荻原浩のレビュー一覧

  • 笑う森

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    ネタバレ

    5歳の男児が神森で行方不明になった。
    同じ一週間、4人の男女も森に迷い込んでいた。
    拭えない罪を背負う彼らの真実と贖罪。

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    2026年02月14日
  • 笑う森

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    面白かったです。思いがけない展開の連続でした。特に真人君のasd傾向の設定がとても良かったです。真人君のファンになりそうです。真人君だから5日6日目を乗り越えられたのでしょうね。

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    2026年02月13日
  • 笑う森

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    うっかり寝る前に読み始めて、徹夜で読んだ。
    装丁からなんとなく難解な内容なのかな?と思っていたが、個性ある登場人物が複数出てきて、森の中でのいろいろな物語が時系列を移動しながら語られるのが面白くて、読むのがやめられなかった。キャラクターもみんな魅力的。
    冒頭で結末がわかっているのも、読んでいて悪い意味でハラハラせずに済んだし(かといってそのせいで物語がつまらなくなるわけでないところが上手い)最後の物語も、好き嫌いはありそうだけど個人的にはめちゃくちゃ刺さった。こういうの大好き。
    久しぶりに時間を忘れて最後まで読み切れる本に出会えてうれしい。睡眠不足だけど。

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    2026年02月11日
  • 噂

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    ドラマを見てるみたいで、とっても楽しかった。
    読みやすく、いつもは読みながら違うことを考えちゃうけど、それがなく、とっても引き込まれた。
    あの二人のチームで、シリーズものにしてほしかった。

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    2026年02月04日
  • 楽園の真下

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    ネタバレ

    面白かった。
    巨大なカマキリに襲われる。巨大な寄生虫に寄生される。荒唐無稽な話だが、実際の生態を挟みながら少しだけありそうな話として展開していくので続きが気になってどんどん読んでしまった。最後の方はもう完全にファンタジーなのだが、臨場感溢れる描写に虫嫌いじゃない自分でさえゾッとさせられた。ラストも一件落着!ではなく、怖いオチ。結局人間は自然事象にはとうてい敵わないのだ。

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    2026年01月30日
  • 海の見える理髪店

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    溢れ出る「こういうのでいいんだよ」感。

    表題作の海の見える理髪店の展開にガツンとやられ、どの短編でも情景や儚げさを見事に表現されている。解説にもあるけど各物語のアイデアが素晴らしい。
    荻原浩は月イチぐらいで摂取したくなる。

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    2026年01月15日
  • 噂

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    衝撃のラスト一行に瞠目!
    ということでラストを楽しみに読み進めた。
    そして予想どおり笑、夢中になり過ぎてラスト一行のことを忘れ・・・
    正にラストの一行はヒョエ〜!!でした。
    いやぁ、そう来ましたか!いやはや動悸が・・・

    荻原浩さん、最近読んだ『笑う森』とは全く違う趣で本作は比較的初期の頃の作品。
    口コミを宣伝戦略にするというのは、今の時代ではメジャーだが、今から二十年前の作品でそれを題材にされたという先見性がまず凄い。

    連続殺人鬼である「レインマン」の正体には気付くことができたが、読者向けに割と分かりやすく描写されている。ということは、これ以外にも何かあるな・・・と思わせる演出がまた巧妙だ

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    2026年01月16日
  • 明日の記憶

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    これは重い物語だ。
    この作者の筆だからこそ読めたけれど、他のものは駄目だった。ちょうど 自分の夫が冒頭の主人公と似たような状況にあったからだ。
    自分の記憶があやしくなっていく感覚ほど恐ろしいものはないと思う。自分の視覚が、自分の聴覚が、信じられなくなっていく。当然周囲のひとのことばも行動も はてはそれが誰であるかも。

    認知症の経過は個人差が激しいが、共通するものの多くがここにある。知ってさえいれば備えておけることも多い。自分自身が今 という方には恐ろしすぎるかもしれないが、このラストは美しい。

    長谷川式で自分でチェックしてみて大丈夫そうだったから最後まで読みきれたのだが、診断がおりたあとだ

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    2026年01月11日
  • 神様からひと言

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    宗教的な話では全くない。
    コミカルで面白く読みやすいがじんと来るものがある、さすが荻原先生 と思った。日本のサラリーマンというものをまだ知らない若いひとにも、イヤっちゅうほど知ってしまった方々にもお勧めの一冊

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    2026年01月11日
  • 噂

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    新年1発目から
    とんでもない小説に出会ってしまった

    見事な伏線回収
    そして静かに迫る犯人の影…。

    スリリングな展開にページを捲る手が止まらなかった。

    呆然と圧巻のサイコ・サスペンス小説

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    2026年01月06日
  • 海の見える理髪店

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    それぞれの舞台や情景を、色味も含めて想像できる短編集。穏やかな物語の中に、ハッとさせられたり大転換が時折忍ばせてあり、読み進めるのが楽しい。

