しみ!

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    2026年04月06日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    禁忌を犯した主人公の男の子は、おとなになる儀式を済ませたあと、部族の集落を追放される。集落に戻るため、また病気の弟を直す薬を手に入れるため、熊を倒して肝を手に入れるというミッションと、未知の食料である米を入手するというミッションを持って再び南の森にはいる。

    下巻は、熊との手に汗握る対決にハラハラする。食うか食われるかの頭脳戦。圧倒的な強さを見せるクマの描写に、昨年日本全国でニュースが相次いだ熊による被害を連想し、縄文時代と現代がこの日本という地で地続きであることに思いを馳せた。

    いよいよ弥生人の村にたどり着く。米を分けてほしい主人公。主人公をとらえ奴隷のように扱う弥生人。恋する相手との再会

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    2026年04月05日
  • 二千七百の夏と冬 : 上

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    縄文時代が舞台の小説なんて読んだことがない!そう思って興味をそそられ手に取った。しかも恋愛もの?!これがなかなか面白かった。読み口は軽めで読みやすい。時折挟まれる現代パートがある意味がよく分からなかったが、縄文パートがとにかく興味深くて面白い。彼らの生活様式がリアルに描かれていて、今まで教科書でしか認識がなかった時代の人たちの生活や人生がかなり立体的に感じられた。どうやってこんなにリアルに?おそらく想像のものも多いのだろう。

    主人公は縄文時代のティーンエイジャーの男の子。おとなになる直前の、早くおとなになりたいと願う少年。長の娘に淡い恋をしている。厳しくて小うるさい母がいる。病弱な弟がいる。

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    2026年04月05日
  • オロロ畑でつかまえて

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    ネタバレ

    オロロ豆、ゴンベどり、へらちょんぺ、うごめくクモタケ…鹿谷のクーちゃん(剥製)とか、話もおもしろかった

    三谷幸喜の有頂天ホテル、昔映画で見て、内容はもうほとんど覚えてないけど、それを思い出した

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    2026年04月01日
  • 砂の王国(下)

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    仲村の得体のしれなさが最後まで守られていて面白かった。宗教にハマる人、脱会する人だけじゃなく、その創造主側が自らの作った教義とシステムによってどう崩壊していくのか目を離せない作品だった

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    2026年03月27日
  • 噂

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    「噂」
    レインマンに出会うと足首を切られちゃうんだって。でもミリエルの香水をつけてると狙われないんだって。

    口コミを利用した香水の新ブランドの販売戦略。
    でもその噂通りに足首の無い少女の遺体が見つかる…

    小暮と名島コンビのやり取りが心地いい。

    事件の真相!
    ラスト数ページの衝撃!
    というかラスト一行∑(°口°๑)❢❢
    まじ?

    西崎とサキのやり取りの真相だけでもびびったのに…( ˙-˙ )

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    2026年03月23日
  • ひまわり事件

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    保育園と高齢者施設の日常が交錯し事件があり…。
    その中で園児と高齢者の絆ができていく、楽しく愉快なはなし。

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    2026年03月19日
  • オロロ畑でつかまえて

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    面白かった。久々に本読んでて笑えた。
    話の内容は全体的にドタバタしてて忙しいけど笑える所も一杯あって良かったね。
    あとオロロ豆食べてみたい…。w

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    2026年03月15日
  • 噂

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    最後の一文が難しい!

    わかりやすい違和感がなかったからか、伏線に気付けていなかったのかも。
    ネタバレコメントを読み漁っても、まだ消化できていない感じもある。

    刑事もののどんよりした雰囲気がなく、捜査パートも読みやすかった。

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    2026年03月14日
  • 噂

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    再読
    香水の拡販の為のネガキャンクチコミが噂に噂を呼んでレインマンが足首を切る殺人を繰り返す

    この本の怖いところは最後の一行

    崖から突き落とされる感じ

    ミステリ、伏線回収、イヤミス

    全部が面白い

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    2026年03月05日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    好きな噺家さんの寄席を聴いてるように、目の前に、くっきり映像化された場面場面が出てきて、おもしろかったぁー
    勢いよくてあげちゃうとことか、にんまり笑ってるとことか、宴の薄暗さとか。あー面白かった

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    2026年03月04日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    移り変わりのグレーの時代、
    当然ありますよね。
    言われてみれば当たり前だけど
    そこまで考えた事がなかったなあ。

    そして大昔のひとも僕たちと同じく生きていたんだよね。その視点を得れたのが良かったです。

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    2026年03月03日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    冒険恋愛小説としてワクワクが止まらない。

    ありえないくらいドラマチックな終わり方だった。

    もう少し、主人公の故郷についても触れてほしかったし、もっとハッピーエンドであってほしかった。

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    2026年03月01日