荻原浩のレビュー一覧

  • 砂の王国(上)

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    元証券マンの主人公がホームレスに転落し、ホームレス仲間と3人で新興宗教を始める話。めちゃくちゃ好き。

    ホームレスになり、100円拾ったけど110円のパンが買えないというような描写やそこからお金を貯めていくところ、新興宗教に至る所までリアリティがあってワクワクする。めちゃくちゃイケメンで寡黙なホームレス仲村と、胡散臭い辻占いの龍斎、元証券マンの主人公という3人のキャラクターも好き。実写化したら流行りそう

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    2026年04月09日
  • 噂

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    ネタバレ

    最後の1行驚き!
    読みやすい文体だったからすごく早く読み終わった
    理解力無さすぎてわかってないところ絶対あるなって思った
    また読みたい

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    2026年04月06日
  • 笑う森

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    真人が行方不明の間にたくさんの人に出会い生きるために本能で受け入れたものや学んだことそれらが解放された瞬間を見れて最後は涙が止まらなかった
    またお母さんもとても強くてかっこいい
    最高の小説だった

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    2026年04月04日
  • 明日の記憶

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    アルツハイマーは体が生きることを忘れていく。
    玄米は彼女の問題を改善し助けた。私のことも助けてくれるだろうか。
    記憶の死は、肉体の死より、具体的な恐怖。

    私たちは自分の人生を生きていて、それは脳の中で でたくさんのことを積み重ねて記憶として積み上げでいる。
    結婚、子供、友人との日常の思い出を少しずつ、思い出せなくなっていく、少しずつゆっくりとなのかもしれないし、作中で繰り返させれるフィラメントが切れるという表現のように唐突にくるのかもしれない。
    小説は主人公の視点で進むが、終盤の検査の際に妻が首を縦に振っていたというシーンが一瞬客観的な視点であることが、冷たくと感じるとともにリアルなんだなと

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    2026年03月31日
  • 噂

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    小暮、名島の男女コンビの刑事がレインマンという都市伝説と同じ犯行に踊らされる話。「噂」に踊らされて何が本当で、誰が敵なのかわからない状態で、小暮刑事はあっちに行ったりこっちに行ったりで大変そうだった。でも名島警部補が女性特有の視点と冷静な判断で真相に近づいていってて気持ちよかったです。いいコンビだった〜。
    ただ、最後の数ページで雲行きが一気に怪しくなり、もうその時点でちょっと嫌な予感はした。まさか、いやあの特徴的なフレーズは出ないでくれ〜と思いながら最後の言葉………。急に辛い気持ちになる…。綺麗なオチ(最悪だけど)で一冊として綺麗に纏ってたなと思いました。

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    2026年03月28日
  • 楽園の真下

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    表紙イラストのインパクトとあらすじから虫苦手な人は絶対読まないと思いますが、モンスターパニック好きにはとてもオススメです。

    本書の奥付け紹介文にも原浩版ジュラシックパーク。と書かれている通りジュラシックパーク好きならきっと好きになる一冊!

    過去に悲しみを背負うライターの主人公が、
    日本で最も天国に近い島と謳われる「志手島」にて長さ20センチ近くのカマキリが発見され、更には相次いで現地で自殺者が出ている。と言うネタを編集部の依頼から取材にいく冒頭シーンから始まり、島で研究に没頭するシニカル姉御肌生物学者と出会い共に巨大カマキリ探索に向かうのだが‥!

    と言うB級ホラー感溢れる一品となっていま

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    2026年03月26日
  • 笑う森

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    ASDの5歳児が樹海で迷子になり生死を彷徨うという、子供を持つ親だと考えたくもないシチュエーションを描いた本。でも最初に子供は無事ということがわかるので安心して読める。

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    2026年03月26日
  • 金魚姫

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    過去と現在が交差して物語は進んでいく。お祭で取った1匹の金魚との出会いが、仕事人生をかえていく。
    最後のシーンは涙無しには読めない。

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    2026年03月19日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    【作品紹介・あらすじより】

    いてくれるだけで満たされる――
    猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、
    猫尽くしのオリジナル・アンソロジー!

