荻原浩のレビュー一覧

  • 神様からひと言

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    島耕作や半沢直樹の様には行きませんが、最後はちょっとホッとしました。自分が忘れていた、或いは気付いていなかったモノを探しに行く辺りでは、男の人と女の人では感じ方や考え方が違うのではないかなと思いました。

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    2025年05月06日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    期待してなかったからなのかな…とても心に残った本でした。
    現代の10代の生き方と全く違う価値観や生きづらさ等比べる事は出来ない、理解し合える事も出来ないけど、恋愛で国の違い、育ちの違いで共通するところもあったり…
    とにかく 今の時代に産まれて良かったなぁと思える

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    2025年05月05日
  • 明日の記憶

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    主人公と一緒に病と闘っている気持ちになりました。
    憤り、諦め、赦し、奮起。
    様々な感情が巡りました。
    最後には、家族の愛だけが残りました。

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    2025年04月06日
  • 明日の記憶

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    残酷な病気だと改めて感じる。自分を形成している記憶や思い出が、砂がこぼれ落ちるようになくなっていく焦燥感、抜け殻になる自分を想像する恐怖、人間の死は身体でも脳でもなく記憶の死ではと自問する日々…とてもリアルで、涙が止まらなかった。
    キューブラロスの死の受容過程もしっかりたどっていて、諦めなのか病気の進行なのかわからないけど、自分を受け入れる流れがとても自然。
    ハッピーでもバッドエンドでもないラストもよかった。これからも続く、決して良くはならない病気との生活の、新たな幕開け。
    妻を忘れ、妻に再度恋するなか、少しでも優しい気持ちで過ごしてほしい。

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    2025年03月20日
  • ストロベリーライフ

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    コロナ禍で、家の庭で、プランターでお花や野菜栽培を、初めてやってみました。きゅうり、レタス、ミニトマト、苺もやりました!本当、野菜も育てるのは、大変だなぁと思います!買った方が、楽だし、安いです、が、やっぱり、自分がそだてた、採れたてが、一番美味しいです。この小説の主人公の葛藤と大変さと、家の事情で悩んだ気持ちが、とても良くわかるような気がしました。面白かったです。

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    2025年03月15日
  • 明日の記憶

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    読み進めて行くうちに、悲しいとか、気の毒とかとは違う、何とも言えない気持ちになりました。
    一気にすべての記憶をすべて失ってしまえば、こんな気持ちにはならないと思いますが、そういう訳には行かず、実際には徐々に自分が自分ではなくなって行くことを感じながら生きていく、これは本当に辛いと思います。
    若くして、というのは確率としては低いかもしれないけれど、これからは人生100年時代で認知症も増えて行くのだと思います。自分の親が、その先には自分自身が、周りに迷惑をかけたくないけれど、そんな単純なものではないんだよな。

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    2025年03月13日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    色んな著者さんがいらっしゃったので、それぞれの猫の世界が描かれていました。
    猫が中心でもあまりグロい展開は想像していなかったのでそのため星4にしましたが、その他の作品はどれも猫という存在が中心に描かれていて読んでいて幸せな気持ちになりました。
    石田祥さんの作品は特に好きでした!

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    2025年03月12日
  • 家族写真

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    娘の結婚、加齢に肥満、マイホーム購入、マネキンと暮らす男、旅行道中での家族でのしりとり、父親の脳梗塞……同年代なら共感できる短篇集。
    胸がほっこりします・・やはりはずれないですね、荻原小説。

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    2025年03月07日
  • 明日の記憶

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    ◾️サマリー
    ・若年性アルツハイマーで様々な記憶が消えていく
    ・主人公は齢50歳のサラリーマン
    ・仕事や私生活に影響が出るが、妻が献身的

    ◾️所感
    歳を重ねると昔の記憶が鮮明になり、ここ数日前の記憶が、だんだんと思い出せなくなるらしい。
    主人公の佐伯さんは50歳にして若年性アルツハイマーになる。仕事に支障が出るようになり、最後は会社を去ることになる。痴呆、鬱などの見た目は健康体な病は、なかなか、社会において理解を得ることが難しい事が窺い知れる。
    しかし、家族の理解が主人公の助けになっている。
    いかに身近な人の理解が重要なのかを本書を読んで感じた。
    プライベートでは、献身的に妻が支えてくれ、一

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    2025年03月04日
  • 二千七百の夏と冬 : 下

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    読みづらい点もあった上巻から下巻は一気に2700年前の世界に引き込まれていきました。戦、戦争は嫌いです。しかし人の歴史は戦の歴史でもあると考えさせられました。

