荻原浩のレビュー一覧

  • ママの狙撃銃 新装版

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    個性的な表紙
    マイホームを手に入れた主婦 曜子
    ある日突然 電話がかかってくる。
    何十年の昔の知り合い
    かつての仕事の依頼主 題名の狙撃銃に関する仕事
    ありえない設定にも関わらず 面白い
    引き込まれていく
    内容はめちゃくちゃに等しいが 何故か人の気持ちを掴んでしまう。
    一気に読み終えました。

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    2022年01月28日
  • 月の上の観覧車

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    どの話も過去への懐古と言った感じですね。登場人物は学生でもなく20代でもなく
    40代、50代が多いです。田舎が出てくるシーンが多いので田舎から上京してきた人には懐かしさを感じるのかもしれません。タイトルにもなってる「月の上の観覧車」が1番好きです。感動しました。
    この本はどちらかと言うと、若い人より登場人物と同じ年代の方が読むと感情移入もでき感動するかと思いました

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    2021年12月13日
  • 押入れのちよ

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    表紙がいかにもホラーっぽくてホラーが苦手な私は中々読んでなかったのですが
    評価が良いので読んでみたら思ってたホラーと違って幽霊系のホラーでは無いので昼間でも読めるくらいのホラーレベルです。
    介護の鬼はめちゃくちゃ怖かったです。あとの話は特に怖くはなく世にも奇妙な物語みたいな感じですね、
    表紙になってる押入れのちよは、面白く感動する話でした。

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    2021年12月09日
  • ちょいな人々

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    巨人ファンなので「くたばれ、タイガース」を読みたくて購読しました。思っていた通り、おもしろかったです笑
    荻原浩さんの短編は、どれだけ読んでも失敗はないかなと思います。

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    2021年09月29日
  • ひまわり事件

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    ネタバレ

    子どもたちと老人たちの気持ちというか、思いというか行動あれこれのすれ違いが面白くて、コーヒー屋で読んでいるのを忘れ、声に出して笑ってしまったり、こうはならないでって思っていたところで、仕方ないけどやっぱりそうなる…ところでは泣かずにはいられなかった。

    幼稚園児4人組…ちょっと大人すぎるかな…なんて思ったけれど、エンターテイメント小説として、とても楽しめた。

    そして、最後の一文はとても素敵だと思った。

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    2021年09月24日
  • メリーゴーランド

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    ちょっと前の作品なんで、今の役所が、こんな気楽な仕事してるかは分からん。
    民間企業にはないわな。「今日、何して暇潰そう?」とか。
    「今日中に出来るかな?」とかは、あるあるやけど。
    民間企業(それも過労死続出)から、地方都市の市役所へ。
    よくある箱モノだけ作って、後は赤字垂れ流し…
    その一つテーマパークへ出向、そこには、元役所勤務OBが、何もせんといっぱいおる。
    頑張れ主人公!
    役所に勤めた事ないから、知らんけど、言葉が通じん。みんなが納める税金で飯食って何してんねん!って感じ。
    頑張って建て直すが…
    何か、国会議員とかに振り回される官僚を思い浮かべる。上が変わるとガラリと何もかも変わる。
    何か

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    2021年09月23日
  • さよならバースディ

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    研究事というのは、何をもって成果があった、と判断するのか不明瞭であり、研究者の主観が強いなと思います。バースディは、最後悲しい事実が待っていましたが、物語を通して研究に携わる人と本当の家族のように関わっていました。田中さんにとって、この研究はきっと大成功だったのだと思います。

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    2021年09月17日
  • 月の上の観覧車

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    振り返ることへの悲壮感と感傷深い何かが上手く描かれていて、とても切なくなる。ただ切なくなるだけじゃないのがこの小説の良いところ。全編面白かったです

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    2021年09月16日
  • あの日にドライブ

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    正直、読み始めは、堕落した中年男性のだらしない日常の話か…となかなか読み進められず失敗したか、と思った。
    しかし1/3を読み終えたくらいからどんどん面白くなり読み止められなくなった。主人公の牧村の妄想はぶっ飛んでいるけど続きが気になった。
    妄想や現実逃避ばかりをする主人公はとてもリアルで人間らしく、共感できる部分も多かった。
    この物語を読んで、今までの人生のたらればは誰にでも沢山あると思うが、変えようのない「今」が一番大切で、その「今」はこれまで積み上げてきたたらればばかりの過去があるからこそのものだということを実感した。
    「今」をどう生きるか、どう楽しむかが重要だ。

