荻原浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
独立はしたが、めっきり仕事の無くなったグラフィックデザイナー・恵介。ある日、故郷・静岡で農業を営む父が脳卒中で倒れ、収穫期真っ只中のイチゴの世話を”とりあえず”することにーーとくれば、ははぁ、いずれイチゴ狩り観光農園とか始めるのかね?と思ったら……まんま思った通りに展開しましたよ(笑)でもそこはやはり荻原作品、登場人物のキャラがみな立ってるのでその掛け合いが面白いし、夢のある読後感でほっこり和めるというか、優しい世界だな~と。家族小説であり、お仕事小説でもあって、軽いタッチで描かれるお話ですがなかなかに深いです。農業を”本業”にせず、みんなで”兼業”して継続していくーーなるほど、今の日本に、日
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Posted by ブクログ
ホームレスまで転落した男達が新興宗教を立ち上げて1発逆転というありそうでなかった設定。前置きもあまり長くないので序盤のダラダラもなく飽きずに読み進めることができた。
主に上巻では路上底辺生活から新興宗教ビジネスを始めじわじわと這い上がっていく様を、下巻では男達の過去、急速に築き上げた新興宗教や人間関係が目まぐるしく変化しつづけクライマックスへ。
砂場で作ったお城の様に、積み上げるのが簡単であるが崩れる時もまた一瞬。何か欠けている事に気づいてそれを無視して積み上げようにも、元の状態に戻す事もできず、何かの拍子に一気に崩れ無くなってしまうような儚さ、忙しなさ。
しかし何度でもやり直すことができ -
Posted by ブクログ
ネタバレまだ途中なんだけど、これは面白い。
カマキリとハリガネムシ、この両軸が進むのいい。
不気味。自殺者のくだりはもう心霊ホラーになってるよ。
主人公が高揚してくのも良くて、ファーストアタックから一気に進まない。まだ冷静なところも高得点
科学考証ちゃんとしてるハードSFだ。
そうか、B級じゃない。
ハリガネムシがまずは巨大化して、カマキリも寿命が伸びて洗脳していく。理屈がある。本気であり得ると思わせるディティールが本当に素晴らしい。
熊本の時にあった、ただ吠えて食らいつくっていうワンパターンではなく。ゴキブリを家で見つけてしまった時の恐怖にクライマックスは落とし込む。
首が動き、ジーッと動か -
Posted by ブクログ
過去の時代はいつの時代も大変。
現代の平和さに幸せを感じる一冊でした。
そして人間の愚かさと、自分勝手さを感じました。
怖いけれど面白かった!
様々な時代の登場人物がいるけれど、
昔の人は大変、、、。
いつの時代も死が近くにあり、怖く、苦しくなるような話が多かったです。
そんな中でも大切な人を助けに行くシーンや、思いやる人々もいて心があたたまりました。
現代の自分は、平和に生きられているだけでもとても幸せなことだと改めて思いました。
私の悩みも昔の人に比べれば大した事ないように思います、。
怖い話が多い中、「ばあばの石段」はほっこり幸せを感じられるお話で好きでした!