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    2025年02月28日
  • 誘拐ラプソディー

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    この設定が好きです。
    よくある?道を外れた大人と無邪気な子供の友情。
    映画「パーフェクトワールド」は今でもマイベストムービーです。

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    2025年02月23日
  • 明日の記憶

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    ネタバレ

    病気の中でも記憶がなくなっていく恐怖はまた独特ですね。。
    病気が進行していく様子がリアルで考えさせられました。

    それでもラストが悲愴的な最後じゃなくてよかったです。

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    2025年02月09日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    ネタバレ

    猫好きだし、好きな作者が含まれいたので。

    好きな作者、若竹七海の「神様のウインク」は
    文字通り沈みつつある公団に住む中学生の話。
    幼い頃の火傷の痕が顔にある少年は、
    母親はいるが顔を合わせてもらえず、
    母親に代わって祖母の面倒をみるヤングケアラー。
    その相方は、
    そんな火傷の痕なんて大したことないと言って、
    父親によるたばこの痕で水玉模様になった尻を見せた同級生。
    相変わらずひりりとした話で、かつミステリー仕立てで面白かった。

    他の作者は全くチェックしておらず期待もしていなかったが、
    「オロロ畑でつかまえて」の作者はYouTubeでバズった猫の秘密、
    「ある日、あひるバス」の作者は四代に渡

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    2025年01月28日
  • オイアウエ漂流記

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     小型飛行機が悪天候のため遭難し、乗客が流れ着いたのは無人島。
     そこで繰り広げられるサバイバル生活。
    こんな状況でも、周りに威張り散らす上司や日焼けを気にする女性。
     個性豊かな登場人物がコミカルでした。 

     同時に、魚の釣り方や、ヤシの実の取り方、火の起こし方などサバイバルの知恵が詳細に書かれてありいざという時(?)役に立ちそうでもあった。

     細かな情景描写のせいで、700ページ弱の超長編ではあったが、そのおかげで私もサバイバルしているような臨場感たっぷりの中楽しく読めた。

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    2025年03月31日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫尽くしアンソロジーということで、手に取りました。
    タイトルと中身は…とりあえず全てのお話に猫ちゃんが出てきます。

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    2025年01月13日
  • 噂

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    レビューを拝読して読みたくなり、手に取った作品。

    香水の新ブランドを売るために流された噂。
    「レインマンに出会ったら、女のコは足首を切られちゃうんだよ。両足とも。足首から先ぜんぶ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって。」
    販売戦略通り、噂は広まり香水は大ヒットするが、やがて噂が現実となる。

    iモード、チェーンメール、プリクラ帳、メールの→…懐かしいー!
    読後に刊行年見てみたら、割とどこの書店でも平積みされているのに 20年以上も前の作品だったことに驚いた。

    時折ユーモアを交えた文章がとても読みやすく、結構なページ数があるのに読むのが遅い私でもスムーズに読めた。
    私が苦手な描写が

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    2026年04月25日
  • 月の上の観覧車

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    全編にもの悲しさや温かさが散りばめられた、短編集。きっとこうゆうお話を描く萩原氏は優しい方だと思います。僕の生きた時代より少しだけ古い設定でしたが、それがさらにグッときました

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    2025年01月06日
  • メリーゴーランド

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     現在の地方公務員がこういう実態なのかどうかは分からないけど、古いやり方に固執したままの上司に逆らえない状況や妙な忖度など共感できる部分はあった。
     家族が壊れないでいてくれて良かった。

     アテネ村のイベントに行ってみたいなぁ。劇団ふたこぶらくだのお芝居も見てみたい。

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    2025年03月16日
  • コールドゲーム

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     「やめろよ」
     4年前にこのひとことが言えれば・・・。
    いじめられていた廣吉の復讐を両親が果たしていく。
     実際手は下さなくても同じ思いをしている人が現実にもいるだろう。 
    いじめる側もいじめられる側も一生残る傷ができるのだ。

     たったひとこと、「やめろよ」を言える勇気を持とう。

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    2024年12月24日
  • それでも空は青い

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    よくここまでいろんな幅の小説が書けるなぁと感心してしまった。しかも読後感がなんだかどれも心に入り込んでくる、というか。
    内容的にはそうでもないのになんだか後ろを向いていた自分の気持ちを前に向かせてくれるような作品達であった。
    文庫版の最後の中江有里さんの解説がまさに言い当てていて、小説読み終えて後に解説読んで、ウンウンと何度も頷いてしまった。

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    2024年12月14日