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    2021年08月28日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    いやー本作もくだらなくて最高だった。
    でもみんな夢を持ちつつもうだつが上がらない生活に兆しが見えてて羨ましくもあった。
    ええなあ

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    2021年08月09日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    読みやすかった。
    怖くないと思っていたところでいきなりワ!と驚かされる感じで飽きなかった。主軸の二人がイイ。

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    2021年08月07日
  • 極小農園日記【毎日文庫】

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    荻原浩さんの初エッセイ集。過去にたまたま直木賞の受賞作と出会って、その後折に触れ読んでいた作家。自宅の庭の小さな農園の苦労話とその他の話題で、どれも面白い。最初の話が13年前の連載だそうで、コロナ禍でオリンピックが開催されている現在から見ると、一昔前の話という感じがしなくもない。

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    2021年07月31日
  • ギブ・ミー・ア・チャンス

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    全部で8編の短編集。探偵、歌手、マンガ家、CA,市役所観光課の職員、女優志望、小説家志望、お笑い芸人、皆がギヴミーアチャンス、もう一度チャンスをと、願っている。皆、あえいでいる、ジタバタ生きてる。いいな。頑張ろう、いつもギヴミーアチャンス。

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    2021年07月30日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    ネタバレ

    民俗学専攻の大学准教授・布目と、その助手のアルバイト学生・真矢。性格など正反対なようで実は息の合った二人が繰り広げる”もののけ”珍道中。
    座敷わらしに河童に天狗。
    そんなの単なる迷信でしょ、今どきそんなのいる訳ないじゃん、とスルーしたくなる”もののけ”を探し出して撮影する、意外とハードなフィールドワーク。

    古来から日本に言い伝えられている数々の伝承。
    その摩訶不思議な存在や言い伝えなど、聞いてるだけで背筋がゾクッとしそうだけれど、それらをコメディタッチに描いてあるので読みやすい。
    そして調査する二人の軽快なやり取りも微笑ましかった。

    「妖怪の正体を知ることは、この国の正体を知ることでもある

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    2021年07月09日
  • 逢魔が時に会いましょう

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    いい意味で軽く読める文書で座敷わらしの右手、河童沼の水底から、天狗の来た道と割と話もくっきりと分かれているので本が苦手な人でも読めそうだなと。私的には座敷わらしの話が1番好みだった。
    いつか続編が読めたらいいな、、、。

    印象に残った文
    p.44の11行目〜この目で確かめてもいないのに、頭から否定するのは正しいのだろうかって。
    p.191の11行目〜そうか、日常のすぐ近くには非日常がたくさんあるんだ。古さの中にも新しさがあり、平凡の中にも名場面がある。

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    2021年06月21日
  • 家族写真

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    色々な、家族に関するお話。
    結婚しようよ… 娘の結婚を機に、ありし日の妻に想いを馳せ、再度人生の再スタートを切る
    磯野波平を探して…歳をとっても、無理に肩肘張る必要はない、と言ってくれるような話
    肉村…ダイエットの話
    住宅見学会…見栄を張ってもしょうがない、というかどこのお家も何かしら悩みは抱えている…という話
    しりとり…小君よく話が進み、面白い。なんだかんだで愛されてるお父さん。
    家族写真…ほっこり

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    2021年06月20日
  • ちょいな人々

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    ちょい悪に憧れるお父さん、いじめ問題、もしも猫と犬が喋ってたら、音声入力ができる携帯ができたら、阪神ファンの婿殿が挨拶に来たら、お隣さん同士が庭仕事を巡って争う話、カリスマ的人気を出した占い師の話…と数々のコメディ、ユーモアあふれる短編集。

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    2021年06月20日
  • 砂の王国(下)

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    面白かった。でも、この終わり方だと、続編を期待してしまう。
    ハマって、それが正しいと思った人は強いね。ある意味怖いけど。

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    2021年06月17日
  • さよならバースディ

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    素敵な女性から素敵な作品をお借りして読み終わりました。バースデイのしぐさや、周りの人達とその情景がリアルに伝わってくる素晴らしい作品だと思いました!。荻原浩さんの作品をもっともっと読んでいきたいです!

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    2021年06月05日
  • 幸せになる百通りの方法

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    くだらなくて、情けなくて、でも人間臭い、どこかにいそうな人間模様。

    大きく感動したりしないけど、少し救われる短編集。

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    2021年06月01日