荻原浩のレビュー一覧

  • 家族写真

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    様々な家族の形を描いた短編集。
    幸せの形も人それぞれ。
    「肉村さん一家176kg」がなんとも微笑ましくて温かい気持ちになれた。

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    2024年12月05日
  • コールドゲーム

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    イジメが題材。周りの同級生が次々と事故に遭い、中2の時にクラスで虐められてたトロ吉が犯人じゃないかと探り始める。遂に殺人も起き、次は親友の番となって...。
    荻原浩にしては重め。読みやすいけど後味は宜しくなかった。最後のトロ吉の両親の展開も納得行く形だし、ふと見えた幻覚?も荻原浩っぽくてよかった。ただいつもみたいに痛快!!とまではいかない。イジメ描写がまあまあキツめ。

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    2024年11月15日
  • 押入れのちよ

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     「世にも奇妙な物語」を観ているようでした。
     背筋がゾクッとする話あり、怖かわいい話あり、怖可笑しい話、怖切ない話など楽しく読めました。

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    2024年11月06日
  • 楽園の真下

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    面白かった‼️荻原浩も多種多様な作品を描きますが、個人的には荻原浩の作品で3本の指に入るお話でした。この手のサイエンス・サスペンスは篠田節子の作品が凄く面白いのですが、それに匹敵する面白さでした。
    ハリガネムシがカマキリを操ると言うのは割と知られた事なので、それを知っている人には先が読める部分も有るのですが、このハリガネムシに着目して壮大なサスペンスにしたのは天晴れで、現実に起こってもおかしくない理論がありました。
    少しB級映画的な大袈裟感は否みませんでしたが、面白くて一気読みでした。
    万事落着と思いきや、、、の終わり方もそれは良し!

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    2024年11月05日
  • 月の上の観覧車

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    哀愁漂う心に残る作品だった。
    人生どこかで上手くいかなくなってしまった人が、過去を振り返る作品が多い。
    あの時ああしておけば…と振り返ることは誰にでもあるが、コントロールできないこともあるし、全てが上手くいくことなどはあり得ない。そういった現実を受け入れて消化していき、人生を終えていくということを教えてくれる。

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    2024年11月03日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    短編集。毎回どの話も、読んで良かったとその度に思いながら読んでいた。ちょっとイタイ一面を持った人たちが一生懸命足掻いて生きている姿勢に勇気と元気が出た。また近い未来に読み返したくなるであろう大切な一冊。

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    2024年10月26日
  • オロロ畑でつかまえて

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    大手広告会社と競合のゴムのプレゼンの様子がおもしろい。これからどうやって村おこしにつながるか楽しみ。

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    2024年10月06日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

    面白かった、怖かった〜

    全くの嘘、中身などないはずの「大地の会」がいつの間にか3人が居なくても回っている状況が怖かった。
    自分の小さいコマの一つあったはずのモノが知らないところで大きくなりすぎて自分を脅かすの、恐ろしすぎる

    主人公が「どこから間違えた?」となんども自問していたが、そもそも人の祈りや心の拠り所を気軽に扱うべきじゃなかったんだな
    龍斎くらい振り切れていれば楽なんだろうな〜
    結末は再出発を感じられて、よかった

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    2024年09月16日
  • 家族写真

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    ネタバレ

    家族がテーマの7編の短編集です。面白くて笑える物からちょっと寂しく切ない物まで楽しめました。

    『肉村さん一家176kg』は家族3人でダイエットに励むお話ですが、お気楽すぎて絶対痩せる日は来ないな~。でも幸せそうだからそのままで良い感じ。

    『磯野波平を探して』はそうそう、波平さん54歳という年齢に衝撃です。70過ぎだと勝手に思い込んでいましたからね。

    『プラスチック・ファミリー』は一人暮らしの男性がゴミ捨て場から昔好きだった女性に似たマネキンを持ち帰り、更には子供のマネキンまで購入してニセ家族を楽しむお話。ラストの決断は意外だけどちょっと安心もしたかな。

    『住宅見学会』は迎える家族も見学

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    2024年09月15日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    就職を諦め、大学院進学を志す映画研究会の高橋真矢。アルバイトとして民俗学の准教授のカメラマン兼助手として同行する「座敷わらしの右手」「河童沼の水底から」「天狗の来た道」の3篇。

    座敷わらしと河童のお話が実は大昔の子供の間引きが関係しているかもしれないという説にはびっくりです。現地調査でそれらしき物が現れるのは真矢の目の前だけで布目准教授の前には現れない。真矢には得体の知れない物を引き付ける何かがあるのかしら?

    天狗の北欧精霊説も面白いですね。天狗の渡したコインはどうなったのかな?