    荻原浩「猫は長靴を履かない」
    叔父さんから遺産として譲り受けた猫のわびすけ。
    わびすけが僕の生活にもたらしたものとは――。

    石田祥「ツレ猫婚」
    35歳にしてお見合いをすることになった七緒。
    やってきた男性は、究極の猫好きで――。

    清水晴木「いちたすいち」
    人づきあいが苦手で不眠症気味の成美が、
    コインランドリーで出会った黒猫。
    ひとりと一匹の距離はすこしずつ縮まり……。

    標野凪「猫のヒゲ」
    娘の頼みで自分と同じ年の老猫を迎え入れることになった葛。

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    2026年03月17日
  • 噂

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    女性を殺害し足を切断する殺人鬼に殺されない方法はある香水をつけること。これは香水の販売側が流したデマ。デマのはずが同じ殺害方法の事件が発生。
    高校生の娘を心配しながら捜査する中年刑事。

    最後の一行は面白い!
    やっぱり流行の発信源は若者だよね。

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    2026年03月13日
  • 砂の王国(下)

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    ネタバレ

     龍斎にひたすら惹かれました!!!
     胡散臭い占い師でありながら、確かな実力は持っている。恵まれない幼少期を過ごした。自著の売れ行きが伸びると分かりやすく上機嫌になる性分。眼鏡と関西弁。全てに人を惹く魅力を持っている。
     光岡も良いキャラクターでしたね。プロの仕事人として、金を受け取った以上はキッチリと役に入り事をこなす。裏家業の人間だということがすぐに分かる人相をしているというのもその筋の人間として割り切っているようで好感が持てました。 山崎も、等身大の人間としての苦悩を持ち、苦労人として描写されていたのが、他の宗教幹部と違いかなり身近な人間として描写されていたので、勝手な親近感を抱いていた

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    2026年03月05日
  • 砂の王国(上)

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     何もかもを失った者が、再び栄光を取り戻すべく奮闘するお話。私も一時期ホームレスをしていましたので、冒頭は共感出来る部分もかなりありました。
     作品としては、人間の精神の脆弱さを主軸として描かれている気がします。 鬱屈とした日々を過ごし、現状を打破してくれる救世主を求める人。心の弱みを看過され、相手は超常的能力を持っていると誤解し傾倒する人。自らを評価して欲しいと願い、自己顕示欲求に呑まれる人。実体を伴わない形だけの宗教に入信する方々だけでなく、運営をする人間にも心に脆弱性はあり、誰しもが渇望を抱えて生きているのだという主張があるように私は感じ、またその描写に心打たれました。
     張りぼての宗教

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    2026年03月05日
  • 噂

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    めーちゃめちゃ面白かったです!無理矢理ではなく、ちゃんと書かれた上でこちらが騙されるので気持ちいい〜!平成を感じました。

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    2026年02月24日
  • 明日の記憶

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    若年性アルツハイマーの話し
    症状が悪化していく過程がリアル
    「あれ?なんだっけ?」から周りの反応とか
    荻原先生、何冊かしか読んでないけど、今のところ最高作

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    2026年02月23日
  • 月の上の観覧車

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    男性、女性両方からの物語が収められていて良かった。偏見だとは思うが、この年代の描く女性の物語は違和感があり共感出来ないことが多いが、今回はウンウンと大きく頷きながら読めた。

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    2026年02月22日
  • 笑う森

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    ネタバレ

    5歳の男児が神森で行方不明になった。
    同じ一週間、4人の男女も森に迷い込んでいた。
    拭えない罪を背負う彼らの真実と贖罪。

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    2026年02月14日
  • 笑う森

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    面白かったです。思いがけない展開の連続でした。特に真人君のasd傾向の設定がとても良かったです。真人君のファンになりそうです。真人君だから5日6日目を乗り越えられたのでしょうね。

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    2026年02月13日
  • 笑う森

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    うっかり寝る前に読み始めて、徹夜で読んだ。
    装丁からなんとなく難解な内容なのかな?と思っていたが、個性ある登場人物が複数出てきて、森の中でのいろいろな物語が時系列を移動しながら語られるのが面白くて、読むのがやめられなかった。キャラクターもみんな魅力的。
    冒頭で結末がわかっているのも、読んでいて悪い意味でハラハラせずに済んだし(かといってそのせいで物語がつまらなくなるわけでないところが上手い)最後の物語も、好き嫌いはありそうだけど個人的にはめちゃくちゃ刺さった。こういうの大好き。
    久しぶりに時間を忘れて最後まで読み切れる本に出会えてうれしい。睡眠不足だけど。

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    2026年02月11日
  • 噂

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    ドラマを見てるみたいで、とっても楽しかった。
    読みやすく、いつもは読みながら違うことを考えちゃうけど、それがなく、とっても引き込まれた。
    あの二人のチームで、シリーズものにしてほしかった。

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    2026年02月04日
  • 楽園の真下

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    ネタバレ

    面白かった。
    巨大なカマキリに襲われる。巨大な寄生虫に寄生される。荒唐無稽な話だが、実際の生態を挟みながら少しだけありそうな話として展開していくので続きが気になってどんどん読んでしまった。最後の方はもう完全にファンタジーなのだが、臨場感溢れる描写に虫嫌いじゃない自分でさえゾッとさせられた。ラストも一件落着!ではなく、怖いオチ。結局人間は自然事象にはとうてい敵わないのだ。

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    2026年01月30日