    海の見える理髪店、いつか来た道、成人式がとくにお気に入り。

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    2026年01月01日
  • 笑う森

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    殺伐としたそれぞれの“くまさん”の事情が語られるけど、読後は暖かい気持ちになれた。読んで良かったなと感じた。
    最後の“くまさん”の独白が面白い。

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    2025年12月08日
  • 明日の記憶

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    広告代理店営業部長の佐伯は五十歳にして“若年性アルツハイマー”と診断される。仕事では重要な案件を抱え一人娘の梨恵は結婚を間近に控えていた。


    同世代といっても五十代のシッポの方の私と佐伯とでは少し違うかもしれない。ましてや妻の枝実子は四十代だ。
    でも やっぱり自分自身とおきかえて読んでしまう。
    佐伯になったり枝実子になったり…。


    失っていく記憶を補う為にとったメモでスーツのポケットを大きくふくらませ、人の表情に神経を尖らせ、それでも娘の結婚式まではと職場に居続けようとする佐伯。
    病に良いといわれる魚や緑黄色野菜や発芽玄米を夕食に並べ 帰りの遅い佐伯をずっと待っている枝実子。

    恐かったよ

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    2025年12月03日
  • 笑う森

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    ある少年の失踪事件。いろいろと解き明かされていく真相。

    この少年がとても魅力的で、かつ荻原浩氏の作品らしく、ちょっぴり残念な人たちが繰り広げる物語がたまらなく面白いのです。「早く先を読みたい!」と駆られるように最後まで読みました。

    この本は書店ですぐカバーを掛けてもらったので、読み終えてカバーを外したときに帯を見るまで気づかなかったのですが、中央公論文芸賞を受賞したのですね。納得です。

    あの少年にまた会いたくなって、再読することは間違いありません!

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    2025年11月23日
  • 噂

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    香水の販促PRでニセの口コミ・噂話を流すと、その通りに足首から先がない殺人事件が発生してしまい、その真相を追う、お話(?)。

    警察男女バディが真犯人を徐々に追い込んでいく王道(?)ミステリーではあるが、、。最後のひっくり返しに、げろこわっ、となった。

    iモードや出会い系などが出てくるひと昔前の作品ながら、口コミや噂の怖さみたいなものが現代にも通ずるようでなかなか。

    じわりじわりと真相に近づいていく形でドキドキハラハラしながら読み進められましたな。


    どんでん返し作品とは聞いておりましたが、まさかあの人がねぇ、、、。

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    2025年11月22日
  • 笑う森

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    文章のテンポがとてもよくてスイスイ読めました。
    最初、今まで読んだことない構成だなと思っていましたが、読み進めるにつれてなるほど!と読む手が止まりませんでした。
    最後の真人くんと岬さんのやりとりに涙しました。

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    2025年11月16日
  • 笑う森

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    神森と呼ばれる小樹海で行方不明となった5歳児、
    真人(まひと)。真人はASD(自閉スペクトラム症)で、一週間後に無事保護される。
    無事に発見された喜びの一方、母親の岬は、空白の一週間による真人のさまざまな変化に違和感を感じる。

    神森で真人の身に何があったのか・・・
    そこには複数の男女と、神森の神秘が隠されていた。


    あらすじと装丁から、ホラー要素でもあるのかとドキドキしていたが、いい意味で全く違った。
    登場人物が、みな個性豊かで様々な事情を抱えていて時に笑いあり涙ありで面白い。
    人間の内面を丸裸にしたような描写のせいだろう。
    森という大きな存在の前では人間なんてちっぽけで、その懐に入ると、

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    2025年11月06日
  • 金魚姫

    匿名

    購入済み

    不思議で悲しい物語でした。
    けれど確かに彼とリュウとの間には素晴らしくて楽しい時間がありました。

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    2025年11月01日
  • ハードボイルド・エッグ 新装版

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    長い間読み逃していた小説。これまで読んだ荻原浩さんの小説はどれも好きだけど、これは更に別格。レイモンド・チャンドラー/フィリップ・マーロウへのオマージュが充分伝わりました。

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    2025年10月23日
  • あの日にドライブ

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    ネタバレ

    「もう一度人生をやり直すことができたら、どこからだろう」というお話です。

    主人公は銀行を不本意に辞めることになって、「こんなはずでは」と思いながらタクシーの運転手をやって、そこでもなかなかうまくいかずに、家族とも折り合いが悪い。

    「どこで間違ったんだろう。あの道を違う方向に曲がれば人生は変わっていたんじゃないか」
    人生なかば、誰もが思うことですね。自分も思います。
    悩みますよね。もがきますよね。そしてどこにも行けない。

    主人公は、そんな中、自分なりに試行錯誤の中で、仕事にも家族にも少し明るさが見えてきて、「自分の選んだ道が最善ではなかったかもしれないけれど、またちがった人生もあったかもし

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    2025年10月25日