    最初はこのコンビどうなるのかと思っていたけど、ちょっと恋愛感情が芽生えた様子。二人の今後も見届けたいし、続編

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    2024年09月08日
  • 金魚姫

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    予想はできていたけど、次のページを捲ったときの衝撃!多くの方と共有したいですね。暗〜く、厳しい社会人生活がリアルで面白いし、その後の金魚姫とのめぐり逢い、その水でいいの?の不安、読み応え十分なお話しでした。

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    2024年08月26日
  • 押入れのちよ

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    相変わらずライトでかなり読みやすい。
    ホラーものが多く感動系が少ないのが珍しい。
    ホラーと言っても笑えるようなものが多くゾクゾクするタイプではない。

    コールが面白かったのと、
    表題作は今まで読んだ話の中でもトップ10には入るほど好きだった。

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    2024年08月23日
  • あの日にドライブ

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    主人公の伸郎は妻帯者で2児の父であります。元はなぎさ銀行の行員を勤めていましたが,ある出来事を機に行員を退職することに。そこで転職活動中に「45万円の収入可」という文言を目にし,タクシー会社に勤めることに。とは言っても45万円の収入を得るには歩合制のタクシードライバーにとってはどれだけ上玉の客を拾えるか,が重要になってきます。この作品は伸郎が自身の人生に悔悟の念を抱いている状態でスタートします。「あの時ああしていればな」と人生を振り返るとそう思ってしまう瞬間が多々あります。人生の「タラレバ」の瞬間はそこかしこに転がっています。人生という旅路を曲がり角で一々表現しているところが自分的には印象的で

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    2024年08月15日
  • なかよし小鳩組

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    オロロ畑の続編。
    外部の人間から見ると広告業界って、胡散臭さを感じてしまうが、さらにこの本読んで強まったかも。でもコレはフィクションですから、面白かったですみます。ツッコミどころも満載です、フィクションですから。

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    2024年08月14日
  • ワンダーランド急行

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    こういうパラレルワールドのお話は好きです。
    凄く面白かった〜!映像化されれば受けると思うなぁ!
    【ネタバレ】結局元の世界には帰れず、更に旅が続くと言う終わり方ですが、その先の旅を見てみたいと、少し欲求不満にさせられました。それくらい面白かったと言う事ですが、、、

    最近の『世にも奇妙な物語』は視聴率も下がって、昔の方が面白かったとの意見がある様ですが、この話を是非映像化して欲しいですね!視聴率挽回出来ると思います。
    荻原浩の作品でSF物は初めて読みましたが、またこの手のお話を書いてもらいたいです。

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    2024年08月13日
  • 花のさくら通り

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    なんか地域の問題を楽しくだけど課題も伝えてくれて今の日本の小組合の実態かも。
    個性がある登場人物で商店街の良さ、ン?と思うところなどをちゃんと書いてくれてた。
    いいよね〜!

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    2024年08月08日
  • オイアウエ漂流記

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    それぞれのキャラが立っていて面白かった。
    前半の飛行機遭難の場面が長すぎた。もっと島の苦労やお笑いを入れて欲しかった。
    ただ、楽しく読めた。

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    2024年08月01日
  • ストロベリーライフ

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    東京でデザイナーとして働く恵介が、父親が倒れたことをきっかけに実家に帰り、イチゴ農家をすることに、兄弟の思惑に巻き込まれつつ、自分のやりたい事を成し遂げていく。

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    2024年07月30日
  • ストロベリーライフ

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    仕事なんてどれも大変だ。
    ましてや独立したデザイナーの仕事も酷しいと思う。
    それに加え農業の厳しさの描写が、かなりリアルだった。だからこそ、一挙に読めた
    この人の母親に田舎でずっと兼業農家をしている人たちを重ねると、本当に頭が下がる。
    休めばいいやんって思うが、身体は動いてないと休んでいる以上に疲れるらしい(うちの親がそうだ)
    そんなお母さん。
    だからこそ、恵介もその気持ちがわかるのだろう。この物語は、
    すてきなストロベリーライフが最終的に完成したが、これから先がまた大変だろう。
    のちのこの家族みてみたい。
    と、母が採ってくれた野菜を毎日いただきながら、本ばかり読んでる私は感謝の念を忘れてはい

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    2024年07月28日
  • 押入れのちよ

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    ネタバレ

    ホラーは大の苦手ですが、裏表紙の解説を見て何と無く読む事に。
    押入れのちよは怖いというかドジな感じが可愛いらしく、こんなお化けが居たら時々我が家にも現れて欲しいと思ったけど、悲しい記憶が甦るのは切なく悲しかった。

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    2024年07月27日